か
か
【 カイスリザ 】 ［00155］ ⇒ 貝摺座（カイスリザ）*12：器物塗方ヲ掌ル。 〔 ○ ‥『三一』P．151〕【 カイズリセド 】 ［00156］ ⇒ 貝摺勢頭（カイズリセド）*巻六の七：カイズリセド・漆器製造にあたる貝摺師の長。 〔○‥『角・語』〕
【 カイズリブギヤウシヨ 】 ［00157］ ⇒ 貝摺奉行所（カイズリブギヤウシヨ）*7：器物塗物ヲ司ル役所 〔 ○‥『三一』P．209〕
【 カイセン 】 ［00158］ ⇒ 楷船（カイセン）*1：砂糖、米、食料ヲ積ミ薩州ヲ往来スル琉球ノ官船ナリ。春期ヲ春先楷船、夏期ヲ夏立楷船トイフ。支那ヘノ進貢船ニ三度使用セシ後、武器ヲ撤シテ模様替ヲ為シタル船ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．468〕
【 カイセン 】 ［00159］ ⇒ 楷船（カイセン）*4：薩摩ヲ航行スル琉球ノ官船ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．174〕
【 カイセン 】 ［00160］ ⇒ 楷船（カイセン）*4：琉球ノ官船ニシテ、支那ヘノ進貢船ニ三度使用シタル後、船内ノ武備ヲ撤シテ模様換ヘヲナシタルモノニシテ、専ラ薩州航路ニ使用ス。春期出帆ヲ春先楷船トイヒ、夏期ヲ夏立楷船トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．191〕
【 カイヤ 】 ［00161］ ⇒ 仮屋（カイヤ）*7：在番官ノ宿所。 〔 ○ ‥『三一』P．307〕
【 がけ 】 ［00162］ ⇒ 普幾下（フチシャ）*卷五の七：フチシャ・がけ、きりぎし、または山腹のけわしいところ。転じてそういう地形の地名ともなる。 〔○ ‥『角・語』〕
【 カシモン 】 ［00163］ ⇒ 悴者（カシモン）*7：百姓ガ公職ヲ勤メ功ヲ積ンテ筑登之位ヲ戴キ三年ヲ経タルモノヲイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．90〕
【 カシラショク 】 ［00164］ ⇒ 頭職（カシラショク）*卷三の十：カシラショク・宮古、八重山行政の最高位で三人からなる。宮古は平良、下地、砂川の各間切にあてて、八重山は石垣、大浜、宮良の各間切にあてて、各一人の頭がおかれ、目差（メザシ）以上の役人によって選出され、在番→三司官→王と具申し、国王が任命する。終身職で在番の指揮監督を受け、島内の行政事務を総轄する。→原文編「解説」〈地方の行政〉 〔○‥『角・語』〕
【 カタカシラ 】 ［00165］ ⇒ 欹髻*巻一の二：欹髪、片髪とも書く。俗に「カタカシラ」と称す。初めてカタカシラを結うのが元服で、早いのは十二、三歳、遅いものは十七、八歳で行う。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カチヤク 】 ［00166］ ⇒ 書役（カチヤク）*3： 〔 ○ ‥『三一』P．485〕
【 ガナシ 】 ［00167］ ⇒ 聞得大君加那志（キコエオオギミガナシ）*卷三の十八：キコエオオギミガナシ・ガナシは尊称。琉球国神職の最高位。古くは王女などをあてたが、一六七七年以後専ら王妃をあてる例となった。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カナ文字 】 ［00168］ ⇒ 番字*3：カナ文字ノコト。 〔 ○ ‥『三一』P．171〕
【 カニミガ 】 ［00169］ ⇒ 加 免・叩淵・縫潺・蜂巻二十二の二十七：カニミガ・女子名。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カネコオリ 】 ［00170］ ⇒ 金庫（カネコオリ）*卷四の十八：カネコオリ・王府は日本船の持来る鉄器を総買上げして専売制をしいていた。その倉庫。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カネコオリ 】 ［00171］ ⇒ 金庫理（カネコオリ）*卷五の六：カネコオリ・親見世（→巻一語註二十八）にあった金属製品の倉庫。→巻四語註十八 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カマイ 】 ［00172］ ⇒ 嘉真栄（カマイ）宅*8：官女ノ 灸拭淵茱Ε愁鵝縫・轡綾螢淵蝓・〔 ○ ‥『三一』P．170〕
【 カヤ 】 ［00173］ ⇒ 加屋（カヤ）*卷三の十三：カヤ・貢租の稲束の単位名。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 からすうりの根 】 ［00174］ ⇒ 瓜楼根*巻二十一の三：救荒食物としての、からすうりの根。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ガラス瓶 】 ［00175］ ⇒ 玉瓶*附巻四の六十九：ガラス瓶のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カリ（刈） 】 ［00176］ ⇒ 四十丸の田畝*巻二十二の三十五：丸は田積の単位、三刈が一束で、三束が一丸、一丸が白米一升位になる（丸はマルキ、刈はカリ）。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カリヒツシャ 】 ［00177］ ⇒ 仮筆者（カリヒツシャ）*11・相付（アイツキ）筆者*12：試補ノ如キモノ。〔 ○ ‥『三一』P．160〕
