中将棋の現代風アレンジ、現代中将棋(げんだいちゅうしょうぎ)の公式ルールサイト

現代中将棋には、本将棋にはない「居食い」と呼ばれる動きをできる駒が4つ存在します。
「居食い」に近い行動として「突撃」も出来ます。

これらはまとめて「二回行動」とも言えます。


「居食い」をできる駒

獅子(しし)

  
  
  
  
8方向に居食い・突撃が出来る。

角鷹(かくおう)

  
  
 
  
前後左右に居食い・突撃が出来る。

飛鷲(ひじゅう)

  
  
 
  
斜めに居食い・突撃が出来る。

朱雀(すざく)

全方向に居食いが出来る。
突撃先が自由。

居食いとは


駒の移動図で、◆の記号があるマスの敵駒を動くことなく取ることが出来るのが「居食い」です。
実際には動いていますが、二回目の行動で元の位置に戻るので、あたかも全く動いていないかのように見えるためにそう呼びます。

そうすることで、敵の利きがある駒を、安全のうちに取ってしまうことが出来ます。
これはかなり強力な能力です。

突撃とは


「居食い」は◆のマスの駒を持って戻ることを指しますが、「突撃」は元のマスには戻りません。
さらに奥のマスへと突き進む行動が「突撃」です。

結果的に二歩動くことができ、二歩目にも敵駒が居ればそれを取ることが出来ます。
一歩目にも二歩目にも敵駒が居れば、二個とも取ってしまえるというわけです。

獅子角鷹飛鷲の三つは、突撃先は◆の延長上のマスと定められています。
つまりは8方向にしか進めません。

朱雀の場合は特別で、突撃先がどこでも構いません。
途中で方向転換しても構わないという意味です。
玉将の動きを二回できる。と覚えておくとわかりやすいでしょう。

二歩移動

居食い・突撃の出来る駒は、敵が周りにいなくても、単純にその方向に一歩、あるいは二歩移動することも出来ます。

ただし、味方の駒を飛び越して二歩移動することは出来ません。

居食い・突撃の出来ない駒


二歩進める駒でも、「天玉」は居食いや突撃が出来ません。
一歩目で敵駒を取ったらそれで行動終了で、二歩目に進んだり、戻ることは出来ません。
また駒をジャンプして敵駒を二歩ぶん移動することもできません。

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