瀕死大魔術は、HP20%以下で効果値が跳ね上がる大魔術の通称のこと。
 新人王2016ガチャのミルドレッドが初出。
 名称自体は公式のものではないため、ユーザーによって呼び方が異なる(不調大魔術など)。
 この記事では便宜上瀕死大魔術としておく。

概要

 2017年4月頃に新人王版ミルドレッドが引っ提げてきた、HP20%以下で効果値が1650まで跳ね上がる複属性大魔術SS。
 発動は難しいがダメージ換算で50万以上と初回3Tとは思えない超火力が出る(効果値が跳ね上がるのはSS2のみなので注意)。
 また連発防止のため20%以下で撃った場合HPが完全回復するというおまけも付く。

 前述の通り通称は安定していないが、ゲーム内の表記に従うなら(通常版キュウマのASなどから)この呼び方が妥当だと思われる。
 なお条件を満たしていなくとも、またSS1であろうとも従来(セルマなど)と同じ効果値が出るためインフレを加速させた一因。

 ミルドレッドから暫く他属性版が出なかったのでダムザやVユッカのように無かったことにされたとも一度噂されたが、時が経ちエクセリア、黄昏メアレス携妊潺螢が実装された。
 これらも上で述べた性能から様々なクエストの高速周回で猛威を奮っているが、ステータスや覚醒がミルドレッドと比べると若干だが攻撃面が控えめにされているため、ミルドレッドは少しやり過ぎたと運営側も認識しているのだろう。

結晶の効果

 SS2を目的として使う場合、覚醒の解放し具合やマナ、(デッキにもよるが)大抵の場合は大魔術200結晶をつけるよりもアドヴェリタス結晶やゾラスヴィルク結晶をつけた方が火力が高くなると言う希有なスキルである。
 アドヴェリタス結晶と大魔術200結晶ではアドヴェリタス結晶の方が確実にダメージが大きくなる。ゾラスヴィルク結晶と大魔術200結晶を比較した場合、ダメージ強化やブーストなどがかかっていない場合は攻撃が8750以上であればゾラスヴィルク結晶の方がダメージが大きくなる。
 ゾラスヴィルク結晶に関しては、ミルド2体で連発したり回復スキル込みの編成でHP20%以下を維持したい場合に有用なので付ける機会は多いだろう。

瀕死攻撃の歴史

 この手の類のスキルはシャルロッテのASの「HPが30%以下で攻撃力アップ」が発端だと思われる。
 しかし実装当初は条件の厳しさの割りに威力が控えめであり、使い物にならなかった。

 この手のスキルが注目され始めたのはシャルロッテのL進化、もしくはキュウマのL化であると思われる。*1
 シャルロッテはHP50%以下で1000%と当時では頭おかしい数値を叩き出していた。そのためにアユタラ15-4攻略は爺婆孫で行けとまで言われるまでになった。
 キュウマはHP15%以下でダメージが1500%と洒落にならない程増えるため、艦隊を組むと楽にクリアできるクエストがいくつもあった。
 また出た当初から10段、12段の攻略に一役買い、少し後のケーキ杯では絶級(当時は覇級がなかった)の攻略にも貢献した。
 そのためこのスキルが注目を浴びる事となる。ちなみにキュウマはL化するとHPが500上昇しASの15%以下を満たせなくなるという欠点がある。現在もそのままなので注意したい。

 これ以降瀕死時に効果が上がるスキルが時々出るようになったが、Abyss Code06でミルドレッド(HP20%以下で多段式カウンター待機)が登場すると、その効果の大きさ、次々と敵が溶けていく爽快感、このクエストのあまりの接待ぶりもあり人気が爆発。
 ついでにボスであるイェルセルもキュウマの水版で艦隊として組むと強かった。
 その人気から新人王女性部門3位となり新人王バージョンではこの記事のスキルである瀕死大魔術を引っさげて登場する事になった。

運営による対策

 2017年は瀕死大魔術が猛威を振るって終えたが、2018年の新イベントSUGARLESS BAMBINA恐怖という敵スキルが登場し露骨に対策されてしまった。
 恐怖状態の精霊はHPが一定値以下でASスキルやSPスキルが封印されてしまい、使ってきた敵を倒さないと恐怖が解除されない。
 状態異常無効で防げるようになったが、状態異常回復では回復できない。
 ボス戦でボスやお供が先制で使ってくるとデッキによっては全く手が出ない。

闇属性版の登場

 2018年2月のアウトランダー版メーベルが雷/闇属性の瀕死大魔術をひっさげて初の限定化。
 分散攻撃のASとAS/SPスキル封印無効潜在、アドヴェリ潜在も完備でトーナメント向けと思われるが、漆式はルベリが闇なので新人王ミルドの方が適している。
 その後、ジーク(空戦のシュヴァルツ)、メルテール(Birth Of New Order)で闇属性版も3色出揃った。
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