最終更新: muranodoor 2021年04月26日(月) 20:53:15履歴
ファットスタック(Fat Stack)は2人対戦〜多人数戦用のカジュアル・ルールです。2008年に書かれたこちらの公式記事にも記載があり、昔から遊ばれている物のようです。タワーマジックと同様、適当に寄せ集めたカードの束で気軽に遊べます。
- 手持ちの適当なカードを持ち寄ってライブラリーを2つ作る。片方には各種の土地と、マナを生み出せるカード(《極楽鳥》、《金のマイア》、《ラクドスの印鑑》など)だけを入れる。もう片方にはそれ以外のカードだけを入れる。2人対戦ならそれぞれ最低60枚ずつぐらいあれば良いです。
- 全てのプレイヤーはライブラリーと墓地を共有する。
- プレイヤーはカードを引くとき、どちらのライブラリーから引いても良い。
タワーマジックなど他のカジュアルルールに比べ、ファットスタックは土地事故の不愉快から逃れにくい欠点があります。
せっかく楽しむためのカジュアルじゃ言うてるのにそりは悲しいので、次の追加ルールもあります。
せっかく楽しむためのカジュアルじゃ言うてるのにそりは悲しいので、次の追加ルールもあります。
- ゲーム開始時に、各プレイヤーは土地のライブラリーから5枚*1を「統率領域のような場所」に置き、手札同様に使って良い。
適当なカードの束でも十分楽しい遊び方ですが、カードの強弱が若干独特なので、気づいたことをまとめてみます。
- タワーマジックでは大活躍する多色カードも、ファットスタックではお邪魔者になりがちです。多色カードは強い物を厳選した方が良いと思います。
- ダブルシンボル(マナコストに同じ色マナを2つ含む)以上のカードは、ファットスタックでも使いにくいです。ダブルシンボルのカードは《セラの天使》、《センギアの吸血鬼》など重い物に絞った方が良いです。
上のバリエーションをさらに突き詰めた感じの亜種に、欧米で2011〜2012年頃に考案されたらしい Battle Box または The Danger Room と呼ばれているカジュアル・ルールがあるようです。
11マナ以上のカードやクアドラシンボルのカードは絶対に使えませんが、よほどのこだわりがない限りそれは諦めましょう。
ライブラリーに入れるカードは、タワーマジック同様ライブラリー削りやサーチ/シャッフルを行う物が完全NGな他、マナ加速や土地破壊などマナ基盤をいじるもの全般も禁止が推奨されています。
参考サイト
MtG Battle Box Rules
ChannelFireball Battle Box Archives
- 土地以外の適当なカードの束を持ち寄ってライブラリーを作る。
- 各プレイヤーは10枚の土地カードを「統率領域のような場所」に置いてゲームを始める。10枚の土地は全プレイヤー同一。例えば基本土地5色×2枚ずつでも良いし、基本土地5枚+友好色ギルド門5枚などもOK
- 各プレイヤーは毎ターン1枚まで統率領域(のような場所)にある好きな土地を戦場に出してよい。
- 初期手札は4〜6枚の間で好み次第
- 手札の上限も「土地を除き7枚」から「上限はない」まで好み次第
11マナ以上のカードやクアドラシンボルのカードは絶対に使えませんが、よほどのこだわりがない限りそれは諦めましょう。
ライブラリーに入れるカードは、タワーマジック同様ライブラリー削りやサーチ/シャッフルを行う物が完全NGな他、マナ加速や土地破壊などマナ基盤をいじるもの全般も禁止が推奨されています。
参考サイト
MtG Battle Box Rules
ChannelFireball Battle Box Archives
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