アイドルマスター シンデレラガールズに登場するアイドル「村上巴」のWikiです。

村上巴とのメモリアル1

セリフ
━━オーディション会場
〇〇P「次の方……。」
巴「村上巴。広島出身の13歳じゃ。」
[志望動機は?]
巴「うちはアイドルなんてチャラチャラしたもん、興味ないんじゃ。でも親父がどうしても受けてこいゆうけぇ、ちっとばかし顔立ててやるだけじゃけん。」
巴「じゃが、ハナから勝負を投げるのも好かん。全力でやって、アイドルの素質がないと言われたら、親父も納得するじゃろ。」
[では自己アピールを]
巴「そうじゃな……。歌うのは好きじゃ。特に演歌!大和魂を届ける……あれこそが歌じゃな!」
巴「それから、勝負事には負けん。女といえど、家族や大事なモンを守れるようにならんとな!そのための努力は怠らん!」
[では一曲どうぞ]
巴「なっ……なんじゃあワレ、冗談はたいがいにせぇよ?」
[できない?]
巴「でき……んわけなかろ。うちは売られた喧嘩は買う女じゃ。見とれよ!」
━━こぶしのきいた演歌が響いた……
〇〇P「ありがとうございました。」
巴「こっちこそ。最後まで勝負させてくれてありがとな!これで面接は終わりか?」
[最後に……]
巴「ん?なんじゃ?何か聞きたいことがあるんじゃったら、遠慮は要らん。」
━━後ろの黒服の男たちについて尋ねた……
巴「あぁ、気にせんでえぇ。家の若い衆じゃ。親父が心配症なもんでな。東京までついてこさせたんじゃ。」
黒服「…………。」
[さ、採用]
巴「あぁ!?うちはアイドルに興味はないと言ったはずじゃが、それでも、プロデュースする言うんか?」
黒服「…………。」
[うなずく]
巴「……本気みたいじゃな。ならば仕方あるまい。アンタの本気も、見せてくれや!」

村上巴とのメモリアル2

セリフ
━━レッスンルーム
巴「今日はボイスレッスンをするんじゃろ。どんな歌を歌うんじゃ?」
[アイドルソングを]
巴「やっぱりそうか……じゃが、うちはチャラチャラした歌は好かん。魂を届けるなら、やっぱり、演歌みたいな熱い……。」
[大事なのは形じゃない]
巴「ふーん。そうか。アイドルソングだとしても、魂こめて歌ってみろと……そういうことか?」
巴「ええわ。売られたケンカは買うまでじゃ!しかし、うちはアイドルソングなんて歌ったことないぞ。どうやって歌うものなんじゃ?」
[思うままに歌う]
巴「そうじゃな。それが一番、うちの魂がこもるのかもしれん。うちなりのアイドルソング、届けたるわ!」
━━こぶしのきいたアイドルソングが響いた……
[可愛く歌う]
巴「やっぱりアイドルソングといえば可愛くか……。望むところじゃ!うちの魂、伝えたるわ!きゅるるーんっ!」
━━可愛らしい歌声が響いた……
巴「ふうっ……。こんなもんかのう。うちのアイドルソングはどうじゃった?」
[魂を感じた]
巴「そうか……どんなモンでも、自分なりに魂をこめて堂々とやれば、届くものはあるってこと、か。」
巴「ウム。腹を決めて、アイドルをやっていくと決めんじゃ。性には合わんなんて甘っちょろいことは言っとれんな。」
巴「うちなりのアイドルを届けるために……さぁ、レッスン続けようや!」

村上巴とのメモリアル3

セリフ
━━撮影スタジオ
巴「宣材写真の撮影か。ま、何とかなるじゃろ。行ってくるわ。」
━━撮影が始まった……
カメラマン「カメラ、睨まないでー!アイドルなんだから、もっとカワイイ感じで!」
巴「あぁ……?」
カメラマン「ほら、また睨んでる!」
巴「くっ……うちはこういう目つきなんじゃ!文句があるなら、他のアイドルを撮ればいいじゃろっ!」
カメラマン「はぁ!?こっちは仕事でやってんだよ!君もちゃんと撮られなさいよ!」
[すいません、休憩を……]
巴「なんじゃ、あのカメラマン。気に食わんな。確かに、うちの外見はアイドルっぽくないかもしれんが……。」
[外見だけじゃない]
巴「ああん?それはどういう意味じゃ。」
[そういうところ]
巴「こういうところが、アイドルっぽくない?どこじゃワレ。こういうところってなんじゃ。……あぁ、そういうことか。」
巴「うちはあのスタジオに、アイドルとして行った。あのカメラマンは、仕事をしようとした。けど、うちは今みたいに我を通そうとしただけじゃな。」
巴「撮影スタジオは、カメラマンの縄張りじゃけん。その流儀に従うべきじゃった……。シマは荒らすなと教えられてきたのに、うちは……。」
巴「今回はうちが悪かった。筋は通さんとな。よし、謝りに行くぞ。」
巴「さっきは、生意気を言ってすまんかった!この通りじゃ!もう一回、よろしく頼む!」
━━撮影は順調に進んだ……
━━撮影終了後
巴「ふぅ……お疲れさん。アイドルなんてチャラついたモンと思っとったが、ハンパな覚悟だったのはうちのほうじゃった。」
巴「この写真一枚にも、その道のプロの魂がこもっとる。まだひよっこのうちは、周りの意見も大事なんじゃな。」
巴「それは、自分を曲げることとは違う。ひとつ、学んだ気ぃするわ!」

