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中国版古代核戦争
Googleではあまり検索がうまくいってないと思われる中国方面で、古代核戦争ネタがひっかかることはまずないが、たまたま、「資訊咖」（インフォメーションカフェ）というサイトの中国語および英語の記事が見つかった。（なお、このサイトの文字はTraditional Chineseなので、台湾サイトと思われる。）
2つの記事はいずれも「山海経」からネタとしているが、中国語記事は「涿鹿の戦い」を、英語記事は「顓頌による戦い」を取り扱っている。
なお、山海経（せんがいきょう, 山海經, Classic of Mountains and Seas）は「中国の地理書で、中国古代の戦国時代から秦朝・漢代（前4世紀 - 3世紀頃）にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられている。」(wikipedia) 「その内容は山川の地理、動植物や鉱物、山岳祭祀、辺遠の国々と異形の民、伝説上の帝王の系譜など多岐にわたる。その中には奇怪な姿の動植物や神々が多く記されるため、後世には専ら怪物事典として娯楽の用に供されるようになった」(朴斎)
もともと、ファンタジーワールドだが、それを核戦争に持ち込むには、それなりの強引さが必要なことは言うまでもない。
「山海経」にも記載されている「涿鹿の戦い」は古代核戦争だった
ひとつめは「山海経は本当に先史時代の核戦争を記録しているのだろうか？ 女魃は人ではなく武器かもしれない」
この記事では、『太平御覧』及び『山海經』の『大荒北經』にある「涿鹿の戦い」関連の記述を、超兵器戦へと置き換えている。
まずは、蚩尤が濃霧を起こして、黄帝の軍をほんろうしようとした「太平御覧」の記述：
次に、蚩尤の81人の兄弟についての怪物な「太平御覧」の記述:
蚩尤による濃霧などの攻撃に対抗すべく、玄女が黄帝を支援した「太平御覧」の記述：
同じ場面だが、蚩尤による暴風雨に対抗すべく女魃を参戦させた「山海経」の記述:
もう一つは「青衣」を「防護服」にしてしまうもの。
ここまでだと、核兵器にはたどりつけていない。
そこで、蚩尤に味方した夸父について、「涿鹿の戦い」と別の話である「太陽と競走」した記述を使う：
「山海経」の「大荒西經」に記載のある顓頌の不周山の戦いは古代核戦争だった
2つめは「我々が誤解している不周山の戦いは古代核戦争だった」
「蛇」は「宇宙船」で。「魚」は「船あるいは潜水艦」で、強風は核爆発の爆風という、もはや何でもありの置き換えにより、古代核戦争かもしれないという記述である。
用語集
中国版古代核戦争 
Googleではあまり検索がうまくいってないと思われる中国方面で、古代核戦争ネタがひっかかることはまずないが、たまたま、「資訊咖」（インフォメーションカフェ）というサイトの中国語および英語の記事が見つかった。（なお、このサイトの文字はTraditional Chineseなので、台湾サイトと思われる。）
2つの記事はいずれも「山海経」からネタとしているが、中国語記事は「涿鹿の戦い」を、英語記事は「顓頌による戦い」を取り扱っている。
なお、山海経（せんがいきょう, 山海經, Classic of Mountains and Seas）は「中国の地理書で、中国古代の戦国時代から秦朝・漢代（前4世紀 - 3世紀頃）にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられている。」(wikipedia) 「その内容は山川の地理、動植物や鉱物、山岳祭祀、辺遠の国々と異形の民、伝説上の帝王の系譜など多岐にわたる。その中には奇怪な姿の動植物や神々が多く記されるため、後世には専ら怪物事典として娯楽の用に供されるようになった」(朴斎)
