う
う
【 ウィルヘルム一世 】 ［00059］ ⇒ 皇帝*附巻四の百十九：ドイツ皇帝ウィルヘルム一世。 〔 ○ ‥『角・語』〕【 ウェーダイウガン 】 ［00060］ ⇒ 公事拝（ウェーダイウガン）*巻十一の六：ウェーダイウガン・小使役。百姓より命ず。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウエカーチ 】 ［00061］ ⇒ 宇栄加地(ウエカーチ）*8：地方吏員ノ役地トシテ在職中耕作ノ権ヲ与ヘルモノ。〔 ○ ‥『三一』P．268〕
【 ウエカーチ 】 ［00062］ ⇒ 宇栄加地（ウヱカーチ）*8：地方吏員ノ役地トシテ在職中耕作ノ権ヲ与ヘルモノ。〔 ○ ‥『三一』P．268〕
【 ウエダイオガン 】 ［00063］ ⇒ 公事拝（ウエダイオガン）*5：小使ノ如キモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．285〕
【 ウ゛ェトナム 】 ［00064］ ⇒ 占城（チャンバ）*卷四の六：チャンバ・二世紀末から十七世紀末まで中部ウ゛ェトナムのアンナンにあった国。 〔○‥『角・語』〕
【 ウェンチュ 】 ［00065］ ⇒ 笑二舅神*巻九の四：笑ン舅（ウェンチュ）神、すなわち鼠神のことか。 〔 ○‥『角・語』〕
【 ウキテ 】 ［00066］ ⇒ 掟（ウキテ）*4・目差*5：何レモ地方ノ役名。 〔 ○ ‥『三一』P．231〕
【 ウキトクブギョウ 】 ［00067］ ⇒ 浮得奉行（ウキトクブギョウ）*卷四の十五：ウキトクブギョウ・浮得税を司る奉行。浮得税とは、芭蕉、苧、九年母、桑、棕櫚等の上木（ウワキ）と舟、綱、塩などを対象とした税である。 〔○‥『角・語』〕
【 ウキミチ 】 ［00068］ ⇒ 長虹堤*巻二の十七：那覇の久茂地と若狭町の交差点イベガマと崇元寺橋を結ぶ道路のことである。俗にウキミチ（浮道）といわれていた。 〔○‥『角・語』〕
【 ウクイメー 】 ［00069］ ⇒ 模合送り*巻十九の二：方音「ウクイメー」。模合（頼母子講）を先取りしたため毎回利子をつけて償還するのをいう。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウケチ 】 ［00070］ ⇒ 請地（ウケチ）*4：地人即百姓ガ新ニ開墾シタル土地ニシテ請地状ヲ受ケ売買ノ権ヲ有ス。 〔 ○ ‥『三一』P．149〕
【 ウコウトウジ 】 ［00071］ ⇒ 阿口通事（ウコウトウジ）*1：福州人。琉球ノ外交顧問。 〔 ○ ‥『三一』P．265〕
【 ウコウトウジ 】 ［00072］ ⇒ 阿口通事（ウコウトウジ）*5：琉球ノ外交顧問。 〔 ○ ‥『三一』P．104〕
【 ウサリー 】 ［00073］ ⇒ 御左右来*卷四の十七：方音「ウサリー」御免下さいの意。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウスク 】 ［00074］ ⇒ 宇祖古樹*巻九の十四：俗に「ウスク」という。あかう樹のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウスタイコ 】 ［00075］ ⇒ 舂大鼓（ウスタイコ）*1：躍リノ名。 〔 ○ ‥『三一』P．167〕
【 ウスデーク 】 ［00076］ ⇒ 舂太鼓（ウスデーク）*巻十二の二：ウスデーク・婦女子の遊戯。臼を逆さに倒してその上で火をたき、その周りを円く巡りながら、太鼓をならして踊るからその名があるという。また臼を太鼓のように叩いたのでその名があるともいわれている。 〔○‥『角・語』〕