【 かるいし 】 ［00178］ ⇒ 加留石（カルシ）*巻十六の十六：カルシ・かるいし。火山から噴出した熔岩の一種、軽くて細孔が多く海水に浮いて海浜に漂来する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カルシ 】 ［00179］ ⇒ 加留石（カルシ）*巻十六の十六：カルシ・かるいし。火山から噴出した熔岩の一種、軽くて細孔が多く海水に浮いて海浜に漂来する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カレーアクカミ 】 ［00180］ ⇒ 家来赤頭（カレーアクカミ）*4：賤役小吏。 〔 ○ ‥『三一』P．43〕
【 カレーアクガミ 】 ［00181］ ⇒ 家来赤頭（カレーアクガミ）*7：賤役ニシテ凡人官途ノ振出シナルベシ。〔 ○ ‥『三一』P．55〕
【 カレモン 】 ［00182］ ⇒ 悴者（カレモン）*7：百姓ガ公職ヲ勤メ、功ヲ積ンテ筑登之ヲ載 キ、三年ヲ経夕ルモノノ称。 〔 ○ ‥『三一』P．244〕
【 カンショウ 】 ［00183］ ⇒ 入監*巻一の十三：琉球の子弟が中国の国子監に入学すること。その学生のことを官生（カンショウ）という。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 カンヂヤウザ 】 ［00184］ ⇒ 勘定座(カンヂヤウザ）*1：給地方物奉行所ニ属スル役所ニシテ、諸役場ノ帳面、勘定、焼物製作方差引ヲ司ル。 〔○‥『三一』P．174〕
【 カンヂヤウザ 】 ［00185］ ⇒ 勘定座（カンヂヤウザ）*2：諸役場ノ帳面、勘定及ヒ焼物製制方ヲ管ス。〔 ○ ‥『三一』P．211〕
【 カンモン 】 ［00186］ ⇒ 悴者（カンモン）*8：前条ニ出ヅ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
下
【 下級の士 】 ［01117］ ⇒ 旅方聞役*附巻四の三：江戸上りの一行について行く聞役、聞役は鹿児島の琉球館に配置される薩摩の下級の士で、相談役である。 〔○‥『角・語』〕【 下庫理 】 ［01118］ ⇒ 諸儀式ヲ始メ城内総テノ取締ヲナス。国王コノ所ニ出御シテ政務ヲ聴ク。 〔 *2 ‥『三一』P．221〕
【 下庫理（シタグリ） 】 ［01119］ ⇒ 諸儀式ヲ始メ城中ノ取締ヲスル役所。 〔 *6 ‥『三一』P．160〕
【 下庫理（シチヤクイ） 】 ［01120］ ⇒ 城内ノ諸儀式ヲ司ル。 〔 *2 ‥『三一』P．86〕
【 下庫理（シチヤグヒ） 】 ［01121］ ⇒ 国王出御シテ政務ヲ聴ク所。 〔 *3 ‥『三一』P．163〕
【 下庫理（シチャクヰ） 】 ［01122］ ⇒ 下庫理（シチャクヰ。） *5・御書院 *6：共ニ双紙庫理ニ屬スル役所。〔 ○ *5 ‥『三一』P．184〕
【 下庫理（国殿下庫理） 】 ［01123］ ⇒ 国殿下庫理（シチャグヰ）*1：国王コノ庁ニ出御シテ政務ヲ聴ク。〔 ○ ‥『三一』P．127〕
【 下庫理書院 】 ［01124］ ⇒ 御双紙庫理(オソウシコリ）*1：次官格ノ行政長官ニシテ、地頭ノ知行並ニ褒賞ナドヲ司リ、下庫理書院、納殿、小細工奉行所、貝摺奉行所等ヲ管轄ス。 〔 ○ ‥『三一』P．67〕
【 下庫理当（シタグリアタリ）役 】 ［01125］ ⇒ 諸儀式ヲ始メ城中一切ノ取締ヲ司ル。 〔 *2 ‥『三一』P．89〕
【 下庫理当（シチヤグリアタイ） 】 ［01126］ ⇒ 正五品ノ親雲上ナリ。諸議式 、城内ノ取締ヲ司ル。 〔 *7 ‥『三一』P．305〕
【 下庫理当（シチヤグリアタリ） 】 ［01127］ ⇒ 正五品官。凡テノ儀式ヲ司リ城内一切ノ取締ニ任ス。 〔 *1‥『三一』P．318〕
【 下庫理当（シチヤゴリアタイ） 】 ［01128］ ⇒ 諸儀式ヲ始メ城中スベテノ取締ヲナス官。 〔 *2 ‥『三一』P．340〕
【 下庫理当官 】 ［01129］ ⇒ 当官*3：下庫理当官ニシテ、地頭家ノ親雲上位。 〔 ○ ‥『三一』P．165〕
【 下代 】 ［01130］ ⇒ 砂糖座*巻十の三：砂糖・鬱金・朱・雑石・艮子・鳩目銭・鍋・大小木榑・同タンゴ・雑榑、同タンゴ・割藺尺迦莚・三ツ目藁繩・藁小繩・棕櫚小繩・木二寸釘等のことを掌る。役所は天使館内におかれ、奉行二人、大屋子二・筆者二・下代二があってその事務を掌った。 〔○‥『角・語』〕
【 下代 】 ［01131］ ⇒ 船手座*巻十の四：給地方物奉行所轄、唐船・楷船の仕出並びに船員の勲功調査のことを掌る。奉行の下に大屋子二・大筆者二・脇筆者一・下代二がいてそのことをなす。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 下代役 】 ［01132］ ⇒ 諸蔵の小使役。百姓より任ず。 〔 *巻十一の七 ‥『角・語』〕