もともと、ファンタジーワールドだが、それを核戦争に持ち込むには、それなりの強引さが必要なことは言うまでもない。
「山海経」にも記載されている「涿鹿の戦い」は古代核戦争だった
ひとつめは「山海経は本当に先史時代の核戦争を記録しているのだろうか？ 女魃は人ではなく武器かもしれない」
この記事では、『太平御覧』及び『山海經』の『大荒北經』にある「涿鹿の戦い」関連の記述を、超兵器戦へと置き換えている。
まずは、蚩尤が濃霧を起こして、黄帝の軍をほんろうしようとした「太平御覧」の記述：
『太平御覧』巻十五所引 『志林』これについて、発煙筒や気象兵器だとしている。
「『志林』曰、黄帝與蚩尤戰於涿鹿之野、蚩尤作大霧、彌三日、軍人皆惑。黄帝乃令風後法鬥機、作指南車以別四方、遂擒蚩尤。」
蚩尤は、風雨や、霧や煙などを巻き起こして黄帝と涿鹿の野で戦い、濃霧を起こして敵を苦しめたが、黄帝は指南車を使って方位を示し、遂に蚩尤を捕らえ殺した。
[ 尹青青: 『山海経』に見る王者の戦い, 中央大学大学院研究年報 文学研究科編, 2017/02/20 ]
話說釋放迷霧在古人可能難以理解，但是對於我們今天，其實可以在現實中找到煙霧彈等實際例證，也能構建出諸如天氣武器之類更高階的武器。
古代の霧の放出を理解するのは難しいかもしれないが、今日の我々にとって、発煙弾などの実際の例を実際に見つけることができ、気象兵器などのより高いレベルの兵器を構築することもできる。
[ inf.news translated by using Google]
古代の霧の放出を理解するのは難しいかもしれないが、今日の我々にとって、発煙弾などの実際の例を実際に見つけることができ、気象兵器などのより高いレベルの兵器を構築することもできる。
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次に、蚩尤の81人の兄弟についての怪物な「太平御覧」の記述:
『太平御覧』巻七十九所引 『龍魚河図』もともとの記述もファンタジーだが、さらにこれをSFにしている。
「（『龍魚河図』）又曰、黄帝攝政時、有蚩尤兄弟八十一人、并獸身人語、銅頭鐵額、食沙石子、造立兵杖刀戟大弩、威振天下、誅殺無道、不仁不慈。」
蚩尤には、兄弟が八十一人いて、獣の体に銅の頭と鉄の額を持ち、砂や石や鉄を喰い・・・
[ 尹青青: 『山海経』に見る王者の戦い, 中央大学大学院研究年報 文学研究科編, 2017/02/20 ]
在這裡我們可以看出蚩尤八十一兄弟應該是某種類似有著機械外骨骼，功能強大，並且需要依�鰲菠�燃料、其他礦石能源維持運轉的戰鬥機器，說通俗一點就是像變形金剛一樣的東西。
ここで、蚩尤の81人の兄弟は、機械的な外骨格を備え、強力で、動作を維持するために化石燃料やその他の鉱石エネルギーに依存する、ある種の戦闘機械のはずだということがわかる。
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ここで、蚩尤の81人の兄弟は、機械的な外骨格を備え、強力で、動作を維持するために化石燃料やその他の鉱石エネルギーに依存する、ある種の戦闘機械のはずだということがわかる。
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蚩尤による濃霧などの攻撃に対抗すべく、玄女が黄帝を支援した「太平御覧」の記述：
『太平御覧』巻十五所引『黄帝玄女戰法』：これについては、それほど改変することなく...
