魔道杯>魔道杯の歴史(2021)

大冒険魔道杯 in へっぽこアウトランダー

 2021年1月22日(金)〜25日(月)開催。
 今回は叡智の証で交換できる6〜8由来の精霊が報酬&ストーリーとなる魔道杯だった。
 叡智の証で交換できる彼女らはボイスが一切なかったためストーリーが不明だったが、今回初めてアウトランダーの世界の住人であった事が判明した。
 また、今回のおかげでコッコノーツ以外の叡智の証で交換できる精霊にボイスが実装された事になる。

 今回のポイントは4戦目の封印であった。
 封印を無効化するためにみんな座しか持っていない領域加速、精霊強化による異常無効、クリネアなどの状態異常回復、薔薇のコサージュや潜在での無効化が必須。
 そんなわけで前々からみんな座が魔道杯で接待を受けるのではないかと言われていたが、実際にその通りとなった。数日前に接待受けたばっかだけどな。
 また、3戦目には残滅3000を行ってくる敵がおり、低HPだと問題を答えた後の3000ダメージでやられてしまう
 とはいえ、残滅は上書き可能、封印対策も薔薇のコサージュがあればできるので、難易度こそ上がるがみんな座なしでも攻略そのものはできるギミックは用意されている。

 SSを2回使用するとボス戦の左の敵が怒って呪いで攻撃力を5万下げてくるため、こちらの対策も必須。
 ただしボスのスキル反射で法則反転を使ってくるため、これに呪いを合わせると攻撃力+1万となり一気に有利となる。*1

 他にも2戦目の全体多層バリアの対策やチェインが貯まらない(ためると面倒くさいことになる)ギミックなどの対策も必要。

 みんな座以外のアタッカーとしてはイスカ&リュオン、フェアコ2リレイ、銀時&アヤツグ、魔道杯ネーヴェ、エッタリスなどがよく使われていたが、初日の段階で接待精霊以外の解が見つかってる上に、研究が進み2日目になるとチトセを使用した火/水/雷の1tss(火はアンサーリセットあり)やら雷/水での攻略、火での攻略、総合+配布のみ5tss(6t)などなどが発見されている。
 さすがに配布のみ5tはまだ見つかっていない(はずだ)が、代用可能な精霊が多すぎて、正直長くやっていればどれか1つのptで5tは出せるようなそんな杯であった。
 3日目突入したあたりで(魔道杯報酬無しの)全配布3tssが発見。昨年6月のシュガバン杯並みに易しい杯になった。

ストーリー

 リクリンの護衛をするシチアとハティのお話。
 なおエーファが雷神コネクトを使っていたが、今回シチアが竜神コネクトを使っており、エーファとシチアの関係が気になる所である。
 というかこのシチュエーションで覇級ボスがリクリンなのはちょっと謎である。せめて両脇にシチアとハティがいれば…と思うところだがどちらにしてもストーリーの関係上、プレイヤーはシルエットの魔物ということに…  まあいつものこと。

新要素

 法則反転が魔道杯で使われるのは初。
 また、待機ターンが99ターンの敵が出るのも初。

結果

 ボーダーは71万ほど。トロフィーは約100万程度となった。
 ボーダーは回りやすさからか微増したもののトロフィーボーダーはほぼ変化無しであった。
 今回は総合がさほど強くないが、逆に割と強かった12月よりボーダーは高くなっており、回りやすさとボーダーの関係性が出た形か。

 10万pt突破は4万2000人(+2000人)ほど、参加者数は10万人を下回り9万3000人(-7000人)程度になった。

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 in 歌詠み八百万

 2021年2月19日(金)16:00〜22(月)15:59開催。
 湯けむり杯(2019年11月)以来となる八百万がテーマの魔道杯で、八百万4に登場し同イベントのラストでミコトに代わる和歌の神となった紬姫のその後が描かれた。

 接待スキルとしてはFairyChord4の額縁カードとして登場したルミスフィレス&リレイ、および火の同スキルであるVtツクヨが接待されると予想され、実際予想通り爆裂連鎖が接待された。
 ただし火水あるいは水火以外はほぼお断りに近いものの、厄介な敵の行動が少ないため逆に火水・水火であれば選択肢は広い印象である。
 ボス戦で先制盗むが飛んでくるためバフ込のASのみで敵HP650万を削らなければならない点は注意。

 他にもEX-ASでの活用として、去年のクリスマスのサンタトリエテリス、GA2017ガトリン、クロデブ4ウィジェッタなど。
 ぶっちゃけ、サンタトリエテリスとAS封印無効持ちの火水アタッカーが何体かいればなんとでもなる。
 ちなみになっさんは2015年正月のハヅキを使って難易度上昇結晶山盛りでEX-ASをフル活用している様子。さすがクイズ王である。

ストーリー

 紬姫と新神であるリツによる、桜を咲かせる勝負。
 咲かない桜を巡ってあわや人間同士で争いそうになるものの、2人が協力して和歌を完成させたおかげで桜が咲いてめでたしめでたしとなった。
 ヨミビトシラズとナユタさんは桜が咲かずにヤバい事が起きたらどうするつもりだったんですか?

新要素

  • 総合報酬の紬姫は、通常はチェインプラス1だが文系・漢字ジャンルのパネルを正解するとチェインプラス3されるEX-ASを持つことが告知されている。選択したパネルのジャンルに効果が依存するEX-ASおよび特殊ジャンル以外を対象とするジャンル依存ASは初。
  • ボスが3ターン待機なのは初。

結果

 ボーダーは81万。
 昨年のアンナテ杯で大きく下がって以来、微増しつつも70万前後で推移していたボーダーだが、覇級デッキ構築のしやすさと総合の性能の高さからか久々に下落前の水準に戻った。
 とはいえもっと上がるという予想もあったがこの水準で落ち着いたのは、総合報酬がEXASなしでも十分強い=60万でストップしたプレイヤーが少なからずいたからだろうか?

