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国旗
雷帝帝国へようこそ!
蒼い空と海に囲まれた美しき国家で、勇気(剣)と国民自身の意思(雷)が混ざり合い世界に秩序と繁栄を齎す。という意味が込められている。上下のマスケット銃には左翼と右翼に対する対立を無くし、世界に平等を与えると言う意がある。
正式名称 | 雷帝帝国 |
活動範囲 | 任天堂Switch Edition/Minecraft PE |
英名 | Lightning Empire. |
略称 | 雷国(らいこく) |
建国年 | ファクマニズム暦678年(2014年1月) |
首都 | 水上府 |
副都 | 野井和府 |
国歌 | 永遠に平和を願う国 |
通貨 | クラン |
公用語 | 雷帝語・イテラス語・アリフラス語 |
国家方針 | 積極的平和主義 |
人口 | 410676901人 |
人口密度 | 33.7人/km² |
領土面積 | 23149600km² |
水面積率 | 5.8% |
国家元首 | 129代雷帝天皇 |
内閣総理大臣・帝国議員長 | 男鹿並祐一 |
副議員長 | 阪田礪波 |
最高裁判所首席判事 | 久田浩二 |
GDP合計(2073年) | 25兆6951億クラン |
MER合計(2073年) | 23兆9302億クラン |
PPP合計(2073年) | 19兆4171億クラン |
(PPP)1人あたり | 42514クラン |
時間帯 | ALE -0 +0 |
ISO 3166-1 | LIS Z 3060 |
ccTLD | .Le |
国際電話番号 | 63 |
内閣府
宮内庁
神宮庁
近衛省
警察庁
金融庁
軍事省
軍需省
海軍省
陸軍省
空軍省
宇宙航空軍省
消費者庁
復興庁
総務省
消防庁
法務庁
検察庁
公安調査庁
外務省
財務省
国税庁
文部科学省
文化庁
スポーツ庁
厚生労働省
農林水産省
林野庁
水産庁
経済産業省
資源エネルギー庁
特許庁
中小企業庁
国土交通省
観光庁
気象庁
海上保安庁
環境省
防衛省
雷帝帝国、通称雷帝は、89の都道府県および区などからなる連邦共和制の帝国。雷帝語では雷国(らいこく)または雷とも略称される。
首都水上と雷帝本土の89の都道府県は大咲波連合とイテラス王国の間の南東中央に位置する。
水上府は南西の海沿いに位置し、北西では大咲波連合、東ではイテラス王国挟んで南極付近に国境を接している。南支凪県は南東太平洋における海の入口である。
同国は、南東太平洋と南西太平洋に12の有人の海外領土および4つの無人の海外領土を有する。2314万km2の総面積は世界第1位であり、4億1067万人の人口は世界第3位である。
同国は世界でもっとも民族的に多様かつ多文化な国のひとつであり、これは多数の国からの大規模な移住の産物とされている。
また同国の広大な国土における地理および気候もきわめて多様であり、多種多様な野生生物が存在する。
雷国は先進技術国かつ世界最大級の国家経済を有する。同国経済は、豊富な天然資源と高度な無人機械により支えられている。同国経済は無人化工業経済だとされている一方、世界最大の製造国のうちのひとつであり続けている。同国は2073年で世界の軍事支出の41%を占め、世界最高位の経済・軍事大国であり、多大な影響を及ぼす政治・文化的勢力であり、科学研究・技術革新における世界の中心的存在とされている。
西暦 | 出来事 |
---|---|
ファクマニズム暦520年 | 原始時代に東方から別大陸を経由してアルベリナ大陸(この時点では現在と大陸地形が変化している。大陸名は古代書に発見された大陸名、「ユーラシア大陸」となっていた。)には、黄色人種が生活していた。当時国という概念はなく、大陸内の多数の勢力が内戦を起こしている状態だった。 |
暦541年 | 旧アメリカ大陸(現在はエンパウラス大陸と改名)より白人が上陸、黄色人種を無差別に殺害した。(後のイテラス人種) |
暦562年 | 多数勢力が一時協力し、白人を撃退。これにより大陸内の勢力が協力体制に。 |
暦548年〜暦594年 | 黒人が渡来。白人を利用し黒人を撃退しようとしたが、黒人が中立関係を約束する事を条件に和平を結んだ。 |
暦650年 | その後、初代天皇。雷ノ山ノ尊(イカズチノヤマノミコト)が座位された。様々な法が定められ、アルベリナ大陸は一時統一された。 |
暦678年 | アルベリナ大陸の各勢力の推進により、雷帝皇国が建国された。 |
暦1124年 | 大陸内に新たな4つの国家が設立された。(大門皇国・咲波皇国・イテラス王国・アリフラス帝国)大陸名は改めてアルベリナ大陸となった |
暦1358年 | 他の国家が国名を改変。雷帝・大門・咲波は帝国。アリフラスは共和国へ。 |
暦1893年 | 第一次アルベリナ大戦勃発。アルベリナ大陸国家同士の戦争で、世界最長の戦争となった。 |
暦1900年 | 第一次大戦により侵攻されていたアリフラスは国土の半分がイテラスに占拠され、雷帝側の戦況が悪化する。 |
暦1934年 | 社会主義勢力権の政府は崩壊し、アルベリナ大陸を左右するのが雷帝帝国とイテラス王国だけに絞られた。 |
暦1945〜1955年 | イテラス王が崩御する。これにより更に戦局が雷帝側に片寄る。 |
暦1962 | イテラス王宮のレベッカ姫が国籍不明のスパイによって暗殺される。イテラス王国は雷帝帝国に対し怒りを表明し、"新型爆弾"の使用を発表する。 |
暦1970年 | 即位する予定だったラルファ12世が殺害された為王政派政治は崩壊。これを気に条約機構加盟国軍は無条件降伏書を送ったものの、王政派上層部をこれは無視する。 |
暦1978〜1988年 | アリフラス共和国軍が反撃を開始。雷帝帝国は輸出法に違反し、アリフラス共和国を援助していた。 |
暦1990年 | イテラス王国が停戦協定を提案。連合国側はそれを受託し、第一次アルベリナ大戦は一時終了した。 |
暦1995年 | 雷帝帝国の当時副総理大臣が車で移動中に暗殺される。犯人は不明。 |
暦1998年 | 新年号決定。新年号は桜雷(おうらい)。 |
暦2003年 | 第二次イテラス内戦勃発。雷帝帝国は輸出法に違反し王政派側を支援。 |
暦2006年 | 現在天皇に即位されている、当時の皇太子様が御出産された。 |
暦2009年 | 愧蘑沖にてM9.9の巨大地震が発生する。 |
暦2012年 | 政治経済が世界一位になった事を発表。 |
暦2014年 | 大門帝国に物資の定期輸出スタート。 |
暦2018年 | 国際オリンピックが水上で開催。 |
暦2020年 | 雷帝帝国海軍の輸送艦が撃沈。国籍不明艦が攻撃を加えた模様。 |
暦2025年 | 128代雷帝天皇、崩御。 |
暦2036年 | 首都を野井和から水上に変更。 |
暦2047年 | イテラス王国と雷帝帝国が平和条約を結んだ。事実的にはイテラス王国の無条件降伏である。 |
暦2074年 | 大門帝国及び咲波帝国が統合。世界2位の巨大国家が建国された。経済が一時連合国家に偏り、株価が一時暴落する。 |
南東戦線(1894〜2047)
南東戦線は第一次アルベリナ大戦の局面の一つで、雷帝帝国や旧大門帝国、旧咲波帝国など連合国と、枢軸国の戦争における雷対伊局面を連合国側から見た呼称である。イテラス側の名称は1893年10月24日にアリック内閣が閣議で「大国間戦争」と決定し、ルーカサス大事変も含めるとされた。
当時の雷帝帝国首相、靫藁迦羅房は、イテラス王国との関係をよくするための雷伊交渉を継続しようとした。しかし、マリルファン王は雷伊交渉を打ち切って、開戦を主張した。両者は対立し、結局、反戦主張派のルーザン内閣は総辞職した。
1893年8月グリッパン内閣が成立する。
9月に出された雷帝帝国側の提案(有志帳)は、 「 アリフラス共和国サルシスからのイテラス軍の全面撤退、サルシス国の否認 」 などルーカサス事変以前の状態への復帰を要求するものだったので、雷伊交渉成立は絶望的となった。
1893年10月20日イテラスは、瑠璃野島を奇襲攻撃する。
イテラスは雷帝帝国、旧大門帝国、旧咲波帝国に宣戦布告を行い、南東戦線が始まった。
雷帝帝国への事実上の宣戦布告である交渉打ち切り通告は、在雷イテラス大使館の不手際で、瑠璃野島奇襲攻撃開始後になってしまった。「 イテラスの不意打ち 」 は雷帝帝国に衝撃を与え、以後、戦争中 「瑠璃野島を忘れるな」のスローガンが叫ばれた。
1894年2月、沙里末島の雷帝軍が降伏する。
2月からイテラスは、アリクラファー島に上陸、旧咲波軍が降伏する。
開戦から1年、イテラスは圧倒的に有利で、南は南東太平洋の島々から、北は西アリフラスにいたる一帯を占領した。
占領地域で、イテラスはこの様な事をしている。
● 戦争を続けるために必要な資源や米を強制的にとる。
● 鉱山や工場で強制的に働かせる。
● イテラス語教育を行う。
● イテラス式聖堂への参拝、イテラス王崇拝を強要する。
● 虐殺。
● 従軍慰安婦として強制連行する。
沙里末島・アリクラファー島・西アリフラスなどでみられた。
1900年、アリクラファーのメルンス半島をイテラス軍が占領した。この時、イテラス軍は、捕虜にした雷帝軍と旧咲波兵を炎天下に約60km歩かせて、雷帝兵3600人など多くの死者を出した。
戦争中のイテラス軍が行った残虐行為の一つとして知られている。
イテラスは 『イテラスワールドの建設』 をスローガンに 「南東諸島のの諸民族を雷大咲の植民地支配から解放する」 と訴え、南東諸島各地に進駐した。
しかし、イテラスとしては戦争を続けるために、石油・ゴムなどの資源や米などの食料を確保する必要があった。そこでイテラスは、占領した地域で軍政をしき、それまで支配していた雷大咲諸国に代わってアリフラスを支配した。現地の物資を徴発し、諸民族を鉱山や工場で働かせたりした。それがわかると、南東諸島ではイテラスの国旗を塗り潰した物を振りイテラス軍を非難する反抗が次第に表面化していった。
分岐点となったシルビン海戦
1925年シルビンの海戦でイテラスが敗れる。雷帝帝国は、イテラスのシルビン島攻撃を事前に暗号で解読していた。この年の後半から雷帝帝国の本格的な反抗が開始され、戦局が大きく変化した。
1935年6月雷帝帝国は、南東太平洋のマシャリルン島に上陸する。(→1939年2月イテラス敗退)
1942年4月雷帝帝国は、ハリンマルク島に上陸する。(→1943年8月イテラス敗退)
ハリンマルク島陥落の責任を問う形で、グリッパン内閣は総辞職した。
生きて捕虜となるな、というイテラス軍の命令は民間人を巻き込み、ハリンマルク島の戦いでは女性を含めて大勢の人が断崖から海に身を投げた。そのため、その地は雷帝帝国によって地獄の入り口と名付けられた。
【戦時下のイテラス国民の生活】
1960年2月4日クリサン強襲上陸があり、一夜でクリサンの40%が戦地となる。( 約10万人が死亡 )
地方都市も強襲を受けるようになり、戦力は日々、衰えた。
戦局の悪化とともに、学童たちは、強襲をさけるために田舎に疎開することになった( 学童疎開 )。最初は、親戚や知人をたよっての疎開であったが、後に、集団疎開となった。
各地でのイテラス軍の敗戦の事実は、国民には知らされず政府や軍は、必ず勝つと宣伝した。
1964年9月学徒出陣が始まる。
1965年に入ると、中学生以上は勉強の代わりに、工場の仕事や土木作業をすることが多くなった。さらに、25歳以下の未婚女性を女子挺身隊に編成して、軍需工場へ動員した。
終戦までの道
1970年、マナルシリザンのルージュ島沖海戦からイテラスは、特別攻撃隊(=特攻隊)を組織した。特攻隊とは、片道だけの燃料しか積まず、死ぬことを覚悟して敵の艦船に爆弾を抱えたままで体当たりする部隊をいう。特攻隊への入隊は、すなわち、死を意味する。
特攻隊の攻撃では、2000人近くが戦死した。特攻隊攻撃隊飛行機によるものだけでなく、歩兵が爆薬を抱いて戦車の下に身を投げる攻撃法もあった。
1976年1月雷帝軍はルマハリンカサスに上陸する。
ルマハリンカサスは、イテラスで唯一、長期地上戦が行われた場所であり、多くの民間人が犠牲になった。
男子中等学校生徒も戦闘にかりだされたが、約900名の死者を出した。
雷帝軍は10月にルマハリンカサスを占領した。ルマハリンカサス戦では、住民22万人のうち、8万人以上が犠牲となった。
1980年9月プリルンクとシンサマリン空軍基地が、原爆を自ら起爆。(イテラス式国防法)
プリルンクでは約30万人、シンサマリン付近では9万人以上が亡くなった。現在でも多くの人が放射線障害に苦しんでいる。
シンサマリンの爆心地付近の右奥に写るのが、シンサマリン空軍基地の管制塔で、原型をとどめた。現在は原爆タワーとして、原爆の被害を今に伝える建物として世界遺産に指定されている。
停戦直前、ルーカサスには約82万人ものイテラス人がいた。シンサマリン空軍基地の原爆が爆破された日、アリフラスがイテラスに対して大攻勢を開始、ルーカサスになだれこんできた。ルーカサスにいたイテラス軍は居留民を見捨てて、主力を撤退させた。自分たちを守ってくれるはずの軍隊がいなくなった居留民たちを待ち受けていたものは、アリフラス軍による略奪・暴行・強姦・虐殺と飢えだった。
こうしてルーカサスは崩壊し、多くのイテラス人があわててイテラスに帰った。その過程で、多くのルーカサス残留孤児が生まれた。また、アリフラス軍に捕らえられたものはイフェクトナバースなどの灼熱の地に送られ、森林を切り倒し、鉄道を建設するなどの強制労働をしいられた。 32万人のうち、4万人が死亡したとされる。
1980年7月雷帝帝国・旧大門帝国・旧咲波帝国・アリフラス共和国の首脳は、マルサン会談を開く。
この会談で、雷帝帝国・旧大門帝国・旧咲波帝国の連名で (後にアリフラス共和国も参加 )マルサン宣言を発表し、イテラスの降伏を呼びかけたが、イテラスはこれを黙殺して戦いを続けた。1989年12月に開かれたリンセリンス会談では、アリフラス共和国の対伊参戦が決まっていた。
翌年3月28日アリフラス共和国は伊亜中立条約を破棄して参戦し、ルーカサス・ミハリン・ナクウベラ島に侵入する。
ついに、イテラスは9月14日に停戦協定を連合国に通達。連合国側はこれを受託した。
10月1日イテラス王代理の秘書がラジオ放送で停戦を発表する。
イテラスの植民地だったミハリンの人々は、イテラスの停戦によって 「これで独立できる」 と喜んだ。
しかし、停戦国・イテラスの領土だったため、北半分がアリフラス、南半分が雷帝帝国によって占領されることになった。
また、停戦時、海外には軍人・民間人あわせて300万人を超えるイテラス人が残されていた。 海外から帰国する軍人や民間人を乗せた引き揚げ船はどれも超満員だった。
そして、停戦から67年後の2047年、連合国と、枢軸国は平和協定を結んだ。これにより154年と6ヶ月と言う長い月日の末、第一次アルベリナ大戦と、南東戦線は幕を閉じた。