「 『黄帝玄女戰法』曰。黄帝與蚩尤九戰九不勝。黄帝歸于太山、三日三夜霧冥。有一婦人、人首鳥形、黄帝稽首再拜、伏不敢起、婦人曰、吾玄女也、子慾何問。黄帝曰、小子慾萬戰萬勝、遂得戰法焉。」
「『黄帝玄女戰法』に曰く、黄帝は蚩尤と九回闘ったが九回とも勝てなかった。黄帝は泰山に帰ると、三日三晩濃霧が漂った。一人の婦人が現れ、人の頭で鳥の体をしていた。黄帝は稽首して数回拝み、伏せたまま起きなかった。その婦人は『私は玄女である。貴方は何を問おうとするのか』と言った。黄帝は『私は全ての戦闘に勝ちたい』と言った。そして、戦法を手に入れた」とある。
[ 尹青青: 『山海経』に見る王者の戦い, 中央大学大学院研究年報 文学研究科編, 2017/02/20 ]
作為更高級存在，但是不具體參與戰爭的還有女媧等上古諸神，他們先是派了「玄女」幫助皇帝應對天氣武器攻擊，就有了傳說中的指南車等應對手段。
より高いレベルの存在として、特に戦争に参加しなかった女媧のような古代の神々がる。彼らは最初に皇帝が気象兵器の攻撃に対処するのを助けるために「玄女」を送り、次に伝説の指南車やその他の対策をした。
より高いレベルの存在として、特に戦争に参加しなかった女媧のような古代の神々がる。彼らは最初に皇帝が気象兵器の攻撃に対処するのを助けるために「玄女」を送り、次に伝説の指南車やその他の対策をした。
同じ場面だが、蚩尤による暴風雨に対抗すべく女魃を参戦させた「山海経」の記述:
『山海經』『大荒北經』これについては、ネタを2つ出している。ひとつは「女魃」を人名ではなく、兵器の名称にしてしまうもの。
有人衣青衣，名曰黃帝女魃。蚩尤作兵伐黃帝，黃帝乃令應龍攻之冀州之野，應龍畜水，蚩尤請風伯雨師，縱大風雨。黃帝乃下天女曰魃，雨止，遂殺蚩尤，魃不得復上，所居不雨。
青衣をきている人がいて、名は黄帝女魃という。蚩尤は兵乱を起こして黄帝を討った。そこで黄帝は応竜に命じて冀州の野で蚩尤を攻めさせた。応竜は水を貯え、蚩尤は風伯と雨師をまねいて、暴風雨をほしいままにした。黄帝が天女魃を召喚すると、雨が止んでついに蚩尤を殺した。魃は二度と天に帰ることができず、居るところには雨が降らない。
應龍已殺蚩尤，又殺誇父，乃去南方處之，故南方多雨。
応竜は蚩尤を殺してしまうと、さらに夸父をも殺し、やがて南方に去って住んだので。南方には雨が多い。
[ 尹青青: 『山海経』に見る王者の戦い, 中央大学大学院研究年報 文学研究科編, 2017/02/20 ]
女魃」除了人之外，可否也是一種武器的名字？美國在廣島投下的原子彈叫做「小男孩」，那麼皇帝是否運用了一個叫做「小女孩」的超級武器？
米国が広島に投下した原子爆弾は「リトルボーイ」と呼ばれてたが、皇帝が「リトルガール」と呼ばれる超兵器を使うのはどうか？
米国が広島に投下した原子爆弾は「リトルボーイ」と呼ばれてたが、皇帝が「リトルガール」と呼ばれる超兵器を使うのはどうか？
もう一つは「青衣」を「防護服」にしてしまうもの。
這個事情裡面的「女魃」一方面是一些「衣青衣」的人，什麼樣的衣服給人這種感覺嗎？聰明人已經想到了，就是防化服。
この件の「女性」とは「青の服を着ている」人のことだが、どんな服を着ているのだろうか。賢い人々はすでにそれ、つまり化学防護服について考えるだろう。
この件の「女性」とは「青の服を着ている」人のことだが、どんな服を着ているのだろうか。賢い人々はすでにそれ、つまり化学防護服について考えるだろう。
ここまでだと、核兵器にはたどりつけていない。
そこで、蚩尤に味方した夸父について、「涿鹿の戦い」と別の話である「太陽と競走」した記述を使う：
『山海經』『大荒北經』渇きで死んだという記述を、核兵器っぽい記述にしてしまう。
誇父不量力，欲追日景，逮之于禺谷。將飲河而不足也，將走大澤，未至，死于此。