総合優勝

 なっさん

8周年祝祭大魔道杯

 2021年3月26日(金)16:00〜29(月)15:59開催。
 例年性能に反比例してボーダーがとんでもないことになりがちな周年魔道杯。
 これまでの周年イベントのキャラが大集合しているが、ボイスはリピュアとアレスのみ。
 他はちびキャラで一纏めにされている。そこはコストカットするべきじゃないと思うが…。
 また、総合はリピュアなのだが、それとは別にトーナメント10回クリア報酬で総合とは別のリピュアを受け取れる。
 これはメアレス5周年記念を兼ねていると思われる…多分。
 
 例年、周年魔道杯の難易度は低めにされるはずだが今年は構築難易度が比較的高く批判の声が聞かれる。
 また、これは今に始まった事ではないが、1つのスキルを接待しようとして敵の行動をそれ向けにギリギリの調整を行う事で敵モーションが長くなり、同時にラップタイムも長くなる。
 更に、それによりデッキ構築の幅が狭まり魔道杯の楽しみ方が変わってきている事をよく思ってない声もちらほら聞こえる。
 
 接待対象は火闇か雷闇の双滅等。
 1戦目で開幕から回復反転、パネルには回復100%が付与されており、複属性が光闇または回復反転無効潜在持ち以外は問答無用で即死する持ち物検査となっていた。
 今回2戦目で主属性に火と雷がいないと怒り、ディスチャが飛んでくる上に初戦で回復反転&リザーブで光闇が来るため、基本的には火雷混成デッキかつ光or闇というデッキが基本となるため、構築難易度はかなり高い。
 また、敵からスキルがバンバン飛んでくる関係上、蓄印も効果的である。
 「あの」アナテ魔道杯程ではないが、敵の行動が多いためあまり評判は良くないように感じる。まあ敵の行動が多いのは今に始まったことではないが…。
 ボス戦では右下がHP5割以下でスキチャを掛けてくる事、2体以上倒すと敵が怒って火弱体化するため、この両方を同時に達成できると倒しやすい。
 ただし上の2体と右下ではHPが20万しか違わないため、攻撃力を上げすぎるとスキチャが利用できず、攻撃力が低いとボスを怒らせるのにもう一手間掛かったりと中々厳しい所である。
 なお、SOUL BANKER2で登場したSS耐性&AS弱体化がここでも登場したため、ボス含めてのSSワンパンもかなり厳しい。
 また今回の投稿デッキを見ても、大体SS使用回数が9〜11回くらいあるのがほとんどであるため、これまで以上に周回速度が遅い。

 黒ウィズとは関係ないが、魔道杯初日は某大人気ゲームシリーズの発売日であるため、ハンターを兼ねているプレイヤーの分順位が下がる事が少しだけ期待予想されている。
 というかライズと言えば黒ウィズではアレ…。ハンターの皆様はあちらでも頑張って牙を見せて下さい。

ストーリー

 フレイとフェイが暴れまわる妖精、ズークを倒すために異界から妖精を呼んで解決しようとする話。
 呼ばれたのは、3周年担当リピュア、6周年担当ルミス、7周年担当戦神アレス、5周年担当マグエル、4周年担当オールド・ワン、2周年担当クロの6人(?)。
 周年イベントにおけるマスコット枠が集まった。ルミちゃんとマグエル先輩はツッコミお疲れ様です
 最終的には妖精と戦神の力をディライブした夢のガーディアン審判獣、シューネンジン*2によってズークを倒し、改心させた。ごった煮にも程がある
 何体か死亡している妖精(?)がいるが、まだ生きている時に召喚されたのだろう。
 オールド・ワンはミニサイズになっていたので3〜4の間、アレスは髪飾りの残留思念との発言から英雄大戦よりも前であると予測できてる。店長、アレスさんは元気にやってましたよ。
 他に召喚された時期が予想できるキャラとしては、クロは子犬の姿なのでスザク3エピローグ以前、マグエル先輩は副総長を名乗っていることから2020クリスマスストーリーの後であろう。
 またリピュアの生みの親の本体およびそいつがやらかしたことについてもちょくちょく触れられていたりチラチラ登場していたりする。続編フラグかな?

新要素

 SOUL BANKER2に登場したSS耐性&AS弱体化、AS耐性&SS弱体化が早くも魔道杯にも登場した。
 特定属性がデッキに入っていないと怒るのは初?

余談

 前述の通り戦神アレスとリピュアにしかボイスが付いていない。
 よって、チームわちゃわちゃは組分けボイスもつんつんボイスも一切ない。
 というかリピュアはミッション報酬分にもボイスが付いているため、こいつだけやたら豪華である。メアレスだからか?
 とはいえボイス自体はほぼ同じものが使われており、スキル発動時のセリフが変わるだけ。
 それに反して報酬のわちゃわちゃ妖精ズもちびキャラ扱いでボイスが一切なし。余りにも味気がなさすぎる。
 いつぞやの魔道杯総合を思い出したプレイヤーも居たとか…

 リピュア役声優の谷口夢奈氏は無事に60万Pt完走してリピュアをゲット。
 覇級1位で回れるだけの手持ちが運良くあった模様。
 ボス戦時のボイスも早口で何を言っているか分からなかったが、
 本人がTwitterで「『夢のソムニウムディライブ福音コードパンドラパワー!』」と公表した。

 また、3日目に陸式0TSSデッキで特攻したプレイヤーがデイリー6位を獲得した。

結果

 総合ボーダーは75.5万付近。
 なお今回なっさんはGAの個人投票数1位枠がない故か、割と早めに切り上げていた様子。
 また、リピュアのCV担当の谷口夢奈氏は総合トロフィーまで入手していた。ガチピュア?

総合優勝

 なっさん

新生活大魔道杯

 2021年4月23日(金)16:00〜26日(月)15:59開催。
 年度始めの4月ということで、新生活をテーマにした魔道杯。
 報酬キャラはエルナ、若菜、シルビー。
 若菜はからふる、シルビーはサタ女3、エルナはカード化としては2018年9月の魔道杯以来となる。

 覇級の難易度は高めで、全パネルが3色(難易度は変わらない)になるものの、属性反転、光以外吸収、SS耐性、呪い、大ダメージの反動、全体多層バリア等厄介な行動が多い。その分1位は8500ポイントとかなり高い。
 接待対象は新スキルの複属性封印強化を持つギャスパー。
 道中で光以外が高倍率で吸収されるため、反転されて主属性が光になっている所を封印するのが正攻法。
 真の接待対象はLtoLした旧カルム。
 EX-ASが全体化に加えて3色パネル時に連続化で今回の覇級にかみ合っており、反動もAbCdが持つ光闇軽減潜在で安全に耐えきることが可能。

 常時3色パネルなのでパネ爆も有用。特に4戦目5戦目は多層対策として使える。
 ガチャ産を所持していなくてもデイリー上位報酬の若菜SS2がパネ爆持ちで2日目以降に周回可能となった。

 属性縛りが多いという事で無属性デッキも有用。
 ただし1戦目の敵が「死亡時行動でスキチャを行ってくるために2戦目で使うとSS2になり無属性化できない」「SSを1回使うと呪いを使ってくるために先に別のSSを使って怒らせる必要がある」とやや面倒。
 無属性変化のカードは全員SS2にパネ爆を持っているためにSS1もSS2も出番がある。
 この場合だと属性をうまく組み合わせる事で融合大魔術の起用も十分アリ。
 また、3戦目のバリアウォール400万+本体100万を削るのも大変である。
 ただし反動で光弱体化状態であるため、このために蓄印(光)の起用もありうる。

