仏性を磨く助けをするのが、真如苑独自の接心修行です。接心修行は、瞑想行のひとつで、これを通して、一人ひとりのなかにある仏性を意識し、それを覆い隠すものを知って、仏性を磨きだす指針をつかんでいきます。
接心はもともと禅宗の用語で、瞑想をもって思惟することを指す。しかし真如苑ではこれに独特のニュアンスを持ち、霊能によって日常生活の態度や信心のあり方を瞑想思惟することを接心という。
具体的には、教団施設において霊能者(修行によって「真如霊界の境涯」に進展した指導者。またかつてはミーディアムと呼んだ)と対座し、瞑想、問答、思惟しながら己の精神境涯の向上を目指す。信徒は霊能者を通じてご霊言という各種指導を受け、修行や生活の指針とする。なお接心は霊能者から霊言を受けるものだけではない。霊能者を通して得る接心を有相(うそう)接心、日常生活や社会の場で実践する際に思惟することを無相(むそう)接心という。真如苑においては有相だけではなく、無相の行を社会即道場として重要視する。
接心(せっしん)と霊能
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