夸父は自らの力を量らず、太陽を追おうとし、隅谷に於いてとらわれた。黄河をとって飲んだが足りず、大きな沢に走ろうとしたが、至らずここで死んだ。
[ 尹青青: 『山海経』海外経と大荒経の関係について, 中央大学大学院研究年報 文学研究科編, 2018/02 ]
夸父也在追趕或者逃離類似太陽的超級武器的過程中被炎熱灼燒而死。這樣種種後果很容易讓我們聯想到類似核輻射一類的超級武器釋放過後的後果，由此還奠定了戰爭的第四階段。
夸父はまた、太陽のような超兵器を追いかけたり逃げたりしながら、暑さで焼け死んだ。そのような結果は、戦争の第4段階を確立した核放射線などの超兵器の放出の結果を容易に思い起こさせる。
夸父はまた、太陽のような超兵器を追いかけたり逃げたりしながら、暑さで焼け死んだ。そのような結果は、戦争の第4段階を確立した核放射線などの超兵器の放出の結果を容易に思い起こさせる。
「山海経」の「大荒西經」に記載のある顓頌の不周山の戦いは古代核戦争だった
2つめは「我々が誤解している不周山の戦いは古代核戦争だった」
「山海経」と言えば、天下を補修した女媧、太陽を射る后羿、帝の地位を争いをめぐって顓頌と争った水神の共工が敗れ、不周山に頭突きを喰らわせ破壊する話で、よく知られている。我々の知るところでは、顓頌は常に勝利者として心の中に現れており、最も重要な出来事は水神との戦いだった。 共工は顓頌に敗れ、淮南子は怒りで武州山に頭をぶつけたので、淮南子は次のように記録した。 土地は南東に向かって傾いているので、水と塵は南東に流れる。」
上記では、明らかに共工が敗者として記録され、顓頌は勝者として記録されている。しかし、共工に勝利した顓頌は九人の妃とともに附禺の山に埋葬された。九人の妃がともに亡くなったのか、亡くなってから顓頌と同じ場所に葬られたのかは定かではない。共工はまだ生きてきて、顓頌の孫である大費と大戦争を戦った。
何であれ、結局、顓頌は死亡した。顓頌の死について「山海経」は「体の半分が干からびている魚がおり、名を魚婦と言い、顓頊が死後に目覚めて変化したものであった。風は北方より吹き、天からは泉のような大水が湧きだし、蛇は魚に変わってしまった。これがいわゆる魚婦である。顓頊が死後に即ち復活した。」とある。
注意深く考えるなら、この段落は恐ろしいできごとを説明している。ここで蛇は顓頌の乗る宇宙船であり、魚は船或は潜水艦である。この時期に起きたことは、頑丈な宇宙船が燃やされ、干からびたことである。明らかに、宇宙船は非常に深刻な被害を受け、強風と大雨が続いた。強風と大雨を避けるために、宇宙船は水に入った。普通の風雨だったら、宇宙船に影響はないだろう。 この風雨は致命的だった。顓頌の宇宙船は、風雨を避けるために近くの水に入る必要があった。
巨大なエネルギー、強風、大雨の状況は1つだけであり、それは核爆発地点の非常に大きな力の影響である。巨大な風は核爆発によるものであり、核爆発によって大量の熱が発生し、大量の水が空気中に蒸発し、水蒸気は冷却されて、雨となる。核爆弾による空中から落下する雨も致命的である。核放射線の危険性があるため、空中や陸上にとどまるのは不可能である。水は最高の放射線防護ゾーンである。
ついに顓頌の宇宙船は放射線ゾーンから脱出した。安全に着陸した後、顓頌は復活した。誰が顓頌を復活させたのかは「山海経」には記載されていないが、過去の記録から、誰が顓頌を復活させたのかがわかる。 しかし、復活後、賢者は不明瞭になり、ついに水に逃がれた。
いずれにせよ、顓頌は核放射線被曝したため、その終末は良いものではなかった。我々は核放射線の影響が継続し、永続的であることを知っている。治療は可能だが、それがもたらすダメージは致命的である。たとえ生き永らえても、いずれ死に至る。これが顓頌が復活した理由だが、顓頌の死は今でも「山海経」に記されている。...