【 下知人 】 ［01133］ ⇒ 指揮人*巻十八の五：下知人のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 下知人（百姓から任ぜられる下知人） 】 ［01134］ ⇒ 指揮小司*巻二十一の二十：百姓から任ぜられる下知人のことか。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 下知役 】 ［01135］ ⇒ ソノ間切疲衰ニ依リ、振奥 ノ為メ臨時ニ設クル役人。 〔 *7 ‥『三一』P．254〕
【 下知役 】 ［01136］ ⇒ 間切番所の行政指導のため、王府から派遣された役人。 〔 *巻十六の十二 ‥『角・語』〕
【 下知役 】 ［01137］ ⇒ 検者*巻十六の十五：間切行政指導の目的で、首里王府から地方の間切番所に派遣される官。下知役を補佐し地頭代を指導助言する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 下知役 】 ［01138］ ⇒ 地方疲苦ノ為メ振興セシムル政策トシテ、臨時設置スル役人。 〔*2 ‥『三一』P．270〕
【 下知役 】 ［01139］ ⇒ 臨時ノ役目ニシテ、職掌ハ検者ト同シキモ検者ノ上ニアリ。 〔 *2 ‥『三一』P．382〕
【 下知役（ゲチヤク） 】 ［01140］ ⇒ 間切ノ疲窘ニ依リ振興ノ為メ王府ヨリ派遣スル臨時ノ役人。 〔 *4 ‥『三一』P．240〕
【 下知役（ゲチヤク） 】 ［01141］ ⇒ 其間切疲弊ノ為メ臨時ニ設クル役人。 〔 *1 ‥『三一』P．300〕
【 下知役（ゲチヤク） 】 ［01142］ ⇒ 地方ノ疲弊風俗頽廃スルトキ再興ノ為メ臨時任命スル役人ナリ。 〔 *1‥『三一』P．313〕
【 下地 】 ［01143］ ⇒ 頭職（カシラショク）*卷三の十：カシラショク・宮古、八重山行政の最高位で三人からなる。宮古は平良、下地、砂川の各間切にあてて、八重山は石垣、大浜、宮良の各間切にあてて、各一人の頭がおかれ、目差（メザシ）以上の役人によって選出され、在番→三司官→王と具申し、国王が任命する。終身職で在番の指揮監督を受け、島内の行政事務を総轄する。→原文編「解説」〈地方の行政〉 〔○‥『角・語』〕
【 下地知行 】 ［01144］ ⇒ 采地を賜ふのみ*附巻一の十三：下地知行であったことをいう。これより蔵前知行が始まる。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 下程 】 ［01145］ ⇒ 餞別、ハナムケ。 〔 *1 ‥『三一』P．495〕
【 下程 】 ［01146］ ⇒ 餞別。 〔 *附巻四の百十一 ‥『角・語』〕
【 下天妃 】 ［01147］ ⇒ 今ノ那覇郵便局ハソノ跡ナリ。 〔 *6 ‥『三一』P．159〕
【 下天妃廟 】 ［01148］ ⇒ 今ノ那覇郵便局ハソノ跡ナリ。 〔 *8 ‥『三一』P．70〕
【 下届 】 ［01149］ ⇒ 次回。後期。下半期。→上届 〔 *1463 ‥『角・公』〕
【 下届 】 ［01150］ ⇒ 来ル。 〔 *3 ‥『三一』P．359〕
【 下届（カガイ） 】 ［01151］ ⇒ 来ル。 〔 *6 ‥『三一』P．423〕
【 下届（カガイ）申年 】 ［01152］ ⇒ 来ル申年。 〔 *5 ‥『三一』P．284〕
【 下班 】 ［01153］ ⇒ 非番ニナル。 〔 *2 ‥『三一』P．230〕
【 下便 】 ［01154］ ⇒ 大便ヲ催スコト。 〔 *2 ‥『三一』P．16〕
【 下落 】 ［01155］ ⇒ ユクヘ、行方、又アリカ、在処。 〔 *2 ‥『三一』P．412〕
仮
【 仮屋（カイヤ） 】 ［01156］ ⇒ 在番官ノ宿所。 〔 *7 ‥『三一』P．307〕【 仮屋（大仮屋） 】 ［01157］ ⇒ 鎮守旅館*3：在番奉行ノ舘邸ニシテ俗ニ大仮屋トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．138〕
【 仮屋事務 】 ［01158］ ⇒ 在番奉行所の事務。 〔 *巻十二の五 ‥『角・語』〕
【 仮屋事務 】 ［01159］ ⇒ 築建用ノ木村 ヲ取扱フ。随時ノ役所ナランカ。 〔 *7 ‥『三一』P．169〕
【 仮屋事務 】 ［01160］ ⇒ 不明。仮建築ノ事ナランカ。 〔 *5 ‥『三一』P．62〕
【 仮屋守 】 ［01161］ ⇒ 仮屋別当*附巻四の九十四：在番奉行所の館中諸事を弁ずる役に、仮屋守、別当の職あり。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 仮屋別当 】 ［01162］ ⇒ 在番奉行所の館中諸事を弁ずる役に、仮屋守、別当の職あり。 〔附巻四の九十四‥『角・語』〕
【 仮中取 】 ［01163］ ⇒ 中取の副役。 〔 *巻十五の十六 ‥『角・語』〕