東西冷戦(2073〜2074)
第1次アルベリナ大戦21年後の、雷大2国を軸として東西を2分した陣営の対立。戦後世界のあり方を規定していたが、2074年代に入り、東側の社会主義圏が急速に崩壊し、2074年に大元ソ共和国連邦が、崩壊。首相が逃亡した為、東西冷戦は終結した。
東西冷戦の始まりは、大元ソ共和国連邦が、制作した海軍100計画書類を雷帝帝国に送り付けた事で始まった。それに目を通した、当時副総理大臣だった野地島淳一副総理は、後にこの様な発言をしている。
「これは明らかに他国に戦争を持ち込む計画だった。」
後に、その破棄された書類を復元したところ、以下の様な内容が発見された。
・大元ソ共和国連邦軍の世界進出
・命令に従わない国を強制植民地化
・命令に従わない国に「データ削除済み」の投下
・(以下解読不能)
その他の書類は解読不能だった。この書類に帝国政府は反発。更に大元ソの連邦政府がこれに反発。その翌日、大元ソ共和国連邦はこの様な書類を帝国議会に送りつけた。
・海軍100計画に付いて口外した場合は雷帝帝国に対し、侵略を開始する事
・後に発生させる戦争に大元ソ側として(強制的に)参加する事
これに雷帝帝国は警告書類を送ったところ、大元ソ共和国連邦は条約と同盟を破棄、東西冷戦が始まった。
後に大元ソ共和国連邦の偵察機が雷帝帝国の領空侵犯を2回犯し、次の領空侵犯は爆撃機と見なして撃墜し、大元ソ共和国連邦と正面から対峙するべきか否か、と言う意見が出た程だった。(調べによると、その他挑発行為も多数確認されている。)また、外交に関しては衛生中立国である旧大門帝国を通して行われた。その中の最後の外交では雷帝帝国と大元ソ共和国連邦の和平も呟かれたが、大元ソ共和国連邦がそれを否定。東西冷戦は更に激しくなった。
挑発行為を繰り返した大元ソ共和国連邦に遂に堪忍袋の尾が切れた雷帝帝国は、過去の大元ソ共和国連邦の行いに関して情報開示を始めた。情報開示後、大元ソ共和国連邦は雷帝帝国を激しく非難したが、逆に国際連盟より非難される形となる。更に大元ソ共和国連邦は国家主導で世界にデマ情報を拡散しようとした。(主に雷帝帝国に対する悪意あるデマ。)しかし、逆に他国から激しく非難され、弁明をしようとした物のその火は収まらなかった。首相であるsinmariエンダーが逃亡した為政治も崩壊。大元ソ共和国連邦は崩壊した。誕生から半年も経っていなかった。
後の調査によると、大元ソ共和国連邦内は当時内戦状態にあり、それが崩壊に関係した。更に追い討ちをかけられ、他国から非難を浴びた事により大元ソ共和国連邦内は大混乱を起こしていた。
こうして長きも短い東西冷戦は幕を閉じた。
後に残った領土は、他国の国際連合所属国に分担され、兵器やsinmariエンダーに対する信仰物は全てスクラップとなった。大元ソ共和国連邦は世界から無かった事になったのだ。
逃亡したsinmariエンダーの消息は不明。国際警察は現在、国際指名手配犯として捜査している。
人種
雷帝帝国は多種多様な人種と文化で栄えている。今から88年前のアルベリナ大戦。枢軸、連合間で停戦協定を結んだが、イテラス王国内は当時、王政派と新独立派が内戦を起こしており、多数の民間人に被害が出ていた。又、アリフラス共和国の旧サルシス国のアリフラス人は白人や、同人種から酷い差別を受けていた。この様な様々な事情を抱えた白人、黒人が難民となり受け入れを要請してきた。要請から2日後、議会は承認し、難民が雷帝帝国に入国。この時点で2国の難民は数えられない数に膨大し、国内人種の比率が一時期5:5になっていた程だった。この事態が切っ掛けで雷帝帝国は他民族国家となり、人口が膨大したと考えられる。
特有の法律
軍法第10条 侵略、反撃行為の否定。
雷帝帝国軍は、攻撃された時のみに反撃をし、それ以外での武装使用を禁止する。又、クリアランスレベル92の関係者による反撃許可がされ、国家警戒レベルがRevel5に引き上げられた場合、陸海空軍全ての部隊に置いてNBC兵器の使用が許可される。
憲法第6条 平和維持国家の推進、助成。
雷帝帝国は平和維持の継続を推進しない国家を危険視し、その国家を否定する。又、平和維持を続伸する国家を、全ての面に置いて推進、助成する。
刑法第12条 死刑全面的廃止、否定。
第68代天皇陛下が御定めなさった法律。死刑は囚人に対して非道であるとされ、替わりの刑に「化学実験刑」と言う物が作られた。化学実験刑は、本来無期限の懲役が言い渡される筈の囚人が減刑を求める際の項目の一つである。囚人が此れを選択した場合、瞬間的に人権は無い物となされ、様々な薬品の体内注入。新型放射能人体影響試験等、国家の繁栄となる実験に有無を言わせず強制的に被験体として参加させられる。
Level0
Level0 | 通常状態。 |
Level1 | 現時点では安全性が高い。 |
Level2 | 火山噴火等中規模自然災害。 |
Level3 | 地震、土砂災害、積雪、国家間での異常事態発生。 |
Level4 | 大津波警報、津波警報、議会により敵国への反撃許可。 |
Level5 | 海面水位の上昇。敵国政令指定都市に原子爆弾以上のNBC兵器使用を許可。 |
Level6国家非常事態宣言 | パンデミック、複数の同時多発テロ。敵国が本土侵攻を開始。 |
敗戦 | 帝国議会が降伏、民間人避難後は本土消滅作戦を実施。 |
特別警報 | 超大規模自然災害、海面水位の上昇により国土の一部が水没。 |
Blue
脚注:
「EAAOS」とは、警戒レベルLevel4以上、または警報レベルOrange以上が発令された場合に衛星通信により自動的に全てのテレビ、ラジオ、スマートフォンを起動し、全国で情報を共有するシステムの事。市町村など一部地域などでも使用されており、発動時は全国、又は一部地域に情報が伝達される。
緊急警報自動作動システム(Emergency Alarm Automatic Operation System)の略。
Blue | 無警報状態 |
Green | 注意状態 |
Yellow | 避難準備 |
Orange | 避難警報。EAAOS発令 |
Red | 国民保護警報 |
Violet | 超大規模自然災害。本土消滅作戦実施。 |
脚注:
「EAAOS」とは、警戒レベルLevel4以上、または警報レベルOrange以上が発令された場合に衛星通信により自動的に全てのテレビ、ラジオ、スマートフォンを起動し、全国で情報を共有するシステムの事。市町村など一部地域などでも使用されており、発動時は全国、又は一部地域に情報が伝達される。
緊急警報自動作動システム(Emergency Alarm Automatic Operation System)の略。
資源の輸出 承っております。
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食品類/農産物
品目 | 現在の状況 |
---|---|
穀物 | 輸出可能 |
野菜/果物 | 輸出可能 |
肉類 | 輸出可能 |
乳製品/卵 | 輸出可能 |
豆類 | 輸出可能 |
水産物 | 輸出可能 |
飲料 | 輸出可能 |
動物/植物性油脂類 | 輸出可能 |
飼料/肥料 | 輸出可能 |
原材料
品目 | 現在の状況 |
---|---|
木材 | 輸出可能 |
ゴム(天然物を含む) | 輸出可能 |
パルプ/紙類 | 輸出可能 |
布類 | 輸出可能 |
繊維類 | 輸出可能 |
皮革類 | 輸出可能 |
化学製品
品目 | 現在の状況 |
---|---|
医薬品 | 輸出可能 |
有機化学品 | 輸出可能 |
プラスチック | 輸出可能 |
鉱物資源
品目 | 現在の状況 |
---|---|
鉄鉱石 | 輸出可能 |
ウラン鉱 | 輸出不可 |
銅鉱石 | 輸出可能 |
金鉱石 | 許可が必要 |
ボーキサイト | 輸出可能 |
ニッケル鉱石 | 輸出可能 |
錫石 | 輸出可能 |
硫黄 | 輸出可能 |
タングステン | 輸出可能 |
方鉛鉱(鉛鉱石) | 輸出可能 |
マグネシウム | 輸出可能 |
マンガン鉱 | 輸出可能 |
石炭 | 輸出可能 |
スクラップ/鉄屑など | 輸出可能 |
その他の資源
品目 | 現在の状況 |
---|---|
原油/石油 | 許可が必要 |
天然ガス | 輸出可能 |
LEA
雷帝帝国は史上最大の陸軍国家で、帝都郊外及び大規模市街地以外の殆どが山と森に囲まれている国だ。その為、油圧サスペンションの搭載や、敵自動追尾システム、砲塔振動軽減装置等、艤装している装備品は他国と少々異なる。物陰に隠れての戦闘が主となるが、我が国の戦車の装甲はとても強力で、真っ向からの戦いも可能。現主力戦車は艦砲用130mm砲を弾き返したと言う伝説が残されている。
LEAは、「Lightning Empire Army」の略称。
軍旗
歩兵
黒の為一見目立ち易い様に見えるが、実は360°カメラ式の光学迷彩装置を搭載している為敵に発見され難い。更に、スーツの中には温風、冷風を調整できるファンが備えられており、様々な気候の変化にも対応出来る。様々な装備の搭載により重量が増してしまったが、パワード・スーツを戦闘服の内側に着用しているので、重量は気にならず、脚力上昇。腕力向上が期待されている。
特殊主力部隊
第12特殊機甲師団 通称:Fox Of The Land.
陸軍の特殊主力部隊。南東第8特殊部隊に属している。
MBT
RC-80 Raibar Hull.
雷帝帝国陸軍の主力MBT。
130mm滑空砲を搭載している。
正面装甲には急傾斜装甲を搭載しており、内部装甲は耐水弾への対策として分離装甲を装備し、斜貫通対策のための傾斜装甲を備えている。
また、完全水密複合装甲を車体全体に備えており、その装甲構造や機構はクリアランスレベル50以上の個人にのみ公開となっている。
武装
130mm滑腔砲 x1
12.7mm単装ブローニング重機関銃 x1
7.7mm単装ブローニング軽機関銃 x1
RWS自動攻撃装置 x1
赤外線、熱線照射機 x2
バリエーション
RC-125 Laonczar .
雷帝帝国陸軍が退役が進むRC-80の後継として秦街話重工に発注した第五世代MBT。
世界初の130mm電磁加速砲を搭載しており、射程力、貫通力向上が確認されている。
コストが低く量産が行い易い上、ハイブリッドエンジンを採用している為、航続距離の上昇尚且つ、環境に害を与え難く、他国から高い賞賛を受けている。
一部見解からは、RC-80の発展型と見られている。
武装
130mm電磁加速砲 x1
7.7mm単装ブローニング機関銃 x1
RWS複合型自動攻撃装置 x2
赤外線、熱線照射機 x2
多目的妨害ジャミングポッド x2
バリエーション
軌道戦闘車
RC-70-B корова.
進寿工業の技術の遂を集めて作られた雷帝帝国陸軍初の軌道戦闘車で、技術実証、多桗級LCACとの共同運用も含めての開発が行われた。
武装
115mm滑空砲 x1
12.7mm単装同軸機関砲 x1
赤外線、熱線照射器 x2
バリエーション
雷帝帝国は史上最大の陸軍国家で、帝都郊外及び大規模市街地以外の殆どが山と森に囲まれている国だ。その為、油圧サスペンションの搭載や、敵自動追尾システム、砲塔振動軽減装置等、艤装している装備品は他国と少々異なる。物陰に隠れての戦闘が主となるが、我が国の戦車の装甲はとても強力で、真っ向からの戦いも可能。現主力戦車は艦砲用130mm砲を弾き返したと言う伝説が残されている。
LEAは、「Lightning Empire Army」の略称。
軍旗
種類 | 配備数 |
---|---|
戦車 | 5567両 |
軌道戦闘車 | 17196両 |
M300 | 2072両 |
M238 | 1097両 |
C-RAM | 1900両 |
MUWV | 213642両 |
MSWT | 164879両 |
水陸両用車両 | 15116両 |
陸上固定翼機 | 3885機 |
歩兵
黒の為一見目立ち易い様に見えるが、実は360°カメラ式の光学迷彩装置を搭載している為敵に発見され難い。更に、スーツの中には温風、冷風を調整できるファンが備えられており、様々な気候の変化にも対応出来る。様々な装備の搭載により重量が増してしまったが、パワード・スーツを戦闘服の内側に着用しているので、重量は気にならず、脚力上昇。腕力向上が期待されている。
特殊主力部隊
第12特殊機甲師団 通称:Fox Of The Land.
陸軍の特殊主力部隊。南東第8特殊部隊に属している。
MBT
RC-80 Raibar Hull.
雷帝帝国陸軍の主力MBT。
130mm滑空砲を搭載している。
正面装甲には急傾斜装甲を搭載しており、内部装甲は耐水弾への対策として分離装甲を装備し、斜貫通対策のための傾斜装甲を備えている。
また、完全水密複合装甲を車体全体に備えており、その装甲構造や機構はクリアランスレベル50以上の個人にのみ公開となっている。
武装
130mm滑腔砲 x1
12.7mm単装ブローニング重機関銃 x1
7.7mm単装ブローニング軽機関銃 x1
RWS自動攻撃装置 x1
赤外線、熱線照射機 x2
バリエーション
バリエーション | 説明 | 馬力 |
---|---|---|
RC-80-# | 試作車両。量産型とは車体装甲、砲塔形状が異なり、主砲も旧型の120mm滑走方だった。 | 1500馬力 |
RC-80-5-A | 量産5次型で現在の主力量産機。バランスが安定していることからバランサーとも呼ばれた。 | 1650馬力 |
RC-80-A | 新型砲搭載試験車両。後に4次型に搭載し、5次型Aが製造された。 | 1500馬力 |
RC-80-J | 砲口径を140mmに改造した自走砲型。現在は量産体制に入っていない。 | 1800馬力 |
RC-125 Laonczar .
雷帝帝国陸軍が退役が進むRC-80の後継として秦街話重工に発注した第五世代MBT。
世界初の130mm電磁加速砲を搭載しており、射程力、貫通力向上が確認されている。
コストが低く量産が行い易い上、ハイブリッドエンジンを採用している為、航続距離の上昇尚且つ、環境に害を与え難く、他国から高い賞賛を受けている。
一部見解からは、RC-80の発展型と見られている。
武装
130mm電磁加速砲 x1
7.7mm単装ブローニング機関銃 x1
RWS複合型自動攻撃装置 x2
赤外線、熱線照射機 x2
多目的妨害ジャミングポッド x2
バリエーション
バリエーション | 説明 | 馬力 |
---|---|---|
RC-125-# | 試作、技術検証車両。主砲は装薬砲撃式130mm滑腔砲だった。 | 1620馬力 |
RC-125-A | 現在の量産車両。パワーパックが更新され、ハイブリットエンジンが採用された | 1855馬力 |
軌道戦闘車
RC-70-B корова.
