ブリーダー
男 身長160cm程 体重?kg
好き:いたぶる
嫌い:むだ
かなり「強者」よりの中堅人外。
肉体は入れ物に過ぎず、本体は所謂スライム。
体のあらゆる所から本体を出すことができるが後頭部にある口、爪に見える部分に空いている穴から出すことが多い。
自身の体細胞によって外見から服装まで自在に変えることができる。
頭の後ろにある口から生体を捕食することで本体部分の嵩増しができる。
体のいたるところが目であり手であり胃であり脳であり心臓である、から物理的な弱点はほぼない。
ただ、急激に熱したり急激に凍らせたりを繰り返されると細胞を耐熱・耐寒仕様にするタイムラグの隙を突かれることになるため肉体が脆くなる。
いくら強いとは言え本物の強者には敵わないので、強者の様々な要求に応えつつ、いつか自分も強者の領域に至ろうと体を改造し続けている。
強くなるための労力なら惜しまないので積極的に他者から奪い、殺しもする。
自身の外見はあえて弱者に見えるようにしており、そうすることで迂闊によってくる弱者や中堅を食料にしたりしている。
表情の変化というものはほぼなく、言葉も必要以上には語らない。
超排他的かつ合理主義者でモットーは「いらないもの無駄なものは全部捨てる」。
ブリーダーとして様々な生体を様々な用途で繁殖させているが、強者からの注文内容によっては調教まで行うこともしばしば。
生き物を育成・個体を厳選する上では「体構造シンプル化信者」的な部分がある。
曰く、「例えば巨大な腕は一見強そうに見えるかも知れないが、それが齎す馬力、動かすのに必要なカロリーが釣り合っていなければ無駄でしかない。」ということらしい。
コンパクト、シンプルで燃費がよく強いを個人的な理想としている。
故障したら捨てる、病気したら捨てる、弱かったら捨てる。
そんな彼でも「娯楽」は必要なものだと考えているようで、自分の飼っている弱者を拷問して悦に浸る。
ただ恐怖を与えるためだけに仰々しい器具を用いて調教したり、過酷な状況下に放置してみたり…。
食事の与え方も所謂「蟲毒」、何匹かの個体を一箇所に閉じ込めて食い合わせて生き残ったものを育てるといった手間のかからないある意味合理的なやり方で済ましている。
多くの弱者を飼育しており、あまり個々を把握していないが、駄犬というお気に入りの一匹がいる。
もともとは中堅の中でも上位の強さを誇っていた駄犬だが、ブリーダーを見た目で侮り襲い掛かった挙句、返り討ちにあい弱者に落とされた。
無謀で馬鹿で阿呆だけど個体としてはそこそこだし、なによりもいじめがいがある所が好いのだという。
クローン屋を相手によくフェアじゃない取引を持ちかけてカモにしている。
強引に奪取するのではなく一応取引を持ち掛けているのは、クローン屋のもつ技術の希少性もあるが、クローン屋自身の戦闘力も決して低いわけではないから。
餌や種となる個体を仕入れるのに、仕事上結構利用している。
クローン屋のところに居候しているキメラについては「弱者の癖にクローン屋のお情けで中堅ヅラしてる不愉快極まりない害虫」と思っていて、あまりその気持ちを隠すつもりもない。
クローン培養施設にある形跡でキメラの存在を認知しているので、視界に入れば殺すつもりでいる。
駄犬(だけん)
男 身長2m程 体重?kg
好き:ごはん
嫌い:こわいもの
ブリーダーに敗れてあえなくペットにされてしまった弱者の人狼。
もともとは中堅層でもかなり実力のある人狼だったのだがブリーダーを見た目で侮り襲い掛かった結果、返り討ちにあい弱者に落とされてしまった。
仕打ちとして犬歯を抜かれているため口をあけて喋りたがらない。
舌先で抜かれた跡を舐める癖があり高確率で口をもごもご動かしている。
また、つまらない口をきいたりヘマを仕出かすと爪を引っこ抜かれるなどの拷問を受けるため常にびくびくしている。
余計なことをすると予想もつかない理由でおしおきされたりするので基本ことなかれ主義。不作為を好しとしている。
人狼の特徴として「身内を守る」という本能が強いため、自分が認めた相手のことは全力で守護する。というわけで、なんやかやいってもブリーダーのことは命をかけて守る。
(後々ブリーダー相手に下克上を果たしたとしても、その際ブリーダーを虐げたりすることはなくむしろ守護対象に入る。)
ブリーダーに敗れる前は自分の実力にそれなりの自信があって、怖いもの知らずの面があった。
今現在も自分が「餌」と認識した相手に対しては割りと調子に乗った態度をとる。
ぜんぜん反省してない!
