S.M

「隣接した異世界に住む生き物」の総称。
定義はこれだけ。植物など自力で動けないものは生き物と呼ばない。
レムレス達は合わせて５０００ほどしかいない。
食べる側、食べられる側、合わせて常に５０００程。

外務省にあたるような機関。
人間界との交渉窓口。
アイドル事務所の代わりのようなこともしている。

語学力、歌唱力、ダンスを習得できうるかの基礎体力検査等。
その他どんな項目があるかは各々自由に練ってください。

人間界と地続きになるまでレムレス界には公務を行う機関がなかった。
このような組織ができたのは「人間界を模倣した結果」である。
模倣した理由は「人間界と対等な立ち位置を確保するため」。

１８年前に発足してからは共産主義的な社会体制の元、レムレス一丸となって人間に対峙することを方針として掲げ、運営が続いている。
しかしながら人間界の見よう見真似、「擬態」ともとれるような在り方で、稚拙。

政府機関の職員の倫理観は多種多様。
『ルール』ひとつとっても
「『ルール』は尊守されて然るべき、だから『ルール』」
「『ルール』は守るべきだけど守れなくてもしかたないよね」
「『ルール』は破るためにある　バレなければいい」
という解釈や考え方がある。

恐るべきはやさで人間界を模倣しつつある。
広さやどんな居住区があるか等自由に設定練っていい。

テストや契約料を考えるとハードルとギャンブル性が高い。
人間界の言語は、人間界と隣接して２０年になるうえ鳴き声より「便利」なので、わりと覚えているレムレスはいる。

人間界にいる間、レムレス政府からかなりの好待遇、サポートを受けられる。
契約料さえ納めれば、残りのお金は自由に使っていい。
人間界側からもサポートがあるらしい。

アイドルを目指す理由は様々なものがあっていい。
本音と建前が違ってもいい。

規約違反？なぁにバレなきゃ問題ナイナイ。
でも指示もないのに派手にやらかせばそりゃ粛清される。

人間界を「侵略」する話はたびたびレムレス政府で持ち上がっているらしい。

「人間の武力」や、「異形に対する恐怖心の爆発」を恐れる政府の提示する、それらの解決策のひとつ。
方針として確定はされていないので公にはされておらず、ひそかな話題となっているやつ。
侵略に乗り気な派閥や慎重派の派閥など政府内でもいろいろ。

この「侵略」の意するところは明確にされていない。
もしかしたら唐突にレムレス側からの武力による侵略が始まるかも。
或いは「人類をひとり残らずレムレスの意に沿うよう洗脳することで自由意志を捥ぐこと」を、侵略と呼ぶかもしれない。
侵略の解釈は各々にゆだねるし、侵略という未来が訪れることを先延ばしにしたり、或いは全く考えなくてもいい。