―government of the people, by the people, for the people.―
このフレーズを理解する人々は大勢いらっしゃるでしょう、
このフレーズはリンカーン大統領の演説の有名な一節です、
南北戦争の最中、戦没者を祀った墓地で発せられものです、
リンカーンは民主政治の有り方を解かりやすく端的に述べる、
このフレーズのどこにも哲人政治が良いと述べられていない、
政治を理解できない人は口出しをするなとも述べてはいない。
私はこのフレーズに「民主主義の基本精神」を見ています、
その根拠を述べるなら今は<演繹的に>と申し上げるのみ、
今はまだ「民主主義の精神」を理解する人ばかりではない。
リンカーンの演説に表われたリンカーンの民主主義の精神は、
市民の合意で成立し、市民が運営し、市民の利益を目的とする政治。
くり返し述べるなら、
民主主義政治を支える基本は「市民の合意・運営・利益」である。
悲しいことですけど、実にこれが、中なか理解できないようです。
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