19年12月13日 総会 議事録8
議事録1 2 3 4 5 6 7 >8 9 10 11 12 13 14 15
○門川委員 今の小学校の教員は、音楽も体育も算数も全部教えている。だから、少なくとも小学校高学年で理科の専科教員というのは絶対必要だと思います。
○野依座長 私も賛成です。
それでは最後に、学校の第三者評価など教育水準保障と、幼児教育と親の学びについてご意見をいただきたいと思います。ございませんか。ございませんようです。活発なご意見をありがとうございました。
本日いただきましたご意見を参考に、今後、内容を整理いたしまして、運営委員会でも打ち合わせをいたしました上で第3次報告の案を作成したいと思います。
それでは次の議題、第3次報告の構成・総論案についての議論に入りたいと思います。
本日は、これまでの皆様のご議論を踏まえまして、運営委員会で整理した上、第3次報告の構成・総論案を作成しておりますので、それについてご審議いただきたいと思います。
なお、この構成・総論案についても部外秘とさせていただき、会議後、回収させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、事務局から構成・総論案について説明してください。
○山中副室長 「社会総がかり教育再生を」第3次報告の構成・総論案というものでございます。
運営委員会でご議論いただきました今までの皆様方のご議論を、7つの柱として示したものでございます。
7つの柱ということで、1つは「学力の向上に徹底的に取り組む」
1次報告からやってまいりましたけれども、しっかりとした学力をつける。未来を切り拓く学力の育成ということでございます。全国学力調査、PISA調査を徹底的に検証して、指導方法を改善し、学力向上に生かす。6−3−3−4制の弾力化により、伸びる子は伸ばし、時間のかかる子には丁寧に指導する。小中一貫、飛び級等でございます。英語教育の抜本的充実、大学と教育委員会のネットワークにより大学の英知を教育の改善に生かすという点でございます。
2本目の柱「徳育と体育で健全な子供を育てる〜子供たちに感動を与える教育を〜」
徳育を教科とし、感動を与える教科書をつくる。運動、食育、生活習慣が一体となって体力向上とスポーツの振興を図る。体験活動により子供の心と体を育てるということにしております。
3本目の柱として「大学・大学院の抜本的な改革」
世界トップレベルの大学・大学院をつくる。大学・大学院教育の充実と成績評価の厳格化により、卒業生の質を担保する。学部の壁を破り、学長のリーダーシップにより国立大学法人の徹底したマネジメント改革を進める。学長、学部長選挙等でございます。国際化、地域再生に貢献する大学を目指す。大学・大学院の教育研究、地域貢献等の適正な評価と配分。高等教育への投資といった点を挙げております。
4本目の柱は「学校の責任体制の確立」
頑張る校長、教員を徹底的に応援する。学校のマネジメント改革を行い、校長がリーダーシップを発揮できるようにする。子供の教育に専念できるよう、教員を応援する。事務体制の充実等でございます。
5本目の柱は「現場の自主性を生かすシステムの構築」
情報を公開し、現場の切磋琢磨を促し、努力する学校に報いるということで、学校の情報をできるだけ公開し、地域の評価、参加により学校の質を向上する。また、適正な競争原理の導入により学校の質を高める。バウチャー的な考えを取り入れたモデルシステムの実施等でございます。また、多様な分野からすぐれた教員を大量に採用し、学校を活性化させる。教員の適正配置、教育効果を高めるという点でございます。
6つ目の柱が「社会総がかりでの子供・若者・家庭への支援」です。
青少年を健全に育成していく仕組みと環境をということ、子供、若者、家庭に対して教育、福祉、警察、労働等の連携システムをつくって総合的に支援する、地域での窓口の一元化、国レベルでの体系整備、有害情報から子供を守るため、すべての子供の携帯電話にフィルタリングをかける。最後は、幼児教育を充実する。子育て家庭、親の学びを地域で支援するといった点でございます。
最後に7本目の柱として「教育再生の着実な実行」
動き出す教育再生、具体の動き、教育は100年の大計で、効率化、メリハリをつけつつ、しっかりとした投資が必要。そして最後にフォローアップを掲げております。
各論案につきましては、これは本日ご議論いただきましたものはそのままでございますが、前回のご議論を踏まえて若干修正した部分がございます。これが詳しい内容でございます。
議事録1 2 3 4 5 6 7 >8 9 10 11 12 13 14 15
○門川委員 今の小学校の教員は、音楽も体育も算数も全部教えている。だから、少なくとも小学校高学年で理科の専科教員というのは絶対必要だと思います。
○野依座長 私も賛成です。
それでは最後に、学校の第三者評価など教育水準保障と、幼児教育と親の学びについてご意見をいただきたいと思います。ございませんか。ございませんようです。活発なご意見をありがとうございました。
本日いただきましたご意見を参考に、今後、内容を整理いたしまして、運営委員会でも打ち合わせをいたしました上で第3次報告の案を作成したいと思います。
それでは次の議題、第3次報告の構成・総論案についての議論に入りたいと思います。
本日は、これまでの皆様のご議論を踏まえまして、運営委員会で整理した上、第3次報告の構成・総論案を作成しておりますので、それについてご審議いただきたいと思います。
なお、この構成・総論案についても部外秘とさせていただき、会議後、回収させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、事務局から構成・総論案について説明してください。
○山中副室長 「社会総がかり教育再生を」第3次報告の構成・総論案というものでございます。
運営委員会でご議論いただきました今までの皆様方のご議論を、7つの柱として示したものでございます。
7つの柱ということで、1つは「学力の向上に徹底的に取り組む」
1次報告からやってまいりましたけれども、しっかりとした学力をつける。未来を切り拓く学力の育成ということでございます。全国学力調査、PISA調査を徹底的に検証して、指導方法を改善し、学力向上に生かす。6−3−3−4制の弾力化により、伸びる子は伸ばし、時間のかかる子には丁寧に指導する。小中一貫、飛び級等でございます。英語教育の抜本的充実、大学と教育委員会のネットワークにより大学の英知を教育の改善に生かすという点でございます。
2本目の柱「徳育と体育で健全な子供を育てる〜子供たちに感動を与える教育を〜」
徳育を教科とし、感動を与える教科書をつくる。運動、食育、生活習慣が一体となって体力向上とスポーツの振興を図る。体験活動により子供の心と体を育てるということにしております。
3本目の柱として「大学・大学院の抜本的な改革」
世界トップレベルの大学・大学院をつくる。大学・大学院教育の充実と成績評価の厳格化により、卒業生の質を担保する。学部の壁を破り、学長のリーダーシップにより国立大学法人の徹底したマネジメント改革を進める。学長、学部長選挙等でございます。国際化、地域再生に貢献する大学を目指す。大学・大学院の教育研究、地域貢献等の適正な評価と配分。高等教育への投資といった点を挙げております。
4本目の柱は「学校の責任体制の確立」
頑張る校長、教員を徹底的に応援する。学校のマネジメント改革を行い、校長がリーダーシップを発揮できるようにする。子供の教育に専念できるよう、教員を応援する。事務体制の充実等でございます。
5本目の柱は「現場の自主性を生かすシステムの構築」
情報を公開し、現場の切磋琢磨を促し、努力する学校に報いるということで、学校の情報をできるだけ公開し、地域の評価、参加により学校の質を向上する。また、適正な競争原理の導入により学校の質を高める。バウチャー的な考えを取り入れたモデルシステムの実施等でございます。また、多様な分野からすぐれた教員を大量に採用し、学校を活性化させる。教員の適正配置、教育効果を高めるという点でございます。
6つ目の柱が「社会総がかりでの子供・若者・家庭への支援」です。
青少年を健全に育成していく仕組みと環境をということ、子供、若者、家庭に対して教育、福祉、警察、労働等の連携システムをつくって総合的に支援する、地域での窓口の一元化、国レベルでの体系整備、有害情報から子供を守るため、すべての子供の携帯電話にフィルタリングをかける。最後は、幼児教育を充実する。子育て家庭、親の学びを地域で支援するといった点でございます。
最後に7本目の柱として「教育再生の着実な実行」
動き出す教育再生、具体の動き、教育は100年の大計で、効率化、メリハリをつけつつ、しっかりとした投資が必要。そして最後にフォローアップを掲げております。
各論案につきましては、これは本日ご議論いただきましたものはそのままでございますが、前回のご議論を踏まえて若干修正した部分がございます。これが詳しい内容でございます。
議事録1 2 3 4 5 6 7 >8 9 10 11 12 13 14 15
2008年02月16日(土) 07:34:27 Modified by nipponkamoshjka