共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

琴(箏)/お琴さん

担当:アイス
『凜然とした撫子美人』

旧立ち絵


※正規表記は“箏”。琴は“和琴”という6絃のものを表すが、知名度などの関係で“琴”と表記することにする。

外見

凛とした美人。大和撫子。黒髪ストレートヘアーを一つ括りにしている。髪留めのモチーフは余りの弦。
口前・尾絹(※琴の付属品)と同じ落ち着いた桜色の和装を好んで着る。帯の色は毛氈(※箏を弾く時に敷く赤い布)をモチーフとしている。

ちなみに持っているのは13絃。

身長:162cm
年齢:23歳

詳細

大和撫子と言えども、些か気の強い気がする。まっすぐな女性。
しっかり者で頼れる姉御的な性格をしている。

手芸も料理もお手の物、運動も割と得意、茶道も書道(達筆である)もこなせて器用で何でもできる……と思いきや、唯一苦手なのが機械の類い。
そのためスマホやパソコンの類いは一切なく、連絡のとりようがない。家にある黒電話しかない。
テレビも壊れたら叩いて直そうとするようなタイプ。最近は胡弓を呼んでどうにかしてもらっているらしい。(業者を呼べ。)
そんな彼女には新しいものも便利で良いですよ、と言われるのだが、なかなか手を出せずにいる。

仲間を何よりも大切に思っている。
普段は守られっぱなしだが、仲間が危険に晒された時は命さえ顧みない。
いざというときは絃が切れようが着物が着崩れようが鼻緒が取れようが関係なく闘う。
(※ちなみに絃が切れたら奏者の方に跳ね返ってくるので、とても痛いし確実に怪我をする)

ちなみに浮いた噂のない彼女だが、強いて言えばおしとやかな人がいいと思っている。
が、和楽器男子達は射程外である。
もちろん仲間としては大歓迎。

好物は桜餅。お茶を点てることが出来る。
和菓子作りの腕もあり、特技をいかして甘味処「さくら」を営む。
仲間のために
かつて和楽器怨霊と大規模な戦闘になったことがあった。
ちょうど都で「大規模侵攻」が騒がれていた矢先だった。
琴達は自分達の怨霊と相対することになるが、その最中三味線が大怪我を負ってしまった。
以来、彼女は仲間をより大切にするようになったという。

──例えその身が壊れようとも。
台詞
敬語や標準語が多いが、京都弁がたまに混ざる。
(※言葉変換サイト“もんじろう”様 参照)

「どないんどすか、何かありましたか?」
「心配せいで、大丈夫よ」
「“わてたちんことをなめとったらあかん”、そうでしょう?」

住居

ハ音エリアにある木造町屋。
一階で甘味処「さくら」を営んでいる。

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):E DEF(防御):B SPD(速度):B
RNG(射程):E STM(持久):B TCT(戦術):S 
戦法
ソロ行動も多いが、和楽器達と組むこともしばしば。

音量はかなり小さいため攻撃範囲が狭い。音が響きにくく騒がしい戦況では不利になりやすい。
大きさの割に軽いので防御力の割には素早さが高い。
本人はそこそこ身軽だが、楽器は動かしにくいため機動力がないのが悩みの種。いつも四方を守られてばかり。

柱(じ)の位置を変えれば音域は広がるが、それでも押手を含めた13音+αしか出せないため攻撃は単調。独自の奏法でカバーしている。

引き色で瞬間的な攻撃力を上げることができる。後押しによる転倒、突き色による気絶、輪連による麻痺などの特殊効果を生む。かき爪やおよそ五音くらいを同時に出す和音奏法による攻撃量増加もある。
グリッサンドによる高速連続攻撃が可能。
低音でトレモロをすることで威力の高い攻撃を繰り出すことが出来るが、爪の雑音と体勢の取りにくさから音量がさらに小さくなり、自分の身に危険が及ぶ諸刃の剣。

関係

一人称:私(わたし)、わて/ 二人称:あなた、あんさん/ 三人称:二人称+たち
所属:民族の集い クレフ街 ハ音エリア甘味処「さくら」
精霊互助会には所属している。
親族
生き別れの妹・カヤがいる。彼女がどうして家を出たのかは、未だに分かっていない。
父・、母・古筝とはたまに手紙で連絡を取り合ったり会いに行ったりしている。
パパとママだよ。
和楽器全般
和楽器達としかあまり演奏は行わないため、和楽器達との関わりは深い。
三曲組
胡弓は妹のように見ている。が、抜けてて心配。とても心配。時折思い悩むような顔をする彼女のことを一等気にかけている。家電が壊れたときにはすぐに呼ぶ。
三味線はやたらとお兄ちゃんと呼ばせようとしてくるが、どちらかといえば自分の方がお姉ちゃんである。
尺八に対しては些か柔軟性に欠けているのではないかと思ってはいるが、彼の堅実的なところには助けられている。
甘味処「さくら」
飴細工職人兼配達員としてビードロに店を手伝ってもらっている。自分にはない感性を持つ彼女に日々戸惑いこそあるものの、楽しんでいる。よく、自分が持っているがあまり着ない青系の着物を彼女に着せる。
ご近所さん
ささら棒ささら姉弟とはご近所さん。

歴史

奈良時代に中国、当時の唐から日本に伝わり、平安時代には貴族の楽器として使われた。
雅楽の伴奏楽器として演奏されたのが始まり。
引き色や押手などの左手を用いた奏法や、右手親指人差し指中指に着けた三つの爪を使う独自の奏法がある。
中国の伝説
昔、(しつ)という箏に形のよく似た25弦の楽器を演奏する名手がいた。その名手には二人の娘がおり、瑟を欲しがって互いに争ったため、12弦と13弦の二つに割り、それぞれを娘に与えた。その後、12弦は朝鮮の伽耶琴(カヤグム)に、13弦は日本の箏になった、というものだ。

これが箏と伽耶琴の姉妹の元ネタである。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます