共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

クリスタルオルガン/C.Org/クリス

担当:アイス
『儚い硝子の創造者クリエイター

仕事服

外見

細身。
銀の髪と硝子をはめこんだような瞳を持ち、髪は光の加減で虹色に輝く。
オフショルダーで左足側に大きくスリットの開いたドレスを着ている。
黒手袋をはめ、銀のヒール靴を履いている。

ガラスの腰飾りとピアス、ネックレスは自作。

身長:170cm
年齢:24歳

詳細

淡く、儚く、美しい女性。
親しみやすい性格と魅力的な外見で精霊を惹きつける。
何にでも、誰にでも興味を持つほど広い付き合いを得意とする。
行動力も人……精霊一倍。

表向きはラス──グラスハープの営むバーで働く従業員だが、裏では彼女とバディを組んでミューターを狩っている暗殺者アサシン
裏組織「ANCHOR」の設立者兼メンバーである。実働部隊で、主な仕事は「諜報」である。
親しみやすさも諜報目的となれば話は別で、心の底から相手と仲良くするわけではない。

彼女は特性上、生まれてすぐその体を安定させた。
あらゆる物事に興味を持ち渡り歩いた彼女だったが、その後地下に迷い込むことになる。
そこを助けたのがラスだったのだという。
彼女に語られた理想の元、クリスは「ANCHOR」を設立するに至るのだが、それは後ほど。


美術分野に精通しており、ガラス彫刻を作っている芸術家でもある。
採集も趣味のうちのひとつで、綺麗なものや興味を持ったものを勝手に持ち帰ることもしばしば。道に落ちていた綺麗な石とか路傍に倒れた草花とか迷子の精霊とか(?!)をよく拾ってきてはラスに「元あったところに返してきなさい」と叱責される。

ちなみに綺麗なカクテルをつくることはできるが、料理は壊滅的に下手である。見た目はなんともないし、むしろとても綺麗なのだが……二口目を口に入れることはないだろう。常連の彼を除く。
そんな料理の腕なので、見た目の綺麗さのみをラスに買われて、店先の食品サンプルづくりに勤しんでいる。そして売っている。決して食べてはならない。


暗所・閉所恐怖症。
左脇腹には継ぎ接ぎのようなタトゥーが入っている。
当時の記憶はあまりないという。

彼女と裏組織「ANCHOR」
ANCHORをラスと共に設立した。
彼女の目的はつぎの2つ。
  1. みんなが美しく輝ける世界を守ること
  2. 困っているものを救い助け、居場所を作ること

しかし本当の目的は、「ラスを生かすこと」であり、これは誰にも話していない。
……本当は、ずっと一緒に生きていたい。
しかし、いつ消えるか分からない己のことを考えると、自分以外の居場所も見つけて欲しいと思っているのである。
繋ぎ止めるもの
「ANCHOR」に誘う人材を探して精霊をも拾ってくるクリスだったが、そんな中、ターンテーブルに声をかけられる。
話を訊くと、彼もまた困っている者を救い助けているそうだ。
慈善活動にも興味を持ったクリスは、「ANCHOR」の活動として寄付や教育分野などにも力を入れることになった。

2人で始めた頃よりもすっかり大きくなった組織に、クリスは安堵の息をつく。

これで……これできっと、ラスも生きてくれるよね。
悩み
当人は「悩み?スランプくらいかな」と笑顔で言っているが、実のところ自身の体の不安定さ、いつ消えてしまうかも分からない恐怖と戦っている。
台詞
「はじめまして。わたし、クリスタルオルガンと申しますの。仲良くしてくださいね」
「きみの音、とても素敵よ」
「あぁ、見て、月が光ってる…!硝子みたいで、綺麗ね」

「ラス、わたしね……んん、やっぱりなんでもないや」

住居

グラスハープ宅の居候。

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):C DEF(防御):A SPD(速度):E
RNG(射程):B STM(持久):S TCT(戦術):B
戦法
他の多くの楽器と異なり、水が必要。逆に言えば水さえあれば演奏することが出来る。水辺での戦闘は有利。
グラスハープアルモニカより音量は大きく音域も広い。
しかし据え置き型の楽器なので、持久力と防御力が頼みの綱の不動要塞型。

特殊効果として敵を引きつける執心を扱えるため、防御をいかして皆の盾になることも。

関係

一人称:わたし/二人称:きみ/三人称:きみ達
所属:裏組織「ANCHOR」バー「crack of dawn」
グラスハープ/ラス
ラスの構えるバーの一角に自分の作品を勝手に置いている。
彼女の店を手伝っている傍ら、裏稼業のバディも組んでいる。
彼女が倒した怨霊達のことを事細かに記しているのには気づいているが、触れないようにしている。

二人でいる時はクリスがボケ、ラスがツッコミになることが多い。(漫才コンビか)
クリスとしてはボケているつもりは1ミリもないのだが……。

彼女だけが、心を許せる唯一の相手である。
ANCHOR
ラスがリーダーを務めるこの組織だが、その実クリスが多くの行動を起こしている。しかしそれでもラスがリーダーを務めているのは、クリスが頼み込んだからである。──リーダーであればきっと、「ANCHOR」が彼女を留める錨となろう。
アルモニカについて、任務中やたらハニートラップをしようとするが、洗脳系の方が余程向いているのに、と思っている。
MIDIについて、可愛い弟のように感じているが、どこか一線を引かれている気がしている。
ヴェロフォンについて、可愛い妹のように感じている。彼女とは都で出会い、そして拾った(?!)。彼女から毒や薬の調合を教わったこともあるが、終ぞ習得できなかった。
サンプラーについて、少々口の悪い面も見られるが、放っておけないと感じている。
ターンテーブルについて、思いのほか静かなので見た目で判断できないものだというのが第一印象。
スタイロフォンについて、こちらも可愛い弟のように感じている。まだまだ幼い彼のことを一等気にかけている。
Tシャツの少年
都で出会った少年と戦闘中に居合わせ、偶然共闘となる。その時彼が着ていた芸術的で面白いTシャツを褒めたところ、意気投合。連絡先も交換して、翌日店にはTシャツが2枚届いたという。
一枚は「クリスマス」と書かれたモミの木のTシャツ、もう一枚は「grass」と書かれた草のTシャツ。
クリスは面白がって時折着ているが、もちろん彼女の方は着ていない。

歴史

別名クリスタルバジェ。
1952年、楽器彫刻家のベルナール・バジェ、フランソワ・バジェの兄弟が作った音楽彫刻。
彼らが万博のために作った16の個体はどれも異なるデザインをしており、一つとして同じ物はないのだとか。
楽器
音楽彫刻(=音の出る美術品)であるため、楽器ではあるが芸術的要素が強い。
ガラス、金属、木材でできているが電子楽器のストリングスのような音色を奏でる。
誰でも演奏することが出来る。
作られた当初は万博に展示されていたが、その後しばらく倉庫に片付けられていた。
しかし最近になって修理されて展覧会に展示され、日の目を見ることとなった。

つまり、これらの個体が消滅すれば彼女も消滅してしまうのである。

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