【 ウソウシコリ 】 ［00077］ ⇒ 御双紙庫理（ウソウシコリ）*4：申口座ノ一ニシテ地頭ノ知行並ニ褒賞ニ関スル事ヲ司ル 〔 ○ ‥『三一』P．86〕
【 ウチンビウ御殿 】 ［00078］ ⇒ 寝廟*巻十五の二：俗に「ウチンビウ御殿」といい、国王薨去の時、霊柩を安んずる所。→原文編「解説」〈王城〉 〔○ ‥『角・語』〕
【 ウッチ 】 ［00079］ ⇒ 甚横結致（ジマウッチ）*巻一の十二：ジマウッチ（『琉球人名考』による）。ジマは人名。ウッチは役名。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウツチ 】 ［00080］ ⇒ 掟役（ウツチヤク）*3：一村ノ長。今ノ区長ノ如キモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．185〕
【 ウテーバンタ 】 ［00081］ ⇒ 諷端多（ウテーバンタ）*巻十六の十四：ウテーバンタ 集落縁辺の高処で、大声で住民に告知する場所。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウフシュ 】 ［00082］ ⇒ 大主（ウフシュ）*巻二の一：ウフシュ・長者に対する尊称。 〔○ ‥『角・語』〕
【 ウフジョウ 】 ［00083］ ⇒ 南門*巻六の四：俗に大門（ウフジョウ）という。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウフヤ 】 ［00084］ ⇒ 大親（ウフヤ）*巻一の九：ウフヤ・勢力者に対する尊称。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウフヤー 】 ［00085］ ⇒ 大屋*巻十五の四：方音「ウフヤー」、おもやのこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ウワアギ 】 ［00086］ ⇒ 上木（ウワアギ）*8：九年母、芭蕉、竜眼ノ如キモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．304〕
【 ウワーギ 】 ［00087］ ⇒ 上木（ウワーギ）穀数*3：九年母、芭蕉実、麻苧ナド地上ノ植物ヲイフ 〔 ○ ‥『三一』P．237〕
【 ウワキ 】 ［00088］ ⇒ 上木*巻十六の六：ウワキ・課税の対象になっている草木、芭蕉・唐苧・藺・桑など。〔○‥『角・語』〕
【 ウワキ 】 ［00089］ ⇒ 浮得奉行（ウキトクブギョウ）*卷四の十五：ウキトクブギョウ・浮得税を司る奉行。浮得税とは、芭蕉、苧、九年母、桑、棕櫚等の上木（ウワキ）と舟、綱、塩などを対象とした税である。 〔 ○ ‥『角・語』〕
右
【 右 】 ［00836］ ⇒ 社稷*6：社ハ土地ノ神、稷ハ穀物ノ神。君主ガ居城ヲタテル時コノ二神ヲ王宮ノ右ニ祭リ、宗廟ヲ左ニ祭ル。転シテ宗廟又ハ国家ノ意ニ用フ。 〔 ○ ‥『三一』P．29〕【 右 】 ［00837］ ⇒ 昭穆*11：オタマヤノ順序デ、大祖ヲ中央ニ置キ次ニ左ヲ昭トシ右ヲ穆トス。 〔○‥『三一』P．170〕
【 右給事中 】 ［00838］ ⇒ 戸科左給事中*3：戸科ハ財務及ヒ戸口ヲ管掌スル戸部ノ一科ニシテ、左右給事中ノ官職アリ。 〔 ○ ‥『三一』P．69〕