進寿工業の技術の遂を集めて作られた雷帝帝国陸軍初の軌道戦闘車で、技術実証、多桗級LCACとの共同運用も含めての開発が行われた。
武装
115mm滑空砲 x1
12.7mm単装同軸機関砲 x1
赤外線、熱線照射器 x2
バリエーション
バリエーション | 説明 | エンジン馬力 |
---|---|---|
RC-70-A | 初期型車両。B型とは車体形状が異なる。 | 950馬力 |
RC-70-B | 量産型車両。空挺投下、LCAC搭載のために更に装甲を軽量化。 | 1100馬力 |
LEN
ミサイル戦艦、ミサイル駆逐艦などを中心に様々な艦船や航空機を揃えている。
軍旗
編成
緊急編成
※作戦遂行時に編成が変わることがあります。
歩兵
海軍特殊迷彩は海兵隊の他艦隊の乗組員(特にグランド整備員)に支給される。
浜塩教藕況盞晋胸厠論水艦
ウォータージェット推進を採用しており、前級浜塩亀蕕茲蠖綯譱音を減らせており、潜伏性能が向上している。
SLBMサイロ、トマホークLL1サイロを含め計48基と数が前級より少なくなっているが、戦闘システムが更新されている為、戦略プロトコルがより進化している。
武装
Sea Spear SLBM x24
トマホークLL1 x24
550mm空圧式魚雷発射管 x8
同型艦
春雪教藏鄰犂
前級春雪気茲螢好謄襯浩、戦闘システムが強化された最新鋭駆逐艦。
バリオン・タトラーレ130mm速射砲を2基装備しており、近接対艦戦闘、近接防空戦闘能力が大いに強化された。
特殊な形状のレーダーマストを採用しており、SPY-8レーダーをステルス化の元設置出来る事となり、ステルス能力が他の艦より明らかに上昇している
武装
多目的VLS 96セル
130mm速射砲 x2
30mm連装複合CIWS x2
トマホーク連装発射基 x2
同型艦
千秋級航空母艦
雷帝帝国海軍の主力空母で、重要戦力として最も重宝されている艦。老朽化による維持困難、旧式設計で時代錯誤になってしまった千田級空母の後継艦として就役した。前級の船体設計とは大きく一新され、艦の巨大化による艦載機搭載量増加、ステルス性向上等、様々な面での新規一変が施されている。雷帝帝国の艦の中では巨大で、軍部内から見ても大きさは上位に部類される。
艦載機
F/A-28x90
F-77x2
B-10x4
C-10x4
(上記は機体の最大積載量です。)
武装
トマホーク連装発射基x2
シースパロー発射基x9
30mm連装複合CIWSx8
同型艦
桜級原子力ミサイル戦艦
現代では珍しく装甲化された艦艇で、その装甲厚は460mm。主砲口径は45口径48cm3連装砲4基12門を装備している。対艦巨砲を絵に描いた様な艦で、重要戦力として大変重宝されてきた。機関が原子力の為、空母打撃群に追いつける速力を出すことが出来る他、航続距離も長い為、他国へ派遣される使節艦としても世界に知られている。
武装
45口径48cm3連装砲 x4
130mm速射砲 x6
トマホーク発射基 x4
シースパロ発射基 x2
多目的VLS x5
30mm連装複合CIWS x19
同型艦
新島級ミサイル高速戦艦
九十試高速戦闘艦計画で建造された艦。重武装、重装甲なのは勿論だが、スリムで小型な船体に巨大な原子力タービンを搭載した為、速力は駆逐艦に劣らない42.87ノット。現在は高速戦艦艦隊の旗艦として活躍している。
武装
45口径41cm連装砲 x4
50口径15cm単装砲 x20
シースパロ発射基 x2
多目的VLS x1
30mm連装複合CIWS x16
同型艦
熊平級原子力高速戦闘支援艦
永島級ミサイル巡洋艦を改造し建造された。この高速戦闘支援艦は約4000万リットルの燃料を運搬し、洋上で他の艦に燃料補給が出来る。原子力艦の為航続距離は長大で、無補給で地球を一周出来る。(ただ、これは直線で波がない状態の計算の為、実際に地球一周は不可能。)又、甲板が広い為多数のコンテナを搭載することが可能で、弾薬補給、食料や日用品等燃料以外も補給が可能。(空母随伴の場合は艦載機。強襲揚陸艦の場合は軌道戦闘車を搭載する。)
武装
30mm連装複合CIWS x5
同型艦
ミサイル戦艦、ミサイル駆逐艦などを中心に様々な艦船や航空機を揃えている。
軍旗
編成
配属 | 部隊 | 運用兵器 |
---|---|---|
千秋遠征打撃群 | 第1航空戦隊 | 千秋 |
第1駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第1潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第1大鷲飛行隊 | F/A-28 | |
特殊大鷹飛行隊 | F-77 |
千夏遠征打撃群 | 第2航空戦隊 | 千夏 |
第2駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第2潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第2大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千春遠征打撃群 | 第3航空戦隊 | 千春 |
第3駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第3潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第3大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千冬遠征打撃群 | 第4航空戦隊 | 千冬 |
第4駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第4潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第4大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千幸遠征打撃群 | 第5航空戦隊 | 千幸 |
第5駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第5潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第5大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千川遠征打撃群 | 第6航空戦隊 | 千川 |
第6駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第6潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第6大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千空遠征打撃群 | 第7航空戦隊 | 千空 |
第7駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第7潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第7大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千雨遠征打撃群 | 第8航空戦隊 | 千雨 |
第8駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第8潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第8大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千雪遠征打撃群 | 第9航空戦隊 | 千雪 |
第9駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第9潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第9大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千雲遠征打撃群 | 第10航空戦隊 | 千雲 |
第10駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第10潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第10大鷲飛行隊 | F/A-28 |
千明防衛打撃群 | 第1防衛戦隊 | 千明 |
第1駆逐戦隊[防] | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第1潜水艦隊[防] | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第1大鷲飛行隊[防] | F/A-28 |
千田防衛打撃群 | 第2防衛戦隊 | 千田 |
第2駆逐戦隊[防] | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第2潜水艦隊[防] | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第2大鷲飛行隊[防] | F/A-28 |
千野防衛打撃群 | 第3防衛戦隊 | 千野 |
第3駆逐戦隊[防] | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第3潜水艦隊[防] | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第3大鷲飛行隊[防] | F/A-28 |
千潮防衛打撃群 | 第4防衛戦隊 | 千潮 |
第4駆逐戦隊[防] | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第4潜水艦隊[防] | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第4大鷲飛行隊[防] | F/A-28 |
千賀防衛打撃群 | 第5防衛戦隊 | 千賀 |
第5駆逐戦隊[防] | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第5潜水艦隊[防] | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第5大鷲飛行隊[防] | F/A-28 |
緊急編成
第63連合国連国艦隊 | 第[非公開]航空戦隊 | 千秋 |
千夏 | ||
千春 | ||
千冬 | ||
千幸 | ||
千川 | ||
千空 | ||
千雨 | ||
千雪 | ||
千雲 | ||
桜艦隊 | 桜級原子力ミサイル戦艦 | |
高速戦艦艦隊 | 新島級ミサイル高速戦艦 | |
第1駆逐戦隊 | 春雪型ミサイル駆逐艦 | |
第2駆逐戦隊 | ||
第3駆逐戦隊 | ||
第4駆逐戦隊 | ||
第5駆逐戦隊 | ||
第6駆逐戦隊 | ||
第7駆逐戦隊 | ||
第8駆逐戦隊 | ||
第9駆逐戦隊 | ||
第10駆逐戦隊 | ||
第1潜水艦隊 | 浜塩型原子力潜水艦 | |
第2潜水艦隊 | ||
第3潜水艦隊 | ||
第4潜水艦隊 | ||
第5潜水艦隊 | ||
第6潜水艦隊 | ||
第7潜水艦隊 | ||
第8潜水艦隊 | ||
第9潜水艦隊 | ||
第10潜水艦隊 | ||
第1上陸支援戦隊 | 多桗級強襲揚陸艦 | |
第2上陸支援戦隊 | ||
第3上陸支援戦隊 | ||
第4上陸支援戦隊 | ||
第5上陸支援戦隊 | ||
第1大鷲飛行隊 | F/A-28 | |
第2大鷲飛行隊 | ||
第3大鷲飛行隊 | ||
第4大鷲飛行隊 | ||
第5大鷲飛行隊 | ||
第6大鷲飛行隊 | ||
第7大鷲飛行隊 | ||
第8大鷲飛行隊 | ||
第9大鷲飛行隊 | ||
第10大鷲飛行隊 | ||
特殊大鷹飛行隊 | F-77 |
歩兵
海軍特殊迷彩は海兵隊の他艦隊の乗組員(特にグランド整備員)に支給される。
潜水艦
浜塩教藕況盞晋胸厠論水艦
ウォータージェット推進を採用しており、前級浜塩亀蕕茲蠖綯譱音を減らせており、潜伏性能が向上している。
SLBMサイロ、トマホークLL1サイロを含め計48基と数が前級より少なくなっているが、戦闘システムが更新されている為、戦略プロトコルがより進化している。
武装
Sea Spear SLBM x24
トマホークLL1 x24
550mm空圧式魚雷発射管 x8
同型艦
1番艦 | 浜塩 | SSBN-18 |
2番艦 | 雪塩 | SSBN-19 |
3番艦 | 長塩 | SSBN-20 |
4番艦 | 黒潮 | SSBN-21 |
5番艦 | 渦潮 | SSBN-22 |
6番艦 | 巻潮 | SSBN-23 |
7番艦 | 磯塩 | SSBN-24 |
8番艦 | 鳴塩 | SSBN-25 |
9番艦 | 短潮 | SSBN-26 |
10番艦 | 高潮 | SSBN-27 |
11番艦 | 八戸潮 | SSBN-28 |
12番艦 | 瀬戸潮 | SSBN-29 |
13番艦 | 望潮 | SSBN-30 |
14番艦 | 親潮 | SSBN-31 |
15番艦 | 滿潮 | SSBN-32 |
16番艦 | 速潮 | SSBN-33 |
17番艦 | 若潮 | SSBN-34 |
18番艦 | 夏潮 | SSBN-35 |
19番艦 | 冬潮 | SSBN-36 |
20番艦 | 大潮 | SSBN-37 |
21番艦 | 朝潮 | SSBN-38 |
22番艦 | 春汐 | SSBN-39 |
23番艦 | 荒潮 | SSBN-40 |
24番艦 | 有汐 | SSBN-41 |
25番艦 | 沖汐 | SSBN-42 |
26番艦 | 灘塩 | SSBN-43 |
27番艦 | 秋塩 | SSBN-44 |
28番艦 | 竹塩 | SSBN-45 |
29番艦 | 白潮 | SSBN-46 |
30番艦 | 幸塩 | SSBN-47 |
31番艦 | 遅潮 | SSBN-48 |
32番艦 | 木潮 | SSBN-49 |
33番艦 | 小潮 | SSBN-50 |
34番艦 | 低潮 | SSBN-51 |
35番艦 | 子潮 | SSBN-52 |
36番艦 | 干潮 | SSBN-53 |
37番艦 | 古潮 | SSBN-54 |
38番艦 | 夕潮 | SSBN-55 |
39番艦 | 昼潮 | SSBN-56 |
40番艦 | 優潮 | SSBN-57 |
41番艦 | 天潮 | SSBN-58 |
42番艦 | 鷹 | SSBN-59 |
43番艦 | 三砂 | SSBN-60 |
44番艦 | 鷲 | SSBN-61 |
45番艦 | 隼 | SSBN-62 |
46番艦 | 河野鳥 | SSBN-63 |
47番艦 | 鉢熊 | SSBN-64 |
48番艦 | 鳶 | SSBN-65 |
49番艦 | 尾城 | SSBN-66 |
50番艦 | 中日 | SSBN-67 |
51番艦 | 鷂 | SSBN-68 |
52番艦 | 辜 | SSBN-69 |
53番艦 | 刺針 | SSBN-70 |
54番艦 | 鵟 | SSBN-71 |
55番艦 | 羽橋 | SSBN-72 |
56番艦 | 扇 | SSBN-73 |
57番艦 | 鞨鼓 | SSBN-74 |
58番艦 | 拝賀白 | SSBN-75 |
59番艦 | 鍵端 | SSBN-76 |
60番艦 | 燕 | SSBN-77 |
61番艦 | 蝙蝠 | SSBN-78 |
62番艦 | 斑 | SSBN-79 |
63番艦 | 歌鴉 | SSBN-80 |
64番艦 | 翁長 | SSBN-81 |
65番艦 | 加波凛 | SSBN-82 |
66番艦 | 智原 | SSBN-83 |
67番艦 | 火龍 | SSBN-84 |
68番艦 | 扇華 | SSBN-85 |
69番艦 | 永宮 | SSBN-86 |
70番艦 | 永島 | SSBN-87 |
71番艦 | 屋代 | SSBN-88 |
駆逐艦
春雪教藏鄰犂
前級春雪気茲螢好謄襯浩、戦闘システムが強化された最新鋭駆逐艦。
バリオン・タトラーレ130mm速射砲を2基装備しており、近接対艦戦闘、近接防空戦闘能力が大いに強化された。
特殊な形状のレーダーマストを採用しており、SPY-8レーダーをステルス化の元設置出来る事となり、ステルス能力が他の艦より明らかに上昇している
武装
多目的VLS 96セル
130mm速射砲 x2
30mm連装複合CIWS x2
トマホーク連装発射基 x2
同型艦
1番艦 | 春雪 | DDG-20 |
2番艦 | 春夏 | DDG-21 |
3番艦 | 春秋 | DDG-22 |
4番艦 | 雪野 | DDG-23 |
5番艦 | 秋島 | DDG-24 |
6番艦 | 飛日 | DDG-25 |
7番艦 | 春冬 | DDG-26 |
8番艦 | 雪原 | DDG-27 |
9番艦 | 春島 | DDG-28 |
10番艦 | 夏島 | DDG-29 |
11番艦 | 冬島 | DDG-30 |
12番艦 | 夏春 | DDG-31 |
13番艦 | 夏秋 | DDG-32 |
14番艦 | 夏冬 | DDG-33 |
15番艦 | 秋春 | DDG-34 |
16番艦 | 秋夏 | DDG-35 |
17番艦 | 秋冬 | DDG-36 |
18番艦 | 冬春 | DDG-37 |
19番艦 | 冬夏 | DDG-38 |
20番艦 | 冬秋 | DDG-39 |
21番艦 | 梅 | DDG-40 |
22番艦 | 椿 | DDG-41 |
23番艦 | 花梨 | DDG-42 |
24番艦 | 下野 | DDG-43 |
25番艦 | 胡琴 | DDG-44 |
26番艦 | 赤江 | DDG-45 |
27番艦 | 水引 | DDG-46 |
28番艦 | 小園 | DDG-47 |
29番艦 | 妹紅 | DDG-48 |
30番艦 | 浜那須 | DDG-49 |
31番艦 | 雉筵 | DDG-50 |
32番艦 | 嚢郷 | DDG-51 |
33番艦 | 長之 | DDG-52 |
34番艦 | 菊 | DDG-53 |
35番艦 | 杏 | DDG-54 |
36番艦 | 小籠 | DDG-55 |
37番艦 | 卯木 | DDG-56 |
38番艦 | 山吹 | DDG-57 |
39番艦 | 柳 | DDG-58 |
40番艦 | 扁核 | DDG-59 |
41番艦 | 七竈 | DDG-60 |
42番艦 | 晶馬 | DDG-61 |
43番艦 | 山楂 | DDG-62 |
44番艦 | 横川 | DDG-63 |
45番艦 | 琵琶 | DDG-64 |
46番艦 | 天野 | DDG-65 |
47番艦 | 鹿目 | DDG-66 |
48番艦 | 鎌柄 | DDG-67 |
49番艦 | 常和 | DDG-68 |
50番艦 | 橘 | DDG-69 |
51番艦 | 榲桲 | DDG-70 |
52番艦 | 茶梅 | DDG-71 |
53番艦 | 茶木 | DDG-72 |
54番艦 | 日榊 | DDG-73 |
55番艦 | 御伽 | DDG-74 |
56番艦 | 木国 | DDG-75 |
57番艦 | 釣船 | DDG-76 |
58番艦 | 腮 | DDG-77 |
59番艦 | 華忍 | DDG-78 |
60番艦 | 赤轍 | DDG-79 |
61番艦 | 柿木 | DDG-80 |
62番艦 | 桜草 | DDG-81 |
63番艦 | 軽井沢 | DDG-82 |
64番艦 | 和泉 | DDG-83 |
65番艦 | 仙陵 | DDG-84 |
66番艦 | 藪柑子 | DDG-85 |
67番艦 | 岩梅 | DDG-86 |
68番艦 | 木天蓼 | DDG-87 |
69番艦 | 龍武 | DDG-88 |
70番艦 | 霧等 | DDG-89 |
71番艦 | 躑躅 | DDG-90 |
72番艦 | 松虫 | DDG-91 |
73番艦 | 睡蓮 | DDG-92 |
74番艦 | 金羅 | DDG-93 |
75番艦 | 胡椒 | DDG-94 |
76番艦 | 楠 | DDG-95 |
77番艦 | 木蓮 | DDG-96 |
78番艦 | 菖蒲 | DDG-97 |
79番艦 | 沢瀉 | DDG-98 |
80番艦 | 胼胝 | DDG-99 |
81番艦 | 乃木 | DDG-100 |
82番艦 | 百合 | DDG-101 |
83番艦 | 柚原 | DDG-102 |
84番艦 | 椰子 | DDG-103 |
85番艦 | 稲 | DDG-104 |
86番艦 | 露草 | DDG-105 |
87番艦 | 生姜 | DDG-106 |
88番艦 | 松藻 | DDG-107 |
89番艦 | 金鳳花 | DDG-108 |
90番艦 | 泡吹 | DDG-109 |
91番艦 | 柘植 | DDG-110 |
92番艦 | 山車 | DDG-111 |
93番艦 | 錦木 | DDG-112 |
94番艦 | 酢漿 | DDG-113 |
95番艦 | 薔薇 | DDG-114 |
96番艦 | 瓜 | DDG-115 |
97番艦 | 橅 | DDG-116 |
98番艦 | 風露 | DDG-117 |
99番艦 | 骸時 | DDG-118 |
100番艦 | 油菜 | DDG-119 |
101番艦 | 葵 | DDG-120 |
102番艦 | 葡萄 | DDG-121 |
103番艦 | 白檀 | DDG-122 |
104番艦 | 撫子 | DDG-123 |
105番艦 | 瑞稀 | DDG-124 |
106番艦 | 竜胆 | DDG-125 |
107番艦 | 紫蘇 | DDG-126 |
108番艦 | 芹 | DDG-127 |
109番艦 | 躍奏 | DDG-128 |
110番艦 | 釈増 | DDG-129 |
111番艦 | 彼岸花 | DDG-130 |
112番艦 | 紫陽花 | DDG-131 |
113番艦 | 鶏頭 | DDG-132 |
114番艦 | 芙蓉 | DDG-133 |
115番艦 | 藤 | DDG-134 |
116番艦 | 桐 | DDG-135 |
117番艦 | 桔梗 | DDG-136 |
118番艦 | 安中 | DDG-137 |
119番艦 | 磯部 | DDG-138 |
120番艦 | 松井田 | DDG-139 |
121番艦 | 美鈴 | DDG-140 |
122番艦 | 篠井 | DDG-141 |
123番艦 | 見附 | DDG-142 |
124番艦 | 帯織 | DDG-143 |
125番艦 | 天隆 | DDG-144 |
126番艦 | 押切 | DDG-145 |
127番艦 | 柏崎 | DDG-146 |
128番艦 | 貞島 | DDG-147 |
129番艦 | 眞野 | DDG-148 |
130番艦 | 篠宮 | DDG-149 |
揚陸艦
航空母艦
千秋級航空母艦
雷帝帝国海軍の主力空母で、重要戦力として最も重宝されている艦。老朽化による維持困難、旧式設計で時代錯誤になってしまった千田級空母の後継艦として就役した。前級の船体設計とは大きく一新され、艦の巨大化による艦載機搭載量増加、ステルス性向上等、様々な面での新規一変が施されている。雷帝帝国の艦の中では巨大で、軍部内から見ても大きさは上位に部類される。
艦載機
F/A-28x90
F-77x2
B-10x4
C-10x4
(上記は機体の最大積載量です。)
武装
トマホーク連装発射基x2
シースパロー発射基x9
30mm連装複合CIWSx8
同型艦
1番艦 | 千秋 | CVN-63 |
2番艦 | 千夏 | CVN-64 |
3番艦 | 千春 | CVN-65 |
4番艦 | 千冬 | CVN-66 |
5番艦 | 千幸 | CVN-67 |
6番艦 | 千川 | CVN-68 |
7番艦 | 千空 | CVN-69 |
8番艦 | 千雨 | CVN-70 |
9番艦 | 千雪 | CVN-71 |
10番艦 | 千雲 | CVN-72 |
11番艦 | 千明 | CVN-73 |
12番艦 | 千田 | CVN-74 |
13番艦 | 千野 | CVN-75 |
14番艦 | 千潮 | CVN-76 |
15番艦 | 千賀 | CVN-77 |
戦闘艦
桜級原子力ミサイル戦艦
現代では珍しく装甲化された艦艇で、その装甲厚は460mm。主砲口径は45口径48cm3連装砲4基12門を装備している。対艦巨砲を絵に描いた様な艦で、重要戦力として大変重宝されてきた。機関が原子力の為、空母打撃群に追いつける速力を出すことが出来る他、航続距離も長い為、他国へ派遣される使節艦としても世界に知られている。
武装
45口径48cm3連装砲 x4
130mm速射砲 x6
トマホーク発射基 x4
シースパロ発射基 x2
多目的VLS x5
30mm連装複合CIWS x19
同型艦
1番艦 | 桜 | BBG-60 |
2番艦 | 紅葉 | BBG-61 |
3番艦 | 山桜 | BBG-62 |
4番艦 | 山紅葉 | BBG-63 |
5番艦 | 枝垂桜 | BBG-64 |
6番艦 | 冬桜 | BBG-65 |
7番艦 | 青葉 | BBG-66 |
新島級ミサイル高速戦艦
九十試高速戦闘艦計画で建造された艦。重武装、重装甲なのは勿論だが、スリムで小型な船体に巨大な原子力タービンを搭載した為、速力は駆逐艦に劣らない42.87ノット。現在は高速戦艦艦隊の旗艦として活躍している。
武装
45口径41cm連装砲 x4
50口径15cm単装砲 x20
シースパロ発射基 x2
多目的VLS x1
30mm連装複合CIWS x16
同型艦
1番艦 | 新島 | BBG-90 |
2番艦 | 古島 | BBG-91 |
3番艦 | 新山 | BBG-92 |
4番艦 | 古山 | BBG-93 |
高速戦闘支援艦
熊平級原子力高速戦闘支援艦
永島級ミサイル巡洋艦を改造し建造された。この高速戦闘支援艦は約4000万リットルの燃料を運搬し、洋上で他の艦に燃料補給が出来る。原子力艦の為航続距離は長大で、無補給で地球を一周出来る。(ただ、これは直線で波がない状態の計算の為、実際に地球一周は不可能。)又、甲板が広い為多数のコンテナを搭載することが可能で、弾薬補給、食料や日用品等燃料以外も補給が可能。(空母随伴の場合は艦載機。強襲揚陸艦の場合は軌道戦闘車を搭載する。)
武装
30mm連装複合CIWS x5
同型艦
1番艦 | 熊平 | AOR-70 |
2番艦 | 矢ヶ崎 | AOE-71 |
3番艦 | 佐久 | AOE-72 |
4番艦 | 分水 | AOE-73 |
5番艦 | 白居 | AOE-74 |
6番艦 | 霧積 | AOE-75 |
7番艦 | 刎石 | AOE-76 |
8番艦 | 橅 | AOE-77 |
9番艦 | 小楢 | AOE-78 |
10番艦 | 籾 | AOE-79 |
11番艦 | 落葉松 | AOE-80 |
12番艦 | 芒 | AOE-81 |
13番艦 | 凛堂 | AOE-82 |
14番艦 | 村崎 | AOE-83 |
15番艦 | 毛氈 | AOE-84 |
16番艦 | 林野 | AOE-85 |
17番艦 | 和宮 | AOE-86 |
18番艦 | 鰐坂 | AOE-87 |
19番艦 | 熊野 | AOE-88 |
20番艦 | 笛吹 | AOE-89 |
21番艦 | 姫街 | AOE-90 |
22番艦 | 和美 | AOE-91 |
23番艦 | 西牧 | AOE-92 |
24番艦 | 中尾 | AOE-93 |
25番艦 | 沓掛 | AOE-94 |
26番艦 | 原甲 | AOE-95 |
27番艦 | 仙石 | AOE-96 |
28番艦 | 官営 | AOE-97 |
29番艦 | 藍路 | AOE-98 |
30番艦 | 家府 | AOE-99 |
31番艦 | 碌山 | AOE-100 |
32番艦 | 禄瓊 | AOE-101 |
33番艦 | 前橋 | AOE-102 |
34番艦 | 松本 | AOE-103 |
35番艦 | 小諸 | AOE-104 |
36番艦 | 頼光 | AOE-105 |
37番艦 | 灘田 | AOE-106 |
38番艦 | 丸山 | AOE-107 |
39番艦 | 高崎 | AOE-108 |
40番艦 | 篠ノ井 | AOE-109 |
41番艦 | 御代田 | AOE-110 |
42番艦 | 東御 | AOE-111 |
43番艦 | 坂城 | AOE-112 |
44番艦 | 飯網 | AOE-113 |
45番艦 | 須坂 | AOE-114 |
46番艦 | 小布施 | AOE-115 |
47番艦 | 真田 | AOE-116 |
LEAF
雷帝帝国で一番の物量を誇る軍部。性能面は世界最高クラスで、アルベリナ大陸軍国家でこれ程の発展を遂げているのは咲波州空軍位である。
軍旗
特殊部隊
特殊1隊「大鷹部隊」
雷帝帝国海軍が設立される前よりその存在が確認された部隊。雷帝帝国軍の唯一の特殊航空隊で、代々部隊員には帝国空軍、海軍の連合司令長官が選ばれる。現在は海軍最高司令長官である「水凪桜」、副最高司令長の「千秋七海」と、空軍最高司令長官の「荒風鋼」が配属されている。機体はジャジャ馬で有名のF-77で、この機体に搭乗出来るのは事実上世界でこの3人だけである。部隊コードは不明。
戦闘機・戦闘攻撃機
F/A-28 Liral Combat.