 1日目の終わりにはカルム以外にも何パターンか見つかり、EX-AS5問回答、SS回数0〜1回のデッキが多く投稿された。

ストーリー

 シルビー、若菜、エルナのオムニバス形式。
 若菜は周年エニグマの続きだが、シルビーはケバくない入学当初、エルナは配属当初の新生活の始まりの時期の話。

結果

 ボーダーは73万ポイントと前回よりも低下。吸収や多層で攻略範囲が狭かったことが影響か。
 参加人数は9.2万人と周年であった先月からみると大幅減だが、2月と比べるとほぼ同じ。任天堂ショックの影響が懸念されたが現時点ではそこまで大きく影響していない模様。

総合優勝

 なっさん

こどもの日大魔道杯

 2021年5月21日(金)16:00〜24日(月)15:59開催。
 5月下旬なのにこどもの日魔道杯*3
 ショタのグリットとイザーク、ロリのイノジョとミカエラが登場。
 特にイザークとミカエラは長年ガチャどころかストーリーにすら登場していなかった*4ので、一部古参プレイヤーから歓喜の声が上がっていた。

 今回は2戦目で全属性ガードを貼られる&死亡時行動で無属性以外に50000ダメージなために無属性変化が接待を受けた。一応無属性変化がなくても5Tは出るが…。
 また、3戦目で「元の」複属性が火雷光闇のいずれかだと恐怖に引っかかる(純属性なら問題ない)。無属性とは?
 4戦目には盗む敵が登場するが、SP使用回数が5回以上で怒りからステリセをする。が、それだけなので怒らせるかどうかはデッキ次第(ASだけで倒せるなら怒らせる必要はない)と言う事になる。

 今回最速のキーはLtoLを果たした3周年イザヴェリとGWクラヴィル(7覚)で、前者は2戦目に起死回生を使う事で瀕死系EX-ASが、後者はわざと7覚にする事でSP封印となり、異常状態での攻撃力アップが効果的に使える。

 なおイベ覇のBGMはかなりゆったりしており、ここを周回出来るユーザーからは「この眠くなるBGMが一番の敵」などと言われがち。
 無属性リヴェルドのボイスを設定しているとルドヴィカが「眠くなってきた」などと言い、「こっちが眠くなるわ」とユーザーにはつっこまれた模様。

ストーリー

 上記の通り、イノジョ、グリット、ミカイザの子供の時の話。
 イノジョのストーリーは「疾風伝説 特攻の拓」(かぜでんせつ ぶっこみのたく)のオマージュ。
 “ ”が使われるのもその連載当時である1990年代のヤンキー系漫画のオマージュと思われる。
 その独特の言い回しは現在でもまれに見かける(不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった。など)。
 ただし、!?(マガジンマーク)はそこまで使われていなかった。
 グリットのストーリーではおそらくヴァルガとノトリアスが脇役として登場。
 おせニャンでの紹介時は、「この当時のグリットはレーザー兵器を愛好していたのでは?」と突っ込まれていたが、実はちゃんとその辺りの変遷には理由があったことがストーリーを読むとわかる。
 ミカイザのストーリーでイザークの髪が赤いことに違和感を覚える人もいたが、実はイザークはロスエデならSS、通常ならS、クリスマス2018ならSSの画像が赤髪だったりする。

新要素

 ボス戦で誰も攻撃してこないのは恐らく初。*5
 無抵抗の子供を高火力で殴らねばならず心が痛むという声も

結果

 最終ボーダーは83万、トロフィーは105万程度となった。
 覇級はさほどデッキが組みやすいわけではないにも関わらずここまで上がったということは、やはりミカイザの性能で伸びたということだろう。

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 in ARES THE VANGUARD RAGNAROK

 2021年6月25日(金)16:00〜28日(月)15:59開催。
 通常は魔道杯開催の前週、月中旬のおせニャんで魔道杯の情報が告知されるが、この月に関しては、サマコレ2021と黒ウィズ夏祭りの予告があった6月16日のおせニャんで「情報は後日お知らせします!」とだけ告知されるという、異例の始まり方となった。
 そのため次の魔道杯はコラボ杯説、ストーリーイベント説、深空飛翔強制聖餐分配衆8ディープフライド・ブレッテッド・カトレッツ杯説などの予想が飛び交った。

 そして23日に魔道杯予告のイラストが公開されたが、ヘルメスらしき人物をはじめアレヴァン異界の神と思われるキャラが
神々の侵略
いま始まる
 の一文と共に描かれていたことからアレヴァンの魔道杯、特にアレヴァン4(仮)のプレストーリーになる魔道杯であると思われた。
 次のイベントの前日譚であるから伏せられていた、と言う事だが、去年のぽっかみ杯*6やシュガバン杯、さらに言えば去年2月のアレヴァン杯でもそんな配慮なかったのを考えるとここまで伏せる意味あったかは謎であり、結果的にアレヴァンだけ贔屓されていると不満の声もある。*7

 ともあれ翌日「大魔道杯 in ARES THE VANGUARD RAGNAROK」というタイトルが明かされストーリーが公開された。アレヴァンはギリシャ神話ベースのストーリーなのになぜ北欧神話用語のラグナロク*8…?
 ちなみに総合はゼウス&アテナ、上位はハデス、下位はヘルメス。

 覇級はUUGで初登場した天穹大魔術が予想通り接待された。某所では何故かアシュタル接待ではないかと言われていたが…。
 接待され具合は過去最高記録を更新するレベルであり、天穹大魔術さえあれば、他は配布でもいい、むしろ3体くらいで行ける、火属性ならばハチノジやトリエテリスと合わせて魔道杯1周で8000経験値越えのデッキも組める、2tssだが見破りを2枚入れられるなどいろいろとすごいことになっている。
 とはいえ、天穿大魔術の欠点ともいえるエフェクトの長さから組めてもわざと使わない人も多々。

 天穹以外では敵の吸収とガードを突破するため無属性変化も有効。またか。
 ただし無属性含む火・雷以外の属性に対し先制で即死級属性特効を使う敵がいるため起死回生精霊強化も必要。
 まあ、接待といっても開始1時間程度で魔道杯総合1配布4が、3時間経過するころには完全配布デッキが見つかっている。

 なおEX-ASデッキの場合、ボス戦で敵がステータスアップを使うために、ステアップへの状態特効EX-ASを持つ初代キワムかGP2016ディートリヒ*9が接待された。
 ただし何らかの手段で先に多層バリアをはがす必要がある。

