バトルメイドプロジェクト

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三安産業が開発したバイオロイドシリーズの一つ。
最初のバイオロイドとも言うべきラビアタ・プロトタイプをベースとし、名の通り「戦えるメイド」というコンセプトで作られている。
元々は軍隊に劣らない火力を持ったテロリストと政府軍の攻撃で個人の安全を完璧に保障できるよう家庭用メイドに戦闘能力を導入する実験計画だったらしく、シリーズ名に「プロジェクト」と付いているのはそれが理由だろう。
ある意味、最もバイオロイドの本質に忠実といえるシリーズ。
連合戦争で軍隊の構成に組まれた他、三安が商圏を掌握した後はマングースチームの仕事である対テロ任務を代替で遂行する事もあった。
シリーズのバイオロイド達にはいずれも蘭の名前がつけられている。
開発後半になるとだいぶ戦闘方面に偏ったようで、アリスやレアのような怪物も生まれた。
派生シリーズとして警護能力に重点を置いたコンパニオンシリーズ、農地・庭園向けのフェアリーシリーズが存在する。

三安のバイオロイドシリーズにはある程度共通して言えることだが、いずれの機体もラビアタの遺伝子をベースとして作られているせいかシリーズ内での「姉妹」としての意識が強め。
基本的に販売された順に姉だと考える*1傾向が強く、2020年3月の韓国公式FAQではコンスタンツァ、バニラ、アリス、金蘭の順に販売されたと回答している。（特殊ケースなのかアリスはハロウィンパークパニック！やロビーではバニラを妹として扱っている。）