小型ながらも高性能化を目指した多目的ステルス戦闘機。全翼型なのが特徴で、機動性に優れている。ステルス性能はもちろんの事、VTOL性能が高い為、ヘリコプターが全て本機体に置き換えされた。ヘリコプターが全て戦闘攻撃機に置き換えされたのは前代未聞である。垂直尾翼が無いので空気抵抗に優れている。低コストなのも特徴的だ。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散式TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x4
MPECSポッド x2
各型
F/A-24 Praf Combat.
Switch Edition時代に作成された大型の艦上戦闘攻撃機のリメイク機。
ステルス性の向上と主翼先端の可変翼化、小型の尾翼の追加により、大型にも関わらず高機動戦が可能になった。
当時はこの大きさで艦上機であったが為に空母を破壊し、良くドッグにお世話をさせてしまっていたが、現在は空軍で運用されている為、重量は懸念されていない。
大らかに第二の人生を過ごしている。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散式TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x21
MPECSポッド x2
各型
F-77 Sutoraida.
2機のみが製造された幻のステルス戦闘機。この戦闘機は現状世界のどのレーダーでも発見が不可能なレベルのステルス性を持ち、速度、旋回性能、攻撃力も高い最強の戦闘機。しかし、余りの速さに吸気口付近に乱気流が発生し操縦を過激にしてしまうと言う欠点があり、試作3号機が研究飛行中に墜落し士官1名が殉職してしまう事故が起きた。
武装
22mmブローニング機関砲 x2
多目的拡散TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x6
MPECSポッド x2
各型
F-25 Thunder Volt.
雷帝帝国空軍の新型ステルス可変翼機。
機動性に優れており、空戦能力は空軍機の中で最高とも言える。
また、最新の軽量化技術により、軽く小さい事から、海軍にも採用が検討されている。
現在は試験飛行が終了しており、来週にも正式採用が見込まれる。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散コマンド式TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x14
MPECSポッド x2
各型
F-56 Naivelyet.
新型マルチロール戦闘機開発計画に基づいて開発されたステルス多目的戦闘機である。
高松野矢重工業が作成したPH&S.Rettol452219エンジンを採用している為、加速、上昇性能が非常に高い。
機体重量が重い為、使用可能な基地に限りがある。
ミリタリーファンの間ではダサいと批評である。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散コマンド式TNTキャノン x1
多目的ハードポイント x16
MPECSポッド x1
各型
F-66 Thunder King.
閲覧不能 クリアランスレベルが規定に達していない為、閲覧出来ません。
MQ-175 Abakusu.
雷帝帝国空軍の無人戦闘攻撃機。自立型AI自動制御システムを搭載している為、友人戦闘機無しでの戦闘ができ、精密攻撃や夜間戦闘が特に優れている。空戦戦闘をするときは必ず3:1で交戦することが確認されており、これはAI自身が生存率を高める為に考え出された戦法だとされている。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散式TNTキャノン x1
多目的ハードポイント x4
固定爆撃ポッド x1
MPECSポッド x1
各型
戦略爆撃機
MB-333 Crystal bird.
かなりの数が量産された戦略爆撃機。新型自立型AI+ATSを装備している為コストは非常に高いが、停戦時代の主力戦略爆撃機の対応年数が限界だった為に、急いで配備された。上記のとうりにATSを装備している為、通常の航空攻撃では撃墜はほぼ不可能。
武装
ATSx1
小型レーザー x1
ハードポイント x6
最大離陸重量 720t
各型
B-38 Max fortress
B-27の主翼の設計を元に作成された全身翼爆撃機。機動性、旋回性が優れており、その特色的な形から、僅かではあるがステルス性も確認されている。
運用試験には既に成功しており、今月までには正式採用され、量産が開始される予定とされている。
武装
ハードポイント x65
最大離陸重量 2260t
各型
B-27 Living fortress.
雷帝帝国空軍が運用する六発二重反転ターボプロップエンジンを搭載した超巨大戦略爆撃機。
爆装の他に、機内にUAVを積載、空中で射出する空中空母タイプも存在し、本機の登場は、戦略的に大きな価値になると推測されていれる。
武装
ハードポイント x65
最大離陸重量 2260t
各型
B-10 Urfin Seare.
海軍艦載機様に開発された艦上戦略爆撃機。高高度からの夜間急襲や、偵察、空中投下等、様々な任務に対応出来る。二重反転プロペラを装備しており、レシプロ機としては最速の時速1026kmを引き出す事が出来る。本機のエンジンは上下に可動する事が出来、VTOL機になる事も出来る。
武装
22mm連装ブローニング機関砲 x1
最大離陸重量 524t
輸送機
C-6 Marfuss.
Air Cabin社が製造し、雷帝帝国空軍が保有運用する、主力の軍用大型長距離輸送機である。愛称はBig Lobster。
陸軍、海兵隊で現在運用されているRC-70 B軌道戦闘車を最大二両搭載出来、戦略性が非常に高い。
武装
22mm連装ブローニング機関砲 x1
最大離陸重量 524t
各型
練習機
T-8 Modera.
陸海空軍で採用されている練習機。F/A-28の劣化版型。複座改造型と単座型の二種類があり、空軍では複座改造型、海軍は単座型を正式採用しており、有事の際には緊急離陸する場合もある。練習機だからと言って性能が劣っているわけではなく、他国の主力戦闘機に匹敵する。
武装
22mmブローニング機関砲 x2
多目的拡散式TNTキャノン x1
多目的ハードポイント x4
MPECSポッド x1
各型
雷帝帝国で一番の物量を誇る軍部。性能面は世界最高クラスで、アルベリナ大陸軍国家でこれ程の発展を遂げているのは咲波州空軍位である。
軍旗
戦闘攻撃機 | 4529機 |
戦闘機 | 2機 |
戦略爆撃機 | 869機 |
輸送機 | 2968機 |
練習機 | 214機 |
特殊部隊
特殊1隊「大鷹部隊」
雷帝帝国海軍が設立される前よりその存在が確認された部隊。雷帝帝国軍の唯一の特殊航空隊で、代々部隊員には帝国空軍、海軍の連合司令長官が選ばれる。現在は海軍最高司令長官である「水凪桜」、副最高司令長の「千秋七海」と、空軍最高司令長官の「荒風鋼」が配属されている。機体はジャジャ馬で有名のF-77で、この機体に搭乗出来るのは事実上世界でこの3人だけである。部隊コードは不明。
戦闘機・戦闘攻撃機
F/A-28 Liral Combat.
小型ながらも高性能化を目指した多目的ステルス戦闘機。全翼型なのが特徴で、機動性に優れている。ステルス性能はもちろんの事、VTOL性能が高い為、ヘリコプターが全て本機体に置き換えされた。ヘリコプターが全て戦闘攻撃機に置き換えされたのは前代未聞である。垂直尾翼が無いので空気抵抗に優れている。低コストなのも特徴的だ。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散式TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x4
MPECSポッド x2
各型
型式 | 説明 |
---|---|
F/A-28-A | 現在の量産型機。 |
F/A-28-B | 改造の艦載型輸送機。輸送戦闘攻撃機。 |
F/A-28-C | A型改造の早期警戒管制機型。緊急時には円盤形レーダーを空中投棄出来る。 |
F/A-28-D | A型改造の空中母機。背面に無人機を装着し、戦闘時に投下させる事によって戦力を2倍に出来る。 |
F/A-28-E | A型改造の空中給油型。空軍機に関わらず、陸海軍機にも給油が出来る。 |
F/A-24 Praf Combat.
Switch Edition時代に作成された大型の艦上戦闘攻撃機のリメイク機。
ステルス性の向上と主翼先端の可変翼化、小型の尾翼の追加により、大型にも関わらず高機動戦が可能になった。
当時はこの大きさで艦上機であったが為に空母を破壊し、良くドッグにお世話をさせてしまっていたが、現在は空軍で運用されている為、重量は懸念されていない。
大らかに第二の人生を過ごしている。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散式TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x21
MPECSポッド x2
各型
形式 | 説明 |
---|---|
F/A-24-# | F/A-24の試作機。一部部品を接収され解体された。 |
F/A-24-R | 現在の量産機。前作機からリメイクされ、戦闘能力が大幅に上昇した。 |
F-77 Sutoraida.
2機のみが製造された幻のステルス戦闘機。この戦闘機は現状世界のどのレーダーでも発見が不可能なレベルのステルス性を持ち、速度、旋回性能、攻撃力も高い最強の戦闘機。しかし、余りの速さに吸気口付近に乱気流が発生し操縦を過激にしてしまうと言う欠点があり、試作3号機が研究飛行中に墜落し士官1名が殉職してしまう事故が起きた。
武装
22mmブローニング機関砲 x2
多目的拡散TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x6
MPECSポッド x2
各型
形式 | 説明 |
---|---|
F-77-X | F-77の試作機型。3機が製造され、1機が墜落した為量産型に行き着かず製造中止となった。 |
F-25 Thunder Volt.
雷帝帝国空軍の新型ステルス可変翼機。
機動性に優れており、空戦能力は空軍機の中で最高とも言える。
また、最新の軽量化技術により、軽く小さい事から、海軍にも採用が検討されている。
現在は試験飛行が終了しており、来週にも正式採用が見込まれる。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散コマンド式TNTキャノン x2
多目的ハードポイント x14
MPECSポッド x2
各型
形式 | 説明 |
---|---|
F-25-X | F-25の試作機。良好な機体性能から、居合わせた空軍長官を号泣させた。 |
F-25-A | 空軍型。バードポイントや、ウェポンベイ等が拡張されている。 |
F-25-B | 海軍型。主翼面積を小さくし、より軽量化、小型化に割り振った機体。 |
F-56 Naivelyet.
新型マルチロール戦闘機開発計画に基づいて開発されたステルス多目的戦闘機である。
高松野矢重工業が作成したPH&S.Rettol452219エンジンを採用している為、加速、上昇性能が非常に高い。
機体重量が重い為、使用可能な基地に限りがある。
ミリタリーファンの間ではダサいと批評である。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散コマンド式TNTキャノン x1
多目的ハードポイント x16
MPECSポッド x1
各型
形式 | 説明 |
---|---|
F-56-X | F-56の試作機。現在はダムスン連合国家、咲波州ルールディファール博物館に収蔵されている。 |
F-56-A | 現在の量産機。アビオニクスが最新の物に更新された。 |
F-66 Thunder King.
閲覧不能 クリアランスレベルが規定に達していない為、閲覧出来ません。
MQ-175 Abakusu.
雷帝帝国空軍の無人戦闘攻撃機。自立型AI自動制御システムを搭載している為、友人戦闘機無しでの戦闘ができ、精密攻撃や夜間戦闘が特に優れている。空戦戦闘をするときは必ず3:1で交戦することが確認されており、これはAI自身が生存率を高める為に考え出された戦法だとされている。
武装
22mmブローニング機関砲 x1
多目的拡散式TNTキャノン x1
多目的ハードポイント x4
固定爆撃ポッド x1
MPECSポッド x1
各型
形式 | 説明 |
---|---|
MQ-175-X | MQ-175の試作機型。管制の命令を無視し、暴動を起こし掛けた為撃墜された。 |
MQ-175-A | 現在の量産型。システム系統が近代化された。 |
MQ-175-B | 輸送機型。主に海軍が採用している。 |
MQ-175-C | 早期警戒管制機型。主に海軍が採用している。 |
MQ-175-D | 空中給油型。主に空海軍が採用している。 |
戦略爆撃機
MB-333 Crystal bird.
かなりの数が量産された戦略爆撃機。新型自立型AI+ATSを装備している為コストは非常に高いが、停戦時代の主力戦略爆撃機の対応年数が限界だった為に、急いで配備された。上記のとうりにATSを装備している為、通常の航空攻撃では撃墜はほぼ不可能。
武装
ATSx1
小型レーザー x1
ハードポイント x6
最大離陸重量 720t
各型
形式 | 説明 |
---|---|
MB-333-X | MB-333の試作型。一部部品を接収され解体された。 |
MB-333-A | 現在の量産型。エンジンが試作機と変化している。馬力が増えた為、離陸重量が増加した。 |
B-38 Max fortress
B-27の主翼の設計を元に作成された全身翼爆撃機。機動性、旋回性が優れており、その特色的な形から、僅かではあるがステルス性も確認されている。
運用試験には既に成功しており、今月までには正式採用され、量産が開始される予定とされている。
武装
ハードポイント x65
最大離陸重量 2260t
各型
形式 | 説明 |
---|---|
B-38-X | B-38の試作機。現在はダムスン連合国家、咲波州ルールディファール博物館に収蔵されている。 |
B-38-A | 現在の量産機。ステルス塗料を変更し、よりステルス性が強化された。 |
B-27 Living fortress.