 一応総合して言える注意点としては久しぶりに法則反転が来たので、ステアップ系は間違って使うと非常にマズイことぐらいか。

 最速デッキはGWスモモ2、GPラギト2、GP2016元帥だとかスモモ3、ラギト、元帥といった形になるらしい。
 復刻不可能な精霊が複数体必要なので誰が持ってるんだこれ…と思うが、上位リーダーにはスモモがかなりいる。なんで持ってるの。

ストーリー

 次回イベントのアレヴァン4(仮)に繋がりそうな話。
 ヘルメスが店長に惹かれるようになった理由、テュポーンから逃走した後の神々の話等がメインとなっており、最後にはゼウスとハデスに関して衝撃的なシーンがあった。
 ちなみにこのストーリーは次回イベントのプロローグ的な役割も果たしているため、1ヶ月以上見ることができる。

新要素

 無属性変化をしている精霊に対する特効はイベントでは夏祭りで実装されたが、魔道杯では初。

結果

 ボーダーは82万程と、前回からほぼ変わらなかった。
 今回は前回と比べると圧倒的に覇が回りやすかったことと性能を考えると、むしろ低めと言って良い。
 一方で、トロフィーボーダーは110万越え程度と微増傾向にあった。

総合優勝

 なっさん*10*11

大魔道杯 with 四聖賢

 2021年7月30日(金)16:00〜8月2日(月)15:59開催。
 7月20日のおせにゃん#126にてエリア14の内容と同時に、次回の魔道杯はウィズが四聖賢になったころのことであると公開。
 とくに一部ではクォが出るということでクォカード!と喜ばれたり、公開後にはどこぞのハイジではないが、クォが、クォがしゃべったぁ!?と歓喜する人がいたほど。扱いおかしくない…?
 ちなみに、クォの戦闘不能時セリフは必聴。今時ここまでテンプレ小物セリフを子安武人に言わせるゲームもそうないのではなかろうか。
 また、精霊の情報自体は前々から出てたので、特別な精霊をクォや総合のウィズ&アナスタシアにすると意気込んでいる人もいた。

 久々の連鎖狂化*12に素で+9chパネル、初戦からダメブロ10万、道中回復反転、ボス戦で複属性が火/闇の99%以下AS封印恐怖ということで接待されたのはEX-ASの水/光精霊であった。
 特に初戦のダメブロ10万をEXASなら無条件で突破できる特別な精霊が、非常に接待されることとなった。
 …が、「まだ選べない」という優柔不断な魔道士や中途半端なところまでストーリー進めていたせいで特別なカードが使えない*13という魔道士も若干見られた。*14*15

 ただし連鎖狂化ダメージがあるので回復が一切ないと詰む。
 特別なカードがあれば難易度は非常に低く、およそ2時間で完全配布のみの5tデッキが完成。エリア14ブーストも合わさりボーダー上昇がささやかれている。
 と言うか、今回は他のプレイヤーが誰を特別な一枚に設定しているのか見ることができて非常に楽しい。

 ちなみに特別なカードは特別なカードの説明に書いてある通り*16だが、他人には普通に映る。何のことかは知らないけどネタバレ防止機能があるとだけ言っておこう。
 他には4戦目5戦目の行動回数が多すぎるので行動感知によるデッキや火属性での攻略報告なんかもある。

 ボス戦は四聖賢全員が揃って相手をしてくれる多分後にも先にもこれっきりの超豪華仕様。全員揃っての「魔道士よ、今ここに知識と力を示せ」コールはちょっと胸が熱くなる。
 ちなみに告知画像では「魔道士よ、今ここに知識と力を四聖賢に示せ」と書いてあったりする。普段と違う書き方をされるのって良いよね。

ストーリー

 7/29日公開。ウィズが四聖賢になった直後のお話。
 途中までは普通の…普通の?陰謀渦巻く聖賢会議だったのだが、クォのたくらみにより過激派に襲撃される。
 レマとウィズによって襲撃が鎮圧されていく中で、エネリーが逃亡前に流した(と思われる)禁具を切り札に大量の竜を従属召喚。
 最終的にアビスコード02のスビェートが召喚されかけるが、ウィズとアナスタシアが協力して追い払うというもの。
 …ところでスビェートの登場時のBGMがなぜかバシレイデのBGMだったんですけど運営疲れてるのかな…?

 このストーリーでアナスタシアが結構前からアーフェンと交流があったこと、カムシーナのレマの体は運よくレマに定着できる体を墓に保存しておいたものであったこと、聖賢会議で全員が揃った上で争いなく終わったのはこの1回だけだったなどということが判明した。
 四聖賢仕事しろ。

 いつものことながら魔道杯覇級はシチュエーションが謎である。
 チーム参加ボイスで「新人」と言われている事からして、プレーヤーは新人魔法使いであり、黒猫氏や襲撃者、スビェートではないと思われる。
 しかし、ボス戦でウィズ&アナスタシア撃破時のウィズのセリフの「キミは強くなったね…」というのはやはりおかしい気がしないでもない。
 またウィズ&アナスタシアのチームに入ると懐かしいセリフが聞ける。
 新人魔法使いが特別なカードとか持っているわけないだろ!とかそういうのはまあさておき。 
 まあいつものことといえばいつものことなので細けえことは気にすんな!のスタイルで…。

 ちなみにウィズ&アナスタシアを10回つんつんするとアナスタシアが「この新人は四聖賢と戦ってもらいましょう」と言い出すので流れとしてはそういうことらしい。んでウィズはなんで「名案だねー」とか言うんですか…。
 どうでもいいがクォはクォで、プレイヤーをクォ側に抱き込もうとしたり、チーム1位の褒美に禁呪を教えようとしたりする。使い捨ての駒にしようとしているのは間違いない。

 なお、エピローグはいつものやつなので、猫に戻ったウィズが出てくるために違和感が物凄い。

新要素

  • 月跨ぎで魔道杯が開催されるのは初。
  • ボスが増援・捕食・放出がなく単体のキャラが5連続行動するのは多分初だと思われる。*17
  • 報酬精霊の総合の反転強化・聖邪、デイリー上位の種族特攻でHP消費及び吸収、デイリー下位のリーダーだとチャージが短くなる、はいずれも初。

その他

  • 魔道杯でwithが使われるのは2019年8月の大魔道杯 with 三大悪女?杯以来のおよそ2年近くぶり。(その1回前は2019年1月の天女杯)
  • 魔道杯の日程が公開された当初は7月23日〜26日だったが、5月の魔道杯中(土曜日くらい?)に急遽日程が1週間遅れて月またぎになると変更があった。
  • 最終日1位はレマ、2位はクォとなったのだが、最後の1分くらいまでクォチームのほうが勝っていた。本当に接戦であった。

