最終更新:ID:yuLLf/meMA 2019年04月01日(月) 00:31:10履歴
- 命蓮(みょうれん)
- 奈良県にある真言宗の寺院「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」の中興の祖とされる高僧。
- 生没年は不明だが、信頼性の高い歴史書において西暦930年(延長8年)に醍醐天皇が病気の折に加持祈祷を行ったとの記録がある。
- この加持を行った記録が、信貴山縁起絵巻において『延喜加持の巻』の逸話に繋がる。
ちなみに、『延喜加持の巻』では命蓮の法力により醍醐天皇の病気は快癒しているが、史実では命蓮の祈祷でも醍醐天皇の病気は治らず、祈祷の一か月後に天皇は崩御している。
- 絵巻物『信貴山縁起絵巻』の主人公。
- 『今昔物語集』、『宇治拾遺物語』の『信濃国説話』に詳しい話が載っている。この場合、名前がそれぞれ違うが(「命練」、「明練」、「まう蓮」など)、東方では『信貴山縁起絵巻』における「命蓮」に基づく。尼公(あまぎみ)という姉がいる。
- 東方の設定では、命蓮の姉は聖白蓮。
- 奈良県にある真言宗の寺院「朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」の中興の祖とされる高僧。
備考
- 東方星蓮船の異変後に幻想郷に建立された寺院「命蓮寺(みょうれんじ)」の名称は、この命蓮からとられている。
- 同じ読みの「妙蓮寺(みょうれんじ)」という寺院が全国各地に実在するが、これは日蓮宗のお題目「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」からきている名称。
朝護孫子寺とは宗派も異なり、読みが同じ以外に関連性はない。
- 同じ読みの「妙蓮寺(みょうれんじ)」という寺院が全国各地に実在するが、これは日蓮宗のお題目「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」からきている名称。
- 東方星蓮船(名前のみ)
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