広域鉄道初のVVVF車として登場した「見鈴の主」
見鈴地区では80年代後半になっても50〜60年代に製造された9形が主力の通勤型車両として運行され続けており、沿線自治体から置き換えの要請が来るほど老朽化が進んでいました。
そこで登場したのがこの3000形です。1989年から1996年まで増備され、前期車と後期車でちょっと見た目が違います。
計画当初は3ドアで広域鉄道から4ドア車を完全撤退させる方針でしたが、見鈴近郊のニュータウン整備が進んでおり、ラッシュ時間帯の混雑が非常に激しくなることが予想されたことから、4ドアに計画が変更されました。
また11形以来のオールステンレス車・初のVVVF車であり、運航開始時には新技術を採用したことが大々的に宣伝されました。
主要緒元

車両
車体は東急9000形を意識したオールステンレス車体とし、機器類もVVVFインバーターを採用するなど近代化が図られています。
また貫通扉が設置されていますがこちらは見鈴地下線用の非常扉であり、併結時には使用されません。
13000形
2018年より投入されている新型車両9000形による置き換えが始まっており、置き換えられた3000形は1000形(一部)を置き換えるために転用改造を受けて地方に転属することとなっています。
地方転用改造を施された車両は13000形と形式名を変え活躍の場を広げています。
ギャラリー

前期車

後期車

13000形

13000形中間先頭化改造ワンマン車(13700形)

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