アニメ『ダンガンロンパ3』の問題点・疑問点などをまとめたwikiです

超高校級の軍人。 江ノ島盾子の姉。 海外の傭兵部隊「フェンリル」に所属し軍人として生活していた。 兵士100人に匹敵する戦闘力を持つとされている。 江ノ島の絶望を理解しており、自分を殺そうとする妹を心から愛している。

『ダンガンロンパ』では江ノ島盾子の姿で登場し終盤のキーキャラとなった「絶望シスターズ」の姉。
『絶望編』では絶望シスターズとしての彼女が描かれる。

設定補足

戦刃のキャラクターボイス

戦刃のキャラクターボイスは、大方の予想通り江ノ島役の豊口氏。
いちおう『ダンガンロンパ』では変装した江ノ島盾子として豊口氏が声を担当していたのだが、”戦刃むくろ”の姿で喋ったのは今回が初。
このように、今までボイスがなかった既存キャラが『3』内で喋ったことについてはアニメの”良かった点”として挙げられる。(カムクラも同様)

ちなみに戦刃の声は本物の江ノ島とも変装した江ノ島とも違う少し気弱さが強調された雰囲気。

苗木への好意

比嘉:個人的にもう少し尺があれば、江ノ島に逆らうわけじゃないけど、苗木を意識する戦刃という要素も盛り込みたかったです。
小高:『絶望編』は77期生を中心に描いたので、江ノ島も戦刃も、77期生に対して見せた面しか描いてないんですよね。
オトメディア 2016年 12月号より 2016年11月10日発売(アニメ放送終了後)

このように、比嘉氏はもっと尺があれば苗木を意識する戦刃という要素も盛り込みたかったと発言している。
(実際尺があったのならば本編でロクな出番のなかった78期生死亡組に出番を与えてあげるのが平等だと思うが)
設定の出どころ
ちなみにこの”苗木を意識する戦刃”は、もともとは『ダンガンロンパIF』を執筆した成田良悟氏が考えた設定。
成田氏は『ダンガンロンパ』発売時から作品のファンを公言しており、小高氏や小松崎氏と対談をしたこともある。
その結果が、『2』での『ダンガンロンパIF』執筆に繋がるのだろう。

成田:ええ、それに戦刃は最初から苗木に特別な想いがあった気がします。というのも、集合写真で苗木のほうを見つめているように見えるんですよね。
菅原:そんな細かいところまでチェックを!
成田:それにいつもは全然カメラ目線じゃないのに、苗木が写真を撮っているときだけはしっかり彼のほうを向いていますしね。
小松崎:すいません。正直そこまで考えて描いていませんでした(笑)。
小高:もう、そのアイデアをオフィシャルで採用したいですね(笑)。
web記事・「成田良悟先生が『ダンガンロンパ』を語る!」より引用 こちら

『ダンガンロンパIF』は細かい部分で本編の設定との食い違いがあるため、タイトル通りIFストーリーなのだろう。
特別な想いである根拠の苗木が写真を撮っているときだけはしっかり彼のほうを向いているという部分は絵を担当した小松崎氏がそこまで考えていないと発言している。
また、シナリオの小高氏もオフィシャルで採用したい(笑)と発言しているが、これはつまり執筆中はそういう意図で戦刃を書いていなかったということになる。

以降の作品でも小高氏が戦刃から苗木への好意を描写することはほぼないに等しい。
『ゼロ』で苗木を助けるシーンもあるが、あくまでも江ノ島の脚本の登場人物ではないから(好意がゼロだったと言い切ることもできないが)。
実際、戦刃から苗木への好意をもっと書きたかったと発言しているのは小高氏ではなく比嘉氏
あくまでも小高氏が書きたいのは、『ゼロ』のような江ノ島一筋の戦刃なのだろう。
余談
ちなみに、舞台版『ダンガンロンパ』にて桑田役を務めた宮下雄也氏はこのようなツイートをしている。
宮下雄也 @HonjoJrHigh ダンガンロンパ名古屋終わりました。この前、スパイク・チュンソフトの小高さんに俺が役作りの為につくった「桑田はお婆ちゃんっ子」って裏設定を語ったら「それ、公式で使う」って言うてくれたの嬉しかった!俺は桑田怜恩が好きでしゃーない。お客さんも今回の舞台で桑田好きになってくれたらええな。 21:26 - 2016年7月2日
これを見るに、成田氏の戦刃同様小高氏はわりと他人の考えた設定をアッサリ公式採用してしまう部分がある。
良く言えば小高氏が他者の考えた設定に対し寛大であると言え、別角度から見れば言ったもの勝ちとも言える。
採用がアッサリなぶんそこまで熱心に公式設定として使用するとも言い切れず(ネタ的な受け答えの可能性)、そもそもこの会話を忘れている可能性もある。

このように、どちらも非常にフワフワしている設定のため、ただのネタとして受け取るか、どのような場であろうと公式だと言ったのだから公式なのだと信じるかどうかはファン次第。
どちらにせよ、最初に設定を語った人達に、該当キャラへの愛があるのは間違いないだろう。

絶望編の戦刃

上のインタビューにもある通り、『絶望編』の戦刃は江ノ島も戦刃も77期生に対して見せた面しか描いてないとのこと。
『ダンガンロンパ』の変装江ノ島の通信簿で描かれた”迷い”の部分を考えると、ここまで江ノ島優先で他に対し非情な戦刃は意外に映るかもしれないが、これらはあくまでも77期生への態度であり、学園生活時の78期生への態度はまた違ったものなのかもしれない

ファンの中の戦刃むくろのイメージが『ゼロ』に近いか、『IF』に近いかで解釈も変わってくるだろう。

このページへのコメント

戦刃骸は生徒会の超高校級のボディガード八つ子の斑井を倒して苗木と霧切を救った事がある。ペコ山との戦闘も優勢でダンガンロンパではアッサリと死亡したが戦闘能力はトップクラスに高い。容姿も超高校級のギャルの江ノ島盾子の双子なので美形。ダンガンロンパシリーズで戦闘能力が最も高いのはおそらく宗方で、マシンガンを所持する未来機関の部隊に単身刀で突っ込んで行くシーンがある。

0
Posted by 超高校級の問題点 2024年05月15日(水) 17:23:07 返信

1・2同梱版のおまけでの戦刃が好きだった。
1本編の序盤での、腐川のギャルへの侮蔑に対する反論の余地がない正論で、戦刃の根幹は至ってまともな常識人だと思ってた。
妹は当然大好きだし助力は惜しまないけど、心の片隅のどこか無意識の領域で、絶望としての活動に疑問が芽生えていたことがおまけで見れた気がして、更に好きになった。

その結末が3の狂信者でした。

11
Posted by 名無し(ID:ZAZ1Q0uU5g) 2019年06月15日(土) 20:07:01 返信

ゼロでは助ける必要がないのに苗木君助けたリしてたんだですけどね、残姉ちゃん
3では落ちこぼれ呼ばわりでしたねw

5
Posted by 名無し 2017年05月08日(月) 15:41:24 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

管理人/副管理人のみ編集できます