線路と架線のお医者さん
サヤ9300系は、2002年に登場した線路と架線の状態を測定する車両です。
正式には「電気軌道検測車」と呼ばれており予備を含めた2両が在籍しています。
主要緒元

車両
2002年にサヤ9301とサヤ9302の2両が日本車輌製造で製造されました。(架空)
形式名が指すように動力を持たないため、検測運用時はデヤ5000系や気動車・機関車などで
サンドイッチして運用されます。
屋根には検測用のパンタグラフを有し、車両中央には検測用の専用台車を有しています。
愛称は「まもるくん」となっており車両の4か所にステッカーが貼りつけられています。
運用
2003年4月の有田中央線検測より本格的な運用が開始されました。
2004年2月にはサヤ9302が増備されたことにより、前任のデモヤ1260形が置き換えられています。
現在は2両体制で東鉄全線の検測を行うほか、荒城もくりび鉄道などの
東鉄と線路が繋がっている鉄道にも貸し出されることがあります。
また2019年度にはサヤ9301が劣化した検測機器類などの更新工事を施工されており、
サヤ9302も2020年度内に同様の更新工事が施工される予定です。
ギャラリー

サヤ9302

デヤ5000系と連結した検測時形態

塩園線検測時に見られた検測編成

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