[ The Battle of Bu Zhoushan that we misunderstood was the ancient nuclear war. ]
上記では、明らかに共工が敗者として記録され、顓頌は勝者として記録されている。しかし、共工に勝利した顓頌は九人の妃とともに附禺の山に埋葬された。九人の妃がともに亡くなったのか、亡くなってから顓頌と同じ場所に葬られたのかは定かではない。共工はまだ生きてきて、顓頌の孫である大費と大戦争を戦った。
何であれ、結局、顓頌は死亡した。顓頌の死について「山海経」は「体の半分が干からびている魚がおり、名を魚婦と言い、顓頊が死後に目覚めて変化したものであった。風は北方より吹き、天からは泉のような大水が湧きだし、蛇は魚に変わってしまった。これがいわゆる魚婦である。顓頊が死後に即ち復活した。」とある。
注意深く考えるなら、この段落は恐ろしいできごとを説明している。ここで蛇は顓頌の乗る宇宙船であり、魚は船或は潜水艦である。この時期に起きたことは、頑丈な宇宙船が燃やされ、干からびたことである。明らかに、宇宙船は非常に深刻な被害を受け、強風と大雨が続いた。強風と大雨を避けるために、宇宙船は水に入った。普通の風雨だったら、宇宙船に影響はないだろう。 この風雨は致命的だった。顓頌の宇宙船は、風雨を避けるために近くの水に入る必要があった。
巨大なエネルギー、強風、大雨の状況は1つだけであり、それは核爆発地点の非常に大きな力の影響である。巨大な風は核爆発によるものであり、核爆発によって大量の熱が発生し、大量の水が空気中に蒸発し、水蒸気は冷却されて、雨となる。核爆弾による空中から落下する雨も致命的である。核放射線の危険性があるため、空中や陸上にとどまるのは不可能である。水は最高の放射線防護ゾーンである。
ついに顓頌の宇宙船は放射線ゾーンから脱出した。安全に着陸した後、顓頌は復活した。誰が顓頌を復活させたのかは「山海経」には記載されていないが、過去の記録から、誰が顓頌を復活させたのかがわかる。 しかし、復活後、賢者は不明瞭になり、ついに水に逃がれた。
いずれにせよ、顓頌は核放射線被曝したため、その終末は良いものではなかった。我々は核放射線の影響が継続し、永続的であることを知っている。治療は可能だが、それがもたらすダメージは致命的である。たとえ生き永らえても、いずれ死に至る。これが顓頌が復活した理由だが、顓頌の死は今でも「山海経」に記されている。...
[ The Battle of Bu Zhoushan that we misunderstood was the ancient nuclear war. ]
「蛇」は「宇宙船」で。「魚」は「船あるいは潜水艦」で、強風は核爆発の爆風という、もはや何でもありの置き換えにより、古代核戦争かもしれないという記述である。
用語集
- 山海経（せんがいきょう, Shan Hai Jing)
山海経 (wikipedia)
『山海経』（せんがいきょう、山海經、拼音: Shān Hǎi Jīng）は、中国の地理書。中国古代の戦国時代から秦朝・漢代（前4世紀 - 3世紀頃）にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられており、最古の地理書（地誌）とされる。
『山海経』について(富山大学) 『山海経』は中国最古の空想的地理書と目されるが、その内容は山川の地理、動植物や鉱物、山岳祭祀、辺遠の国々と異形の民、伝説上の帝王の系譜など多岐にわたる。その中には奇怪な姿の動植物や神々が多く記されるため、後世には専ら怪物事典として娯楽の用に供されるようになるが...「魑魅魍魎の跋扈する世界」はあくまで『山海経』の一部にすぎない。
- 不周山（ふしゅうざん, Mount Buzhou）
Mount Buzhou (en.wikipedia)
不周山は、古文書によれば、今日パミール高原と呼ばれる場所にある崑崙山脈の北西にある古代中国神話の山である。天を支えたと言われる山で、中国の水神共工が怒りで頭突きをし、女媧に天地修復を迫った。それにもかかわらず、大地と天の間の支柱が損傷すると、中国の土地は恒久的に南東に傾斜し、すべての川が同じ方向に流れた。
