雑務をこなす事業用車
デヤ5000系は2002年に5000系試作車の先頭車2両を改造して誕生した事業用の電車です。
改造当初はサヤ9300系の随伴車として改造されましたが、その特異な汎用性や
コンパクト性などから近年では様々な雑務をこなす事業用電車として機能しています。
主要緒元

車両
当初は5000系の試作車として落成した車両でしたが、中間車を量産車へ供出されたことにより
先頭車2両が余剰となったため改造されました。
戸袋窓や一部窓を閉鎖・車体色の変更・前面へ軌道把握用のカメラを設置のほか
1両単位で分割ができるようにされたりと様々な改造が施されています。
運用
2003年4月のサヤ9300系の本格運用開始と同時に随伴車として2回目のデビューを果たしました。
基本的にはサヤ9300系の随伴車としての運用が基本ですが、1両単位で分割ができたり
2両編成という特異な汎用性の高さから、線路の錆び取り列車として使用されたり
保安装置を持たない車両が検査入場する際の随伴車としても使用されたりと、近年では
様々な用途で頻繁に使用されています。
また、2017年に5000系大規模修繕車と一部の仕様を合わせた更新工事が施工されています。
ギャラリー

更新工事施工後

更新工事施工前

検測時編成

検査入場時随伴編成(有田市交通局8000形の例)

参考(改造前の5901F)

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