SC2の日本語による戦略・ビルドオーダー解説wiki. ビルドwikiなどと呼んでください。Starcraft2: Heart of the Swarmの内容が中心です。有志で書いてます。

ACL Sydney 2015とは

俺達はこの6/27の土曜日はJCGのグループステージをやることになっているが、奇しくもオージー勢(と一部のSEA勢)もこの土日はACL Sydney(オフライン)なのだった。
賞金プール4000豪ドル。
WCSの予定もあるためPiG, iaguz, Petraeusなどの一流のオージープレイヤーが出てこない今回のACLは、それに準ずるレベルのプレイヤーにとっての大きなチャンスとなるだろう。
(ちなみにPetraeusはWCS Season3は久々にニュージーランドに戻りたいからSEAに出てくると言っている……)

形式としてはすでにOnline Roundで資格を得たプレイヤーがグループステージにシード。
当日参加枠のオープンブラケットから勝ち抜けたプレイヤーがそのグループに2人ずつ入る形で、各グループからは2人勝ち抜ける。
グループステージが終わった後はプレイオフのダブルイリミネーショントーナメントだ。
この時期のオーストラリアは日本との時差もほんの1時間だから、日本人にとっても見やすい時間に配信されるだろう。

リキペディアのブラケット
http://wiki.teamliquid.net/starcraft2/Australian_C...

sc2esaの事前情報&予想
http://www.sc2sea.com/showthread.php?t=9257

配信URL
http://www.twitch.tv/aclprosc2

グループステージプレイヤー
Group A Frustration Yours Kez Dark オープン オープン
Group B Law Azure EnDerr Cavalier オープン オープン
Group C Probe Crimson Wally Namakaye オープン オープン
Group D Kingkong Pox Redemption Namek オープン オープン

俺の紹介したいプレイヤー達


Pox(Z)
カジュアルプレイヤーを名乗っていて主にSEAの大会を配信するキャスターとして活躍していたが、
この間のACL Sydneyへのシードを決めるOnline RoundではProbe, kingkong, Law, EnDerrを倒して上位入賞するなど大活躍を見せた。最近もよくNAGMTop30-50あたりをうろうろしていて隠していたその爪は本物。
そもそも実は去年のACL Sydneyでも2-1 Blyskなどの成果を出していて、本当はすさまじいポテンシャルを持っている男なのであった。
彼のストリームページのアイコンはUnits are OPとペイントで書かれたすさまじいジョークセンスを放つ手抜き画像である。 http://www.twitch.tv/amdpox
大会前に簡単なコメントを求められたときは「自信はないけどファンのためにローチを作るお」という素晴らしい意気込みを見せた。
ちなみにオーストラリア国立大学の数学系の学群にいる秀才らしい。

Wally(Z)
オーストラリアの有名チームFrenetic Arrayを背負って立つプレイヤーの1人だったが、結構責任感が強いタイプで、
チームを昔のiaguzやPetraeusがいた黄金時代のような強さに戻すために「俺がキャリーしなければ」というプレッシャーにいつも押しつぶされそうになっていたという理由から今は離脱していてチームレスである。
よく引退宣言したり愚痴を言うタイプなので「毎週何度も引退しては戻ってくる」と言われている。
最近とてもTvZが上手くなっていて俺もラダーで何度か負けてしまった。
だが悲しいかな、オープンブラケットを除けばこのACL Sydneyにテランは2人しかおらず、Wallyの相手になるレベルのテランはAzureしかいない。
ちなみに大会前のコメントは「グループを抜けられるとは思ってないけど俺も最近よくプレイしてるし、その日の調子次第かな」

Crimson(Z)
兄貴ではない。Frenetic Arrayのザーグで、今年の始めから4月くらいまでの調子を崩していると言われていた時代は俺も全勝に近い対戦成績だったが最近は調子が戻ってきており、ここ最近に限ると俺は彼のハラス中心のマクロプレイに負け越している。


EnDerr(Z)
相変わらず強いのだけどビザが間に合わずに来れないらしい? 悲しい。
WCS S2では自宅のネット回線が当日の朝急に使えなくなった挙句必死にネットカフェへ走ったが間に合わず不戦敗で敗退となってしまった不運の男である。
実力は十分なのでそろそろ幸運があってほしいものだが。