- 女媧（じょか, Nuw）:古代中国神話に登場する人類を創造した女神
女媧 (wikipedia)
天地修復
『淮南子』「覧冥訓」には、女媧が天下を補修した説話を載せている。古の時、天を支える四極の柱が傾いて、世界が裂けた。天は上空からズレてしまい、大地は割れ、すべてを載せたままでいられなくなった。火災や洪水が止まず、猛獣どもが人を襲い食う破滅的な状態となった。女媧は、五色の石を錬（ね）りそれをつかって天を補修し（錬石補天）、大亀の足で四柱に代え、黒竜の体で土地を修復し、芦草の灰で洪水を抑えたとある。
- 后羿（こうげい, HoYi）：古代中国神話に登場する悲劇的な英雄
后羿 (wikipedia)
羿（げい、拼音: Yì イー）は、中国神話に登場する人物。后羿（こうげい、拼音: Hòuyì ホウイー）、夷羿（いげい）とも呼ばれる。弓の名手として活躍したが、妻の嫦娥（姮娥とも書かれる）に裏切られ、最後は弟子の逢蒙によって殺される、悲劇的な英雄である。
天帝である帝�磧�嚳ないし舜と同じとされる）には羲和という妻がおり、その間に太陽となる10人の息子（火烏）を産んだ。この10の太陽は交代で1日に1人ずつ地上を照らす役目を負っていた[2]。ところが帝堯の時代に、10の太陽がいっぺんに現れるようになった。地上は灼熱地獄のような有様となり、作物も全て枯れてしまった。このことに困惑した帝堯に対して、天帝である帝�磴呂修硫魴茲僚�けとなるよう天から神の一人である羿をつかわした。帝�磴�羿に紅色の弓（彤弓）と白羽の矢を与えた[3]。羿は、帝堯を助け、初めは威嚇によって太陽たちを元のように交代で出てくるようにしようとしたが効果がなかった。そこで仕方なく、1つを残して9の太陽を射落とした。これにより地上は再び元の平穏を取り戻したとされる。
- 共工（きょうこう, Gong Gong）：古代中国神話に登場する神
共工 (wikipedia)
共工（龔工、きょうこう）は、古代中国神話に登場する神。四罪のひとりにあげられている。
女媧の時代
『史記』「三皇本紀」では女媧（じょか）氏の時代の末年に、共工が天下の覇権を狙い反乱を起こすが祝融に敗れ、不周山に頭突きを喰らわせ破壊する。女媧はこれを補修し天地が崩れるのを防いだ。『国語』では共工こそが至上帝として天地を治める神であったが、治世に失敗し、これを伏羲と女媧が修復したともある。
女媧の時代
『淮南子』「天文訓」や『楚辞』「天問」では、顓頊（黄帝の子孫）と帝の地位を争い敗れたとあり、その際、怒りにまかせて暴れ周り、天を支える柱がある不周山を破壊。そのため天柱が折れ、天が西北に傾いてしまった。中国の河川がすべて東南方向に流れるのはこのためとされている。『淮南子』や『論衡』「談天篇」では女媧による修復もこの時であるとされる。
- 顓頊（せんぎょく, Zhuanxu）：
顓頊 (wikipedia)
顓頊（せんぎょく）は、『史記』に記される帝王。高陽に都して高陽氏と称したと言われている。五帝の一人で、黄帝の後を継いで帝位に就いた。在位78年と言われている。
- 夸父（こほ, Kuafu）
夸父 (wikipedia)
夸父（こほ）は、中国神話に登場する巨人族。 ... ある話では、夸父は太陽を追いかけて原野を走り、太陽が沈む谷まで追い詰めることが出来た。しかし、夸父は喉が渇いていたので黄河と渭水の水をすべて飲み干した。それでも渇きが癒やされなかったので、さらに北にある大澤（だいたく）という千里四方もある湖に行こうとしたが、その途中で死んでしまったという
『山海経』海外北経「夸父與日逐走，入日。渇，欲得飲，飲於河、渭，河、渭不足，北飲大澤。未至，道渇而死。棄其杖，化為��林。」
>和訳：夸父は太陽とかけくらべして入日を追った。口が渇いて水がほしくなり、河水（黄河の古称）と渭水で飲んだが、河水と渭水ではなお足らず、北の大澤で飲もうとして、到着せぬさきに道で渇いて死んでしまった。その杖を棄てると、（杖は）化して��林となった
- 刑天（けいてん, Xingtian）
刑天 (wikipedia)
