MTG(Magic: The Gathering)を始めたい、始めたばかりという方向けに、基本的なルールや情報をまとめています。

特定の1枚のカードに対する俗称、愛称のうち、特に有名なものを集めました。
複数のカードの総称や、その他のMTG用語は用語集をご覧ください。


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 数字 英文字

アメボ
《アメーバの変わり身》(Amoeboid Changeling)のこと。英語名からアメーボイドとも。不気味なのか愛らしいのかよく分からない強烈なイラストが人気。
アンセム
《栄光の頌歌》(Glorious Anthem)のこと。全体強化エンチャントの代表格として、類似の効果を持つ他カードの愛称としてもしばしば使われる。
おにぎり
《鬼斬の聖騎士》のこと。日本語名から。また大分前のセットの話題であれば《Phyrexian Devourer》を指すかも。こちらは、イラストから。
ガイド
何の前触れの話題もなく使われた場合は多分《ゴブリンの先達》(Goblin Guide)のこと。
神ジェイス
《精神を刻む者、ジェイス》のこと。マジック史上最強レベルのプレインズウォーカー・カードであり、異常な強さとカード名に含まれる「神」の文字から。
神チャンドラ
《反逆の先導者、チャンドラ》のこと。4つの忠誠度能力を持つ4マナのプレインズウォーカーである点が「神ジェイス」こと《精神を刻む者、ジェイス》と共通することから。なおこのカードも神ジェイスほどではないものの強力で、全く名前負けしていない。
カメコロ
《カメレオンの巨像》(Chameleon Colossus)のこと。プロテクション(黒)を持つ高パワークリーチャーとして黒デッキ愛好家から恐れられる。
《出産の殻》のこと。モダン環境を支配する強カードだったが2015年1月、ついに禁止カードにされてしまった。
乾杯さん
《血の贈与の悪魔》のこと。イラストから。また普通使い手にも強烈な不利益を与えることが多いデーモンにしては、「毎ターン1枚ドローし1ライフ失う」という随分生ぬるいデメリット(なのかどうかすら怪しい)の愛嬌もあって人気を集めた。
カンパニー
《集合した中隊》(Collected Company)のこと。2016年前半のスタンダードを席巻した強カードで「禁止カード寸前」と言われ続けたが、何とかスタンダード落ちまで寿命を全うした。
貴族B
《ファルケンラスの貴種》のこと。既に存在する他カード名と同じ《ファルケンラスの貴族》と誤植されてしまった日本語版を揶揄して呼ばれるようになった。
キッチン
《台所の嫌がらせ屋》のこと。モダンの強カード。
クリコマ
《謎めいた命令》(Cryptic Command)のこと。こちらもモダンの強カード。
コプター
《密輸人の回転翼機》(Smuggler's Copter)のこと。最強の機体。2016年後半のスタンダードでほぼ全てのアグロデッキに搭載される事態となり、発売から4か月で禁止された。現在のパイオニアでも禁止カード。
コラコマ
《コラガンの命令》(Kolaghan's Command)のこと。タルキール龍紀伝発売直後は目立たなかったが、その後徐々に評価を上げて、モダンの定番カードとして定着した。
サージカル
《外科的摘出》(Surgical Extraction)のこと。
サンテフェ
《時を解す者、テフェリー》のこと。「3マナのテフェリー」から。
ジャイグロ
《巨大化》(Giant Growth)のこと。
スネアー
《呪文嵌め》(Spell Snare)のこと。
スネオジェイス
《記憶の熟達者、ジェイス》のこと。イラスト、特に髪型から。
スリップ
《悲劇的な過ち》(Tragic Slip)のこと。イニストラードブロックの最人気コモンの一つ。
ソープロ
《剣を鋤に》(Swords to Plowshares)のこと。マジック初期に存在した単体除去呪文の代表格で、あまりに強すぎて今日でもエターナルやカジュアルのフォーマットでしか使えない。「けんすき」とも。

