鍵山雛のスペルカード。

  • 大鐘婆の火(おおがねばばのひ)
    • 「妖怪事典」(著:村上健司)に掲載されている話
      • 静岡のほうに大鐘という大富豪が居たが不幸が続いて老婆以外は全滅、相続人も決まらないまま老婆も死んでしまった。
        それからというもの、青い怪火となった老婆が「是も家の田だ、是も家の畑だ」と言いながら田畑の上を飛び回って寺の墓のほうと消えていくようになった。
        人には害をなさず、ただふらふらと浮いているだけで、「大鐘さん遠い遠い」と言うと近寄り「大鐘さん近い近い」と言えば段々遠くへ行ってしまうという。
    • 「怪異・妖怪データベース」に掲載されている話
      • 大鐘という素封家のお婆さんが供養のために寺に田地を喜捨した。その後、何代目かの住職が田地を質に入れた。
        そのためお婆さんの怨霊が青い火となって、その田地の上を雨が降る晩にさまよい歩くのだという。*1
      • 遠州(現在の静岡県西部)に伝わる話とされる。

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