【 右筆（御右筆） 】 ［00839］ ⇒ 御右筆（ゴイユヒツ）*3：後世ニハ主取ノ下ニ定員六名アリ。考試コレヲ任ス。宮中ノ文書、国王外交ノ公文書ヲ司ル。 〔 ○ ‥『三一』P．77〕
【 右筆（御右筆） 】 ［00840］ ⇒ 御右筆（ゴユウーヒツ）*5：国王公界向キノ御用ヲ弁ス。必ス文筆優秀ノ人採用セラル。 〔 ○ ‥『三一』P．91〕
【 右筆（御書院御右筆） 】 ［00841］ ⇒ 御書院*1：国王公界向ノ諸用ヲ辨達スル役所ニシテ、親方奉行三人、当官三人、相附当二人、御右筆主取一人、御右筆三人、其他ノ役員アリ。 〔 ○ ‥『三一』P．224〕
【 右筆（御書院御右筆主取） 】 ［00842］ ⇒ 御書院*1：国王公界向ノ諸用ヲ辨達スル役所ニシテ、親方奉行三人、当官三人、相附当二人、御右筆主取一人、御右筆三人、其他ノ役員アリ。 〔 ○ ‥『三一』P．224〕
【 右筆相附(御右筆相附) 】 ［00843］ ⇒ 御右筆相附*巻十一の五：相附は副役の意。 〔○ ‥『角・語』〕
【 右掖門 】 ［00844］ ⇒ ヨソヘノオヂヤウ。 〔 *7 ‥『三一』P．259〕
宇
【 宇栄加地（ウヱカーチ） 】 ［00845］ ⇒ 地方吏員ノ役地トシテ在職中耕作ノ権ヲ与ヘルモノ。 〔 *8 ‥『三一』P．268〕【 宇祖古樹 】 ［00847］ ⇒ 俗に「ウスク」という。あかう樹のこと。 〔 *巻九の十四 ‥『角・語』〕
烏
【 烏私 】 ［00846］ ⇒ 烏ガ親ニ養ハレタ恩ヲ後ニカヘス情愛ヲイフ。烏鳥私情ノ略。 〔*3 ‥『三一』P．436〕羽
【 羽騎尉 】 ［00848］ ⇒ 官職ナラン。 〔 *4 ‥『三一』P．13〕【 羽騎尉 】 ［00849］ ⇒ 官名。 〔 *1 ‥『那�ぁ�琉圖』P．71〕〔165〕
【 羽地按司朝秀 】 ［00850］ ⇒ 向象賢*附巻二の一：羽地按司朝秀のこと、後、王子位をおくらる。 〔○‥『角・語』〕
【 羽地朝秀 】 ［00851］ ⇒ 琉球世鑑*附巻二の二十：羽地朝秀著和文の中山世鑑のこと。 〔○ ‥『角・語』〕
雨
【 雨を祈る所 】 ［00854］ ⇒ 塢饕的巻十九の十：俗に「アマゴイ」と唱う。中国人は埣鼎忘遒襦・蟷蓋翕造寮召紡海・嵶佑如・艙飮・鳳・魑Г觸蝓・〔○‥『角・語』〕【 雨暘（ウチャウ） 】 ［00856］ ⇒ 雨天ト晴天。 〔 *8 ‥『三一』P．124〕
卯
【 卯 】 ［00852］ ⇒ 午前六時、七時。 〔 *6 ‥『三一』P．263〕【 卯 】 ［00853］ ⇒ 三番*1：十二支ノ日ヲ三ツニ分ケテ政務ノ分担ヲ定ム。丑寅卯辰ヲ丑日番トシ、巳午未申ヲ巳日番トシ、酉戌亥子ヲ酉日番トシテ、番日ト曰フ。卯未亥ノ日ヲ番半ト曰フ。其他ノ日ヲ次ノ日ト曰フナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
【 卯秋 】 ［00855］ ⇒ 寛政七年の秋出帆の意。 〔 *附巻四の四 ‥『角・語』〕
【 卯未亥ノ日 】 ［00857］ ⇒ 番日番半之日（バンノヒバンナカノヒ）*2：朝官ノ出仕ハ三番ニ分ツ。丑巳酉ノ日ヲ番ノ日、卯未亥ノ日ヲ番半ノ日トイフ。其他ノ日ヲ次キノ日トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．163〕
丑