クローン屋のところにはよくブリーダーのお供やお遣いで行っていて、仲が良い。
クローン屋のいじりを不快に思ったりはしておらず寧ろ癒されていたりする。
クローン屋のところに居候しているキメラに関しては「餌」を見るのに近い感情を持っているし中堅だとも思ってない。
「クローン屋の所有している弱者」と思っているから手を出してないだけで、キメラ自身が中堅を自称すればすぐにでものど笛に噛み付く。
自分のお気に入りであるクローン屋の周りをうろちょろしていて目障りだから。
クローン屋
男 身長2m程 体重120kg
好き:サンプル収集
嫌い:計画を立てる
殺伐とした世界の中でクローンを造って暮らしている四ツ目の男性。
「クローン屋」「多眼」「四ツ目」等周囲から呼ばれる。
造ったクローンは物々交換に使ったり食べたり弄んだりする。
究極のマイペース。
計画性がなく、大抵クローンを作りすぎてひぃひぃ。
今現在は無限の執事に取り囲まれてひぃひぃ。
この世界の住人にしては温厚な性格でのんびりとした構えではいるが情け容赦は基本的にない。
弱者の身分に落ちることなく、中堅を維持できればそれでいい保守派。
クローンを作る手順としては、大元となる新鮮な死体(サンプル)をそれに見合った培養液に浸して増やすといった感じなので、よくサンプルを求めて辺りを徘徊している。
その際拾ったのがキメラで、瀕死の重傷だった彼をそのまま培養液に浸したのだが異なった生き物の細胞が入り混じっていたためクローンは作れなかった。
その代わり培養液に含まれていた栄養素でキメラ自体は元気になる。
クローンが作れなかった時点でキメラに対する関心は消失していたので、放置していたキメラが元気になってうろちょろし始めても特に気に留めていなかった。
まぁ、こっそりクローン培養施設を掃除してくれてたり「活きのいい死にかけの個体」を持ってきてくれたりするので満更でもない。
お互い馴れ初めが微妙なので距離感が微妙。たぶんこれからもずっと微妙なまま。
ブリーダーが一番客だが、力関係が対等でないことにやや不満。
よく折角造ったクローンを等価とは言いがたいものと無理やり交換させられている。
不満があったところで抗っても勝てないので仕方ない。
ブリーダーが連れてくる駄犬に対してはなめ腐った態度をとっているが、実のところ駄犬とクローン屋の実力は拮抗している。
それを承知の上で煽るのは仲がいいので馴れ合ってるという感じ。
この世界において「友達」関係がとのようなものかを定義するのは難しいが、クローン屋と駄犬はお互いを友達だと認めあっている。
キメラ
男 身長155cm程 体重?kg
好き:クローン屋のクローン培養施設
嫌い:弱いヤツ・コト/ブリーダー
「弱者」から下克上した中堅キメラ。
もともとはエルフだったが、元の主人の施した実験のせいでリザードマンか?というような風貌になってしまった。
自分の体に生えてるうろこを毛嫌いしていて、無意識にぼりぼりとひっかくクセがある。
多くの被験体が死んでいく中で、なんとか生き残り、かつ隙を突いて主人を殺すことに成功。
ボロボロの体で逃げ出したところをクローン屋に拾われる。
クローン屋は「クローン用のサンプルを取ること」を目的に瀕死のキメラを拾ったのだが、体組織が実験により変異を起こしていたためそれは敵わなかった。
用無しになったキメラをクローン屋はどうすることもなく、ただクローン培養施設に放置していたのだが、怪我から回復したキメラが自然とそこに居ついて現在は居候状態。
クローン屋にキメラを救う意思なんて微塵もなかったが、結果として救われたキメラはなんやかやクローン屋に感謝している模様。
クローン屋も勝手に住み着いてるキメラを別に煩わしくは思っていないので現在の関係が成り立っている。
普段は「散歩」と称してクローン屋がほしがりそうなサンプルを手当たり次第回収している。
後はクローン屋の計画性のない性格を少々嗜めたり。
しかし「保護者」になるつもりはないし今以上の関係に踏み込むつもりもないので「一応注意してあげる」程度。
元が弱者なだけに、決して中堅の中でも強いほうではなく気を抜けば殺されてしまう。
それを自覚しているので状況判断力や逃げ足は卓越している方。
また、自身が下克上成功者のため弱者に対するあたりが強い。
「弱者であることに甘えて生きるのを諦めている」ように捉えられるような態度のものは積極的に殺している。
ブリーダーのことが大嫌い。
クローン屋をカモにしていることや、中堅の中でも上位に値する実力を前に、何もできない自分を思い知らされる点が面白くない。
また、ブリーダーと鉢合わせることがあれば虫けらのごとく殺されるであろうことを察していて、その恐怖もある。
とりあえずブリーダーがクローン培養施設に来ることを察知すれば「散歩」に出かけることにしている。
中堅から弱者落ちした駄犬についても、弱者とはいえ自分より確実に実力があることを感じて激しい劣等感を抱いているため苦手。
でもいつかブリーダー相手に下克上してほしいと応援する気持ちもある。
…いやしかし駄犬から見下されていることがわかっているためやっぱり複雑。苦手。
ペッパー
雌雄なし
身長∞
体重?kg
好き:フレンドリーな人(?)
