大永図書館(ヴェルラント地下図書館）

北極海で撮影されたグレート・イムレヒト級魔法戦艦

王立連邦海軍は、戦艦38隻、空母2隻、巡洋艦49隻などを保有する世界最大規模の海軍である。その歴史は古く、10世紀ごろに東方征服(ブリストル征服)の際に結成されたエルシュタノフ征服隊を起源としている。
今日の世界をまたにかける大永帝国の建設に大きく尽力し、世界中に海軍基地を保有している。近年は航空機の本格的な導入を開始しており、空母や乗箒隊の本格的な導入に着手している。1914年の大戦では「北極海海戦」や「フランルージュ海岸対地砲撃作戦」などで活躍した。またフラン帝国　帝国海軍、オルラント連合王国　王立連合海軍、べリカ共和国海兵隊と合同軍事演習を行うなど、各国の海軍とも協力体制を敷いている。
王立であり古くから存在することから、連邦三軍(海軍、魔法軍、陸軍)の中では魔法軍に次いで二番目に影響力が大きい。(魔法軍は元帥が現人神であるため最も影響力があるとされている。）

1923年現在、連邦王立海軍には主に七つの役割がある。
・紛争の鎮圧　世界的及び地域的な国際秩序安定のため。
・離島テロ組織の破壊　テロ行為を行った組織が離島に身を潜めている場合、有人島では住民の避難、保護と殲滅。無人島であれば島もろとも消し飛ばす勢いで殲滅する。
・海上の安全確保　海上を監視することでより円滑な国司貿易を行うため。
・チョークポイントの保全　地政学における国家の安全保障が目的。
・人道的支援　世界的な自然災害などに迅速に対応、支援するため。
・敵国との交戦　戦争状態に突入した際に、国家の安全と利益を保護するため。
・商船の保護　依頼を受けた、商船などの船舶を専任で保護し、国際的な貿易の安定化を図るため