刑天（けいてん）は、中国神話に登場する巨人。...『山海経』に拠れば、帝（恐らくは黄帝[2]）と中原から遠く離れた西南方に位置する常羊（じょうよう）の山近くで神の座（恐らくは天帝の座）を懸けて争い、敗れて首級を常羊山に埋められるが、なおも両乳を目に臍を口に変え、干（かん。盾）と戚（せき。斧）とを手にして闘志剥き出しの舞を続けたという。
- 饕餮（とうてつ, Taotie）
饕餮 (wikipedia)
饕餮（とうてつ、拼音: tāotiè）とは、中国神話の怪物。体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。...饕餮文を蚩尤を表しているとする文献があることや、同じ炎帝の子孫とされていることから本来饕餮は蚩尤と同一の存在だったのではないかと考えられている[3]。また、『山海経』に登場する狍鴞（ほうきょう）という獣も饕餮と同一とされる。渾敦（こんとん）、窮奇（きゅうき）、檮杌（とうごつ）とともに「四凶」の一つとされる。
- 窮奇（きゅうき, Qiongqi）
窮奇 (wikipedia)
窮奇（きゅうき、拼音: qióngjī チオンジー）は、中国神話に登場する怪物あるいは霊獣の一つ。... 中国最古の地理書『山海経』では、「西山経」四の巻で、ハリネズミの毛が生えた牛で、邽山（けいざん）という山に住み、イヌのような鳴き声をあげ、人間を食べるものと説明しているが、「海内北経」では人食いの翼をもったトラ で、人間を頭から食べると説明している。五帝の1人である少昊の不肖の息子の霊が邽山に留まってこの怪物になったともいう。
- 女魃(じょばつ, Nüba)
魃 (wikipedia)
魃（ばつ、Ba）は、中国神話に登場する旱魃の神である。特定の神の名ではなく、各地の山川に旱魃を起こす神がおり、それぞれにより姿も性質も異る。
女神の「魃」は、『山海経』の「大荒北経」に記述がある。もとの名は妭（ばつ）。黄帝の娘である。黄帝が蚩尤と戦った際、蚩尤陣営の風雨を司る雨師と風伯に対抗して、体内に大量の熱を蓄えている娘の魃を呼び寄せて対抗した。魃が雨を止めることで無事勝利を掴んだ黄帝であったが、魃は力を使いすぎて天へ帰れなくなっていた。魃の力はそこにいるだけで周囲に旱魃をもたらす。彼女を処刑することもできないため、やむなく黄帝は彼女を赤水河の北方の係昆山へ幽閉した。しかし魃は時折中原へやってきて旱魃を起こすので、人々は「神よ、北へ帰りたまえ」と言って魃を帰すのだという。
- 蚩尤（しゆう, Chiyou)
蚩尤 (wikipedia)
蚩尤（しゆう、拼音: Chīyóu）は中国神話に登場する神である。『路史』では姓は姜で炎帝神農氏の子孫であるとされる。 ... 古代中国の帝であった黄帝から王座を奪うという野望を持っており神農氏の世の末期（帝楡罔の代）に、乱を起こして、兄弟の他に無数の魑魅魍魎を味方にし、風・雨・煙・霧などを巻き起こして黄帝と涿鹿の野で戦った（涿鹿の戦い）。
- 九天玄女（きゅうてんげんにょ, Jiutian Xuannü)
九天玄女 (wikipedia)
九天玄女（きゅうてんげんにょ、または単に玄女や元女、俗称：九天玄女娘娘）は、中国神話の女神であり、道教における女仙である。... 戦術と兵法を司る上古の女神で、「天書」を持っている。戦術の神と正義の神の性格を併せもって、道教の神統譜では西王母に次ぐ地位にある女天神と言及され、上元夫人と同一視されることもあった。
- 涿鹿之戰（涿鹿の戦い, たくろくのたたかい, Battle of Zhuolu)
涿鹿の戦い（たくろくのたたかい）は、古代中国の伝説上の戦いで、軒轅（後の黄帝）が蚩尤を破った一戦である。
蚩尤は、濃霧を起こして視界を悪くしたり魑魅魍魎たちを駆使して黄帝の軍勢を苦しめたが、黄帝は指南車を使って方位を示して霧を突破し、妖怪たちのおそれる龍の鳴き声に似た音を角笛などを使って響かせてひるませ、軍を押し進めて遂にこれを捕え殺したといわれている[1]。『山海経』大荒北経に記されている黄帝による蚩尤との交戦の描写には具体的な龍としては応竜が黄帝に加勢しており、蚩尤を殺したとされている。[大荒北経]
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