前触れの話題なくマジックで谷と言えばほぼ間違いなく《変わり谷》のこと。
たまくつ
《魂の洞窟》のこと。超優良土地。
タンカヴー
《火炎舌のカヴー》(Flametongue Kavu)のこと。アンコモンながら常識外れの性能を持つ、いにしえの超強力クリーチャー。
チアミン
《血編み髪のエルフ》のこと。ジャンド(黒赤緑)デッキの中心カードとして活躍しまくった結果、かつてモダンで禁止カードにされていた。2018年2月、5年ぶりに禁止解除となった。
乳首さん
《ラル・ザレック》のこと。どう見てもイラストから。
何の前触れの話題もなくマジックで月と言えば多分《血染めの月》のこと。ごくまれに、《蒼ざめた月》の方を言うのかもしれない。
ディグ
《時を越えた探索》(Dig Through Time)のこと。探査の威力を世に広めたカードその1。現在もモダンとレガシーで禁止、ヴィンテージで制限カード。
デイジャ
《審判の日》(Day of Judgment)のこと。ラスゴこと《神の怒り》と並ぶ全体除去呪文の代表格。
デルバー
《秘密を掘り下げる者》(Delver of Secrets)のこと。《思案》との凶悪なシナジーによって2012年の環境を席巻し、「白青デルバー」「青赤デルバー」など様々なデッキタイプの語源となった。
トレクル
《宝船の巡航》(Treasure Cruise)のこと。探査の威力を世に広めたカードその2。現在もモダン、レガシー、パウパーで全て禁止、ヴィンテージで制限カード。
トロフィー
《暗殺者の戦利品》(Assassin's Trophy)のこと。《大渦の脈動》、《突然の衰微》に次いで3代目となるモダン黒緑除去呪文の代表格。
なべ
《平和な心》のこと。カードに印刷された日本語名が字体の関係で「平和なべ」に見えることから。
西風さん
《西風のスピリット》(Zephyr Spirit)のこと。モダン枠つまり「ミラディン」以降では空前絶後の弱カード。カード名もイラストも一見して弱くは見えないため実態を知ると一層衝撃的。
沼アナさん
《闇の領域のリリアナ》のこと。3つの忠誠度能力全てに「沼」という文字が現れる不思議なカード性能から。闇アナさんとも。
沼渡りさん
沼渡りを持つクリーチャーの内、さん付けで呼ばれるのは間違いなく《囁く者、シェオルドレッド》のこと。対戦相手にとって残酷極まりない他の二つの能力に対して、おまけのように沼渡りがついていることが、怪物集団に君臨する割に可愛げもある女帝という独特な印象から。
ネクサス
《運命のきずな》(Nexus of Fate)のこと。
バイアル
《霊気の薬瓶》(Aether Vial)のこと。モダンのマーフォークやゴブリンなど高速デッキの定番カード。
ハサミ
《アーティファクトの魂込め》のこと。イラストから。
パス
《流刑への道》(Path to Exile)のこと。モダンを代表する除去呪文の一つで、白いデッキを作る際にほぼ必ず除去の採用候補に挙がるほど。
バナナ
《黄金牙、タシグル》のこと。イラストにバナナが乗った皿が描かれているのと、背景ストーリーのコラム「Uncharted Realms」でバナナの好みにうるさそうなシーンが描かれたのが受けた。
腹パン
《はらわた撃ち》のこと。
パルス
《大渦の脈動》(Maelstrom Pulse)のこと。黒緑系除去呪文の特徴である、クリーチャー以外のパーマネントも対象にできる除去の代表格。
蛮行
《集団的蛮行》のこと。高い汎用性のため多くのデッキに投入される、モダンの強カード。
ヒッピー
《惑乱の死霊》(Hypnotic Specter)のこと。「対戦相手にダメージを与えるたび、対戦相手はカードを捨てる」という能力を持つクリーチャーの元祖にして代表格。このカードが元となって、以降この能力はクリーチャータイプが「スペクター」のクリーチャーの定番となった。
ヒム
《トーラックへの賛歌》(Hymn to Tourach)のこと。マジック初期に存在し、現在のカード水準では考えられない凶悪さの手札破壊呪文として有名なソーサリー。2016年「エターナルマスターズ」収録時に初めてこの正式な日本語名もついた。
ファイクル
《ファイレクシアの十字軍》(Phyrexian Crusader)のこと。ミラクルこと《ミラディンの十字軍》と対になっている。
プッシュ
《致命的な一押し》(Fatal Push)のこと。2017年「霊気紛争」での収録直後からモダンに定着した強力な単体除去呪文。
ベルチャー
《ゴブリンの放火砲》(Goblin Charbelcher)のこと。モダンやレガシーなど複数のフォーマットでコンボパーツとして活躍している。
ボブ
《闇の腹心》のこと。MTG公式大会の一つ(当時)「インビテーショナル」の2004年優勝者褒賞によって作られたカードで、俗称は優勝者のファーストネームから。モダン屈指の強カード。
ポンダー
《思案》(Ponder)のこと。
ミラクル
《ミラディンの十字軍》(Mirran Crusader)のこと。ファイクルこと《ファイレクシアの十字軍》と対になっている。後のアヴァシンの帰還で奇跡(Miracle)というキーワード能力が登場したため、混同をさけるためあまり使われなくなった。
ヤンパイ
《若き紅蓮術士》(Young Pyromancer)のこと。若パイとも。
ラスアナ
《最後の望み、リリアナ》(Liliana, the Last Hope)のこと。
ラスゴ
《神の怒り》(Wrath of God)のこと。全体除去(リセット)呪文の代表格。
ラブル
《ゴブリンの熟練扇動者》(Goblin Rabblemaster)のこと。基本セット2015の最人気カードのひとつ。
ラベジャー
「Ravager」(荒廃者)の語を含むクリーチャーは多数いる中で、前振りの話題なく使われた場合は《電結の荒廃者》を指していることが多そう。
ランパン
《不屈の自然》(Rampant Growth)のこと。土地サーチカードの代表格。
リンリン
《未練ある魂》(Lingering Souls)のこと。イニストラード・ブロックの最人気アンコモンで、モダンの白黒トークンでも定番カード。
レコナー
《ボロスの反攻者》(Boros Reckoner)のこと。ギルド門侵犯の強カードで、2013年を代表する一枚との評価も多い。
ワムコ
《ワームとぐろエンジン》(Wurmcoil Engine)のこと。6マナ6/6接死絆魂、死亡するとさらにトークン2体に分裂するという驚異の強クリーチャー。
JK
《覇者、ジョー・カディーン》のこと。今ひとつ構築戦向きではない微妙な強さと、背景ストーリーとほとんど関係が無いキャラクターの割りにはイラストとフレーバー・テキストが必要以上に格好良いことがあいまって、インターネット上で不思議な人気がある。
MM
《精神的つまづき》(Mental Misstep)のこと。
QPM
《クァーサルの群れ魔道士》(Qasali Pridemage)のこと。モダン最強のコモンクリーチャーとの評価を集める強カードで、モダンやレガシーで活躍している。

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