【 仮筆 】 ［01164］ ⇒ 平等*巻十八の二：平等所のこと。平等所は警察・裁判を司る役所である。長官を平等之側、次官を平等吟味役といい。共に表十五人の中に入る。その下に大屋子主取・大屋子・大屋子見習・筆者・仮筆・筑・佐事等の役がある。 〔○‥『角・語』〕
【 仮筆者（カリヒツシャ） 】 ［01165］ ⇒ 仮筆者（カリヒツシャ） *11・相付（アイツキ）筆者 *12：試補ノ如キモノ。 〔 ○ *11 ‥『三一』P．160〕
【 仮役(掟の仮役) 】 ［01166］ ⇒ 署掟*巻十五の十八：掟の仮役。 〔 ○ ‥『角・語』〕
何
【 何蛮 】 ［01167］ ⇒ 人名。 〔 *2 ‥『三一』P．13〕加
【 加 免・叩淵・縫潺・・ 】 ［01197］ ⇒ カニミガ 女子名。 〔 *巻二十二の二十七 ‥『角・語』〕【 加屋（カヤ） 】 ［01168］ ⇒ カヤ 貢租の稲束の単位名。 〔 *卷三の十三 ‥『角・語』〕
【 加賀の人 】 ［01169］ ⇒ 日秀上人*附巻二の十一：鹿児島県史によると、加賀の人で薩摩に来り、琉球に渡って真言宗を広め、後薩摩坊の津の一乗院を修し、鹿児島に入って天文二十年正八幡宮の造営を掌り、その東北に三光院を創め、そこで天正五年九月二十四日入寂した。→附五十九（本文） 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 加冠 】 ［01170］ ⇒ 年十五歳ニ至レハ元服ノ手続ヲ了シ按司ノ位ヲ得。 〔 *1 ‥『三一』P．173〕
【 加具 】 ［01171］ ⇒ 添付。 〔 *12 ‥『三一』P．282〕
【 加具 】 ［01172］ ⇒ 添付。 〔 *12 ‥『三一』P．283〕
【 加具 】 ［01173］ ⇒ 添付。 〔 *4 ‥『三一』P．330〕
【 加具 】 ［01174］ ⇒ 添付。 〔 *5 ‥『三一』P．278〕
【 加具 】 ［01175］ ⇒ 添付。 〔 *8 ‥『三一』P．300〕
【 加具 】 ［01176］ ⇒ 添附。 〔 *6 ‥『三一』P．315〕
【 加具印結 】 ［01177］ ⇒ 証明書ヲ添付スルコト。 〔 *2 ‥『三一』P．399〕
【 加具印結（印結ヲ加具シ） 】 ［01178］ ⇒ 証明書ヲ添付スルコト。 〔 *8 ‥『三一』P．265〕
【 加五級 】 ［01179］ ⇒ 加五級 *8・記録十次 *9：共ニ官等。 〔 *8 ‥『三一』P．439〕
【 加子 】 ［01180］ ⇒ 水夫ノ如キモノ。 〔 *9 ‥『三一』P．294〕
【 加治木銭 】 ［01181］ ⇒ 薩摩の島津義弘が、洪武通宝の模造銭を鋳て通貨としたもの。幕府に通用を停止されて、廃銭となり公庫に蔵したままになっていた。 〔附巻一の七十二 ‥『角・語』〕
【 加勢筆者 】 ［01182］ ⇒ 書記補ノ如キモノ。 〔 *4 ‥『三一』P．399〕
【 加那志（阿武加那志） 】 ［01183］ ⇒ 阿武加那志（アンガナシ）*5：地方ニ於ケル女神官ノ最高。 〔 ○‥『三一』P．259〕
【 加那志（阿母加那志） 】 ［01184］ ⇒ 阿母加那志（アンガナシ）*5：地方ニ於ケル祝女ノ最上位。 〔 ○‥『三一』P．90〕
【 加那志（阿母加那志） 】 ［01185］ ⇒ 阿母加那志*8・二加也田阿母*9・君南風*10・大阿母*11：何レモソノ地方神職ノ頭目。 〔 ○ ‥『三一』P．155〕
【 加那志（佐敷按司加那志） 】 ［01186］ ⇒ 佐敷按司加那志（サシキアンジガナシ）*9：国王ノ妃。 〔 ○‥『三一』P．198〕
【 加那志（佐敷按司加那志） 】 ［01187］ ⇒ 佐敷按司加那志*5：王妃ヲイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．193〕
【 加判役 】 ［01188］ ⇒ 他ノ印ニ添ヘテ己ノ印ヲ押シ、証書面ノ事ガラヲ保証スル役目。 〔 *2 ‥『三一』P．448〕
【 加輸 】 ［01189］ ⇒ 税金ヲ加増シテ取立ルコト。 〔 *5 ‥『三一』P．229〕
【 加輸 】 ［01190］ ⇒ 増納ナリ。輪ハ納ム又ハ払フ。 〔 *2 ‥『三一』P．227〕
【 加留石（カルシ） 】 ［01191］ ⇒ カルシ かるいし。火山から噴出した熔岩の一種、軽くて細孔が多く海水に浮いて海浜に漂来する。 〔 *巻十六の十六 ‥『角・語』〕
【 加籠 】 ［01192］ ⇒ 安駄（アンダ）*10：法司官以上ノ乗ル加籠。 〔 ○ ‥『三一』P．198〕
【 加銜 】 ［01193］ ⇒ 官吏ノ位階。一定ノ官職アル者ニ別ニ職掌ナキ官名ヲ加附シテ其格式ヲ高メ優遇ヲ示スコト。 〔 *1 ‥『三一』P．55〕
【 加銜 】 ［01194］ ⇒ 座*1：漢訳。銜又ハ加銜。或役又ハ位ニ相当スル待遇ヲ示ス。勢頭ハ本官ニシテ勢頭座ハ相当官。又勢頭座敷、筑登之座敷ナドハ准勢頭ノ意ナルベシ。 〔○‥『三一』P．91〕
【 加銜 】 ［01195］ ⇒ 前ニ出ス。 〔 *6 ‥『三一』P．106〕
【 加銜法司 】 ［01196］ ⇒ 俗に三司官座敷という。三司官相当の位という意。 〔 *卷三の十七 ‥『角・語』〕