結果

 ボーダーは100万をちょっと超える程度の101万程度であった。
 一応ガメが90万といったのに外したが、今回この101万ボーダーを正確な論拠に基づき予測できたものは非常に少ない。(というか、居ないレベル)
 というのも初日の情報では、どこをどう計算しても80万程度で終わりになるという結果しか出なかったからだ。(一応魔道杯「前」はエリア14開放や四聖賢のカード化という事もあり、100万行くんじゃないかと言う予想はあった)
 ちなみに初日の20時時点では75万行かないんじゃないか説すらあったほど。
 そこから土曜、日曜とボーダーの推移速度が過去最高レベルで加速していき当初の予想をはるかに上回る101万となった。
 初日のボーダーの低さはキーカードを取りに行ったため走れなかったプレイヤーが多かったという説が成り立つが、土曜→日曜での加速は正直説明がつかない。

 今回異様にボーダーが高くなりそうというのは一応、初日のデイリー2000位トロフィーが前回と比べても5万近く積まないと取れなかったことからトロフィー勢が気付けたかもしれない程度。
 7000位ボーダー等は前回と正直そこまで差がなかったことから、ほとんど異常事態であるということすら気づかなかっただろう。

 ちなみにトロフィーボーダーは131万程度。
 アレヴァン杯の140万いかない程度(137万くらい?)や6周年杯の160万よりは低いが、7th杯の120万は越える程度と過去3位クラスのトロフィーボーダーと思われる。

総合優勝

 なっさん*18

大魔道杯 in グランドフィナーレ

 2021年8月27日(金)16:00〜30日(月)15:59開催。
 8月4日のおせにゃん#127にて情報が公開された。

 開催前は元帥接待が来るという予想がかなりされたのだが、いざ始まってみるとAS3倍属性や無属性変化接待といった感じであった。
 なお、火/水のAS3倍は元帥&ローヴィーなので半分だけ当たったといえる。(通るか!そんな理論!)
 当初こそ無属性変化AS3倍必須かと思われたが、研究が進むとEX-ASのみのデッキやSS1枚だけ入れて盗むダメージで1体退場させたり、AS弱化SS軽減があるのにもかかわらず1tssデッキが完成するなど初日からかなりの多様性が見られた。最終的に完全配布で5tデッキが完成していたとのこと。
 一方で、1問でもミスると壊滅に近い状態に陥るので50tのゴーストが多かったというのも特徴的。
 ちなみに敵自体はオゥランディに出てきた中ボスなどが登場する。
 ボス戦では師匠がそれぞれ火水雷闇のタコ4体を従えて現れるが、未だ出番がない?光タコは(多分、枠の都合で)ハブられて登場できなかった。
 しかしボス戦で先制行動を1回しかしないのは何年ぶりだろうか…。

 今回接待を一番受けたのはゼウス&アテナや3周年イザヴェリと言われている。3ヶ月ぶり。
 他にもウィズセレ元帥、UPGソフィ、シュガバン2キルラ、ミネバ、シュガバン3カティア、ミルドレッド&レスリーなどなど。

 変なところでは今回60万PT報酬で終わりでいいと勘違いしてる人がいたというところだろうか。
 まあ、おせにゃんの情報だとわかりづらかったからしょうがない。
 もしかするとこーどなじょーほーせんの結果かもしれないが…。

 他にもいくつかツッコミどころがある要素はあったがそれは黒ウィズグランドフィナーレのページで取り扱っている。

 割とどうでもいいが、また魔道杯の絶級のほうの敵が調整されたり、魔道杯イベント中級などのポイントが多少上昇したとのこと。

ストーリー

 ※魔道杯ストーリーは8月31日に公開予定です
 8月26日の魔道杯前日に記載され、魔道杯当日にはクソデカ文字で記載された。
 バグだったのか何だったのかは知らないが、始まって少し経つと大きさは普通程度の大きさになった。
 これは、お知らせ読まない縛りなどをしていて且つクレーマー気質なプレイヤーが無駄に苦情的な問い合わせを入れていた結果クソデカ文字で書かれたといったことは十分に考えられるが…。

 ストーリーは予告通り8/31の16時に来た。
 ストーリー内容としては、なぜウィズと戦っているのかの補足とウィズからのトロフィー授与。
 このトロフィーは実際の順位(1,2,3,4〜10,11〜100,101〜1000,1001〜5000,5001〜10000,10001〜25000,25001〜)に基づくものである…というか25001〜のはぶっちゃけトロフィーじゃない。
 当初多くの人がコストカットによりストーリー削減を食らったのかと思っていたがそうではないということと演出に感動するものも。たぶんランナーズハイも入ってそうだけど…。チーム黒猫、一番弟子、相棒でつんつんボイスも組み分けボイスも一緒だったのもコストカットじゃなくて仕様なんだよね!
 だが普段3つあるストーリーが1つしかなく栗は1つしかもらえない…。コストカット
 
 ストーリーには全ギルドマスターも登場するというエリア14で何人か出れなかったことを考えると比較的豪華なものとなっている。
 お知らせではウィズとバロンがボイス有となっているのだが…バロンは「よくやったぞ」「やめんか」「はっはっは」「むっ!」の4つの片言しか喋らない。まあ他のイベント登場時でもよく聞くボイス…というかほとんど2015年のギルマス大魔道杯時のバロンボイスの使いまわしである。うっ、頭が!

 さらにストーリーを見ると、「スペシャルサンクス for You」という寄せ書き精霊がもらえる。
 …全然関係ないがウィズとキミとの戦いをギルドマスターたちはかたずをのんで見守っていたらしい。1000位程度でも400回以上、1位に至っては1600回以上同じ戦いを繰り広げるのを見ていたのだろうか…。

新要素

  • 魔道杯報酬の紹介が3週間以上前
  • 魔道杯ストーリーの公開が魔道杯の後
  • 先月の報酬キャラが今月の報酬にもいる
  • 25000位以内の総合報酬の絵柄が一定順位で異なる
    • さらに100位以内だと精霊名称すら異なる
    • 絵柄、二つ名、ボイスが違うのに全て図鑑番号が同じ
  • 60万PTで総合とは別のEXASが使える精霊が配布される
    • 累計PT報酬を素材に進化する精霊がいる
  • 盗む時のダメージが即死レベル
  • 死亡時行動が全員EX-ASかそうでないかで変わる(死亡時行動にSSが使える精霊がいたら盗む、いなければ攻撃)
  • エピローグが出るようになって以降の魔道杯で、魔道杯が終わって最初のページ遷移でエピローグが出ない
以上は今回が初となる

結果

 今回は25000位ボーダー以外にもいろいろあるがすべて記載する。
 25000位ボーダーに関しては108.8万ほど、10000位ボーダーは135万ほど?、5000位は180万ほど
 1000位ボーダーは350万前後で、100位ボーダーに至っては900万を超えて956.9万あたり。