Law(Z)
最高レベルのスポーツマンシップとマナーを持つナイスガイ。どんな負け方をしてもBMや負け惜しみを言ったところなどみたことがない。
WCS S2では運営の手違いにより途中で1試合形式を取り違えられた試合があったのだが(Law vs Frustration)
一度OKしたFrustが試合に負けた後「ルールと違うじゃないかこれ」とゴネだした時に、
それを認めなければ自分が勝ち上がれるにも関わらず「本来のルールを優先しよう」と不利になる条件を呑み込んでプレイした。
(WCSのルール上普通のBO3で戦うところを、すでに勝者側トーナメントで一度負けている相手に対してスコアを引き継いでゲームを伸ばすExtended Seriesと間違って告知された。よって勝者側で一度2-0で勝っていたLawはBO5を2-0から始めることになり3ゲーム中1本取りさえすればよいと言われたわけだが、1-1になった時点で元のルールに戻した。当然BO3のつもりで戦うのと1本取ればいいというつもりで戦うのとでは戦い方にも変化は起こるから、普通はそう簡単に呑み込めるものではない。)
その結果破れてしまいWCS Season2予選はチャレンジャーには届かなかったものの、堂々の4位である。
その問題について後々運営やFrustに対してバッシングが起こりそうになった場合も自分は納得しているという考えをブログにまとめ騒ぎを収めた。

kingkOng(Z)
いわずとしれた名門exile5に所属する有名選手だが……WCS Season2前にリアル事情で休止していたこの男がどれだけ調子を戻せるか、である。ピーク時の実力さえ発揮できれば彼がこのトーナメント最強の男になる。
プレイ休止〜復帰後から続く今までの不調を克服できなければ、グループくらいは突破するだろうが途中で敗退してしまうだろう。


Frustration(P)
プレイはどんどん上手くなっていて、予選のOnline Roundも2回目をEnDerrを倒して優勝し、2回両方には出ていないプレイヤーがいたこともあるが、通過基準となるポイントを最も多く獲得して通過している。TOP4に入る確率はかなり高いかもしれない。
変な言動はともかくとして、リアルではかなりハンサムなのでオフラインでの写真うつりはいいのではないだろうか。
彼もまともな言動や親切なアドバイスをしていることもあるし、最近は大人しいのでリアルではそちらのほうを出してくるだろう。ネット弁慶TPOをわきまえた大人の振る舞いというやつである。


Probe(P)
おなじみの日本好きプロトスだ。最近はラダーの対テランを即落ちすることすらあって勝率が下がっているようだが、ある意味テランのほとんどいないこの大会向けの調整としては間違っていないだろう。
大会前のコメントは「TもZもPも全部インバ! 勝てるわけがない!」

Namakaye(P)
exile5のアカデミーチームに所属するプロトスで、アカデミーチーム全員の総当りで競って優勝したものがSydneyまでの渡航費用をチームに負担してもらえるというイベントに勝利しての出場だ。
というのもオーストラリアは日本の22倍にも及ぶ広大な大地を誇っており、西から東まで飛行機で移動するのに平気でフライトに5時間くらいかかる。
実力としてはグループの他の面子には劣るだろうがEnDerr相手に惜しい勝負をしていることもあったり、番狂わせのポテンシャルは持っているといっていいだろう。
SEAのウィークリートーナメントの主催者に用事ができてAdmin(運営)を務めることができなかった場合など、いつも真っ先に代理のAdminボランティアを申し出るナイスガイでもある。


eckoa'CaValier(P)
SEAでGlobal All starsなどの大会を開いているEddieその人であり、SEAの運営の中でも特に熱心な人である。ついこの間まではDevianTというIDを使っていた。
プレイヤーとしての技量はあまり高くないが、常に勝つつもりでプレイしている男だ。
チームeckoのアカデミーチームにも加入した。厳しいグループでもなんとかワンチャンス狙うプレイをしていくだろう。


Azure(T)
がんばってくれええええええお前が負けると本当に見たい試合がなくなるんだよおおおおおお


なおDemiLoveさんも当初はチームに渡航費をサポートしてもらって出場予定だったが、ビザの都合で出れなくなったようだ。

どこが見どころか?


WCSを1週間後に控えた今、プレイヤー達の調子はどうか

大量のZvP

オンラインラウンドを最大のポイントで通過したFrustがその力を再び見せるか

キャスター勢カジュアル勢の希望の星Poxが漢を見せるか

kingkOngの復活なるか

テランの希望の星の生存について


自分の練習もあるし全プレイヤーについて書く気力はなかった
普段から世話になっているSEAコミュニティへの愛をこめて

執筆者:PSiArc

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