【 加饉圉 】 ［01198］ ⇒ 申口座。 〔 *4 ‥『那�ァЩ療帖�P．86〕〔180〕
【 嘉宇津加計匠 】 ［01200］ ⇒ 〔 *1 ‥『三一』P．185〕
嘉
【 嘉真栄（カマイ）宅 】 ［01203］ ⇒ 官女ノ 灸拭淵茱Ε愁鵝縫・轡綾螢淵蝓・〔 *8 ‥『三一』P．170〕【 嘉靖の末 】 ［01205］ ⇒ 硫黄 を煎熟*巻十一の十八：察度王以来中国への貢物は硫黄 が主たるもので、大体生硫黄 二万斤というのが普通であった。ところが嘉靖の末頃から船腹が小さくなるので、積載量を制限しなければならなくなり、硫黄 は精錬して熟硫黄 として送るようになった。その精錬する所が硫黄城（渡地）である。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 嘉靖年間 】 ［01206］ ⇒ 大永より、永禄に至る間。 〔 *附巻一の八十一 ‥『角・語』〕
【 嘉靖年間 】 ［01207］ ⇒ 大永より永禄にいたる頃。 〔 *附巻一の五十三 ‥『角・語』〕
【 嘉萬 】 ［01212］ ⇒ 嘉靖ト萬暦年號。 〔 *2 ‥『那� �歴代』P．14〕〔108〕
夏
【 夏の陣 】 ［01199］ ⇒ 大坂の変*附巻一の二十四：夏の陣をいう。 〔 ○ ‥『角・語』〕【 夏運送船 】 ［01201］ ⇒ 夏立船。 〔 *附巻四の七十一 ‥『角・語』〕
【 夏給諫子陽 】 ［01202］ ⇒ 夏ハ姓、給諫ハ官名、子陽ハ名。 〔 *5 ‥『那�◆�天香』P．30〕〔124〕
【 夏正 】 ［01204］ ⇒ 支那ノ夏ノ時代ニ用イタ暦法。夏ノコヨミ。寅ノ月ヲ歳首トスル。 〔 *1 ‥『三一』P．15〕
【 夏立 】 ［01208］ ⇒ 春楷船*巻十九の十五：春立楷船のこと。琉球・薩摩間を航行する船の一。春期出帆するものを春立、夏期は夏立という。 〔○‥『角・語』〕
【 夏立船 】 ［01209］ ⇒ 夏運送船*附巻四の七十一：夏立船。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 夏立楷船 】 ［01210］ ⇒ 楷船（カイセン）*4：琉球ノ官船ニシテ、支那ヘノ進貢船ニ三度使用シタル後、船内ノ武備ヲ撤シテ模様換ヘヲナシタルモノニシテ、専ラ薩州航路ニ使用ス。春期出帆ヲ春先楷船トイヒ、夏期ヲ夏立楷船トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．191〕
【 夏立楷船 】 ［01211］ ⇒ 楷船（ケーセン）*2：進貢船ニ三度使用セシ後、武備ヲ徹シ模様換ヲナシ、薩州航路ニ用フ。春期ヲ春先楷船、夏期ヲ夏立楷船トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．291〕
家
【 家 】 ［01213］ ⇒ 根所人の家*巻八の十四：根屋をいう。 〔 ○ ‥『角・語』〕【 家（按司家） 】 ［01214］ ⇒ 総地頭*15両総地頭、即チ按司家ト総地頭家ヲイフ。 〔○ ‥『三一』P．157〕
【 家（按司家） 】 ［01215］ ⇒ 総地頭官*6：俗ニ両総地頭トイフ。一ハ王子又ハ按司家、一ハ総地頭家ニシテ一間切ヲ領ス。 〔 ○ ‥『三一』P．182〕
【 家（陰陽家） 】 ［01216］ ⇒ 風水*1：陰陽家ノ説ニテ、墳墓ヲ相スル術ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．227〕
【 家（王ノ支家） 】 ［01217］ ⇒ 摂政*13：国政ノ総裁。王ノ支家ヨリ声望手腕アル者ヲ国王自ラ選任ス。〔 ○ ‥『三一』P．164〕
【 家（五家） 】 ［01218］ ⇒ 与中（クミジウ）*14：五家或ハ七八家ヲ以テ一与トスル制度ニシテ与中トイフ。〔 ○ ‥『三一』P．238〕
【 家（五家） 】 ［01219］ ⇒ 与中（クミヂウ）*3：五家若クハ八家ヲ以テ一与トスル制度ニシテ、出生届其他ノ事柄ニ付連帯責任ヲ負フ。 〔 ○ ‥『三一』P．223〕
【 家（仕上世家） 】 ［01220］ ⇒ 仕上世家（シノボセイヘ）*1：仕上世米即チ貢米ヲ取扱フ家宅ナランカ。〔 ○ ‥『三一』P．393〕
【 家（七八家） 】 ［01221］ ⇒ 与中（クミジウ）*14：五家或ハ七八家ヲ以テ一与トスル制度ニシテ与中トイフ。〔 ○ ‥『三一』P．238〕
【 家（総地頭家） 】 ［01222］ ⇒ 総地頭*15：両総地頭、即チ按司家ト総地頭家ヲイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．157〕
【 家（総地頭家） 】 ［01223］ ⇒ 総地頭官*6：俗ニ両総地頭トイフ。一ハ王子又ハ按司家、一ハ総地頭家ニシテ一間切ヲ領ス。 〔 ○ ‥『三一』P．182〕
【 家（地頭家） 】 ［01224］ ⇒ 在番*2：王府ヨリ派遣シタル行政監督官。当時マテハ地頭家之レニ任ス。〔 ○ ‥『三一』P．226〕
【 家（地頭家） 】 ［01225］ ⇒ 当官*3：下庫理当官ニシテ、地頭家ノ親雲上位。 〔 ○ ‥『三一』P．165〕