どうしてこうなったのかの軽い解説

 参加人数に関してはCM効果もあってか総参加者人数が1万人ほど増え95000人ほどになった。

 余談だが、マクロ勢の軽い取り締まりが行われたらしい。結果、昔ボードにも乗っていた人物やら、時速が明らかにおかしい人物が取り締まられた。

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 in シェルアーク

 2021年9月24日(金)16:00〜27日(月)15:59開催。
 お知らせは9/15のおせにゃん#128にて。
 この時、魔道杯はシェルアークであるということと、報酬ポイントを調整するということが発表。(上げるか下げるか等は宣言せず)
 また、報酬はいつものものに戻るとの発表があった。
 ついでに限定化投票権などが手に入るようになるためクリスタルやアイテムに調整が入るともお知らせがあった。(減少するとは宣言していない。)

 若干の不安がありつつも期待はされていたのだが、響命 X BANKERにおいてかなりのコストカットがされていた。
 それにより、9/23日の16時まで魔道杯ストーリーは削られて石1つだの、そもそもストーリーすらないだのいろいろ言われていたがいつも通りの3つのストーリーで石は3つであった。

 いったん懸念は収まったもののいざ開始してみると魔道杯の全段位のポイントが下げられ、覇級が異様なほどポイントが引き上げられ(1位9500、2位7600pt、3位6080pt以下略)、さらにはデイリー報酬やチーム報酬などのクリスタル配布量がかなり減少していた。
 特に覇を回れない人がただ完走するために10式を回ると、なんと150周回らないといけない調整に関しては意味不明と言わざるを得ない調整となっている。
 そもそも10式がかなり時間対ポイントの効率が悪かったというも問題であったというのに…。
 6式が死んだことでマクロ勢が逝った!ざまあと思うかもしれないが、10式や8式でもスキルのみで回れてしまうらしい。結局根本的な解決になってねえ…。
 一応上記の通りマクロ勢が総合100位以内に入るといったことは難しくはなってはいる。
 25000位程度なら時間いっぱい回し続けられるマクロ勢には関係ないので…。

 キーカードは運営ゴリ押しのエニィ…に見せかけたクロニクルチャレンジのクレティア。一応エニィも接待を受けてはいる。
 たまに握力200の女(ジャンヌ)もチェンガ+1〜4戦目見破り目的で使用されキーカードとなっていることもある。
 デッキ構築難易度は低く、開始から約1時間ほどで完全配布の5tデッキが発見された。
 ただし、クロニクルチャレンジの鬼のような周回などに呆れて周回を止めてしまったプレイヤーにはかなり厳しい魔道杯となっている。

 起用が見られた意外な精霊がさくらコラボの水源で、チェイン付与パネルとの相性がバツグンに良かった。
 コラボページでは「トナメなどで使える…のだろうか?」と書いてあるが、日の目を見る事になるとは…。

魔道杯報酬クリスタルメモ

 ちなみに他の進化素材等に関しては不明である。(直接送られたため確認できず)
 経験値に関しては大幅にグレードアップしており、10000×6、30000×3、50000×2の合計250000経験値が獲得できるので、レベルアップでの周回は楽になった。
 また、クリスタルに代わってマンガチケットが報酬に入るという噂もあったが、1枚も入っていなかった。

ストーリー

 響命 X BANKERの後日談ストーリー。エリィがラズリィダズリィ達に連れられてシェルアークを観光する話。
 エリィや双子が可愛く、キャラの掘り下げもできていたためストーリーの評判は良かった。

 なお、アレヴァンラグナロクやシュガバン3魔道杯のようにイベントのプロローグを兼ねた魔道杯は時折開催されていたが、現在進行形で開催中のイベントの掘り下げとなる魔道杯は、2019年10月のイタズラばとる魔道杯まで遡る。*19

新要素

  • 報酬クリスタル調整
    • 上記のクリスタルメモを参照。
  • 段位によるポイント調整
    • 5500ptだった10式が4000ptに、9式は4800から3000に、8式は4200から2000、マクロが蔓延っていた6式にいたっては3900から800
      イベ覇は前回8200から9500、イベ絶はここずっと3900だったが4000に上昇。

結果

 総合ボーダーは79万〜80万ほど、トロフィーボーダーは110万ほどとなった。
 魔道杯参加者は7万8000人にまで減少。これは8月の9万5000人だけでなく5月の約9万人、6月の8万6000人、7月の8万7000人といったここ最近4か月を見た場合でも大幅な減少といえる。
 また、魔道杯を45000PTまで周回している人は約4万人程度、10万PTまで回しているのは3万5000人程度という報告も上がっている(魔道杯をまともに回しているプレイヤーの約半分が総合を持っているというレベル。)

総合ボーダー推移について

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 in 死界ハロウィン

 2021年10月22日(金)16:00〜25日(月)15:59開催。
 今回はハロウィンということで死界のストーリー。
 死界が舞台の魔道杯ストーリーは2019年8月の三大悪女杯(開催時期からお盆にちなんだストーリー)以来2度目。お盆とハロウィンって由来が似てるし。
 なお死んでればOK!という緩い縛りなので登場人物たちの繋がりは薄い。ある種の繋がる異界の物語ともいえる。
 特に魔道杯前にこうどなじょうほーせんは行われなかったのだが、黒ウィズの小説や漫画を除いたイベント自体が半月に1度しかない影響かあるいはモチベ激減で、魔道杯があること自体を忘れていたという人も多かったように見受けられた。

 今回はみんなの予想通り法則反転(チェイン)が登場。しかも1体は逃走するため都合よく敵が4体。
 と言うわけで、一閃の新バージョン持ちのリレイとヴィッキーが接待を受けた。
 
 チェイン反転というわけで撃滅も当然ながら有用。怪盗アヤツグの今久留主ももちろん有用。
 組みづらいがEX-ASのみでも可能である。
 リレイorヴィッキーor対応属性の闇属性で攻撃する逆襲か闇属性で攻撃する印、もしくは今久留主がいれば5tは非常に簡単。
 一応無しでも総合1体必要だが配布縛りの5tが確認されている。
 基本的にボスが9999%の光吸収をしたり、道中で100%の光ガードがあるので光は推奨ではないのだが、ゼウス&アテナを悪用して無理やりチェインを稼ぎ1tSSで攻略するという何を考えたら思いつくのか意味不明なレベルの高度なデッキも初日時点で開発されている。
 研究が進み、2日目にはガチャ限が必要だが、5t出すだけならば長くやっていれば大抵の人が持っているような蓄積闇と火力ASがあればどうにでもなってしまうことなどが判明、さらには3日目には少し遅かったとはいえ完全配布の5tSS(3問)まで完成している。
 最速と思われるデッキは、今久留主とガチャ産のレン(ボカロコラボ)x4。誰が持ってるのそんなの。

