TPR-031 | - | ||||
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ステータス | HP+600 | アタック+1800 | スピード+1800 | ||
バースト | スピード | そちらの代表との一対一の勝負を望む! | バーストLv | 3 | |
スキル | 命を懸ける覚悟 | ラウンド2からずっと仲間全員の必殺技+1000、必殺技コスト+1。 | |||
背景 | SPパック15専用グレイズ | ||||
備考 | SPカードパック15収録。ステータス合計値は4200。 ステは同時収録の愛機とマッチしたアタック・スピード重視の配分で愛機以外の同配分の機体に乗せても十分に活躍出切るだろう。 ちなみにプロモだがTK5弾CP群と対応しており、専用グレイズと本カードの組み合わせで必殺技ボーナス強化にアニメ演出も入るので一度は見ていただきたいところ。 スキルはTK3弾の部下と同じで使いやすく、同パックの専用グレイズに乗せて発動するとコスト5・威力5800(CPボーナスの組み合わせ次第で更に+3・500かコスト1軽減)となりミッションでは十分に活躍出切るはず。 逆にネッチングでは低耐久で穴にされやすいので運用する際は慎重な対応が求められる。 |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ | |
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声 | 間宮康弘 | |
年齢 | - ※「鉄血」全キャラに現在公式設定なし | |
階級 | 二尉(中尉) | |
専用機 | グレイズ(クランク搭乗機) グレイズ | |
証言 | ||
特記事項 |
ギャラルホルン火星支部のベテラン士官。
新兵であるアイン・ダルトン三尉の事をなにかと気にかけており、彼の初陣時も指導していた。
自分隊の相手であるCGSが子供ばかり(とりたて、自分に向かってきたMSが特に)であった事実に対して驚愕していた。
その後、上官のコーラル・コンラッドから戦闘の痕跡を消す為、少年兵軍団を殲滅しろと命令されるもアイン他部下達に少年兵を殺させない為単身で出撃し、命令に背き、犠牲者を最小限に抑えるため決闘を申し込んだ。
しかし、CGSは解体され少年兵たち自らが設立した鉄華団と形を変えており、
戦闘前にクランクが提示した条件である「クーデリアの身柄とオーリス・ステンジャ機のグレイズ(本ゲームのグレイズ(指揮官機))引き渡しで手打ち」も彼らからすれば何一つ「利」がなく、今後の生活等にも尾を引く為あっさりと拒否。
クーデリアの身柄と僚機の残骸を賭けて鉄華団代表である三日月・オーガス、及びオーリス機のパーツで少しだけ強くなったバルバトスとの決闘を行う。
単純な機体スペックでは旧式かつ整備が不十分なバルバトスより最新機のグレイズの方が高性能な事もあり、阿頼耶識システムで直感的な操作が可能な三日月と互角の勝負を繰り広げつつ、三日月の説得も試みる。
しかしクランクが投げかけた「大人たちの争いに子供が犠牲になる事はない」(退却セリフで使用)という言葉も生き残るためには罪さえ犯さなければならない環境で育った三日月からすれば綺麗事でしかなく、多少の苛立ちを見せながらも淡々と聞き流したり、「俺は犠牲になんてなっていない」(鉄1弾CPのバーストセリフ)と返したりしていた(というか、基本的に三日月は敵と一切コミュニケーションを取らない)。
長い格闘戦の末にバルバトス唯一の武装であるメイスを破壊、勝負あったかに思われたが、メイスの先端に仕込まれたパイルバンカーでの反撃(鉄華戦闘機動・ブロウ)により乗機のグレイズは中破、クランクも致命傷を負う。
死の間際に三日月から自分が決闘に勝利した場合の見返りが何なのかを聞かれ、それが何も無く(己が勝つものとし、敗北時のことを考えていなかった。これはオルガや三日月にも通じる部分である)、そのために決闘が己の独善的な行為である事を自身も理解していた事を打ち明ける。
そして自分の死期が近づいて来たことを感じて介錯を頼み、満足そうな笑みを浮かべ、最後に礼の言葉を言っている最中に三日月から鉛玉を叩きこまれ、その人生に幕を下ろした(通称:ありがパンパン)。
・・・しかし、ただ一人クランクの心配をしていたアインは長所であり短所でもある真っ直ぐさ(≠視野の狭さ)故に鉄華団の子供たちを(独善的ではあるが)救おうとしたクランクが殺された理由が理解出来ず(現場のやり取りを知らず、またギャラルホルンと敵対することの重大さを分かっていれば彼らの行動が理解不能になるのも仕方がないが)、それが遠因となって彼が不幸な道を歩んでしまう事をクランクは知る由も無かった。
その出生から差別を受けてきたアインに親身になって接したり、少年兵が死ぬことを快く思わず(やり方は中途半端だったが)命令に背いてでも救おうとするなど、基本的には善性寄りの人間であるようだが、独善的で傲慢、浅慮とも思える部分も見受けられる。
彼の過ちは「自身の環境の常識の善意が無条件で通じる」と思ってしまった事である。
そしてこの考えは初期の頃のクーデリアにも当てはまり「クーデリアが今のままだったら彼と同じようになる」との反面教師とも言える人物なのかもしれない。
ギャラルホルンには大きな敵もなく、曲がりなりにも300年にもわたって平和を維持してきた組織であるため、彼も軍人として、そして大人として、現場での経験が少なかったのかもしれない。