Gunship Sequel:WW2(旧WoD) 攻略wiki

キー61飛燕はダイムラーベンツのライセンス版、ハ４０を搭載した日本が制式採用した唯一の液冷戦闘機。

とにかく速い。エンジン馬力は零戦よりも強力で、加速は若干鈍いものの水平飛行で７００キロ以上、急降下で
８５０キロ以上の速度を発揮する。上昇力も日本機にしては高い。旋回性能もそこそこで、
無理な旋回をしなければ独、米の過半には打ち勝つことができる。旋回中４００キロを切ると失速するが、
十分な高度をとっていれば急降下でエネルギーを取り戻せる。さらに武装も２０ミリ４門と凄まじい火力であり、
射線に入った敵機を瞬く間に解体できるが弾道に癖があるので慣れが必要。また２５０キロ爆弾を二発搭載可能。貴重な高速戦闘爆撃機として使用できる。
速度と武装のバランス上、爆撃機にはめっぽう強い。
ターンファイターが中心の日本機にあって速度による一撃離脱からある程度の格闘戦までこなす万能機である。

3500G

ハ-140 倒立式 12気筒 (1,500hp)

2000XP

ロードアウト1	2×20mm ホ-5 機関砲	初期武装
	2×12.7mm ホ-103 機銃
ロードアウト2	4×20mm ホ-5 機関砲	1500XP
ロードアウト3	4×20mm ホ-5 機関砲	2000XP
	2×250 kg 爆弾

なし

	前機体	KI-43
	派生機体	無し
	次機体	KI-84

キ-61飛燕は1941年12月、川崎航空機によって開発され、また同時期に同社にて開発されたキ-60との競争の結果、日本陸軍の正式採用を勝ち取った日本で数少ない一撃離脱主眼の重戦闘機と格闘戦重視の軽戦闘機の中間にあたる「中戦闘機」であり、また第二次世界大戦中における日本機唯一の液冷エンジン搭載戦闘機である。頑丈な機体故に急降下性能に優れ、降下加速だけでなく850キロ以上の速度にも耐え得るという記録さえある。しかし史実においては、日本機の中では同時期の他の機体に比べて多少優速ではあったものの、ほぼ同時期にアメリカ軍で正式化された2000馬力級エンジンを搭載するF6FやP-51(B型以降)、また双発機のP-38に比べるとエンジンの出力、高高度性能共に明らかに劣っており、それに伴って速度も決定的に差をつけられていた。故に、大戦後半では苦戦を強いられる事となる。何よりこの機体に搭載されたハ-40/140(ハ-40はドイツ製のDB601エンジンをライセンス生産したもので、ハ-140はその改良型)の材質不良や製造時の工作不良、並びに当時の整備員の技術不足によりエンジンの不調が相次ぎ、生産工場にはエンジンのない飛燕「首なし飛燕」が数多く並ぶ有様であった。また切迫した戦況も相まって、ついには空冷のハ-112(海軍名は金星六二型)に換装した急増仕様の機体までが生産される事となる、見事に国勢に左右された経歴を持った何とも可哀想な機体である。 しかし終戦から1世紀近く経過した今でも日本の傑作機(エンジンがまともであれば。。。)として数多くの人々に愛されている。

因みに、このゲームにおける飛燕のモデルは一型甲又は乙、そして何故か性能と武装は二型という何とも不思議な仕様となっている。