共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

ここでは日本の「笙」を指します。

笙 「天」

担当:アイス(仮称)コード628
『天司る神々しい麗人』
 

旧立ち絵

外見

どこか神々しさすら感じる天女のような女性。
色白。淡い緑の髪を二つに結っている。

和装を少しアレンジしたような服装で、旧き者の音の中では“現代的”な方。

身長:160cm 
年齢:25歳

詳細

神々しい女性。
見た目から近寄りがたいような印象で、現に人付き合いならぬ精霊付き合いもあまりない。
本人は決して精霊嫌いでもなく、むしろもう少し誰かと話したい心地はある。

寂しがり屋である。最近精霊との繋がりを求めて某SNSアプリを使い始めた。
世界中と繋がっているインターネット上の関係は、自分の見た目と関係なく他者と付き合うことができて、楽しいのだという。
(……依存してない?)

他者の愛し方が分からない。
他者との付き合いの不足もあるが、もっと幼少の、根本的な問題があったのかもしれない。
当人は懸命に愛そうと努めたのだが……。

精霊と怨霊が争い、また、それぞれが派閥に分かれて戦っているのを、遥か彼方からずっと見守ってきた。
なぜ、同じ楽器なのに、争わなければならないのか。
その答えは何百年と経った今でも分かっていないという。

とても寒がり。温かいほうじ茶が好き。

実は空を飛べたりするのかもしれない。
台詞
「私の使命は、この世界を見守ること」
「何故、私達は争わなければならないのか、私には分かりません」
「貴方達は、命ある者として許されないことをした…!」
「どこか欠けてしまった私には、誰かを愛するということが分からないのかもしれません」

住居

不明。
遥か彼方の空遠くだったりするのかもしれない。

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):C DEF(防御):D SPD(速度):A
RNG(射程):E STM(持久):A TCT(戦術):A
戦法
主に和音を奏する。他の楽器の音を包み込むような役割を持つことから、後衛に徹する。
ある意味最後の砦。
断続的に奏することが可能なので持久戦にもってこい。しかし息継ぎの刹那に音量が低下するため隙が出来てしまう。
音色は、天から差し込む光や、神の声を表すと言われている。

関係

一人称:私/ 二人称:貴方/ 三人称:貴方達
所属:インストゥルミス 旧き者の音
血縁関係
蘆笙シェンは両親にあたる。
両親に、特に父からは愛された記憶がない。
父は亡くなったと認識している。母の行方は分からないし、探すつもりもない。

は叔父にあたる。
大切に愛情を注がれ、父以上に懐いていたのだが、病床に伏し、亡き存在になってしまったことに精神的な衝撃を受けた。
師弟関係
パイプオルガンアコーディオンバンドネオンの師匠にあたる。
師として正しい振る舞いが出来ていたかは自信がない。

幼少のパイプオルガンを弟子にしていたが、ある時から手に負えなくなってしまい、破門のような形になってしまった。
彼女に畏怖を抱き遠ざけたことを激しく後悔している。

アコーディオンバンドネオンパイプオルガンの弟・妹弟子に当たるのだが、彼らとはたまに連絡を取り合う仲。住所は不明なのにどうやって連絡を取っているかというと……なんとまぁ、それ、もしかしてスマホですか?
旧き者の音
篳篥龍笛とは連絡をあまり取らないが、旧知の仲ではある。
恐らく友人関係ではあるだろう、という認識。

歴史

日本には奈良時代ごろに雅楽とともに伝わってきたと考えられている。

笙は本来の用途である雅楽だけでなく、明治期の宮城道雄以来現代邦楽にも自由に使われるようになり、また現代ではクラシック音楽の作曲家によって管弦楽や室内楽の中で、あるいは声楽の伴奏楽器として活用されることもある。
楽器
形を翼を立てて休んでいる鳳凰に見立てて、鳳笙(ほうしょう)とも呼ばれる。
17本の竹が束ねられ、その内の15本の根元に“簧(した)”という金属のリードが付いており、それを振動させて音を出す。
押さえる穴の組み合わせを変えることで11種類の合竹(あいたけ)と呼ばれる和音を出すことができる。

吸っても吹いても同じ音が出せるので、他の吹奏楽器のような息継ぎが不要であり、同じ音をずっと鳴らし続けることも出来る。ただ、呼吸を替える時に瞬間的に音量が低下する。

内部が呼気によって結露しやすく、そのまま演奏し続けると簧(した)に水滴が付いて音高が狂い、やがて音そのものが出なくなる。そのため、火鉢やコンロなどで演奏前や間に楽器を暖めることが必要である。

笙には煤竹という燻された竹が使われているのだが、時代の変化により材料難に陥っている。そのため最近では白竹の笙が増えている。また、人工的に作られた煤竹で作られている笙もある。
類似楽器
笙より1オクターブ低い音域が鳴る。平安時代に一度断絶したものの、正倉院の宝物等を参考に、戦後になって復元された楽器の一つである。現代において蘇演(=復曲)された作品や、新作の現代雅楽などで用いられている。
ション/サン
中国の楽器。日本の笙より大型で、音域は日本の笙の倍以上あり、素早い動きにも対応している。
笙簧センファン
朝鮮の楽器。見た目も発音原理も日本の笙とほぼ同様。音の配列が異なることや、単音もしくは2〜3音程度しか鳴らさないことが2本の笙との違い。
ケーン
ラオス、タイ王国北東部の楽器。一説では、これが中国の笙の原型であると言われる。

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