 なお今回、リスタート→スキチャ→ディスチャという意味不明な行動を取る敵がいる。
 ディスチャ無効が無い精霊は4tスキルが減らされるがディスチャ無効ならば1tスキル増加できる。つまり新型一閃斬撃接待用の行動。

 やはりというか、前回の覇1位9500PTはおかしいと運営も思ったのか今回は7800PTという数値にまで引き下げられた。それでも多い気がするが…。

 蛇足だが、4戦目で敵を怒らせなければ、今回めちゃくちゃ久しぶりにパネリザがない魔道杯と言うことになる。
 まあ33連撃用意するのは大変だが…。

 また、4戦目がかなり愉快なことになっている。「選択肢はあげません」とか言いながらいきなり「どいつもこいつも俺の邪魔をぉぉぉ!」とキレてダメージの叫び声をあげ最後は「このような所で時間を無駄にして」と帰宅していく。
 何しに来たんだ…あいつ。

ストーリー

 死界に落ちて封印していた災厄はなまるおばさんカティアをフレンドシップ(オールドワン)がうっかり解放してしまいそれを捕えるためにフレンドシップとエルロウが頑張るお話。
 ちなみにエルロウはイメチェンのし過ぎでフェンサーに見えたとも。
 最近のエルロウやヒルデはミツィオラをリーダーとした治安維持組織を結成したようだ。ちなみに他の構成員はチャパルやウラガーン、デイブレイク。メンツ濃いなあ…。
 あとなんかカミル(天上岬3のエリルのそっくりさん決戦のドルキマスのぽっと出の黒幕)が死界の小国を支配して悪いことやってたけど、最終的にイザヴェリに目を付けられて食べられて小国は崩壊しました。
 でもカミルとカティアは無事に逃げ出しました。チッ。

 そんな感じ。
 というかエルロウめっちゃ楽しそうだったね。カミルも本編よりめっちゃ生き生きしてたような…。
 同一異界で起きた魔道杯ストーリーで前のイベント次のイベントにつながらない魔道杯は歌詠み八百万以来か。

新要素

  • 光吸収ボス戦の9999%は初。
  • 敵が即逃走するのは初。
  • ボス戦に加え4戦目の敵(カミル)にもボイスがあるのは初。
  • 新要素ではないがまた魔道杯絶級の構成が変わったらしい。前回の杯で全属性光で突破できることが判明したからだろうか。
    • ちなみに絶級では2戦目の鉄壁3体発動が3体同時で行われるらしい。こちらはおそらく初。
  • 魔道杯の報酬が新システム(2018年6月)になってから25000位が60万を切ったのは初。ここと順位が近かったのは2015年の聖なるケーキ杯(総合30万程度)、2016年2月の大魔道杯プロジェクト杯(39万)程度までさかのぼる。
    • ちなみにこの時代はまだ3式までしかなく2式で2800積むか覇で4800積むようなそんな時代である。

結果

 総合ボーダーは35万5800ほど、トロフィーボーダーは90万ほどとなった。
 魔道杯参加者は68000人にまで減少。先月から-1万人、8月から見ると-3万、6月からみても-2万の超大幅減少(念のため記載するがここ1年間は毎月1000〜多くても-5000人程度で安定していた)
 ちなみにイベ絶が以前より難化したとの噂。
 通常トナメのポイントも激減し、イベ絶のハードルも上がったため参加者も減ったと言われている。

 ちなみにこれでも初日にガメが初日から作ったグラフ?*20だと34万だが総合は70万とかいう炎の新生徒会魔道杯的なことを言いだし、伸びたほうであると考えられる。

ボーダーの推移などについて

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 with 用心棒エーネヤ

 2021年11月26日(金)16:00〜29日(月)15:59開催。
 11月23日(火)に小説「用心棒エーネヤ」の連載が開始し、さらに今回の魔道杯と連動しているというお知らせがTwitter上で行われた。
 そして翌日24日には公式ツイッター上で報酬精霊のチラ見せが、25日には魔道杯報酬精霊が助っ人として使えるという試みが行われた。
 この時点で総合エーネヤの性能が属性とASが変更されたゼウス&アテナと判明しボーダーがかなり上昇するのでは?と予想された。
 また、さらに
  • 総合順位20000位と10000位に報酬を追加
  • 通常トーナメント&イベントトーナメントの獲得ポイントの引き上げ
  • 累計Pt報酬を調整
 という文言もお知らせに記載されており*21運営も先月の魔道杯はさすがに想定外だったことが伺える。…自分でプレイヤー減らすような真似やっておいて何考えてるんだという気はしないでもないが…。
 また、2万、1万位に追加されるものも何が追加されるのかが謎であったのでその点も期待が集まった。
 あと今回も60万を割るのかという点と参加者はどのくらいになるのかという点も…。

 実際始まってみると、魔道杯の報酬クリスタルの数は変更なしで、2万位と1万位にあらたなトロフィーのみ追加という微妙な変更となった。あと実質UG杯だった。
 ちなみに、2万位と1万位に追加されたトロフィーは5000位のトロフィーとはそれぞれ異なる画像が用いられているが図鑑番号は今までの総合5000位と同じで絵柄だけ変わるという特殊な仕様が取られていた。

 魔道杯自体は…魔道杯の6式のポイントも3000に戻り6式ツール杯がまた開催されるかと思いきや…。
 接待精霊にキルラを持ち出してしまったために、まさかのキルラとガチャ産状態異常無効化精霊の2体さえいれば他は配布で0tSSが回れてしまうというもっとひどいことに。
 ちなみに、キルラ接待のために魔道杯の難易度を上げすぎたため、EX-ASを軸にするデッキは先月のエルロウ&フレンドシップがほぼ必須な上にガチャ限も2〜3体くらい必要、キルラ無しのデッキは水/火の3倍無属性、火闇のガチャ限3体ほど必須なデッキくらいしかないという杯になってしまった。(初日19時現在)
 その後研究が進み雷でパスからの空踏みが必要だが配布が見つかりさらに、21時には大結晶が必要だが空踏みが要らないデッキが発見された。なお、必要配布精霊に戌居さん(2018年年末レイド精霊)というある意味キルラ以上に入手難易度が高い精霊が要求されているが…。
 ただ、ほぼ全ての怒りを見ることになり1周5〜6分程度かかり、更に誤答は1発アウトなのでこれなら絶級回した方が楽なのではと思われる。
 また、先月のEXASエルロウさえいれば他は配布のみというデッキも発見された。
 2日目には手順が長くなるもののキルラ不使用の0tssやエルロウフレンドシップや最近のガチャ限無しの5tデッキなどの開拓も進み一応ある程度抜け道が発見された。
 ちなみに最速と思われるデッキは、エルロウフレンドシップとヴィレスx4。

