曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

仏祖が遺した古則公案に対して、偈頌をもって簡潔にその意を示したこと。宋の天禧年間(1017〜1021)に汾陽善昭が作った頌古100則が最初とされている。後には雪竇重顕の頌古100則(後の『碧巌録』の元)、或いは宏智正覚の頌古100則(後の『従容録』の元)、そして道元禅師の頌古90則(『永平広録』巻9に所収の『玄和尚頌古』)などが知られている。
この寒暑の形段をしり、寒暑の時節経歴し、寒暑を使得?しきたりて、さらに高祖為示の道を頌古すべし、拈古すべし。いまだしかあらざらんは、知非にはしかじ。 『正法眼蔵』「春秋」巻

【『曹洞宗全書』「頌古」巻】

曹洞宗全書』「頌古」巻には、以下の文献が収録されている。

玄楼?奥龍『鉄笛倒吹』上・下巻、天明3年(1783)刊

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