嫌い:理解力のないやつ
ペーパーロールの化身みたいな強者。オネエ言葉で喋る。
眠ることも食べることも生きるために必要ない不老不死で、既に何百年か生きてる。
(物理的な致命傷を追えば死ぬがそんな怪我を負わせられるものがいない)
運命を自分の都合のいいように変えることのできる能力者だからほぼ誰も逆らえない。
現在起きている事象を認知した時点から好きに操れる。
脳裏にみじんも思い浮かべていなかったことについては操ることは適わないが、意識した瞬間から自由にできる。
逆に、意識していないことについてまでは運命の支配力は及ばない。
そして、常に一つのことを考え続けることも、さすがにできない。
なので一度運命を変えたからと言って恒久的にその運命が反映されるかと言えばそうではなく、むしろ刹那的な運命改変能力である。
また、具体性を欠いた意向は運命に反映されない。
無限の肉体を持ちいくらでも分裂できるが自我は一つだけなので分裂した個体を子機として扱う等はできない。
理不尽な要求を下層に強いる強者が多い中、ペッパーは珍しく温情に溢れる強者で、実力不足で不可能な仕事を無理やり押し付けたりはしない。
ペッパーの言う「不可能な仕事」は"実現が可能か否か"に拠るので、仕事をする当人の事情だったり感情だったりは一切考慮されない。
「殺せ」という命令の対象が兄弟だったら殺しにくい、赤の他人だったら殺しやすいとかそういうことの配慮はなにもされない。
ペッパーの求めることになんも応えられないと結果的に「あら貴方にできることといったら死ぬことしかないわね」と言うことで死を要求されたりもする。
自死できない弱者はペッパー御付の中堅になぶりごろされるしかない。
ブリーダーやクローン屋の居住地域を自分の縄張りだと思っていて、ことあるごとに彼らに「お祭り騒ぎ」を希望する。
弱者に成りきりコロシアムに紛れ込んで遊んだり、「弱者踊り食い大会」を開催させ観賞したり。
お遊びの趣旨を理解できないやつは嫌い。
逆に一緒に楽しんでくれるものは中堅弱者に拘らず好き。
好きだから殺す、ということも彼(彼女?)の場合あるから油断ならない。
ペッパーは強者の中でも弱い方で、自我が強いため永遠の寿命=時間を持て余さないための娯楽を常に必要としている。
想像力が欠け、娯楽を生み出したり楽しんだりできなくなれば「生きる意味」という哲学に苦悩し自殺してしまう可能性もあるくらい。
ただ今のところ楽しい毎日を堪能しているようなのであと数百年は健在だろうけれど。
「足元は地雷原 頭はお花畑」
生きものは生まれながらにして地雷原に捨て置かれている。
でも、その地雷原は花畑になっていて、地雷の存在さえ気にしなければ美しい花畑に他ならない。
それならば優雅にスキップしながら、地雷原だという事実を無視してお花畑だと思って人生を生きろ、というのがペッパーの人生観。
地雷の存在に怯えて花を散らして足元を探りながら前に進むのは時間がかかる。
更に、地雷が見つかったところで撤去できるスキルを持ち合わせているかわからない。
もっと言えばそんな地雷が四方八方に設置されていて動きがとれなかったらいつまでもそこにたたずむしかなくなる。
「もし地雷を踏んでしまったらですって?地雷ごときでふっとぶ柔な体なのが悪いに決まってるでしょ。」
容赦なくこう吐き捨てるのでこれは「強者の人生観」。
中堅や弱者がこんな考えに賛同してたらすぐ死んでしまう。
生きものは生まれながらにして地雷原に捨て置かれている。
でも、その地雷原は花畑になっていて、地雷の存在さえ気にしなければ美しい花畑に他ならない。
それならば優雅にスキップしながら、地雷原だという事実を無視してお花畑だと思って人生を生きろ、というのがペッパーの人生観。
地雷の存在に怯えて花を散らして足元を探りながら前に進むのは時間がかかる。
更に、地雷が見つかったところで撤去できるスキルを持ち合わせているかわからない。
もっと言えばそんな地雷が四方八方に設置されていて動きがとれなかったらいつまでもそこにたたずむしかなくなる。