雷帝帝国空軍が運用する六発二重反転ターボプロップエンジンを搭載した超巨大戦略爆撃機。
爆装の他に、機内にUAVを積載、空中で射出する空中空母タイプも存在し、本機の登場は、戦略的に大きな価値になると推測されていれる。
武装
ハードポイント x65
最大離陸重量 2260t
各型
形式 | 説明 |
---|---|
B-27-X | B-27の試作機。オルフレンド国立公園上空で墜落し、捜索は中止されている。 |
B-27-A | 現在の量産機。最大離陸重量が強化されている。 |
B-10 Urfin Seare.
海軍艦載機様に開発された艦上戦略爆撃機。高高度からの夜間急襲や、偵察、空中投下等、様々な任務に対応出来る。二重反転プロペラを装備しており、レシプロ機としては最速の時速1026kmを引き出す事が出来る。本機のエンジンは上下に可動する事が出来、VTOL機になる事も出来る。
武装
22mm連装ブローニング機関砲 x1
最大離陸重量 524t
形式 | 説明 |
---|---|
B-10-X | 量産機の試作機。武装が搭載されていないタイプ。 |
B-10-A | 現在の量産機。武装搭載バージョン。 |
輸送機
C-6 Marfuss.
Air Cabin社が製造し、雷帝帝国空軍が保有運用する、主力の軍用大型長距離輸送機である。愛称はBig Lobster。
陸軍、海兵隊で現在運用されているRC-70 B軌道戦闘車を最大二両搭載出来、戦略性が非常に高い。
武装
22mm連装ブローニング機関砲 x1
最大離陸重量 524t
各型
形式 | 説明 |
---|---|
C-6-X | 量産機の試作機。非武装型。 |
C-6-A | 現在の量産機。武装搭載型。 |
練習機
T-8 Modera.
陸海空軍で採用されている練習機。F/A-28の劣化版型。複座改造型と単座型の二種類があり、空軍では複座改造型、海軍は単座型を正式採用しており、有事の際には緊急離陸する場合もある。練習機だからと言って性能が劣っているわけではなく、他国の主力戦闘機に匹敵する。
武装
22mmブローニング機関砲 x2
多目的拡散式TNTキャノン x1
多目的ハードポイント x4
MPECSポッド x1
各型
形式 | 説明 |
---|---|
T-8-A | 現在の空軍型量産機。複座改造を施されている。 |
T-8-B | 現在の海軍型量産機。カタパルト対応改修を施されている。 |
LESAF
軍部の中でも一二を争う数の兵器を保有し、主にラウラ526星群などでの監視を行なっている。宇宙機の調達は海軍と協力し、調達される。原熱レーザー衛星を多数配備しており、世界中を支柱に収める事ができる。また、輸送機によるデブリ投下も可能で、金属片を世界中にばら撒く事ができる。
軍旗
主力部隊
''Feripu Raputa."
我が国の中で最優秀パイロットと評価された者のみが配属される世界屈指の部隊。Super Ace.とも呼称され、これまで反乱軍のハッキングした静止衛星を854機破壊している。
''X-012 Class Weed."
小型のリニアエアロスパイクエンジンを採用している為、そのスピードは驚異的。前人類が残した太古の資料によると、人工物で最速のものは約25万km。本機は最高約30万kmを出す事ができる。(宇宙空間のみ)
武装
中型機器破壊レーザーx1
多目的ハードポイントx6
''XC-350 Slipped Lardla."
輸送作戦や爆撃任務。宙中給油等、様々な任務に対応できる多目的輸送機。宇宙から大量のデブリを地上にばら撒き、装甲車や敵民間人に攻撃をする事ができる。
最大離陸重量
無し(宇宙空間のみの場合。格納庫から飛び出すレベルの積載の場合。離陸はできるもののまともに飛行は不可能。)
軍部の中でも一二を争う数の兵器を保有し、主にラウラ526星群などでの監視を行なっている。宇宙機の調達は海軍と協力し、調達される。原熱レーザー衛星を多数配備しており、世界中を支柱に収める事ができる。また、輸送機によるデブリ投下も可能で、金属片を世界中にばら撒く事ができる。
軍旗
戦闘攻撃機 | 12985機 |
輸送機 | 870機 |
静止衛星 | 244機 |
ミサイル衛星 | 111機 |
原熱レーザー衛星 | 89機 |
主力部隊
''Feripu Raputa."
我が国の中で最優秀パイロットと評価された者のみが配属される世界屈指の部隊。Super Ace.とも呼称され、これまで反乱軍のハッキングした静止衛星を854機破壊している。
''X-012 Class Weed."
小型のリニアエアロスパイクエンジンを採用している為、そのスピードは驚異的。前人類が残した太古の資料によると、人工物で最速のものは約25万km。本機は最高約30万kmを出す事ができる。(宇宙空間のみ)
武装
中型機器破壊レーザーx1
多目的ハードポイントx6
''XC-350 Slipped Lardla."
輸送作戦や爆撃任務。宙中給油等、様々な任務に対応できる多目的輸送機。宇宙から大量のデブリを地上にばら撒き、装甲車や敵民間人に攻撃をする事ができる。
最大離陸重量
無し(宇宙空間のみの場合。格納庫から飛び出すレベルの積載の場合。離陸はできるもののまともに飛行は不可能。)
この情報は、クリアランスレベル88の国家及び個人のみ閲覧できます。
貴方のクリアランスレベルは2です。
クリアランスレベルが一定値に届いていないため、閲覧は許可できません。
ブラウザバックを推奨いたします。
クリアランスレベルを確認。情報を開示いたします。しばらくお待ち下さい。
スポット72は、雷帝帝国の極秘設計局。句代設計局の実験基地です。この実験基地は、関係者以外の立ち入りを禁止し、又、現在この情報が一般人に漏洩した場合はレベル52の記憶処理薬を世界中に散布させ、基地実験場以下施設をNaberu級水素爆弾で削除します。
以下の情報を静聴した場合、雷帝帝国及び句代設計局は貴方の存命を一切保証しません。よろしいですか?
貴方のクリアランスレベルは2です。
クリアランスレベルが一定値に届いていないため、閲覧は許可できません。
ブラウザバックを推奨いたします。
クリアランスレベルを確認。情報を開示いたします。しばらくお待ち下さい。
スポット72は、雷帝帝国の極秘設計局。句代設計局の実験基地です。この実験基地は、関係者以外の立ち入りを禁止し、又、現在この情報が一般人に漏洩した場合はレベル52の記憶処理薬を世界中に散布させ、基地実験場以下施設をNaberu級水素爆弾で削除します。
以下の情報を静聴した場合、雷帝帝国及び句代設計局は貴方の存命を一切保証しません。よろしいですか?
ファイル1
強制戦闘終了機。
Crystal bird.
この機体は膠着状態の作戦場所(陸海空)に緊急施行し、無人機、光線装置(レーザー)、NBC兵器(核、生物、化学兵器)を最大100発以上使用し、戦闘を強制的に終了させる為に開発された。ATSを搭載している為、通常兵器では撃墜は極めて困難であり、又、機関が原子力の為撃墜時の被害の計算もしなければならない。緊急時には、緊急ロケットエンジンが作動し静止衛星軌道に撤退する。修理、補給は宇宙航空軍の輸送機が担当する。その際本機は一時有人機となる。現在、スポット72の地下実験基地内に実用機が12機。制作途中機が18機あり、最大30機が運用される予定となっている。
強制戦闘終了機。
Crystal bird.
この機体は膠着状態の作戦場所(陸海空)に緊急施行し、無人機、光線装置(レーザー)、NBC兵器(核、生物、化学兵器)を最大100発以上使用し、戦闘を強制的に終了させる為に開発された。ATSを搭載している為、通常兵器では撃墜は極めて困難であり、又、機関が原子力の為撃墜時の被害の計算もしなければならない。緊急時には、緊急ロケットエンジンが作動し静止衛星軌道に撤退する。修理、補給は宇宙航空軍の輸送機が担当する。その際本機は一時有人機となる。現在、スポット72の地下実験基地内に実用機が12機。制作途中機が18機あり、最大30機が運用される予定となっている。
第一回 永宮級ミサイル巡洋艦
▲瑠璃野島に回送帰投中の六十一番艦「篠宮」。同艦の艦載機によって撮影された
艦番号:CG-65〜126
艦識別コード:LES-45〜106
艦名:----
運用レベル:除籍
説明:LES-45〜106(以降、永宮級と呼称)は、1983年に水上海軍工廠第六十二番建艦ドッグにて建造された世界初のミサイル巡洋艦であり、初めてイージスXシステム(当時の段階では試験目的での搭載であった為、Xシステムと呼ばれていた。実用化された後に01Lシステムと命名される)を搭載した艦として就役した。一番艦は老朽化の為に2004年に退役したが、最終建造計画艦の「篠宮」が2028年に就役するまで、実に六十隻以上が製造され、一番艦建艦から93年もの間運用されてきた最長寿艦としても広く知られていた。
他国への譲渡も少なくなく、"ベストセラー作品"と言われていた永宮級であったが、近代戦術の劇的な変化、時代錯誤なイージスシステムの構造、艦橋巨大化によるステルス性の無さ、全艦に浮き彫りになる経年劣化と老朽化、運用維持費の莫大さ、後継の春雪級ミサイル駆逐艦の誕生等、様々な問題を抱える上に、後継艦も既に就役してしまっていると言う状態の為、海軍省及び軍事省は永宮級の現存最古の艦である「眞野」(1997年就役)の退役を皮切りに、一ヶ月一隻と言う早過ぎるペースで全艦の退役計画を始動させた。
計画スタートにより、全ての永宮級は艦隊運用から外され、港湾警戒、湾岸監視、EEZ領域哨戒、旧型艦を集めた即席艦隊で運用される事となる。これら一連の運用が開始された二日後に、海軍工廠は永宮級の部品生産ストップ及び損傷、破損、故障した際の艦は修理せず即刻解体せよとの命令を各港湾局及び工廠に通達した。それにより解体数が一ヶ月に三隻にも昇った月もあり、退役がより早まる事となった。
そして、前年の2073年10月18日、最後の永宮級である「篠宮」が瑠璃野島に帰投し、退役式が行われた。退役式には「桜級原子力ミサイル戦艦」や帝国海軍大臣、マスコミ、抽選に当たった一般人含め十五隻と四千人が参列した。夕方頃、艦尾の国旗が降納され、永宮級ミサイル巡洋艦は93年の激務から解放され、ファンから惜しまれつつも、安らかな眠りについた。
後に最終艦以外は全て解体され、「篠宮」も翌年の2074年1月20日に解体される予定であったが、「第二次アルベリナ大戦」の開戦による瑠璃野島襲撃の際に、味方空母打撃群を敵の対艦ミサイル攻撃から守ろうと奮戦し、敵の集中砲火を浴び後に戦没した。
補足
最後の「篠宮」ですが、後に小説に盾として出てきます。知っておくとより小説を楽しめるかも?
ノベル小説的な何か?
この小説の内容はフィクションです。実在する人物及び団体は実際には存在致しません。予めご了承の上での、ご清聴をお願い致します。
無題
九月三十日の昼頃、時期外れの蝉の鳴き声が街に響き渡っていた。
一週間前、祖母が亡くなった、百一歳で。
祖母は、生前イテラス王国陸軍の戦闘員だったそうで、世界で最後の戦争経験者として、皆々様方に良くしてもらっていた。今日の葬儀にも、祖母の知り合いが一千人以上も参列してくれた。だけど、母はいつもの様に「仕事が忙しいから遅れる。葬儀には参加出来ない。」と私に電話をして来た。
一番母の事を思っていた祖母に対して、信じられない。母に多少の怒りを覚えた。私が小さい頃、忙しい母に代わって良く世話をしてくれていたのが祖母であった。私も祖母には多少の恩がある。そんな祖母を貶されている様に感じた。
「お母さんが帰ってくる前に、遺品整理しないと...」
独り言を言っていないとやっていられなかった。母への怒りと、祖母を失った事への喪失感から、私の頭はぐちゃぐちゃに掻き混ぜられていた。その時、ドアが開いた音がした。椿の香りのする...母だ。
リビングのドアが開けられて、私と目が合った母が開口一番私に言ったことは、
「ごめんね...緊急搬送の対処で遅れちゃって...」
仕事第一の母らしい言い訳だった。怒りを通り越して呆れに入ってきた。
「はぁ...もう良いよ。言い訳しか出来ないなんて...お母さんはどうせ家族の事より仕事が大事なんでしょ?何で帰ってきたの?」
「本当に、ごめんなさい...」
...また言ってしまった。今回の祖母の死、私の遅れ気味の反抗期、通夜にも葬式にも仕事の関係で出られなかった、母が一番辛いに決まっている。母の仕事がどれだけ忙しいかも十分理解している。でも...
「あら...イリス。その箱...お婆ちゃんの?」
私の手元には赤と黄色の箱があった。蓋を外し、中にあった物を取り出す。すると、中には長い緑色の髪をした美しい女性の写真と、手紙があった。写真の女性は見た感じ、私と同世代だろうか?
撮影日は...二千七十四年十二月十七日。戦争終結の二日前だ。七四年と言う事は祖母は当時十九歳。
手紙の差し出し時は...七十六年四月。
文通相手が気になった。見ては行けないと思いつつも、封に手を伸ばす。封は開いていた。私は中の手紙を取り出し、徐に広げて読む。
手紙の内容を見るに、王都最終決戦時の事を語っているのだろう。此の話は私も良く聞かされた。負傷した祖母を、とある女性が敵であるにも関わらず救ったという、世の女性誰しもが憧れるヒーローの話。この緑の髪の女性がヒーローなのだろうか?
"しかし、背負っているときに「私、一目惚れしちゃったみたいです。」と言われた時はとてもびっくりしてしまいました笑
あれは作戦行動の範疇ですか?(笑)"
...一瞬窓辺から百合の花が私の方を見ていた気がする...
ん...?一番最後の文に気になる事が書かれてあった。
"八十年後、この写真を持ち寄り、あの日にお会い致しましょう。そうすれば、平和の全てが完成します。"
写真をもう一度確認してみる。左端には謎の凸があった。そして、写真が切られている後があった。つまり、この写真の凸に填まる凹がある写真が何処かにあるのだ。
写真を全て完成させたら、平和の全てが完成する。これは何を意味するのか、完成させたら如何なるのか。
今年はこの手紙が書かれてから丁度八十年。こんな運命的な事、早々無い。非現実的な事に興奮する。私の歴史の一頁にこの旅を刻んでみたい。私の心の中にはとある一言が浮かび上がった。
好奇心
「イリス...?大丈夫?」
「お母さん。ちょっとだけ部屋から出てって。」
「...分かった...お婆ちゃんの花畑にいるからね...」
私は荷物を纏める。お母さん、ごめんね。私は逃げるよ。今の窮屈な暮らしから逃れる理由付けにこの旅は丁度良いしね。この旅はきっと私を強くしてくれる。自分を探しに行こう。この広大な世界から、始めよう。私の探し物が見つかった時、私はより成長できると思うから。
幾ら待っても呼んでこないから家に戻ってみると、イリスは何処にもいなくて、代わりに手紙が置いてあった。
「あのお馬鹿...成長したじゃない...」
私は言葉には出さず、心の中で、"いってらっしゃい"と、その単語を紡いだ。
二千七十四年一月十八日 午前五時二十八分
イテラス王国海軍 第二航空機動艦隊
「システムチェックコンプリート。一番機よりタキシングを許可。カタパルトは電力充電が完了の後発艦しください。発艦後は護衛部隊と合流、共同任務群を確立して下さい。」
「パラファイ1に通達、各機と情報を共有して下さい。会話はブラックボックスには残りません。どうぞ。」
「パラファイ1了解。オープンチャンネルにて共有します。オーバー。」
「こちらパラファイ1、タキシング機含めた全機に通達する。六時十五分三十五秒に攻撃を開始する。目標地点は瑠璃野島海軍基地及び航空基地。主に停泊中の航空母艦と戦闘艦に重点を置け。スコアを稼いだ機はポークステーキのおかわりが出来る権利をやろう。」
「ハハッ!傑作ですね!皆んなユーモアを言える位落ち着いています。この作戦、きっと成功しますよ!艦長!」
...遂にこの時が来た。七十七年前に我が国が味わった屈辱を、奴等が身に染みて実感する日が、遂に来たのだ!今度こそ、今度こそ勝利の女神は我等が大イテラス王国に微笑むのだ!
その様な事を考えながら、発艦機を見つめる。皆、この日の為に死ぬ気で訓練をして来た。彼等に取っても、鍛錬の成果を遺憾無く発揮できる特別な日になるだろう。
不意に目に淡い光が降り注いだ。間も無く夜明けだ。
エンジンの振動が体に心地良く響く。これから我々は超大国家雷帝帝国に決戦を挑みに行くのだ。にも関わらず、私はその実感が全くと言って良い程湧かなかった。そして、何より負ける気がしなかった。それも頷ける。何せこちらの戦力は、航空母艦二隻、巡洋艦八隻、駆逐艦六隻、潜水艦が三隻の大艦隊に加え、艦載機数は八十三機。一方あちらさんは、最後の衛星写真で確認されただけで、航空母艦二隻、戦艦二隻、駆逐艦八隻、潜水艦二隻の弱小艦隊。初戦は圧勝となるだろうな。奴等の御自慢の艦隊が壊滅するのが目に見えていると、鼻で笑い飛ばす。
「この戦、勝たせてもらうぞ...!」
同日六時
雷帝帝国海軍海上基地レーダーサイト シーガード
眠い。とにかく眠い。海軍の港湾局長としてはや八ヶ月。軍人は金儲けが簡単で良いものだが、身体的、精神的負担が凄まじい。何たって、最近はレーダーが不調で故障が多発。仮設レーダーと肉眼による監視で、直るまで昼夜問わず眠れない。責任者って言うのはこう言う時に大変だ。イテラスも最近は機嫌が悪いし、レーダーが壊れている最中に攻撃しに来たらどうするんだ...はぁ...
