八坂神奈子のスペルカード。

  • 御威光(ごいこう)
    • 畏れ多いという感情を呼び起こさせ、自然と相手を従属させる力(オーラ、権威、威厳など)を意味する。
      • 厳かさ。重々しさ。相手を従わせる威厳。
      • この用語では(輝くように)「誉れ高い」「誇り高い」ことを意味する。
  • 神の御威光
    • 神の威光を意味する「神威(しんい)」という単語もある。

備考
  • 威光(いこう)
    • 意向(神の意志)、移行(赤小弾が爆発する)との掛詞とも考えられる。

 弾幕

画面上部より赤小弾が降ってくるが、神奈子の合図とともに赤小弾は爆発し中規模の核弾となる。
また、神奈子からは水色の米粒弾が全方位に向けて放射状に放たれる。

備考
  • 神はサイコロを振らない
    • 物理学者アインシュタインの言葉。
      • アインシュタインは量子力学の確率論的解釈を否定的に見ており、それを揶揄した言葉。
      • 古典物理学では、「ラプラスの魔」にもあるように
        「仮にこの世界の全ての物理法則と物理的条件を把握できるなら、未来に起こる全ての事象を確定的に知ることが出来る」と考えられていた。
        これに対し、量子力学におけるコペンハーゲン解釈では、ミクロの量子の世界はあまねく確率論的であるとし
        「全く同じ条件を用意しても、確率によって結果がAになる事もあればBになることもある。仮に全ての物理法則と物理的条件を把握できたとしても、未来の事象を確定的に知ることは不可能である」とする。
      • この論争はキリスト教における神学論争の一つで決定論的な「予定説」をめぐる論争と非常によく似ている。
        「予定説」はキリスト教において一部のプロテスタント宗派で支持されている概念。
        「人が神の救済にあずかれるかどうかはあらかじめ決定されており、この世で善行を積んだかどうかといったことではそれを変えることはできない」*1とする。
        言い換えると「これから何が起こるかは人間には把握できないが、すでに神によって決定されている。」ことになる。
        ちなみに、カトリック及び東方正教会では「予定説」は異端として排斥されている。
        アインシュタインが物理学の論争に「神」を持ち出したのは、この神学論争を念頭に置いた皮肉とされる。
      • 「神はサイコロを振らない」→この世の(物理学的)事象は確率論的(コペンハーゲン解釈)ではなく決定論的(古典的物理学、ラプラスの魔)であるはずだとアインシュタインは主張していることになる。
        ちなみに、この言葉に対し確率論側のニールス・ボーアは「神が何をなさるかを貴方が語るなかれ」と返している。
    • この弾幕では、「ばらまかれる赤小弾の疎密」の「確率」から、「神はサイコロを振らない」を意識していると考えられる。

登場

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