共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

分類大好き某参加者が人間界式分類学による一覧を作ってみた。
とはいえ専門家でもないので概ねWikipedia 様、私家版楽器辞典 様を参考にしております。
また、本ページについては本編とは一切関係ありませんのでご了承ください。

楽器分類学

楽器分類学(がっきぶんるいがく)は、楽器を体系的に分類するための学問である。比較音楽学の一部である比較楽器学を基礎とする。現在は、ザックス=ホルンボステル分類をもとに、体鳴楽器・膜鳴楽器・弦鳴楽器・気鳴楽器・電鳴楽器の5つに分類するのが一般的である。(Wikipedia「楽器分類学」より)

体鳴楽器 

打楽器のうち、膜や弦が発音体でなく、その楽器の本体の振動によって音を発するもの。
多くは木や金属などの固体に振動を与えることで音を出す。

打奏体鳴楽器(11)

直接打奏体鳴楽器(111)
手なり棒なり何なりで、直接本体を叩くことで音を出す楽器。

間接打奏体鳴楽器(112)
振ったり機構を用いたりしてもの同士がぶつかり音がなる楽器。だと思うが…。

摘奏体鳴楽器(12) 

枠状摘奏体鳴楽器(121)
薄片をつまんで弾き、外殻を鳴らす、という演奏法のもの。

板状または櫛状摘奏体鳴楽器(122)
板や櫛のような突起により発音体を弾いて鳴らす楽器。

擦奏体鳴楽器(13) 

掻擦奏体鳴楽器(112.2)とは異なり、ぴったりと粘着した状態で動かすことにより音を出すことを指す。
擦奏棒(131)
字面からして棒を擦って鳴らすようだが、詳細不明。

擦奏板(132)
恐らく板を擦る楽器のようだ。

擦奏容器(133)
容器を擦って鳴らす楽器。

吹奏体鳴楽器(14) 

吹奏棒(141)
吹く、棒状の楽器。多分。

吹奏板(142)
つまり、吹く、板状の楽器でしょうか。

膜鳴楽器 

開口に張った膜の振動によって音を出す楽器のこと。つまりは太鼓である。

打奏太鼓(21) 

直接打奏太鼓(211)

振奏太鼓(212)
小物体を吊るしまたは封入して振奏するもの。間接打奏太鼓、というらしい。

摘奏太鼓(22) 

膜面中央に弦を結んであり、弦の振動で膜をふるわせるもの。
ウォッシュタブ・ベースもベースと名がついているが、糸電話の要領で膜に直接弦がついている楽器であるので、この分類となる。これより下位の分類はなし。

擦奏太鼓(23) 

棒式擦奏太鼓(231)
張ってある皮の真ん中あたりに棒が立っている。
この棒を擦ることで、振動が皮を震わせて音が出る仕組み。

紐式擦奏太鼓(232)

手擦式擦奏太鼓(233)
もはや分からん。手で擦るのかしら?

歌奏太鼓(24) 

自由ミルリトン(241)
ミルリトン、というのは薄い膜を振るわせて音を出す仕組みのことである。というのも、膜が薄すぎて叩くと割れてしまうからだ。そのため、声による空気の震えを利用して演奏する。
管形または容器形ミルリトン(242)
明笛、カズーなど、笛や容器にミルリトンの仕組みが用いられているものを言う。

弦鳴楽器 

弦の振動によって音を出す楽器。弦をはじく、叩く、弓で弾くなど、鳴らし方は様々。

単純弦鳴楽器(31) 

棒形ツィター(311)
棒状のものや板の側縁に弦を張ったもの。

筒形ツィター(312)

筏形ツィター(313)
筒型胴が結び合わされて筏状を成している。

平板形ツィター(314)

槽状ツィター(315)
開口部に弦を張ったもの。もはや分からん。

枠形ツィター(316)
枠に弦を張ったもの。【求】実例。

複合弦鳴楽器(32) 

リュート(321)
弦の成す面と響板が平行なもの。

ハープ(322)
弦の成す面は響板と垂直。また、弦の下端を連ねた線と頸部の方向が一致しているもの。

ハープ・リュート(323)
弦の成す面は響板と垂直。また、弦の下端を連ねた線と頸部の方向が直角のもの。駒に刻み目がある。
具体例はそれこそ「ハープ・リュート」であり、ギターのような形で演奏するようだ。

気鳴楽器 

空気の塊を振動させることによって音を出す楽器。

自由気鳴楽器(41) 

側逸奏気鳴楽器(411)
刃型で空気を切る楽器のこと。
むちや剣などがこれに当たる。スラップスティックも同類だと思われる。
中断層気鳴楽器(412)
空気流が周期的に断続する。

破裂奏気鳴楽器(413)
空気銃など。スターターピストルもここかしら。

吹奏楽器(42) 

刃型付吹奏楽器(421)
無簧吹奏楽器、リードなし吹奏楽器、エアリード式吹奏楽器など。

有舌吹奏楽器(422)
有簧吹奏楽器、リード付き吹奏楽器など。

トランペット類(423)
唇簧吹奏楽器、リップ・リード式吹奏楽器など。

電鳴楽器 

電磁気力によって音を出す楽器。

電気楽器 

発音原理は従来通りだが、共鳴増幅をアンプによって電気的に行うものを指す。
エレクトリックギター類、エレクトリックヴァイオリンローズ・ピアノメロトロンなどが例として挙げられる。

電子楽器 

電子回路による演算によって、波形信号そのものを作り出す楽器。
テルミンオンド・マルトノ電子ピアノシンセサイザーサンプラードラムマシン?が例として挙げられる。

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