「もし地雷を踏んでしまったらですって?地雷ごときでふっとぶ柔な体なのが悪いに決まってるでしょ。」
容赦なくこう吐き捨てるのでこれは「強者の人生観」。
中堅や弱者がこんな考えに賛同してたらすぐ死んでしまう。
ケヴェル
男
身長175cmくらい
体重70kgくらい
好き:
自分/管狐(自分)/友達(いない)
嫌い:
痛い/怖い/辛い/死ねない
一人称:ボク、僕(フランク/シリアスな雰囲気)
二人称:きみ、君(フランク/シリアスな雰囲気)
"九尾の狐を模した、竜人の青年”の思念体、強者。
不死の死にたがりで躁鬱を患っている。
自己矛盾を自己愛で包み込んで許す。
理不尽に他者を妬み羨む。
常に自分の欲望に忠実であり、強欲に奪っていく。
思い込みが激しく、また、言葉をいいように自己解釈するため、話が通じているようで通じていないことがしばしばある。
菱形の鱗に熱を帯びさせて、飛ばして攻撃する。
実力自体は中堅の中の上位という程度。
元々は中堅同士の交流も行うような、話の通じる中堅だった。
とある日、殺し合いをしていた折、死ぬような攻撃を受けたが死なず。
実際には、肉体は一瞬で消し飛び欠片も残らなかったのだが、その場に残された精神・魂が死を認識できなかったのだ。
ケヴェルは肉体を失ったことに気づかず、更には、無意識のまま新たな肉体を思念によって作り上げて補完してしまった。
そうした経緯で彼は自分を不死だと思い込むこととなる。
彼の現在の肉体、「思念体」はその構造がケヴェル自身の認識・認知に拠るため、自分を不死だと思っている以上絶対に死なない。
熱そうなものは実際はどうであれ熱く感じ、毒を含んでいそうなものは実際無害でも摂取すれば毒を受けたような状態になってしまう。
逆に、ケヴェルの認知しない攻撃、例えば死角からの不意打ち等に当たることはない。
思念体となってから、肩甲骨の間から「管狐」が発生するようになった。
これらは全てケヴェル自身が操っている人形で自我を持たないが、彼はそのことを定期的に忘れてしまう。
決まって「自分は管狐達のリーダー分で、管狐達から深く愛されている」という妄想に陥り、自分の演ずる管狐に慰められて日々を過ごすこととなる。
管狐達の話すことはケヴェルの良心なり、本音なり、悟りだったりするが、それらと矛盾する欲望を抱きがちなケヴェルは、管狐達を否定することでそんな自己矛盾を許容し、欲望のままに行動しがち。
"死ぬほどツライ出来事に直面するくらいなら死にたい"けど、"生きているうちは楽しく幸福でありたい"という希望があったケヴェルは"死ねないこと"に絶望してしまう。
半ばヤケクソで自殺を試みるたびにノイローゼを悪化させ、どんどん躁鬱も酷くなり狂っていった。
自殺の追究もいよいよ極まり、強者なら自分を殺してくれるだろうと考えて名乗りを上げる。
しかし痛いのも怖いのも嫌なので、大人しく殺されようともせず大暴れの大抵抗をした挙句、強者からの猛攻に耐え忍ぶことができてしまい、結果として強者となってしまった。
強者となっても特定のテリトリーを持たずぶらぶらしている。
名乗りを上げた過程が"強者を自殺に巻き込む"という超はた迷惑なものだったので、強者からの評判は悪い。
「死ねる存在」全てに「お前は死ねるんだろうなぁいいなぁボクは死ねなくて可哀想なのに!!」という嫉妬心を抱いていて、八つ当たりで中堅弱者を殺し始めるため、中堅弱者も誰も近づかない。
というわけで、常に独り。
しかしながら「楽しく幸福に生きる」ために、楽しさを共有する存在、「友達」を探している。
他強者のテリトリーに配慮せずずかずか入り込んでまで探しているが、その行為がまた周囲の反感を買ってしまっている。
いつも、友達探しをしている最中にそのことに思い当たり、また、自分が強者からも中堅弱者からも疎まれていることを自覚し、酷い鬱状態になる。
八つ当たりで周辺生物を虐殺しまくり、その後また全てを忘れて前向きになり友達探しに戻る。
そのループを繰り返している。
ケヴェルの言う「友達」とは100%自分の都合のいいように動き、不快に思うことは一切しないパトロンのような存在に近い。
