目次
用語の意味
論語に出てくる用語を読む上での解釈です。
タグ
Wiki内検索
最近更新したページ
カテゴリー

学而第一 7

 7 子夏曰、賢賢易色、事父母能竭其力、事君能致其身、与朋友交、言而有信、雖曰未学、吾必謂之学矣

 子夏曰く、賢を賢として色に易えよ、父母に事えては能く其の力を竭し、君に事えては能く其の身を致し、朋友と交わり、言いて信あらば、未だ学ばずと曰うと雖も、吾は必ず之を学びたりと謂わん。

 Tsze-hsia said, "If a man withdraws his mind from the love of beauty, and applies it as sincerely to the love of the virtuous; if, in serving his parents, he can exert his utmost strength; if, in serving his prince, he can devote his life; if, in his intercourse with his friends, his words are sincere:-although men say that he has not learned, I will certainly say that he has.

 易の色は賢々として周囲に応じて変わるものという古語がある。これは人間が、父母に仕える時には(孝子となって)その力のある限りを尽くし、君に仕える時には(忠臣となって)その身体すらも捧げ、朋友と交わる時には(親友となって)言った事には責任をもつことの譬えである。このような人は、もし学問したことがないと世間から見なされていても、私ならば、そういう実践こそが学問で、この古語の意味を真にわきまえた人だと断言して憚らない。


【解説】


2007年05月19日(土) 13:59:51 Modified by hanamaru0001




スマートフォン版で見る