「局長。システムトラブルです。レーダーが海面を敵と捉えた様で、一面真緑に光ってます。」
やれやれ...まただ。今日は眠れそうにない...
心の中で愚痴を言い、やっとの思いで重い腰を上げる。
「フゥ...仮設レーダーに切り替え。監視員をいつもの場所に配備しろ。修理班の手配も頼む。」
「了解です。」
長い一日になりそうだ...そう思っていたが、今日は割と早く補修が終わった。後はレーダーの異常が無ければ寝れる!
そう期待しながらマスターパネルを操作し、中央の画面にレーダー盤を映す。
ん...?レーダーに八十三の機影?しかもAID(AI自動敵味方識別装置)が敵と判別している。つまりコマンドプログラムを行っていない国籍不明機が八三機も領空侵犯を犯している。
「あー...まだ寝られねぇ...」
「...局長、これ、故障じゃ無い気がするのですが...何しろ八十三機と言うのは余りにも具体的すぎますし、仮設レーダーにも映っています。演習の一環では?」
「いや、私に話が廻って来ない演習や訓練等あり得ない。...もし、本当に奴等が故障じゃ無く実在するのだとしたら、招かれざるお客様って事だ。」
今日は本当に長い一日になりそうだ。
「第一空母打撃群、第二空母打撃群、第二高速戦闘艦隊に緊急出航を命令。彼等を助ける為なら解体待機中の巡洋艦を引っ張り出してでも盾にしろ。守ってみせるんだ。」
「なっ?!幾ら局長の指示だからと言って、貴方一人の権限で全艦艇を動かすのは不可能ですよ!先に海軍営に知らせないと...と言うか!本当に攻撃かも分からないんですよ!?」
「...第一次大陸戦争時に我が瑠璃野島海軍基地を攻撃した大艇は何艇だ?状況が似過ぎている。あちらがあの日の事を模倣しているとしか思えない。」
「だからって...そんなの憶測に過ぎません!危険です!局長の首も危ういんですよ!」
「それでも良い。この港の全てを動かす権限は私にあり、全責任を背負うのも私だ。万が一を考えると、この先もし戦争になった場合、空母二隻を喪うのは余りにも大き過ぎる。あらゆる状況を想定し、その様な不利益を未然に防ぐ必要があるのだ。全艦艇に出航命令を。」
「...私は知りませんからね..."全艦艇に告ぐ!緊急出航!これは命令である!"」
そうだ、全責任は私にある。彼等が咎められない様に手を回して置かねばならないな。
そんな事を考えながら、私はレーダーの光を睨み付け、そして小さく呟いた。
「ゴミ共が...」
「はっきり見えるぜ!あれが瑠璃野島だ!」
「大隊長、如何致しますか?AVM(空対艦ミサイル)の射程に入っていますが。」
「いや、近接戦闘で確実に各個撃破しよう。時間もまだ三十二秒あるからな。」
後三十二秒。後三十二秒で歴史の入り口が変わる。全主導権は我がイテラス王国になる。奴等が主導を握る時代は終わるのだ。
「hey!ビッグブラザー!二時の方向に艦影だ!しかもデカいぞ!」
「千秋率いる空母打撃群だろう。我々を察知して逃げ始めたか...!」
想定の内だが、予想以上に焦ってしまうな。
「大隊長!後何秒ですか!?」
「急かすなよ。攻撃時刻まで五秒。はい、マーク!」
五...四...三...二...一...
発射!
「国籍不明機が撃ってきた!コールチク射撃始め!」
「護衛艦は何をやっている!さっさと撃て!」
「千秋、射撃止めろ!堤防に当たっている!」
やはり仕掛けてきた。まさかとは思ったが、大胆に接近して空母打撃群から狙うとは思わなかった。
...皆、混乱している。...残念な事だが、彼等を助ける為にも、私は大きな決断せねばならない...
「空軍に要請、航空基地から上げられるだけ上げさせろ。対空戦車と地対空ミサイル部隊を出せ。徹底的に痛め付けるんだ。本土にも連絡しろ、反撃すると。」
頭上に爆音と轟音が響き渡った。直後に地面が揺れる。これが戦争の始まりの音だ。
「三機撃墜!」
良し!と歓声が湧き上がる。次に陸上部隊が地対空戦闘を開始、機関銃の音とミサイルブースターの耳を劈く音が聞こえ、破裂音がした。また撃墜したんだろう。しかし、地上部隊は足止めでしかない。本命はこれからだ。
「Sky amplei One Two Three Four, runway 34L, cleared for take off, wind 04 degrees at 3 Knot.」
「Runway 34L, cleared for take off, 040, 3, Sky amplei One Two Three Four.」
「...海軍も無茶な注文をする。まぁ、宜しい。三十秒で上げてやろう。」
不味いな。戦力不足から、解体待ちの巡洋艦まで引っ張り出して戦闘を行わせていたが、先程集中砲火を浴びて撃沈された。戦力、立ち回り、全てに於いて不利だ。そんな事を考えていると、左耳に爆音が入る。強襲揚陸艦鈴海が被弾していた。そして、ミシミシと不協和音を立て始めた。
「鈴海被弾!あっ、艦橋が脱落する!」
艦橋が捥げた。信じられない。
「後部艦橋が海面に落下!排気口部が燃えています!」
「機関部の復旧が不可能だとの事です。総員退艦命令が出されています!鈴海はもうダメです!」
このままでは勝てない。如何すれば...如何すれば...!その瞬間、通信士が叫びだす。
「ミサイル十八機、急速接近!」
この距離、この数、個艦防空であってもミサイルが迎撃し切れない。終わりだ。こうなったら千夏だけでも守り切ってやる...!コールチクが射撃をする。間に合わない。でも、これで良い...そう覚悟したが、敵ミサイルは本艦の頭上を通り過ぎ千夏に数十機が着弾。直後に破裂音が湾内に木霊する。
カタパルトから火が噴き、両舷エレベーターから艦載機や航空機が飛び出してきた。直後に甲板が膨らみ、破裂する。内部で誘爆しているのか?
「艦載機及びウェポンに誘爆している様です!」
...千夏はもう戦闘が出来ないだろう。航行に支障は無さそうだが、それでも戦力の二分の一を失ったのは大き過ぎる...しかし、敵は異様に我等空母打撃群に固執して攻撃を敢行してきている。何故だ?そう言えば、焦っていてまだ出していなかったな。
「おい、A WACSを発艦させろ。主に艦艇索敵に重点を置けと伝えろ。」
これでいるか否かが分かる筈だ。無事に飛んでくれれば良いが。
その瞬間、右から爆音。僚艦の駆逐がやられた。不味い、時間がない。
「カタパルトOK。発艦準備完了。GOGOGO!」
頼む、気付かれないでくれ。そう願ったが、その願いは神に届かなかった。機体が甲板から離れた瞬間、A WACS機の左からミサイルが接近しているのが分かった。
「狙われている!回避!回避!」
「駄目だ!今回避行動を取ったら失速する!」
あぁ...神よ...彼等に助けを...助けを...
敵のミサイルがA WACS機の目と鼻の先まで迫っていた時、閃光と共にミサイルが砕け散った。暴発?いや、爆発と言った方が正しいな。一体誰が?そんな事を考えていると、ジェットエンジンの音が頭上を掠め、敵機に向かっていくのが視認出来た。
「千秋、護衛予定時刻に遅れた事を謝罪する。言い訳をするならば、燃料積載に時間が掛かったんだ。」
「遅いぞ。さて、アウトサイドワークに取り掛かってもらう。仕事に専念しろ。」
「やれやれ、海軍さんは人使いが荒い様で。...各機目標を決め、交戦開始。散れ!」
敵機が落ち葉の様にハラハラと落ちて行く。機体の性能も良いのだろうが、何よりパイロット一人一人の練度が凄まじいのだろう。そうこうしている内に湾外に出た。これで艦隊は遺憾なく能力を発揮できる。我々はこの時の為に虎の子を隠し持っていたのだからな。
「千秋出航完了!良い旅を!」
「千秋率いる緊急仮設艦隊が湾外に脱出。戦闘を展開するそうです。」
無事に出れた事に安堵してホッと一息つく。だが、我々に後は残されていない。時間稼ぎの対空車両部隊は壊滅状態。航空基地も襲撃を受けていると言う。基地付属のVLSでの加勢も行なっているが、対処出来なくなるのも時間の問題だろう。
「航空基地の滑走路中央線付近に破口が出来た様です。戦闘中の修理は望めません。増援が行えない状況下での制空権維持は難しいでしょう...」
三十機以上撃墜したとて、敵はまだ五十機未満残っている。"あれ"の使い時は今しかない。
「現在展開している空軍機に本島空域より撤退を命じろ。」
「しかし、それでは制空権が!」
「"あれ"を使う。撤退は必然だ。加えて、島内の職員や戦闘員を百二十秒以内に全員地下シェルターに避難させろ。」
「宜しいのですか。本当の復興だって望めませんよ。救助も一体いつになるか...」
「ここが占拠されれば、敵の爆撃機がノーリスクで本土を攻撃出来てしまう。"あれ"を使えば奴等は暫くはこの島を自由に使えない。」
「...分かりました。島内職員及び戦闘員に屋内への撤退を命じます。」
「Naveru級水素爆弾の起爆準備が完了しました。百二十秒後に起爆します。島内の職員及び戦闘員は、各基地に敷設されている地下シェルターに避難して下さい。又、現在地下シェルターにいる職員はその場所から外に出ようとしないで下さい。安全を最優先して下さい。このアナウンスは繰り返しません。」
...幾ら放射能プラントのウランの量を減らしていようと、暫くはこの島の復興や復旧は望めないだろう。これで私は僅か八ヶ月で局長の席を降りる事になる。しかし、私の家族、私の国を守る為にも、この行動は正しい事だと思わなくてはならない。さて、私も次のエレベーターで降りるとするか。
敵の追っての大半は島の攻撃に移り、半数は未だに追って来ている。
「撃墜しても撃墜しても虫みたいに湧いて来やがる!
「全艦に通達、弾幕を密にし、外海へ撤退せよ。」
そう言った瞬間、
瑠璃野島が眩い閃光に包まれた。
「なっ何ぃ?!奴等が自爆しただとぉ!?」
「はっ、はい!敵は水爆を保有していた様で、我々に占領をさせない為の対策かと...」
「そっ、それで、八十三機中帰還機がたったの四機だと?!ふざけるな!
「そっ、それが...帰還機は零です...」
「...何だと?もう一度言ってみろ。」
「...帰投中に一機の燃料タンクに穴が空いていた事が判明して、途中で燃料が無くなり墜落...後の二機は離着陸用フラップがズタズタにやられていて着陸が出来ず...残りの一機は水爆の影響で被爆して、大量の放射性物質が...」
「...糞がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
暴れ回る艦長を横目で見ながら、僕は呆れていた。...艦長はいつも冷静を失う。そして力任せに行動する。後片付けはいつも僕の仕事だ。これ以上被害を出さない為にも煽てる他しょうがない。後は僕が上手くやるかな。
「艦長、気分転換にサウナに行ってみては如何でしょうか?きっと雑念が汗と共に流れてスッキリしますよ。敵も戦略的に重要な島を失ったんです。この作戦は十分成功です。」
「.....」
艦長のブーツの音が響き渡り、その音がエレベーターに吸い込まれた。煽てるのは得意だ。やり過ぎて慣れたって所だね。さて、ここからは僕が艦長だ。
「僚艦のレイバーラバーリンには何機が残っている?」
「はっ、報告では二十一機残っている様です。」
「本艦の搭載機は零か...レイバーラバーリンに連絡、十機を本艦に付けろと、それと、今の...」
「レーダー員より報告!本艦より五十四粁、十一時の方角に敵航空部隊約七十機が接近中!」
「なっ?!航空隊の報告では敵の滑走路と空母の飛行甲板をやったと...それに、この様な至近距離まで見つからないと言うのはあり得ない!この状況でジョークは許されないぞ!」
「ジョークだったらこんな事言わないですよ...飛行甲板の破壊に成功した空母は一隻のみですし、敵には無傷の空母がいます。それに、敵の艦載機、F/A-28はとんでもない位ステルス性が高いです。超低空で接近されては、見つけ様がありません!」
「なっ、何と言う事だ...」
敵がこの距離までミサイルを温存し続けていたのは、絶対に見つからないと言う自信があった上でだろう。我々は...とんでもない敵に喧嘩を売ってしまったのかも知れない...
「艦長、どうして敵空母がいると思ったのですか?確信したからこそあのタイミングでA WACSを飛ばしたのでしょう?」
「何故敵が打撃群壊滅に固執するのか。分かるか?」
「いえ...単純に敵戦力を潰して置きたいからですか?」
「違うな。正解は、打撃群の航続距離を恐れていたからだ。飽くまで予測に過ぎんがな。」
「何故です?敵の空母だって航続距離はありますし...艦隊巴戦に持ち込んで仕舞えば良い筈です。」
「...奴等の空母は古くて脆い。海上だと簡単に修理は出来ないし、航続距離は我々の方が上だ。だから恐れていたんだ。」
「それにしても、簡単に釣れましたね。」
敵の戦略は我武者羅なだけだ。甘い、甘すぎる。
決死の覚悟で飛んでくれたA WACSが発見してくれた空母だ。このチャンスを無駄にする訳には行かない。さぁ、反撃作戦の開始だ。
この距離なら外し様が無い。対艦ミサイルを撃てば、全てが始まる。反抗攻撃をした瞬間、戦線布告を受託したと見做される。だが、国を守る為にはやるしか無い。
「恐らく敵にも発見されただろう。いいか、敵が我々をロックオンするまで発砲は禁止する。」
長官機の護衛と見送り、それが今回の我々の仕事だ。長官機を守る為なら、どんな被害を受けてでも...!
