中将棋の現代風アレンジ、現代中将棋(げんだいちゅうしょうぎ)の公式ルールサイト

古典中将棋の盤や駒は現在ではほとんど売られていません。
あっても受注生産で、数万円単位で費用がかかります。

それならば作ってしまいましょう。
もちろん、現代中将棋の駒は残念ながらどこにも売られていませんので、この方法で遊ぶしかありません。

このページでは現代中将棋の作り方を主眼に解説していますが、同じ方法を使えば古典中将棋も簡単に作れます。

500円コース簡易版(紙製)


「駒も盤も紙でいい。実際に打てるなら何でもいい。」
そういう貴方は紙でざっくり作ってしまいましょう。

用意するもの

  • 厚紙かホワイトカード(ダイソーにある50枚入のカラーカードが無難でいいです)
  • はさみかカッター(非常に高価だけど裁断機があるなら便利)
  • 黒と赤の筆ぺん(こだわらないならただのサインペンでもOK)
  • 長い定規
  • A3の紙(A4×2枚でも)
ないものがあればダイソーに行けばだいたい全部揃うでしょう。

つくりかた

  1. 紙を適度なサイズ(27mm×23mmくらい)に切っていき80枚分用意します。
  2. 表に黒ペンで、裏に赤ペンで駒名を書いていきましょう。
  3. A3の紙に等間隔に将棋盤の線を書いていきます。
  4. 駒を並べれば、いざ勝負!

1000円コースこだわり版(木製)


「せっかくなら木の駒がいい。パチンと打つあの音がたまらない」
そんなあなたはぜひともこれを造りましょう。友人を誘って遊ぶ時も、これなら箔がつきます。

用意するもの

ほとんどダイソーに売っているものばかりです。
  • 将棋の駒x2セット(木製。1箱\100で売ってます)
  • 紙ヤスリ60号と200号(紙製のより鉄製のほうが長持ちします。棒状のヤスリは使いにくいのでやめましょう)
  • 黒と赤の筆ぺん(ただの水性だと滲みやすいので、油性か耐水性のものを)
  • 450mm四方くらいの木の板(\200程度)
  • 長い定規(50cm長の差金がおすすめ)
  • 木工用のニス(ハケがないときは使い古した歯ブラシでもOK)

つくりかた

  1. 将棋の駒2セットの全ての駒を、60号のヤスリで削って文字を落とします。
  2. 200号のヤスリで表面を滑らかにしておきます。
  3. ニスを軽く塗布し、乾くまで安置しましょう。ニスを塗らないと、文字を書いたときに滲んでしまいます。
  4. 表に黒字で、裏に赤字で駒名を書いていきます。失敗しても、また60号のヤスリで削り直せば元通り。
  5. 乾くまで我慢。少し擦ってにじまないか確かめてみましょう。もし滲むようなら上からニスを二度塗りするのも手です。
  6. 将棋盤も作りましょう。幅を計算して丁寧にサインペンで線を書き入れます。
  7. 駒を並べれば、ほら本格的

コマの大きさの対応


本将棋の駒は、駒の格によって大きさが異なります。
せっかくなら現代中将棋の駒の価値によって、大きさを対応させてしまいましょう。

下の対応図をもとに駒名を書いていくのがおすすめです。
元の駒表駒名成駒名
玉将玉将天玉
王将醉象太子
飛車獅子朱雀
飛車奔王金翅
角行龍王飛鷲
角行龍馬角鷹
金将麒麟獅子
金将鳳凰奔王
金将飛車龍王
金将角行龍馬
銀将竪行飛牛
銀将竪行飛牛
銀将横行奔猪
銀将横行奔猪
桂馬金将角行
桂馬金将角行
桂馬銀将竪行
桂馬銀将竪行
香車銅将横行
香車銅将横行
香車白虎飛鹿
香車白虎飛鹿
歩兵桂馬猛豹
歩兵桂馬猛豹
歩兵反車鯨鯢
歩兵反車鯨鯢
歩兵香車白駒
歩兵香車白駒
歩兵仲人醉象
歩兵歩兵金将
歩兵歩兵銀将
歩兵歩兵銀将
歩兵歩兵銅将
歩兵歩兵銅将
歩兵歩兵金将
歩兵歩兵金将
歩兵歩兵銀将
歩兵歩兵銀将
歩兵歩兵銅将
歩兵歩兵銅将

これを2セット作ります。
ただし、2セット目は文字を下記のように点の無いものに変えてください。
元の駒表駒名成駒名
玉将王将天王
王将醉象大子

プログラム版


普及にもっとも有効そうなのが、コンピュータプログラムとして作ってしまうという手です。
誰かが作ってくれたらいいなと楽観視していますが、まとまった時間があれば作ってみようかなとも思っています。

我こそは、という方はぜひお願いします。

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