コンタクトレンズwiki

カラーコンタクトレンズ（通称カラコン）は、一般的な透明のレンズではなく、レンズに着色が施されているコンタクトのことです。これを装用することで、眼球に「ブラウン」や「ブルー」などの色彩を持たせたり、あるいは黒目を大きく見せるなどが可能になります。

日本では、2009年までは薬事法の対象品になっていなかったため、あくまでもおしゃれを目的とした"雑貨"として扱われてきました。当時は、医療機器ではなかったため、医師の処方箋も必要なく、また、ネットで気軽に購入できることや、芸能人やモデルがカラーコンタクトを使用したことで、1990年代になってから、とくに若者世代を中心に広まりました。
使い捨てタイプが発売されてからは、更に普及しました。

カラーコンタクトレンズは、視力矯正カラーコンタクトと、視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズ（おしゃれ用カラーコンタクト）の2種類あります。
カラーコンタクトは基本的に、ソフトコンタクトしかありません。

視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズ（以下、おしゃれ用カラーコンタクトレンズ）については、平成21年11月4日より、視力補正用コンタクトレンズと同じように高度管理医療機器として薬事法の規制対象となりました。 これに伴い、おしゃれ用カラーコンタクトレンズの製造・輸入にあたっては厚生労働大臣の承認が、販売にあたっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられます。 　 　厚生労働省

カラーコンタクト（カラコン）は、直接目に触れるものですから、注意しないといけないものです。
特にカラーコンタクトは、材質的に酸素透過率が極めて低いため、角膜に相当の負荷を与えているので注意が必要です。
今まで視力が良くコンタクトを使った事がない人が、正しい使い方を知らずに利用するのは大変危険を伴います。
使用期限を無視したり、ケアを怠ったりすると目にダメージを与えてしまいます。

大切な目を守る為にも、使用方法をよく知り、視力矯正の無いカラーコンタクトには医師による処方箋が必要ありませんが、出来れば医師に相談する方が安全ですね。




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