GURPSよろず - 他の特性を修正する
第4版『GURPS Power-Ups 4:Enhancements』p.11より。

コラム「他の特性を修正する」(Modifying Other Characteristics)

 細部には注意が必要な一方で、「宇宙パワー的能動防御」(p.7)や「既存のダメージを修正する」(p.9〜11)といったルールのコンセプトは単純なものです。固有能力に対価を支払った場合の増強コストを探し出すのです。GMの許可があれば、これを他の特性にも一般化することができます。悪用される可能性が高いので、注意が必要です。多くの増強は、能力値副能力値などに追加するために設計されたものではありません!

例:ウェスリーは聴覚視覚を連動させることで、何かを聞いたときにそれを見るためにもう一度判定する必要がなく、その逆もできるようにしたいと考えています。GMが承認し、「連動」(+20%)が適切な増強であると決定しました。(+10%バージョンはウェスリーが聞いているものを見ざるを得ないので、それはおかしいでしょう。) ウェスリーの視覚判定は 12、聴覚判定は 13 です。GMは「鋭敏感覚」を使って公正価値を決定し、ウェスリーは(12×2×0.20)+(13×2×0.20)、つまり5+6、11cp を支払います。

原書表記


関連

主な修正関連用語

修正周りを除く『ベーシックセット』第2章:有利な特徴(CHAPTER TWO ADVANTAGES) B34P

未整理分