都合が良くない、不愉快に思うような行動は全て「裏切り」と受け取り、友達関係を終了させるきっかけとなる。
「友達がボクをおいて先に死ぬなんてそれは裏切りだよね?」と思ってるので、気に入って友達のような関係となった生き物はとりあえず殺してみる。
それで本当に死んでしまったら「酷い!なんで死んじゃうの?!もうキミとは絶交だから!」と怒り散らしている。
「殺してみて死ななかったやつだけ友達候補にしてみたら?」と管狐(自分)が囁くたびに、「それなら強者と友達になろう!」と強者にうざがらみしにいって嫌われて、しょんもりしながら「もうこいつでいいや」と適当な弱者をとりあえず友達にして殺して、ということも友達探しの過程で繰り返している。
都合が良くない、不愉快に思うような行動は全て「裏切り」と受け取り、友達関係を終了させるきっかけとなる。
「友達がボクをおいて先に死ぬなんてそれは裏切りだよね?」と思ってるので、気に入って友達のような関係となった生き物はとりあえず殺してみる。
それで本当に死んでしまったら「酷い!なんで死んじゃうの?!もうキミとは絶交だから!」と怒り散らしている。
「殺してみて死ななかったやつだけ友達候補にしてみたら?」と管狐(自分)が囁くたびに、「それなら強者と友達になろう!」と強者にうざがらみしにいって嫌われて、しょんもりしながら「もうこいつでいいや」と適当な弱者をとりあえず友達にして殺して、ということも友達探しの過程で繰り返している。
あまり描かないかもしれないけどキャラ設定はある子
ドゥーフ
男 身長?cm 体重?kg
好き:自覚できない
(好き嫌いの話/多様性/なにかをコレクションすること)
嫌い:自覚できない
(地味/無個性/でこぼこしてる/一貫性のなさ/趣味嗜好を尋ねられる)
平衡感覚がなく、上下左右真っ暗で何もない異次元の穴に住んでいる強者。
Brutal世界の方を「別世界」と思っている。
こちらでの活動拠点として高い塔を持ち、その天辺によく駐在している。
物質を、別の場所にある質量が同等のものと入れ替えることができる。
また、自分の体の大きさ(成長度)を好きにいじることができる。
表情が硬く、やりとりは機械的。
しかし感情は豊かで、嬉しかったら尻尾を揺らしていたり、不機嫌だと黄色い斑点が増えていったり、そういう面から内心を計り知ることができる。
想像力が著しく欠落していて、自分の好きなもの嫌いなもの、やりたいことや欲しいもの、理想・目的すら自覚できない。
常に「なんとなく好き」「なんか気に入らない」「なんとなくこうしたい」というような曖昧さの中に生きている。
自分のテリトリーである土地の、山や谷を全て更地にしたうえで綺麗に分割し、お抱えの直属中堅たちに管理を任せている。
更地にした土地を何に用いるかという想像力は皆無なので、直属中堅たちが生み出す環境や物に期待しつつ、それを観察しながら生きている。
ドゥーフは自覚していないものの、草原、毒沼、砂漠、岩山等のあらゆる環境をパッチワークのように自分のテリトリーに敷き詰めたいという理想があるので、直属中堅はそれを察して土地を耕していかなければ、折角豊かにした土地も容赦なく更地に戻されてしまう。
自分には好き嫌いの理由が説明できないからこそ、他個体のそういう話を聴くことが驚きもあるし好きなのだが、「そういう話を聴くのが好き」という自覚がない。
「そういう話が好き」と系統立てできないから、毎回「今の話なんとなく好きだった」となる。
自分の「好き」が自覚できれば「面白いからもっと好き嫌いの話して」や「こういう土地を作って」などの命令ができるのに、それができないので周りが察してあげるほかない。
想像力はないが、記憶力はあるので、以前見たものやあったものをその通り思い浮かべることは、忘れていなければできる。
そうやって記憶したものの応用はきかないので、例えば、「一度牛の解体をして内蔵の位置を把握したから、他の牛の内臓を解体するまでもなく想像すること」ができるかといえばできない。
彼が記憶したのは「バラバラにしたあの牛とあの中身」という特定の牛の特定の状態でしかないのだ。