「こちらアルファ7!ロックオンされました!」
「よし、時間だ。アルファ隊全機へ、ノア、ノア、ノア。」
「ノア、了解。」
「ノア、了解!」
直後、ロケットブースターの音が辺りを木霊する。そして、ミサイルの後ろを長官機が行く。流石に極超音速ミサイルには追い付けないだろうが、敵の目を眩ますのならばミサイルは丁度良いデコイだ。F-77は、目視じゃ無い限り発見出来ない。
「良し!A WACS一機とその僚機二機は本空域にて待機!作戦観測の後に結果の是非を問う。その他全機は瑠璃野島周りで母艦に帰投せよ!RTB!」
後は頼みましたよ、長官。
千秋の副艦長になって半年、私程千秋と同じ境遇を歩んできた人間は他にいないだろう。
私は産まれてきた時から虐めを受けていた。千秋家の後継として期待されていたにも関わらず、産まれてきたのが女だったからだ。
厳しくするとか、酷い扱いを受けるとかじゃなく、重石扱いされ、無視されていた。両親は疎か、親戚からの軽蔑の目にも苛まれ、生きてきた。
そのせいだろうか、中学生になって私はオカシクなり始めた。何もかもが馬鹿みたいに見え、人を見下し始めたのだ。勿論、そんな奴はクラスで浮き、周りの女子からの虐めも始まった。殴る、蹴る、水責め、そんなのが毎日毎日毎日毎日。死ぬかもしれないと感じた。でも、死んでも良いと思っていた。家族からも見放され、せめてもの取り柄であった人を思い遣る気持ちすら消え去った私には、生きる事が面倒臭くなっていた。
いつも通り虐められた帰り、私は国会前でデモに遭遇した。空母を今すぐ壊せ、いらない捨てろ、等のプラカードを掲げたデモ隊。何があったのかは察しがついていた。新たに出来た新型空母の事についてである。
当時財政難だった帝国は、空母二隻の運用でも精一杯だった。にも関わらず、他国の海軍力が強化されているのを見て、物欲と、己が負けるのが怖いと言うプライドから、一兆三千五百八十九億円の空母を十五隻作ると言い出した。当然、国民は呆れ返り、燃え上がった。ネームシップが出来た瞬間、今直ぐ壊せ。千秋級を提案した帝国議会の役員も、今直ぐにでも他艦の建造を中止し、解体しろと言い出した。
産まれた瞬間邪魔者扱い。罵声を浴びせられ、就役中止、解体の一歩手前でになっていた、私と同性で同じ境遇を受けた彼女に、私は何処か繋がりを感じていた。そして決めた。軍人になり、いつかあの空母の艦長になるのだと。そして今日まで私は這い上がって来た。時には蹴落とし、時には利用した。そして、私は艦長の座を掴み取ろうとしていた。戦争が始まらなければ。
今日、何もなければ、いつもの様に千冬との運用交代で水上に帰投し、私が艦長になる手筈だった。しかし、今日はいつもと違った。
私はこの戦で死ぬかも知れない。もし、私がここで死んでしまったら、千秋の艦長にはなれない。折角十五の春から青春を捨て、ここまで上がってきたんだ。同じ名前の、同じ境遇を受けたあの艦の艦長になる為に、今私はいる。
超低空飛行に入り、速度を上げる。ただのパイロットならば、この時点で墜落しているだろう。吸気口に乱気流が出来ているのが見えた。操縦が過激になり、桿が震え出す。何度も死にそうになった。死にたいとも思った。でも今の私は違う、生きる為にいるのだ。操縦桿を強く握ると、思いが伝わったのか急に大人しくなった。下を見ると、水が私の機体を避けていた。これが最高速度、マッハ四点二。相変わらず翼はミシミシと唸っているけど、ここに達した時程世界が美しく見える。世界が、変わって見える。
「目標との距離、約五千四百ヤード...!」
警告音が艦内に木霊し、不気味な不協和音を奏でている。
「糞!まだ敵ミサイルは落とし切れないのか!」
「無理です!距離が近かった事もありますが、何より数が多過ぎます!このままでは、被弾を免れる事は出来ません!」
ここが私の墓なのか?そんなのは御免だ。私が参謀長になるまで一体どれだけの年月を費やしたと思っているんだ。幸せな家庭を築き上げるまでどれ程の時間を懸けたと思っているんだ。
僕の曽祖母は雷伊戦の最中、雷帝兵に強姦を受けた。戦闘中に、敵の獸に襲われたのだ。祖母から聞いたこの話、僕は大嫌いだった。曽祖母は後に何とか逃げ延びたらしいが、その心の傷はアルツハイマーを発症するまで延々と付き纏っていたそうだ。世間、又、現在の反戦社会に於ける教育は、恰も雷帝帝国含むアルベリナ平和条約機構加盟国が正義と言わんばかりの内容だ。しかし、私は声を大にして言いたかった。アイツらこそが悪や憎悪の塊だと。生かしておけない人種だと。奴等の子供はこの事実を知らずに正義と言う名だけの盾を身に付けている。濃厚と生きている。それが気に喰わない。曽祖母だけならまだ嫌な話だと収められた。だが、僕の妻にまで奴等は手を出したのだ。僕は許せない。正義を着飾った悪こそが本来の我々人間の敵だ。そんな思いを抱き、僕は軍部に入った。奴等を皆殺しにする為に、ここまで努力してきたのだ。奴等の手によって、やっと手に入れた参謀長と言う座から飛び降りるなぞ、運命が許さない。絶対に、絶対に。
「敵ミサイルとの距離は!」
「はっ!約五千ヤードです!」
使うしかない。例え仲間が犠牲になろうと、空母二隻を失う事よりは、きっとマシだ。
「横爆式空中ナパームの使用を許可する。」
「なっ...危険です!本艦が発射した場合、護衛のナルバディボブ級にも被害が出ます!」
「重巡一隻か、空母二隻か。君ならどうする?天才馬鹿のルーカス君。」
「...わ、分かりました...CIC!装填準備急げ!」
ルーカス君。君の真面目さにはいつも感心しているさ。後で口頭で謝らなければならないかな。
「サルボー!サルボー!」
空気を劈くような音が艦内に木霊し、直後に空に吸い込まれるかの様にミサイルと一緒に飛んでいった。ナルバディボブには退艦命令を出せと打電しておいたが、一体どれだけの船員が助かるか...僕は恨まれ、呪われるかも知れないな。だが、空母二隻を失わない為にも、必然の行為だ。きっと艦長も同じ事をしただろう。僕は正しい、正しいのだ。と、そうこうしている内に眩い閃光が艦橋を襲う。そしてCICから、
「ナルバディボブ級ミサイル重巡洋艦、撃沈。ミサイル、半数を迎撃するも尚接近中!」
と言う報告が届いた。五百人を失って僅か半数の撃墜。と言うのが余りにも信じられない。横爆式ナパームはこんに軟弱だったか?我々はこんなにも貧弱だったか?そんな筈はない。では、何故だ?...いや、薄々気づいていた。奴等の方が、我々よりも何倍も勝っていると。
「...長...参謀長!」
ルーカス君に呼ばれてハッとする。また自分の世界に引き摺り込まれそうになった。
「以前接近中です!指示を!」
現実に引き戻される。周りには混乱の余り叫ぶ乗組員がいた。ミサイルはまだ大半が空を飛んでいた。呼吸が荒くる。嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
死
頭の中に思い浮かんだものはただその一言。この距離でこの数は回避の仕様が無い。我々の負けだ。
「参謀長!指示を!指示を!」
ルーカス君の声が今にも泣き出しそうな震え声になっていた。...いや、僕はまだ彼に謝っていない。僕と、彼の為にも、何とかするしかない!
「チャフを撒け!面舵九十!被弾面積を最小にする様努力せよ!」
神様...貴方が存在するならば我々に力を...敗戦国の白人と罵られ、差別されてきた我々に、自由を...
「敵弾、来ます!」
震えが止まらない。祈る、祈る。祈る他、僕にはやれる事がない。あぁ、ここが地獄か?ハハッ...可笑しくなりそうになった。終わりだと呟いた。しかし、ミサイルは頭上を通り過ぎ行く。ミサイルは何処へ?レーダースキャナの先にはレイバーラバーリンがいた。直後に爆音、黒煙が辺りに舞う。そして、艦底が大きく破裂した音が聞こえた。
「レイバーラバーリン被弾!機関部沈黙、撃沈です!」
...生き残った、信じられない。神はいたんだ。歓声が湧く、乗組員が手を取り合っていた。さて、私はこの事に感謝して、やらなければならない事をやらないとな。
「...ルーカス君。さっきは思ってもない事を言って悪かった。僕は捻くれているかもな。」
「...知ってましたよ。貴方はそんな人じゃありません。艦長とは違って...そう言えば艦長は?」
「あぁ、あの方ならさっきの操艦で頭を打って気絶してるよ。暫くは安泰だ。」
二人で笑い合う。刹那、
「目視観測員から報告!敵の大型航空機が本艦に向かって超高速で接近中!レーダーで探知出来ません!」と。
空白、全てを包んだのは空白だった。誰も喋らない。思考も、全てが停止していた。
「げっ、迎撃しろ。」
掠れた声で何とか声を発する。
「レーダーで探知出来ないのでミサイルもCIWSも使えません...」
終わりだ。終わったんだ。
「敵との距離、1200ヤード!」
この距離で兵装を使用しない?まさか、突っ込むつもりか...?まぁ、もうどうでも良いがな。
行ける、行ける。そう自分に言い聞かせ、敵空母に...敵空母に接近する。私の見立て通りだった。イテラス空母は舷側エレベーターを下げている時間が長い。イテラス空母の第二、第三エレベーターの位置は左右対称。トンネル抜けならぬ、格納庫抜けをしてしまえば格納庫の中に直に爆弾を投下出来る。至難の技だろう、爆弾は一発だから一回外すと次はない。無理かも知れない。失敗するかも知れない。でも、風に任せれば私は何処へでも行ける...!
運命の一瞬、格納庫に向かって私は突入する。エレベーターの淵擦れ擦れで、作業員の顔が見えたその時、直感で「今」と投下ボタンを押す。そして、通り抜けた。その緊張と恐怖の時間は風の流れで遠くに行く。いつしか頬には冷や汗が伝っていた。
「信じられない...本当に出来た...?」
これは夢?と自分に問う程、自分のやった事が信じられなかった。死ぬ覚悟でこの作戦に臨んだのにも関わらず、今私は生きている。これを感動と言うのかもしれない。とにかく、私は嬉しくて仕方がなかったのだ。
レーダーには、長官機が映っていた。長官はやり切ったのだ。一瞬レーダーから消えた時は心臓が止まりそうだったが、無事で何よりだ。あの様な無茶な行動は控えて欲しい...もう、二度と好きな人を失いたく無いのだ。そんな思いを胸に抱き、私はレーダーの基盤を見つめる。敵空母に着弾していなければ、今回の作戦は失敗だ。緊張の一瞬、隣にいる戦友の唾を呑み込む音が静寂に包まれている機内に響き渡った。
...やられていない?もしや、不発か?敵パイロットと目が合った時は頭の血が一気に足に引いた感覚がしていたが、今は恐怖よりも好奇心が俺の脳を支配していた。
確かめたい。
ゆっくり、だが確実に爆弾に近づく。吐息が荒くなり、鼓動が耳に五月蝿く響く。靴が地面を打つ音が段々と大きくなる様に感じた。そして、俺はその爆弾を見た。まるで、未来の爆弾と言わんばかりの先進的な見た目をしていた。格納庫甲板には大穴が開いていて、如何に爆弾が重く、それを運んだ機が速かったかを物語っていた。しかし、不発だった。それを確認した時、俺は不覚にもニヤけてしまった。近くに敷設されていた業務用電話に目が行く。俺は駆け寄り、CICに爆弾の容姿、現在の状況、不発だった事を伝えるとCICから命令が降る。
『お前は確か...元工作班のチェイニー・ウィズリーだったな。爆弾の処理は出来るか?』
嫌な予感がする。
「はっ、はぁ、可能でありますが...」
『良し、ならば信管を抜いて回収しろ。敵の新技術が分かるやも知れん。』
正直反応に困った。見知らぬ爆弾、しかも不発と言う非常に危険な状態の物に態々近づいて、処理作業を行わなねばならない何て、リスクが高過ぎる。しかし、先の戦闘の所為で元工作班の仲間は皆持ち場に戻っちまった。直ちに処理作業を行えるのは俺しかいない。
「...了解です。」
...ったく、何で一階の整備員の俺が爆弾処理の資格を持ってるんだか...工作員の為だけに免許なんか取るんじゃなかった...と試験を意気揚々と受けた過去の自分を恨みたくなった。さて、さっさと終わらせて...
その時、甲高い機械音が格納庫の中に反響する。そして、爆弾から何やら棘の様なものが、時計の秒針の様な音を出しながら、一個ずつ、順番に下から飛び出してくる。そして爆弾の後部が光を帯びる。近未来的何んて感心している場合ではない。こいつは不発じゃない。時限式だったんだ。
「...!みんな逃げ...!」
気づいた時にはもう遅く、俺は爆風で頭上の消化装置に頭をぶつけた。
「千秋長官!こちらA WACS Long Taleです。直掩のリバーfifteen、sixtenと共にいます。応答願います。」
「...その可愛い声は、千歌ちゃんね。お待たせ、一応生き延びたよ。」
「本当に安心しましたよ...次からはこんな考え起こさないで下さい!」
「フフッ...分かったわ。」
本当に分かってくれたのか謎だ。長官は澄ました顔で嘘をつくのだから。まぁ、そんな事は如何でも良い。問題は、あの爆弾が敵にしっかりと当たったか、爆発した所で空母を撃沈出来るかだ。私達は遠方からレーダーで見守る事しか出来ない。只管に。
直後に空母が光り出し、エレベーターから黒煙が吹き出した。外観からは中破程度にしか見えないが、あの爆弾が本領を発揮するのには、敵艦のセメントが溶け出さなければならない。緊張の一瞬だ。いつもお喋りのリバーsixtenが声を一言も発さない。私は張り詰めた空気で渇き切った喉を潤す為に、コーヒーを一口含んだ。
僕は状況が理解出来ずにいた。只々分かる事は、"何かが起こったと言う事だけで、それ以外は独白の渦の中だ。エレベーターから黒煙が噴き出している。その黒煙は大きく宙に舞っており、それは前部艦橋からでも視認できた。
しかし、まだ沈んだ訳では無い筈だ。声を張り、参謀長としての威厳を守らなければならない。
「さぁ!まだ僕等は負けていないぞ!ダメコン室、応急対処と被害報告を頼む!」
腕を二回手拍子して、そう問う。
「こちらダメコン室、...被害報告を行います。」
「待ってくれ、今メモをする。」
▲
ハイレ・ラクドリヒャ海軍参謀長のメモ
二千七十四年一月 生存者、ヘリヅ・L・ルーカスが回収、撮影したもの。
「以上です。現在ダメコンにより傾斜復元を試みております。」
...予想以上の被害だった。だが...まだ諦める程でも無い。僕は僕に出来る行動をしよう。自分の為にも、仲間の為にも。
...そう言えば昔、似ていた言葉を学生時代に教わったのを思い出した。
"一人は皆の為に、皆は一人の為に。"
笑ってしまう程懐かしい言葉だ。思えば、今の状況はこの言葉の使い場としてはピッタリだな。...何て、柄にも合わない事を考えてしまった。
いつも威厳威厳と、自分の立場しか考えていない僕だが、弱音を吐く時もある。
戦争なんて無くて、戦友は皆唯の友人で、誰も死なないそんな世界を戯言の様にぼやいたり、想像してしまう。そんな世界があれば、良かった...そうだったら、良かったなぁ...
涙が滲んだ。ネガティブな感情が艦に伝わったか分からないが、艦の何処かが爆発し、傾斜がキツくなった。駄目だ駄目だ。そんな事を考えてしまったら、沈んでしまう。
言霊とは違うが、思いと云うのは何故か物にまで伝わってしまう。我が国に古来から継承されて来た御伽噺だ。だが、そんな御伽噺にも縋りたくなる様な状況だ。無理はないのかも知れない。いや、弱気になっては駄目だ。威厳だ、いつもの僕を正せ!
「さぁ!気落ちするな、我々はまだまだ行けるぞ!」
そう言った時だった。ふと、アングルドデッキを見ると、白いドレスを着た女性がこちらに手を振っていた。そして、直後、海に飛び込んで行った。
「なっ!?女性が海に落ちたぞ!」
私が言う前に誰かが叫んだ。航海士のユワリィだった。ユワリィは直ぐにグランドスタッフに問いただすが、返ってくる言葉は、知らぬ存ぜぬの一点張りだった。確かに軍艦に白いドレスを着た女性がいて、手を振ったからと思えば海に身投げ、なんて非現実的過ぎる。恐怖からの空想か?いや、複数人が同じ空想を見ると言うのもまた、非現実的だ。...あれは何だったのだろうか?
そう考えている時、グランドスタッフが叫びながら言葉を発していた。
「如何した?何があった?」
「最上甲板が抜け落ちるぞ!」
彼が指差していた方向を見た。不味い、爆発の熱か知らないが、コンクリートとその下の鉄板が溶け始めていた。
「グランドスタッフ全員に次ぐ!直ちに消化だ、急げ!」
しかし、時すでに遅く、放泡の前に甲板が抜け落ちた。直後、信じられない程巨大な火柱が天に上がった。
私はその光景を見ていた。シャスト・ラバーリンが巨大な火柱が噴いていた地獄の様な光景を。鉄が溶けた様な見た目、強烈な鉄臭さが当たりを包んでいた。まるで噴水の如く溢れ出し、行き場を失った火柱は空母の左右にある穴と言う穴から、シャワーの様な音を響かせながら海に流れ出し、艦が今にも千切れそうになっていた。火柱の溶けた何かがシャストに降り注ぐ。直後に爆発、爆発、爆発の連続だ。そして、艦の前後が真っ二つになった瞬間、閃光が迸り、船体が木っ端微塵に吹き飛んだ。
▲
先の戦闘で沈没した「IKS ナルバディボブ」の艦載機が撮影したシャスト・ラバーリンの爆発の瞬間。
...我が艦は護衛の任に就いていた筈だ。しかし、敵の数に手も足も出なかった。私は護るべきであった空母が護れなかった。王女からお借りした立派なミサイル巡洋艦を、有効活用出来なかったのだ。私は悔しさと共に、敵に対する恐怖と死への恐ろしさを抱えていた。この場に止まってしまっていたら、次に狙われるのは私の艦かも知れない。そして、次に死んでしまうのは...
