StarCraft II: スタークラフト2 ビルドオーダー日本語Wiki

ネクソンEスポーツアリーナで迎えたCJ戦
先発MyungSiKに次鋒YoDaが良いところなく破れ、Terror,Creatorが奮闘しAceマッチまで行ったものの
MyungSiKがエースマッチでボロ雑巾のように破れ惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は全敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、チームのエースCreatorは独りベンチで泣いていた
以前のPrimeで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のPrimeで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」Creatorは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、Creatorははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って練習をしなくちゃな」Creatorは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、Creatorはふと気付いた

「あれ・・・？お客さんがいる・・・？」
ベンチから飛び出したCreatorが目にしたのは、ラスベガスのGSTL決勝会場を埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにPrimeコールが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするCreatorの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「Creatorさん、ウォーミングアップですよ、早く行きましょう」声の方に振り返ったCreatorは目を疑った
「Maru？」 　「なんだCreator、居眠りでもしてたのか？」
「ByuNさん？引退したんじゃ？」 　「なんだCreator、かってにByuNを引退させやがって」
「MarineKingさん・・・」 　Creatorは半分パニックになりながらロースターを確認した
MarineKing Maru Ghostking Creator BBoongBBoong ...
暫時、唖然としていたCreatorだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ！」
Maruからマウスを受け取り、ブースへ全力疾走するCreator、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっているCreatorが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った


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