GURPSよろず - 止血
第4版B173参照。

応急処置ルール(FIRST AID) B402P/2B82P

回復」の応急処置ルール。B402P(2巻82P第14章)より。
<応急処置>技能の効能は「止血」と「衝撃の回復」です。

止血(Bandaging)

「Bandaging」は「包帯法」とも訳せる。
 止血点を押したり、止血帯を使うことで出血を止めるには1分かかります。この手の1HP回復させます。
 「出血」のルールを用いている場合、怪我しても1分以内に手当てを受けて<応急処置>判定に成功した患者は、出血によってHPを失うことはありません。この後の判定はさらなるHPの損失を防ぎます。

衝撃の回復(Treating Shock)

 包帯を巻くなどした後で、手当てをする人はさらに時間をかけて、包帯をしっかり巻いたり患者をショックから立ち直らせようとできます。患者を保温し、快適で穏やかに安静に保たなければなりません。以下の「応急処置表」に示された時間が経過した後、<応急処置>判定を行います。
 成功すると、手当てをしている人は表に書かれた「HP回復」のサイコロを振って患者がどれだけ回復したかを決定します――最低でも1点です。クリティカルすると回復可能な最大限のHPを回復します。この判定には止血による1点が含まれています。そのため1点回復というのは、追加でHPが回復しなかったことを意味します。
 ファンブルすると患者はHPを2点失い、包帯を巻いた1点分も失ってしまいます。
応急処置表(First Aid Table)
TL1人にかかる時間HP回復
0-130分1D-4
2-330分1D-3
430分1D-2
520分1D-2
6-720分1D-1
810分1D
9+10分1D+1


呪文《止血》(Stop Bleeding) M117-118P

魔法大全』のpp.117-118参照。
■《止血》 通常呪文治癒系呪文15
《[[止血]]》
 〈応急処置技能包帯を巻いたかのように、目標の出血を一瞬で止めます。HPを1点回復し、出血の選択ルール(『ベーシックセット2巻』398ページ)の効果がある場合はそれ以上のHPの損失も抑えます。この呪文の対象は、同じ負傷に対してさらに包帯による効果を受けることができます。
 この呪文は、より多くのエネルギーを費やすことで、致命傷(『ベーシックセット2巻』400ページ)の状態を安定させるために用いることもできます。

呪文の解説

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その他