【 丑 】 ［00858］ ⇒ 三番*1：十二支ノ日ヲ三ツニ分ケテ政務ノ分担ヲ定ム。丑寅卯辰ヲ丑日番トシ、巳午未申ヲ巳日番トシ、酉戌亥子ヲ酉日番トシテ、番日ト曰フ。卯未亥ノ日ヲ番半ト曰フ。其他ノ日ヲ次ノ日ト曰フナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕【 丑日番 】 ［00859］ ⇒ 三番*1：十二支ノ日ヲ三ツニ分ケテ政務ノ分担ヲ定ム。丑寅卯辰ヲ丑日番トシ、巳午未申ヲ巳日番トシ、酉戌亥子ヲ酉日番トシテ、番日ト曰フ。卯未亥ノ日ヲ番半ト曰フ。其他ノ日ヲ次ノ日ト曰フナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
【 丑日番 】 ［00860］ ⇒ 三番親雲上（ペーチン）*4：旧記三番出仕ノ条ニ、十二支ヲ三ツニ分ケテ政務ノ分担ヲ定メテ三番トイフ。即チ一ハ丑日番、二ハ巳日番、三ハ酉日番、ソノ三番ヲ組織スル親雲上。〔 ○ ‥『三一』P．171〕
【 丑巳酉ノ日 】 ［00861］ ⇒ 番日番半之日（バンノヒバンナカノヒ）*2：朝官ノ出仕ハ三番ニ分ツ。丑巳酉ノ日ヲ番ノ日、卯未亥ノ日ヲ番半ノ日トイフ。其他ノ日ヲ次キノ日トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．163〕
臼
【 臼 】 ［00862］ ⇒ 舂太鼓（ウスデーク）*巻十二の二：ウスデーク・婦女子の遊戯。臼を逆さに倒してその上で火をたき、その周りを円く巡りながら、太鼓をならして踊るからその名があるという。また臼を太鼓のように叩いたのでその名があるともいわれている。 〔○‥『角・語』〕【 蔚起（ヰキ） 】 ［00863］ ⇒ サカンニオコル。 〔 *16 ‥『三一』P．281〕
浦
【 浦添（百浦添） 】 ［00864］ ⇒ 百浦添*4：城内ノ正殿。 〔 ○ ‥『三一』P．234〕瓜
【 瓜期 】 ［00865］ ⇒ 交代ノ時期。 〔 *1 ‥『三一』P．491〕【 瓜期 】 ［00866］ ⇒ 交代ノ時期。 〔 *5 ‥『三一』P．355〕
【 瓜期 】 ［00867］ ⇒ 任期がおわった時。交代の時期。 〔 *1867 ‥『角・公』〕
【 瓜楼根 】 ［00868］ ⇒ 〔 *6 ‥『三一』P．328〕
【 瓜楼根 】 ［00869］ ⇒ 救荒食物としての、からすうりの根。 〔 *巻二十一の三 ‥『角・語』〕
運
【 運送船 】 ［00871］ ⇒ 薩州ヲ航海スル公用船ナリ。 〔 *1 ‥『三一』P．484〕【 運送船 】 ［00872］ ⇒ 薩州航路ノ御用船。 〔 *8 ‥『三一』P．318〕
【 運賃 】 ［00873］ ⇒ 部下米*附巻四の七十七：薩摩への上納米の運賃として、琉球から取入れたものの一部。これを薩摩の藩庫に納めて残りを船頭に渡した。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 運賃米 】 ［00874］ ⇒ 部下米*巻二十二の二十九：薩摩、那覇間は、三百里であるのに、従来は三百八十里の運賃を支払っていた。この八十里分の運賃米を部下米という。これは船頭には渡さず薩摩の藩庫に納めた。 〔○‥『角・語』〕
【 運抵 】 ［00875］ ⇒ 送届ル。 〔 *3 ‥『三一』P．272〕
雲
【 雲上（司雲上） 】 ［00870］ ⇒ 司雲上*1：聞得大君ニ奉仕スル神職又御内原ノ御神ヲ司ル御姉妹任ス。〔 ○ ‥『三一』P．156〕【 雲竜 】 ［00876］ ⇒ 蠎*1：官吏ノ着用スル礼服ナリ。上部ニ五彩ノ雲竜ヲ繍シ下部ニハ八宝海水、紅牙ヲ繍ス。俗ニ花袍子トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．274〕
2007年01月03日(水) 02:20:51 Modified by tutenze