世の中の全てが「シュレディンガーの猫」のような、箱の中身はあけて見なければわからないというような認識をしている。
背後に浮いてる輪(穴)に自分をバキバキにねじ込んで異次元とBrutal世界を行き来している。
住処である異次元にBrutal世界の物を持ち込めたことはない。
穴から異次元をBrutal世界に漏れ出すことができ、それが布のように見えるもの。
包まれれば「異次元に連れて行かれた」ということになるけれど、異次元にBrutal世界のものは持ち込めないので、そのまま消えてなくなる。
布型の異次元に包まれて消えてなくなったものがどこに行くかはドゥーフも知らない。
そのまま消滅しているかもしれないし、異次元からはじき出されてBrutal世界のランダムなどこかに再出現してるかもしれない…。
物質の転移を応用して自らワープすることもできる。
その際、用いた物質の体積と同じ大きさに自身を変化させる。(豆粒大からゾウくらいの大きさまで変動可)
物質の入れ替えは、片方は両目と額の目で捉えてなければできない。
もう片方は自分のテリトリー内にある物であれば視認してなくても大抵入れ替えれる。
この転移が開始するのに5秒ほどかかる。
目の前に敵がいたとして、「敵の頭をそこらへんの石と挿げ替えたい」と思えば5秒で完了するということ。
しかし「頭の中の脳みそ」など視認できないものだけの転移はできない。
額の目で異次元から立体的に目の前の敵を捉えてるからこそ「頭」を360度から視認して転移できる。
なので、額の目でも相手を捉えてないと転移が不完全になる。
頭を転移させるつもりが後頭部まで入りきらなくて顔だけ転移してしまった、等。
逆に両の目がふさがれてて額の目だけで頭を見ていた場合、テリトリー内の「頭サイズの物質」がアトランダムに入れ替わりまくり大変危険である。
想像力が欠落してるので「肉をはがせば骨があるだろう」とか「傷をつければ血が吹き出るだろう」などあまり思い至れない。
大体の生物は適当に転移すれば、死ぬか、排除できるだろうというような大雑把な認識をしている。
住処である異次元にBrutal世界の物を持ち込めたことはない。
穴から異次元をBrutal世界に漏れ出すことができ、それが布のように見えるもの。
包まれれば「異次元に連れて行かれた」ということになるけれど、異次元にBrutal世界のものは持ち込めないので、そのまま消えてなくなる。
布型の異次元に包まれて消えてなくなったものがどこに行くかはドゥーフも知らない。
そのまま消滅しているかもしれないし、異次元からはじき出されてBrutal世界のランダムなどこかに再出現してるかもしれない…。
物質の転移を応用して自らワープすることもできる。
その際、用いた物質の体積と同じ大きさに自身を変化させる。(豆粒大からゾウくらいの大きさまで変動可)
物質の入れ替えは、片方は両目と額の目で捉えてなければできない。
もう片方は自分のテリトリー内にある物であれば視認してなくても大抵入れ替えれる。
この転移が開始するのに5秒ほどかかる。
目の前に敵がいたとして、「敵の頭をそこらへんの石と挿げ替えたい」と思えば5秒で完了するということ。
しかし「頭の中の脳みそ」など視認できないものだけの転移はできない。
額の目で異次元から立体的に目の前の敵を捉えてるからこそ「頭」を360度から視認して転移できる。
なので、額の目でも相手を捉えてないと転移が不完全になる。
頭を転移させるつもりが後頭部まで入りきらなくて顔だけ転移してしまった、等。
逆に両の目がふさがれてて額の目だけで頭を見ていた場合、テリトリー内の「頭サイズの物質」がアトランダムに入れ替わりまくり大変危険である。
想像力が欠落してるので「肉をはがせば骨があるだろう」とか「傷をつければ血が吹き出るだろう」などあまり思い至れない。
大体の生物は適当に転移すれば、死ぬか、排除できるだろうというような大雑把な認識をしている。
作中死ぬキャラ
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