魔道杯報酬クリスタルメモ

ストーリー

 そもそもエーネヤ誰だよとなるかもしれないが、エーネヤはUWGに登場したミツボシの読んでいる小説に登場する登場人物である。
 多分イーニアの許可取ってないイーニアの二次創作キャラと思われる。(UG世界でイーニアはかなり有名な人物)
 そんなエーネヤの同人活動をするサネーとエーネヤの同人グッツを買いあさるミツボシといったそんなストーリー。

新要素

  • 魔道杯報酬精霊が公式助っ人となるのは初。
  • 魔道杯の通常トーナメントのポイントが引き上げられるのは2015年?以来最低6年ぶり(最後にポイント調整が行われた時期を忘れたので覚えてる方追記お願いします)
    • 10式5000PT、9式4500PT、8式?PT、7式?PT、6式3000PT
    • イベント覇11000PT、絶6000PT
  • 交換所にデッキコストダウン-20の潜在結晶追加、7個まで交換可能
    • 通常ミッションにも追加されており、こちらは実質無条件のレベル1達成で3個もらえる。またデッキコスト+50も配布された
  • 1万位トロフィー、2万位トロフィーの初登場
    • こちらのトロフィーは上記の通り、5000位トロフィーと同じ図鑑番号となっている。

結果

 総合ボーダーは42万ほど、5000位トロフィーボーダーは109万ほど、1万位ボーダーは80万ほど、2万位ボーダーは65万ほどとなった。
 魔道杯参加者は62000人にまで減少。先月から-6000人の大幅減少。一応10万PTを超えたプレイヤーは増えたらしいが…(未確認)。

ボーダーの推移などについて

総合優勝

 なっさん

メリクリ大魔道杯 with 超絶パリピ天女

 2021年12月24日(金)16:00〜27日(月)15:59開催。
 12月21日にお知らせにて魔道杯予告として寅の映った画像が公開された。
 9月から始まった新体制が縮小であると発覚した頃より疑問視されていた、年末年始のレイドをやらないならばいったいどうするのかという疑問の回答がこれであると判明した。
 そして22日には魔道杯名と報酬精霊の画像が公開され、23日にはストーリー*22と助っ人に魔道杯報酬精霊が登場し、さらに練習モードの追加がお知らせされた。
 ちなみに干支レイドの天女と福の神は年末・年始と2年連続でカードになるのだが、時期が過ぎたネミミが何故か3年連続でカードとなり、逆に従来の法則で行くならカードになるはずの丑ヶ崎はハブられてしまった。
 一応去年、今年、来年でバランスは取れているが…。

 今回は全パネルにスキチャ3パネルが完備。
 火or水or雷属性を入れると初戦で怒り*23それ以外の属性に対し即死攻撃を行い、さらに属性反転も完備していたので久々の純属性接待となった。(一応反転無効化結晶を採用すれば1体まで複属性持ちも使える)
 3戦目に50chまでチェインを貯められるとリスタート&スキチャ1&AS3倍パネルを生成するので3戦目までに50chを貯めたいのだが、初戦でSP封印を行うためチェインを稼ぐ手段はかなり限られる。
 連鎖強撃はほぼ使用不可(一応AS特殊変化で2秒以内の回答で状態異常回復などで無理やり使用することは可能)になっていて、実質的にクレティアorルシエラ接待となっている。

 他に40ch稼ぐ手段としてはSP封印無効付きの一閃斬撃か最近進化したチャージ斬撃くらい。
 一応チェインを溜めなくてもクリアはできるがその場合はAS封印をされたうえで500万のバリアウォールを破り、HP100万×3の3属性の敵を処理しないと3戦目が突破できない。
 ここまで書いて分かるかもしれないが、初戦から敵が行動しまくるために1周あたりの時間が長い。
 特に3戦目(は50チェイン以上稼いでいると)、ボス戦は7回も行動する。

 当然デッキ構築難易度はかなり…というか無茶苦茶高い。最終的にはほぼ配布デッキが登場していた先月は言わずもがなでここ1年近くで一番つらいレベル。
 これは純属性だとかがまともに進化していない(ため配布互換キャラがいないのにクエスト難易度は現在レベルまで引き上げられている)のが原因。
 一方で精霊自体は純属性がここ最近追加されないため、かなり古い精霊でも周回でき、そういった精霊を昨今の無料ガチャで引けていたプレイヤーも多く割と回れたという人も多々いたようだ。(ルシエラなどがいれば配布3〜4でも回れるが、無しの場合1年〜3年くらい前の純属性ガチャ限精霊が4体〜5体要求される感じ。)

 また、ゴーストがかなり緩く6tのゴーストはあまり存在せず?早くても7〜9tくらいだったので、それらを利用して6tデッキで周回する人もいた。
 ちなみに、接待されてもいないのに単色逆襲大魔術がかなり接待されており、GA2020シラユキ4+ハヅキで回れるほどである。
 最速?デッキはUUGレナ、GQWドルキマス、GQW瓜転×3。
 ランカー勢に言わせると最速が厳しい上、最速ではないデッキでも20秒〜30秒程度しか最速と差が付かない緩い杯だったとのこと。

ストーリー

 大体クリスマス恒例のテレビ番組のこれだった。
 なおテロリストに占領されたために子川分がテレビ局に乱入する事を恐れてか、ネミミはやらせだと番組中で言ったために子川分はそのまま帰っていった。
 とっさの対応ができるネミミはできる子である。

 余談だが、トラッチと寅吉はアレヴァン4以来となる約6か月ぶりの新キャラ。

新要素

  • 練習モード
    魔道杯の覇級を消費魔力0の代わりに経験値1、ゴールド1、獲得ポイント1で走れるお試しモード。デッキ試行錯誤にどうぞ。あとポイント調整。
    • ちなみにこのようなモードがあってほしいという声自体は(少なくとも知っている限りでは)3周年頃から常々言われており、最低6年半越しでの実装となる。
    • ところがこの練習モードがあるのが何故か覇級の一番上(今まで4択があった位置)なので、これまでのように四択を選びたい人は画面をスクロールさせなくてはならないため面倒である。面倒どころか間違えて練習で周回していたというプレイヤーも…。*24

結果

 総合ボーダーは60万ジャスト(60万ピッタリで25016位、60万6ptで24977位とのこと。まさかの数PTの差、もしくは60万に到達した時間差で総合ボーダーを逃した人がいた)。先月より15万近く上昇した。
 5000位トロフィーボーダーは102万ほど、1万位ボーダーは78万ほど、2万位ボーダーは65?万ほどとなった。
 魔道杯参加者は65000人に。先月から3000人の増加。

ボーダーの推移などについて

総合優勝

 なっさん*25
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