駅のホームなどに設置されている「名所案内」について調査しています。

名所案内紀行 猿田駅編


名所案内


名 所 案 内
猿田神社西 0.5キロメートル
銚子無線送受信所北東2キロメートル


総武本線猿田駅の名所案内の中から「猿田神社」を訪問します。

猿田駅の前を通る道路を右に進み、数分歩くと右側に鳥居のある交差点があります。鳥居をくぐると突き当たりに、


猿田神社 鳥居

猿田神社の鳥居が現れます。鳥居の奥に伸びているのは参道の階段、と思いきや…


神社へと続くレンガ積みの跨線橋

この階段は実は総武本線をまたぐ跨線橋のもの。実は猿田神社は線路のすぐむこう側にある丘の上に鎮座しており、その高低差を利用して総武本線を一跨ぎしているのです。参道に踏切がある寺や神社はありますが、神社専用の跨線橋とは珍しい。しかも跨線橋は重厚なレンガ造りです。


橋の名前は先神橋

跨線橋には名前もつけられています。その名も「先神橋」。竣工は明治30年11月と彫られています。ちょうど総武鉄道の開通に合わせてかけられたようです。


猿田神社拝殿

跨線橋を渡ってさらに階段をのぼり、猿田神社にやってきました。説明板によると、猿田神社は807(大同2)年の建立で、祭神は猿田彦大神、天鈿女命、菊理姫命。森に囲まれたこぢんまりした神社ですが、七五三の時期は遠方からも参拝者がやってくるらしく、神社の周辺には駐車場が点在しています。

本殿は江戸時代初期の建築で県の有形文化財に指定されてます。この日は拝観時間を過ぎてしまったので見ることができませんでした。


先神橋の上から。209系が停まっているのが猿田駅

拝殿のあたりを見ていると、下から踏切の警報音が。あわてて階段をおり、跨線橋の上から猿田駅に停まっている普通列車をパチリ。

この後、神社を取り囲む森のなかにある御神砂の採取地や御神水の泉も見たのですが、写真を撮り忘れてしまいました。肝心の猿田神社の写真も少なく、跨線橋と線路に思いっきり気を取られていたようです。ちょっと反省。

以上、総武本線猿田駅の名所・猿田神社でした。





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