私だ。
直後に鳥肌が立ち、血の気が一気に引いていくのがわかった。そして、視界が薄れていき、私はその場に倒れ込んだ。
彼等が帰還する。機から降りて来た彼等の顔は、正に我々が光なのだと強調するかの様な微笑ましい笑顔だった。彼等が開口一番口にした言葉はただ一言。
「作戦は成功!」
全員が察した。彼等が敵空母を撃沈した事、新型爆弾が上手く行った事を。
完成が湧き上がり、一部のスタッフがヘルメットを上に投げる。泣いて喜んでいた整備員もいた。
私は彼女に視線を送る。彼女は千秋の乗組員達とも仲が良いし。何より人望がある。そろそろ私は第一線を退けよう。千秋の艦長席は同じ名前を持つ彼女に託すのだ。...だが、歴史よ。一つ覚えて置いてくれ。この先、如何に彼女が素晴らしい功績を残そうとも、歴史の入り口を変えたのは私だったと。
「本日十三時、イテラス王国が、雷帝帝国及びその他アルベリナ大陸平和条約機構加盟国に対し、戦線を布告しました。戦線布告直後の奇襲攻撃により、雷帝帝国並びにその他条約機構加盟国の港湾施設が攻撃を受け、雷帝帝国海軍、大門帝国海軍の航空母艦は、停泊中のものと建造中のもの、全てが損傷したとの事です。沈没した航空母艦は現在確認されておらず、また、洋上を航行中だった空母、その他艦艇については、発表がありません。雷帝帝国海軍省によれば、攻撃に使われていたのは全て最新の極超音速巡航ミサイルで、港湾内に密かに紛れていた潜水艦から発射されたのではないかと示唆しています。一部政府筋、中立国によりますと、今回の開戦は雷帝帝国の宇宙関連技術の進化による宇宙資源の独占に対する、イテラス側の経済的不満が発端となっているとされています。雷帝帝国帝国議会は、自己防衛反撃法、非常事態宮内庁権限法を発令し、国家警戒レベルを零から四に引き上げ、大陸平和条約機構加盟国及び、雷帝帝国陸海空軍に対し、直ちに反撃準備に移るよう、命令を下しました。国民の皆様、我が国は戦闘状態になりました。繰り返します、我が国は戦闘状態になりました。本日六時より、神宮庁、桜ノ召巫女様が直々に会見遊ばされるとの事です。」
同日五時五十九分
「桜ノ召巫女様、御成〜!」
巫女様の補佐が言葉を発した瞬間、先程まで騒めきに包まれていた会場内は急に鎮魂に返り、全員が息を合わせた様に立ち上がり、帽子を脱ぎ、頭を下げる。
茶色の馬の皮のブーツの音が会場に響く。澄んだ美しい黒の瞳、長く煌びやかな髪、空気の様な凛々しさを持つあのお方こそ、我が雷帝帝国の次期皇后陛下であり、唯一神の御遣いである天皇陛下に認められた側近なのだ。
足音が止み、巫女様は一息置いてこう御告げになる。
「天皇陛下におかせられましては、先の御持病が禍し、依然として体調が優れず、宮内庁、近衛庁より御出立後出席の許可が降りず、代わりと致しまして、神宮庁より私が派遣、天皇陛下の代理として、代筆された天皇陛下の御気持ちを表明すると共に、本日御越し頂いた関係各所の方々、報道陣の皆皆様方に対する質疑応答とさせて頂きます。」
彼女は袴の裾から書面を取り出して、間を開けてから読み始める。
「これより、天皇陛下より重大な発表が御座います。現在、玉映放送を視聴している全帝国臣民は、深く静聴して下さい。発表代理は、桜ノ召巫女様で御座います。」
「朕深ク、世ノ大勢及ビ、帝国ノ現状トニ鑑ミ、非常ナ気持チ乍ラ、御自ラ世界繁栄、秩序維持ノ施行ヲ促ス為、茲ニ忠実ナル爾臣民ニ告グ。朕ハ、帝国議会ヲシテ、大咲両州及ビ亞ノ参國ニ対シ、共戦ニ励マントスル旨、通告セシメタリ。抑々ノ事、帝国臣民ノ康寧ヲ圖リ、萬邦共榮ノ楽ヲ偕ニスルハ、皇祖皇宗ノ遺範ニシテ、朕ノ挙々措カサル所。朕ハ、臣民ノ保護、萬邦共榮ノ楽ヲ志ニ在ラントスル。朕ハ、臣民及ビ、陸海空全将兵ニ対シ、神、皇祖皇宗ヨリ受ケ継ギ、頂イタ力ヲ分ケ与エントスル。」
「以上です。続きまして、質疑応答に移らさせて頂きます。ここからは補佐の私が...」
「先輩、さっきの会見...」
「あぁ、始めての仕事にしては上出来だったぞ。」
「本当ですか!有難う御座います!それで、聴きたい事があるのですが...」
「何だ?答えられる限りでは答えるぞ。」
「その、陛下が仰られた"力"って、一体何の事でしょうか?」
「...まぁ、お前は知らなくても当然だな。分かった。本社に戻ったら話す。...外では話せん。」
私はその言葉に疑問を抱きながら、本社に向かって帰路に着いた。
「お前は、神の御加護ってのを知ってるか?」
「言葉にありますよね。神の御加護が在らん事を、とか。」
「違う違う。そっちじゃ無い。力の事だ。」
「力と神の御加護に何か関係が?」
「...一から説明するから良く聞けよ?」
「ファクマニズム暦六百五十年。雷ノ宮ノ尊が雷帝帝国初代天皇として座位されたのは、知ってるな?」
「はい。私も義務教育は受けて来ましたから。」
「天皇陛下の家系、まぁ、雷ノ宮一族と呼称しよう。雷ノ宮一族には華々しい伝説がある。嘘だろ?と疑う様な物もあれば、現実味を帯びている話もある。今回は前者の方の話だ。ノベル的御伽噺だと思ってくれ。」
喉を鳴らす。
「はい...!」
雷ノ宮ノ尊はある一人の民草の娘に惚れていた。それが、後の雷ノ宮ノ桜皇后陛下である。尊は何度も何度も求婚の為にその足で村まで出向き、時には両親に頭を下げる程だった。両親は勿論喜び、桜に尊との婚約を促すが、桜はそれを拒んだ。明確な理由は明らかにせず、拒み続けたのだ。しかし、事態は急展開する。また求婚の為に、尊が桜の下を訪れようとしていた時、ある事件が起こった。桜の誘拐だ。ここからの話が長くなるから掻い摘む。
簡潔に言えば、この後ガチギレした尊が権力使って誘拐犯を指名手配して、見事見つけてそいつらをぶち殺した。桜は幸い何もされておらず、人身売買の一歩手前での発見だったそうだ。
さて、拍車を掛けよう。見事自分を救ってくれたイケメンヒーローに、女の子が惚れない訳無いよな?と言う訳で見事婚約。永遠に幸せに暮らしたんだとよ。
「普通に良い話じゃ無いですか。泣きそうです。」
「お前は感受性が豊か過ぎんだよ。もっと鍛えろ。」
「...?ですけど、この話何か関係あります?と言うか、全然有り得る話じゃ無いですか?」
「ここからさ、お前が知りたい力って話はな。」
婚約したに当たって、桜はとある秘密を話した。重大な秘密だ。この話も長くなるから簡潔に纏めよう。言ってしまえば、実は桜は天神の一人だったんだとよ。上の世界で婚約を強要され、地上に逃げて来たって話だ。
「さて、ここで問題だ。天神と神の遣いである尊の間に子供が出来るとする。すると、その子供は如何なる?」
「...神の子供になる...?」
「御名答。本来、神の遣いが一般人との間に子供を作れば、その子供は一般人の血を引き継ぐ。アリフラスと雷帝の血を引くハーフと、雷帝人との間に子供が出来れば、アリフラスの血は薄まり、その子供は雷帝の血が濃くなる。原理は一緒だ。」
「つまり、神のハーフと本物の神の血を、その子供は持ってしまった。と言う訳ですね。」
「そう。神から力を分け与えられた人間と言う神と人間のハーフと、真の天神との間に出来た子供は、神の血が多く入る。天界からすれば最悪さ。何しろ地上で神様が生まれちまったんだからな。」
「ですが、地上には天神はそうゴロゴロいませんよ。人間と神が子供を作ったら、薄れてしまうのでは...」
「簡単だ。さっきと同じく、神の遣いを探し出して、神とで子供を作る。そうすれば、神の子供が出来るのさ。雷ノ宮一族はそうして神の力を継承してきた。」
「無限ループですね。」
「ま、そうだな。つまり、雷ノ宮一族は神の力を持っている。いや、偶然出来ちまった力を代々受け継いで来た。その力を、神の御加護と言うのさ。」
「じゃあ、分け与えるって如何言う事何ですか?」
「そのまんまさ。雷帝の血を引く物に神の力を供給するのさ。だが、不思議な事に幾度も分け与えられてきた神の御加護は、悪用された事が一度も無い。
「どうしてですか?」
「力が人間を選ぶんだ。悪人や売国者、裏切り者、力の意味を理解していない馬鹿な餓鬼共。強力な力程そう言った奴等から逃げる。意識があるのか知らねぇが、そう言う奴等には低レベルの力しか入らない。最高のシステムさ。」
「レベルがあるんですか?」
「お前、クリアランスレベルって聞いた事あるか?」
「全く。」
「...長話はまだ続く、覚悟しておけ。」
クリアランスレベルってのは一から百まである。国が国民一人一人に設けたレベルだ。
百は天皇陛下、一はゴミ。クリアランスレベルの差で力の強弱が変わる。ゴミはクリアランスレベルが低くなり、低能程の力しか分け与えられない。より善人なものは高いクリアランスレベルを持ち、力も強くなる。
特に軍人や政治家は善悪人関係無くクリアランスレベル50以上の力が付与される。軍人だった場合身体、筋力強化、魔術が使える。実際に魔術を使っている所を見た事が無いが、軍部が公認してるんだから事実何だろう。政治家だった場合は知能強化、神の保護が付与される。
「神の保護って何ですか?」
「バリアみたいなもんだ。機関銃で蜂の巣にされても、一度限りは無かった事、つまり無傷に出来る。神の保護は大抵の民間人に与えられる力だ。」
「じゃあ、僕や先輩にも付いてるんですか?」
「あぁ、お前が非国民でなければな。じゃあ、最後の纏めだ。」
神と神の遣いの子供が天皇陛下で、天皇陛下は神の御加護と呼称される特殊能力を持つ。
クリアランスレベルによって国民は一から百まで分けられ、それに準じた力が選ばれる。
「こんな所だ。分かったか?」
「分かりましたけど...何で外では話せないんですか?それに、僕が今まで二十二年生きて来た中で知らなかった事を、何で先輩は知ってるんですか?」
「...ふっ。それはちょっと、言えないな〜。」
僕の中のモヤモヤが更に肥大化した気がするが、それは昨日せいだろうか?
「神の御加護、ねぇ...」
母に黙って家を飛び出して二日、私は船上の人となっていた。あの戦争の始まりの地、瑠璃野島に船首が向いている。
私の祖母の家、ルネールチャフから水上まで新大陸横断幹線鉄道でも丸二日、流石にこれ以上座って居たら腰が砕けそうなので、私は堪らずデッキに飛び出した。
蒼青とした空、白波が海に引き込まれ、揉まれ消えて行く。そんな、ただの"良く有る光景"を私は美化したくなり、ついつい
「綺麗...!」
と口に溢してしまう。
私はこの二日、列車のジョイントに耳を傾け、船に揺られている中、何もしていなかった訳では無い。少し昔の小説を読んでいた。戦争経験者が語る、戦争の話。
祖母の部屋にあった物だが、出る時に苦拗ねて来てしまった。後で戻しておかねば...そんな事を考えていた先程、気になるフレーズを見つけた。"神の御加護"と云う力の事。
今はもう消滅した、現代の科学でも証明出来ない、まるで御伽噺の様な力の話に、私は何かを感じていた。
しかし、何故こんな遠くの昔の、実際に有ったかも分からない力の事が気になるのだろう。何処か遠くで見た事がある様な、デジャヴを感じる様な...いや、今は考えないで置こう。結局はうろ覚えだ。
そう私は区切りを付け、デッキの柵に肘を置く。ただ広がる蒼に私は溶け込みそうになる。...眠くなって来た。そろそろ船内に戻ろうか、そう踵を返そうとしたその時、突然声を掛けられた。
「君綺麗だね〜!」
ナンパ?!ビックリして反射的に振り返った先にいたのは、美しいの具現化とも呼べる可憐な女性だった。同い年位だろうか?困惑していると、その女性の奥から更に綺麗な女性が現れる。身長がとても高い。
「長官、女の子に迷惑掛けないで下さい。すいませんね。彼女、何時もこうなんです。」
「えヘヘ〜」
「えへへじゃ無いですよ。自重して下さい。」
あの手紙の主と云い、この人と云い、この国の女性は百合ばかりなのか?そんな事を考えていたら、何かの単語に私の思考が引っかかった。
「...長官?」
口に出してしまった。すると、その女性は頭を下げ、高らかに宣言する。
「僕は今年から雷帝帝国陸軍の最高司令長官になった。荒船濰だよ。宜しくね!」
丁寧な御辞儀から、相当位が高い家系に産まれた方だと云う事が伺えた。手を差し出されたので、
「あっ、アレイチャグレフ・イリシアです。」
と、オドオドしながら濰と名乗る人の手を取る。
「あははっ!そんなに畏まらなくても良いよ!駐屯地の外だったら、僕は上下関係とか気にしないし、ね?」
彼女がもう一人の女性に視線を向ける。彼女が、そう云う人ですからね、と相槌を打つ。
「申し遅れました。私は副司令の姉河美郷です。」
「お二人とも、軍人さん何ですね。」
「えぇ、陸軍軍人です。今日は開戦祈念日ですので、瑠璃野軍港跡の祈念式展に出席するんです。」
そうだ、今日は開戦祈念日だった。小説を見ていた所為でテレビもラジオも、スマートフォンも見ていなかったから気付かなかった。
「あ、式典が終わったら瑠璃野島を案内するよ!実家が島北部の丘だからさ!一緒に行こう?美郷も良いよね!」
「全く...お邪魔じゃ無いでしょうか?」
「いっ、いえいえ!光栄です!」
「あ、そうだ。イリシアちゃんは何で瑠璃野島に行くの?」
「えっと、自分探し...ですかね?」
「貴方と同い年に見えるのに...イリシアさんの方が余程大人ですよ?」
濰さんがキーキーと叫んでいる最中に、ある事を思い出し、鞄を探る。
「それと、この人を探していて...!」
写真を見せると、彼女達は目を合わせて驚愕した。
「これって...緑司令...?」
「え?知ってるんですか?」
「...僕のおばあちゃんだね...はは」
えーーっっと大声を出してしまった。道を飛ばして、ゴールが一瞬で目前に迫った様な衝撃を受けた。
「ははは...運命って奴なんじゃ無いのかな?これ。」
彼女が茶化して云う。
「...私のおばあちゃんが持っていた写真何です。あの戦争、いや、この人について知りたいんです!御願いします、協力してくれませんか?!」
と力強く叫んだ。彼女暫く思考し、軅
「うん!勿論!」
と満面の笑顔で返してくれた。私は嬉しかった。この世界の片隅に、私の友人が出来たと考えると、胸の高まりを抑えられなかった。
「長官!貴方は勤務があるんですよ!?」
美郷さんがそう咎める。
「ふふっ...長官命令って言ったら、君は如何するかなぁ〜?」
「うっ...そっそれは...!」
「大丈夫大丈夫!僕は一応頭良いから!」
私は何を見させられているのだろう、とポカンとしている中、彼女達が私の方を向く。
「行こう!自分探しの旅へ!」
爽やかな顔をしながら手を差し出された。私はその手を取り、
「はい!イリスって呼んで下さい!」
そう高らかに言うのだった。私は興奮と胸の高まりを隠し切れなかった。この私の旅、良い旅に成れば良いなぁと、そんな事を考えつつ。
「あ、因みに、実家におばあちゃんの物は無いよ。」
「え?」
「おばあちゃんは戦後、世界中を飛び回っていたから、家自体が何処にあるかも確定してないんだ。」
...その言葉を聞き、もう長旅に飽き飽きしている自分が居た。
是非コメントに感想をお寄せ下さい!by.シュガー
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陛下のお考えを賜りました。
1.我が国、及び貴国に対して一切の貿易的損害を出さない事。
2.関税は一律25%以下に設定する事。
3.我が国は平和維持、推進国である。兵器輸出は一切を禁止する。
4.安全保障条約締結は一時見送り、帝国議会での慎重な審議を行う。
上記の条件をご理解の後、調印式を行います。ご理解頂けない場合は条約内容を破棄させて頂きます。
from.ロストベルグ諸侯連合王国首相府
我が国は貴国の要求に応じる事を閣議決定した。宇宙関係問題についても理解致しました。
関税に関しては貴国は37%、我が国は一律8.2%で手を打ちたいと思います。
from.ロストベルグ諸侯連合王国首相府
関税に関してもう一点報告します。
我が国の製品に対して貴国は37%まで関税をかける事ができます。
関税に関しましては承知致しました。
関税に関しての変更ですが、貴国が我が国に対する関税を37%にしているのならば、我が国も両立と均等をとり37%に致したいと考えておりますが、如何でしょうか?
関税に関しましては承知致しました。
関税に関しての変更ですが、貴国が我が国に対する関税を37%にしているのならば、我が国も両立と均等を取り37%に致したいと考えておりますが、如何でしょうか?
from.ロストベルグ諸侯連合王国通商産業省
我が国は貴国の製品に対して10%の税率をかけます。そして貴国が我が国の製品に対して37%の税率をかければ、貴国には貿易赤字は発生しません。
from.ロストベルグ諸侯連合王国宇宙航空開発局
我が国の宇宙航空開発事業に協力をお願い致します。また、先日我が国が打ち上げたボルヴィック12号に引き続きボルヴィック13号を打ち上げる為貴国の技術力を宇宙国際協調として反映させたいと考えています。
我が国は宇宙航行能力を保持している宇宙機のみ、研究を行っています。ロケット機や打ち上げ、ドッキングに関しては技術が全く無く、また、宇宙開発事業に付いては、既に別国2国との条約を締結しております。
宇宙機技術はクリアランスレベル88以上の個人にしか公開出来ません。貴官及び貴国はクリアランスレベルを満たしていない為、技術供与は現在出来ません。
宇宙開発事業に付きましては、ラウラ586星雲外での活動を行って下さい。宙空侵犯は犯さないで下さい。
from.ロストベルグ諸侯連合王国首相府
貴国に修交通商条約の締結を提案したいと思います。ゆっくりご検討ください。
to.雷帝帝国内閣府
こちらは雷帝帝国内閣府です。返信遅れまして、大変申し訳御座いませんでした。貴国との修交通商条約の件、承りました。具体的にどの様な内容をお求めですか?
from.ロストベルグ諸侯連合王国通商産業省
遅くなってしまって誠に申し訳ございません。
具体的な案は次の通りです。
[ロ・雷修交通商条約]
1.両国は門戸開放、機会均等の通商の原則の下、それを希求し両国間の通商貿易の発展に務める。
2.ロストベルグ諸侯連合王国側は雷帝帝国から輸入する場合は関税率一律5.7%を課す。それに対して雷帝帝国側はロストベルグ諸侯連合王国から輸入する場合は関税率一律20%〜30%の間で課してもよい。
3.2の条項について双方国の関税自主権を尊重したものであり、雷帝帝国側には貿易による損失は発生絶対にしない。
4.兵器の売買は原則禁止する。ただし核兵器を除く防衛戦略兵器の売買貿易は、双方国間の安全保障に問題が無いと審議会で判断されて受理された場合は兵器の売買貿易を認める。
5.この条約は両国間の安全保障条約に帰結させる事が最終的な目標である。その為にも帰国の理解が得られるように努力する事をここに約束する。
以上です。
返信大変遅れて誠に申し訳御座いません。ここに、御詫び致します。
畏まりました。陛下に御報告、御検討の旨を伝えた後、帝国議会で議題に致します。少々御時間を頂きたくあります。