【 家（筑登之） 】 ［01226］ ⇒ 里之子家（サトヌシイヘ）*1・筑登之登家（チクドンイヘ）*2：普代士族ニモコノ区別アツテ異ニス。俗ニ家格トイフ。マタ里之子筋目、筑登之筋目トモイフ。里之子ハ筑登之ノ上ニアリ。 〔 ○ ‥『三一』P．137〕
【 家（筑登之家） 】 ［01227］ ⇒ 筑登之家*3：久米村ニテハ通事家トイフ。里之子家ノ下ニアリ。 〔 ○ ‥『三一』P．164〕
【 家（通事家） 】 ［01228］ ⇒ 筑登之家*3：久米村ニテハ通事家トイフ。里之子家ノ下ニアリ。 〔 ○ ‥『三一』P．164〕
【 家（八家） 】 ［01229］ ⇒ 与中（クミヂウ）*3：五家若クハ八家ヲ以テ一与トスル制度ニシテ、出生届其他ノ事柄ニ付連帯責任ヲ負フ。 〔 ○ ‥『三一』P．223〕
【 家（譜代家） 】 ［01230］ ⇒ 譜代家*1：代々引キツツイテ奉公スル家。 〔 ○ ‥『三一』P．288〕
【 家（門閥家） 】 ［01231］ ⇒ 親雲上（ペーチン）*1：奉行ノ親雲上ハ地頭衆ノ門閥家ニシテ、普通ノ親雲上ト同一視スベカラズ。 〔 ○ ‥『三一』P．159〕
【 家（里之子家） 】 ［01232］ ⇒ 筑登之家*3：久米村ニテハ通事家トイフ。里之子家ノ下ニアリ。 〔 ○ ‥『三一』P．164〕
【 家（里之子家） 】 ［01233］ ⇒ 里之子家（サトヌシイヘ）*1・筑登之登家（チクドンイヘ）*2：普代士族ニモコノ区別アツテ異ニス。俗ニ家格トイフ。マタ里之子筋目、筑登之筋目トモイフ。里之子ハ筑登之ノ上ニアリ。 〔 ○ ‥『三一』P．137〕
【 家の由来 】 ［01234］ ⇒ 家譜*巻八の六：普通系図と称す。巻頭にその家の由来・始祖以来の世系図を掲げ、次に記録として始祖以来各人の名前・生死・係累・経歴を年月日順に記載す。慶長以前の記載は口伝・記録・文書を参照しているが、中には信憑性の薄いのがある。家譜は一種の士の認定書で、それを持っている家は系持と称して特権を有し、持たない家は無系とよばれ、百姓の義務が負わされた。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家屋 】 ［01235］ ⇒ 風水*卷六の三：俗に「フンシ」という。万物は風と水と二つの気が完全に調和している地こそ最上の場所である。ここに家屋、墳墓を構えると子孫が繁栄するという。風水師は、墳墓・家屋・村落・都城を建設するに当って、災禍を避け幸福を招くために、竜脈によって地を相する。竜脈とは山脈・地脈・水脈の延々と連なり高低起伏するのを竜身にあてはめて解釈する。 〔 ○‥『角・語』〕
【 家格 】 ［01236］ ⇒ 家籍*巻十の十一：里之子筋目と筑登之筋目があり、家格は前者が上である。筑登之筋目には譜代と新参がある。 〔○‥『角・語』〕
【 家格 】 ［01237］ ⇒ 里主（サトシュ）*8：即チ里之子位ナルモ、世官ノ子弟、家格ヲ有スルモノ、家統ヲ継クトキハ里主トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．47〕
【 家格 】 ［01238］ ⇒ 里主（サトシユウ）*15：即チ里之子位ナルモ、世官ノ子弟家格ヲ有スルモノ家統ヲ続クトキハ里主トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．16〕
【 家格 】 ［01239］ ⇒ 里之子家（サトヌシイヘ）*1・筑登之登家（チクドンイヘ）*2：普代士族ニモコノ区別アツテ異ニス。俗ニ家格トイフ。マタ里之子筋目、筑登之筋目トモイフ。里之子ハ筑登之ノ上ニアリ。 〔 ○ ‥『三一』P．137〕
【 家久公の父君 】 ［01240］ ⇒ 維新公*附巻一の七：薩摩の太守家久公の父君。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家具 】 ［01241］ ⇒ 家闡*巻十五の十：家具のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家光 】 ［01242］ ⇒ 京都を経過*附巻一の四十六：将軍家光の上洛に島津家久も従う。行を共にしている。〔○‥『角・語』〕
【 家口 】 ［01243］ ⇒ 人口。 〔 *5 ‥『三一』P．263〕
【 家康公 】 ［01244］ ⇒ 秀忠公の誤。 〔 *附巻一の四十四 ‥『角・語』〕
【 家籍 】 ［01245］ ⇒ 里之子筋目と筑登之筋目があり、家格は前者が上である。筑登之筋目には譜代と新参がある。 〔 *巻十の十一 ‥『角・語』〕
【 家宅に植ゑる 】 ［01246］ ⇒ 宅地内の農作地すなわちアタイに植える。新作物の試作は畑地では行わないようである。 〔 *巻八の十八 ‥『角・語』〕
【 家長 】 ［01247］ ⇒ 根神人*巻一の六：村や字を初めて開拓した家を根家（ニーヤ）という。その家長を根人（ニ−ンチュ）、その家の祭を司る者を根神（ニ−ガン）という。根神人は根神のことであろう。〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家統 】 ［01248］ ⇒ 里主（サトシュ）*8：即チ里之子位ナルモ、世官ノ子弟、家格ヲ有スルモノ、家統ヲ継クトキハ里主トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．47〕