村上巴とのメモリアル4

セリフ
━━事務所
〇〇P「仕事が決まったよ。」
巴「ほう、うちの初仕事が。お、これが企画書か……どれどれ?」
巴「中学生アイドルを集めて特技を披露するんか……。番組の内容はわかった。じゃが、うちが人前で披露するもんなんて、将棋か演歌くらいなもんじゃ。」
巴「テレビで将棋をやるのは時間がかかりすぎるのぅ……。となると、うちができるのは演歌っちゅーことになるな。じゃが、うちはアイドルじゃろ。演歌を歌ってもええんか?」
[演歌の魂を届けよう]
巴「おぉ、歌ってええのか!よっしゃ、プロデューサーが歌ってええ言うなら、うちは演歌を歌うぞ!」
━━収録当日
アイドルA「はーい、あたしはぁ、モノマネしちゃうよぉ〜♪」
アイドルB「はーい、あたしはぁ、ダンスしまーす♪」
巴「(カワイさアピールにダンス、ちゃらちゃらしとるのぉ。いかにも女子といった特技ばっかりじゃな。この中で演歌がどう思われるのか、勝負じゃ!)」
司会「それじゃ、次は村上巴ちゃんでーす。」
巴「うちが村上巴じゃ。女子らしい特技をうちは持っとらん。今のうちができるんは、日本人の魂……演歌を歌うことだけじゃ。うちと演歌の魂、聴かせたる!」
━━こぶしのきいた演歌が、スタジオに響いた……
━━収録後
[お疲れさま]
巴「おう、お疲れじゃ、プロデューサー。ま、一曲歌って司会と少し話をしただけじゃけぇ、たいして疲れとらんがな……。」
巴「その司会との話も、うちのような子どもが、演歌を歌うのが珍しいからいろいろ聞かれただけじゃ。顔を見れば、本当は興味がないのがわかってしもぉた。」
巴「のう、プロデューサー。初仕事が終わった直後に言うことじゃあないんじゃが……。やっぱし、うちにアイドルは向いとらんのじゃぁないか?」
[そんなことはない!!]
巴「プ、プロデューサー……なにいきなり怒鳴り声上げとんじゃワレ。うちはその程度でビビりゃせんぞ。何なんじゃ。」
[巴の歌に魂を感じた]
巴「歌に魂か……身内以外でそんなこと言うてくれるんは、プロデューサー、アンタだけじゃ。
巴「親父や家の若い衆は、うちのことを甘やかす。うちに厳しいところもあるが、なんだかんだで一人娘。そりゃあなに歌っても拍手喝采じゃ。」
巴「じゃが、プロデューサーがこうして褒めてくれるんは、ちゃんと実力をみてのことじゃろ。まぁ、歌う技術じゃのうて、魂を評価されたようじゃが。」
巴「いや……今じゃぁプロデューサーも身内か。つまりは、うちの魂を評価してくれる他人は、もう誰もおらんっちゅうことじゃな。」
[それなら、目指せ]
巴「目指せって……どこをじゃ?」
[天を指さす]
巴「上……いや、天を目指すか……ええな、それ!うむ、そうじゃ、そうじゃな!一度自分で決めた道を、そう簡単に放り出したりしたらいかん!」
巴「さっきはちぃと弱気になってしもぉたが、うちの歌を……魂をわかってくれるモンがいないのならわからせるまで歌うだけじゃ!」
巴「歌って、歌って、歌い続けて……うちを知らんヤツ全員にうちをわからせる!村上巴の魂を、見せつけてやる!」
[その意気だ!巴なら見せられる!]
巴「おう!‥…昔、親父に言われたことを思い出したわ。巴という字は、魂が絡み合うっちゅう意味じゃと。」
巴「今日はうちの魂に、アンタの魂、重ねてもらったな。ほんなら次は……ファンの魂、獲りにいく。プロデューサー、アンタとうちとで、獲りにいこうや!」

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