共同創作「戦律の街角にて」のWikiです

伽耶琴(カヤグム)/カヤ

担当:アイス
『海と風に思いを馳せる少女』

旧立ち絵

外見

正装は青のチマチョゴリ。しかし普段はラフな麻のワンピースで過ごしている。
髪の毛を緩く二つに括っている。リボンとカチューシャのような飾りは楽器の頭の飾りと同じ。
腰の飾りは柱に通してある紐を模している。

身長:161cm
年齢:19歳

詳細

のんびりとした少女。日々のほとんどを、家の縁側で海を見て過ごす。
好きなものは海と静かな風の音、嫌いなものは都会の喧噪。

口数は少なめだが、人から話を聞き出すのは上手い聞き上手。

海を訪れた人に話しかけては家の縁側に招き、訪れた人の話を聞いたり一緒に海を眺めたりする。
騒がしいのは苦手だが人の話を聞くのは好き。
たまに気が向いたら楽器を演奏してくれる。

お土産に貝殻やシーグラスをくれることもある。
逃奔の果てに
──喧噪は、嫌いだ。

あちらこちらで争う声が聞こえる。
怨霊の断末魔と、誰かの言い争う声。
騒がしい。

逃げるように家を飛び出した。
父さんのことも、母さんのことも、姉さんのことも、嫌いなわけじゃなかったけど。
何も考えていなかった。何も考えられなかった。


──穏やかな海が好きだ。
いつしか縁側に座り、海を眺めるのが好きになった。
いつしか旅人のお話を聞くようになった。
たくさんたくさん聴いた。
楽しい話は聴いていて心地よかった。


──仲間が出来た。
彼らは大層賑やかだったが、不思議と悪くはなかった。
時折集まるようになって、居場所を見つけた気がした。
楽しかった。とっても。
今も楽しいの。


これが、ワタシのお話。
さ、アナタのお話も聴かせてね。
台詞
「……騒がしいのは、苦手」
「ワタシに何か、ご用かしら」

「海と風は変わらない……例え精霊の世界が変わろうとも、ね」

住居

ヘ音エリアの外れ。
海の見える所にある木造平屋に住んでいる。だだっ広い板間で、風通しがよい高床。

戦闘

ステータス(A〜E)
ATT(攻撃):− DEF(防御):C SPD(速度):A
RNG(射程):E STM(持久):B TCT(戦術):D
戦法
より身軽で動きやすい。独特な奏法を用いるため、チョントンアッキジュと共にいる時以外はソロでしか戦えない。
戦闘が得意というわけではない。弄絃(ノンヒョン)による特殊効果・停止でミューターの動きを封じ、その隙に逃げる。

関係

一人称:ワタシ、カヤ/ 二人称:アナタ/ 三人称:アナタ達
所属:民族の集い クレフ街 ヘ音エリアチョントンアッキジュ
精霊互助会には所属していない。
血縁関係
生き別れの姉・コトがいる。
父・、母・古筝とは家を出て以来会っていない。
旧正月や秋夕などの年中行事の際には喇叭螺角太平簫龍鼓啫哱囉の6兄弟と共に演奏する。
よく海に来る螺角にはどことなく少し懐いている気がする。
旅人
見知らぬ青年と縁側で話したことがある。
話下手な彼は遠くの街から来たと言っていた。またいつか会えると良いな。

迷い精霊に道を教えた。
美味しい魚介ラーメンの店を探していたようだ。

渡りの精霊に謎の文言を言われた。
「確かに……風は良いですよね?」
何故かがっかりされてしまった。
異郷の友人と通りすがりの二人
海辺に辿り着いたボトルメールを頼りにコーダ村まで自転車で行く。
そこで手紙の送り主シオンと、同様に手紙を頼りに来たリゾネに出会う。
その日は三人で海を眺めていたそうな。

途中で青髪の青年とそれを追う金髪の青年が通っていった。
一瞬だったのにとても騒がしかったという。

歴史

伽耶国の嘉実王(かしつおう)のもとで楽師・于勒(うろく)により開発・演奏された。その後、伽耶国が新羅に統合されたことに伴い、于勒とその弟子たちによって改良・完成され受け継がれた。日本には奈良時代に伝わり、新羅琴と呼ばれた。
楽器
直接弦を弾いたり、つかみ離すなどして、演奏する。左手の奏法は独特で、弦を押したり、引いたり、また“弄絃(ノンヒョン)”という弦を揺らす独特の演奏法をとる。この“弄絃(ノンヒョン)”は、朝鮮半島で“恨(ハン)”と呼ばれる深い悲しみの感情を表現するとも言われている。
(※“Colors & Chords”さん参考)

中国の伝説
昔、(しつ)という25弦の楽器を演奏する名手がいた。その名手には二人の娘がおり、瑟を欲しがって互いに争ったため、12弦と13弦の二つに割り、それぞれを娘に与えた。その後、12弦は朝鮮の伽耶琴に、13弦は日本のになった、というものだ。

これが箏と伽耶琴の姉妹の元ネタである。

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