【 家統 】 ［01249］ ⇒ 里主（サトシユウ）*15：即チ里之子位ナルモ、世官ノ子弟家格ヲ有スルモノ家統ヲ続クトキハ里主トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．16〕
【 家督 】 ［01250］ ⇒ 里主*巻六の十七：この場合「サトシュ」という。地頭家の嫡男で、既に家督を継ぎ地頭となったが、まだ黄冠になる年齢に達しない者の称号。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家譜 】 ［01251］ ⇒ 系図。 〔 *5 ‥『三一』P．420〕
【 家譜 】 ［01252］ ⇒ 系図ノコト。 〔 *11 ‥『三一』P．143〕
【 家譜 】 ［01253］ ⇒ 系図ノコト。一家ノ記録。 〔 *2 ‥『三一』P．196〕
【 家譜 】 ［01254］ ⇒ 系図ノコト。系統ヲ逐フテ書キ記シタモノ。 〔 *6 ‥『三一』P．93〕
【 家譜 】 ［01255］ ⇒ 御系図奉行職*巻八の五：鎖之側所轄の系図座の長で、はじめ王子一・按司一・親方一の三奉行（後、按司・親方二奉行）がいた。家譜に関すること、および修史を掌る。 〔○ ‥『角・語』〕
【 家譜 】 ［01256］ ⇒ 親見世の若文子*巻七の一：親見世の書記見習。那覇士族の家譜によると、ほとんどの子弟が元服以前その職にあてられている。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家譜 】 ［01257］ ⇒ 普通系図と称す。巻頭にその家の由来・始祖以来の世系図を掲げ、次に記録として始祖以来各人の名前・生死・係累・経歴を年月日順に記載す。慶長以前の記載は口伝・記録・文書を参照しているが、中には信憑性の薄いのがある。家譜は一種の士の認定書で、それを持っている家は系持と称して特権を有し、持たない家は無系とよばれ、百姓の義務が負わされた。 〔 *巻八の六‥『角・語』〕
【 家譜 】 ［01258］ ⇒ 無譜*巻十五の十一：家譜を持たない階層すなわち百姓のこと。無系ともいい、系持（士族）に対する語。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家譜（新家譜） 】 ［01259］ ⇒ 新家譜*2：平民功労ニ依リ新参士トナツテ系譜ヲ賜フ。 〔 ○ ‥『三一』P．288〕
【 家来赤頭（カレーアクガミ） 】 ［01260］ ⇒ 賤役ニシテ凡人官途ノ振出シナルベシ。 〔 *7 ‥『三一』P．55〕
【 家来赤頭（カレーアクカミ） 】 ［01261］ ⇒ 賤役小吏。 〔 *4 ‥『三一』P．43〕
【 家来赤頭（ゲライアクガミ） 】 ［01262］ ⇒ ゲライアクガミ 賤役の小吏。 〔 *巻三の一 ‥『角・語』〕
【 家来赤頭（笙家来赤頭） 】 ［01263］ ⇒ 笙家来赤頭（セフカレーアクカミ）*2・螺赤頭（ボラーアクカミ）*3：何レモ伶人。 〔 ○ ‥『三一』P．170〕
【 家来役(世持富家来役) 】 ［01264］ ⇒ 世持富家来役*巻十三の二十五：王城の儀仗隊の一班である世持富の家来役。 〔○‥『角・語』〕
【 家来役（世持富家来役） 】 ［01265］ ⇒ 世持富家来役（ヨモチトミカライヤク）*1 〔 ○ ‥『三一』P．197〕
【 家老（薩摩の家老） 】 ［01266］ ⇒ 伊勢貞昌*附巻一の四十九：薩摩の家老。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 家祿 】 ［01267］ ⇒ 賦米*7：俗ニ云フ作得ニシテ、即チ家祿ノコト。 〔 ○ ‥『三一』P．194〕
【 家闡 】 ［01268］ ⇒ 家具のこと。 〔 *巻十五の十 ‥『角・語』〕
【 家闡 】 ［01269］ ⇒ 家具又ハ器具。 〔 *7 ‥『三一』P．227〕
【 家闡 】 ［01270］ ⇒ 器具、又ハ道具ノ類。 〔 *22 ‥『那�◆�天使』P．30〕〔124〕
寡
【 寡 】 ［01274］ ⇒ 老テ夫ナキモノ。ヤモメ。 〔 *9 ‥『三一』P．436〕科
【 科 】 ［01271］ ⇒ 給事中*1：都察院ニ属スル一部局ニシテ、詔勅ヲ伝達シ、六部所管行政ノ事務ヲ監督ス。各科ニ給事ヲ置キ、事務ヲ掌管ス。 〔 ○ ‥『三一』P．33〕【 科 】 ［01272］ ⇒ 考科。今ノ試験ナリ。 〔 *8 ‥『三一』P．279〕
【 科 】 ［01273］ ⇒ 考試*1：俗ニ科トイフ。今ノ試験。 〔 ○ ‥『三一』P．247〕
【 科（クワ） 】 ［01275］ ⇒ トガ。罪科。 〔 *5 ‥『三一』P．13〕
【 科挙 】 ［01276］ ⇒ 講解師*7：久米郷学校ノ先生。俗ニ講談師匠トイフ。科挙之レニ任ス。 〔 ○ ‥『三一』P．279〕
【 科挙 】 ［01277］ ⇒ 式に中る者*巻二十二の三十三：科挙に合格した者。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 科挙 】 ［01278］ ⇒ 礼部*12：六部ノ一。礼楽、朝貢、科挙、国中及ヒ宮中ノ儀式ヲ掌ル。 〔 ○ ‥『三一』P．21〕
【 科斗 】 ［01279］ ⇒ 支那古代ノ文字ノ體。常時漆デ、竹ノ札ニ記シタモノデ、頭ガ太クテ蛙ノ子ニ似タ故ノ稱。 〔 *5 ‥『那�ΑЩ�母』P．105〕〔199〕
河
【 河漢 】 ［01283］ ⇒ アマノカハ。 〔 *6 ‥『三一』P．31〕【 河口通事 】 ［01284］ ⇒ 土通事ともいう。柔遠駅に来る琉球使節を通訳するための中国役人。 〔 *巻七の六 ‥『角・語』〕
火
【 火（烽火） 】 ［01280］ ⇒ 烽火（ホウクワ）*1：ノロシ。戦争又ハ事変ナドノ時、相図ニアゲル火。 〔 ○‥『三一』P．81〕【 火（烽火番） 】 ［01281］ ⇒ 烟台司*6：烽火番ノコトナラン。唐船ノ入港ヲ首里王城ニ報スル信号ナリ。〔 ○ ‥『三一』P．249〕
【 火ノ神 】 ［01282］ ⇒ 回祿*10：火ノ神、転シテ火災。 〔 ○ ‥『三一』P．86〕
【 火山 】 ［01285］ ⇒ 加留石（カルシ）*巻十六の十六：カルシ・かるいし。火山から噴出した熔岩の一種、軽くて細孔が多く海水に浮いて海浜に漂来する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 火速 】 ［01286］ ⇒ 極メテ急ナリ。 〔 *7 ‥『三一』P．208〕
【 火把 】 ［01287］ ⇒ タイマツ。炬火。 〔 *7 ‥『三一』P．39〕
【 火鉢阿母志良礼 】 ［01288］ ⇒ 聞得大君御殿の女神職名。 〔 *巻八の十五 ‥『角・語』〕
【 火矢 】 ［01289］ ⇒ 比屋勢頭*巻三の四：比屋（ヒャー）は火矢、勢頭（シード）は長のこと。 〔○‥『角・語』〕
稼
【 稼(カ） 】 ［01290］ ⇒ 穀類ヲウヱ付ル。 〔 *1 ‥『三一』P．12〕【 稼穡 】 ［01291］ ⇒ サクモツヲウエツケル。農業。 〔 *1 ‥『三一』P．258〕
【 稼穡（カシヨク） 】 ［01292］ ⇒ サクモツヲウヱツケ又カリトルワザ。 〔 *3 ‥『三一』P．203〕
【 稼穡（カシヨク） 】 ［01293］ ⇒ サクモツヲウエツケ又カリトルワザ。 〔 *8 ‥『三一』P．136〕
【 稼穡（カシヨク） 】 ［01294］ ⇒ 作物ヲウエツケ又カリトルワザ。農業。 〔 *2 ‥『三一』P．239〕
箇
【 箇条書 】 ［01296］ ⇒ 疏（ソ）*8：箇条書シテクハシク申シ上ル文書ノ類。上疏。 〔 ○ ‥『三一』P．21〕【 箇条書 】 ［01297］ ⇒ 疏ヲ具シ*2：箇条書キニシタ上申書ヲ作製スノ義。 〔 ○ ‥『三一』P．27〕
花
【 花園 】 ［01295］ ⇒ 花当（ハナアタイ）*1：花園ヲ司ル役人ニシテ、平士ノ子弟ノ役職ノ振出シナリトイフ。〔 ○ ‥『三一』P．166〕【 花朝 】 ［01298］ ⇒ 二月十五日ヲ花朝トイヒ、八月十五日ヲ月夕トイフ。 〔 *7 ‥『那�Α�風俗』P．104〕〔198〕
【 花当（ハナアタイ） 】 ［01299］ ⇒ 花園ヲ司ル役人ニシテ、平士ノ子弟ノ役職ノ振出シナリトイフ。 〔 *1‥『三一』P．166〕
【 花当（ハナタイ） 】 ［01300］ ⇒ 活花用草木ヲ取集メ又ハ三司官ノ給仕ヲナス役目。 〔 *8 ‥『三一』P．177〕
【 花晨月夕 】 ［01301］ ⇒ 春ノ朝秋ノ夜ノヨイ趣キヲイフ。 〔 *7 ‥『三一』P．47〕
【 花袍子 】 ［01302］ ⇒ 蠎*1：官吏ノ着用スル礼服ナリ。上部ニ五彩ノ雲竜ヲ繍シ下部ニハ八宝海水、紅牙ヲ繍ス。俗ニ花袍子トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．274〕
【 花迸 】 ［01303］ ⇒ 清朝ニテ官吏ノ礼帽ノ後ニ垂ルル装飾ナリ。特ニ功労アル者ニ賜ル。 〔 *5 ‥『三一』P．346〕
荷
【 荷（カ） 】 ［01304］ ⇒ ハス。 〔 *3 ‥『那�◆Ы斗曄�P．32〕〔126〕【 荷包 】 ［01307］ ⇒ 巾着又ハ袋物。 〔 *7 ‥『三一』P．260〕
【 荷包 】 ［01308］ ⇒ 袋物又ハ巾着、煙草入ノ類。 〔 *11 ‥『三一』P．245〕
【 荷蒙 】 ［01305］ ⇒ ニナフ。受ク。天恩ヲニナフ。 〔 *10 ‥『三一』P．156〕
華
【 華式 】 ［01306］ ⇒ 支那式。 〔 *2 ‥『三一』P．217〕【 華倭 】 ［01309］ ⇒ 支那ト日本。 〔 *2 ‥『三一』P．334〕
【 華倭 】 ［01310］ ⇒ 支那ト日本。 〔 *4 ‥『三一』P．394〕
課
【 課税 】 ［01311］ ⇒ 上木*巻十六の六：ウワキ・課税の対象になっている草木、芭蕉・唐苧・藺・桑など。〔○‥『角・語』〕【 課長補佐級 】 ［01312］ ⇒ 中取*巻八の十二：奉行の下役、課長補佐級。 〔 ○ ‥『角・語』〕
2007年01月07日(日) 01:20:23 Modified by tutenze