聖白蓮のスペルカード。

  • 大日如来
    • 大日如来は仏教における如来(仏)の一尊。密教における最高仏であり、絶対的存在とされる。日本では真言宗、天台宗の寺院で祀られている。
      両界曼荼羅(胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅)のそれぞれの世界の中心にいる。
    • 密教では全ての如来(釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来など)は大日如来の化身であるとしている。
      また、如来以外の菩薩(観音菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩など)、明王部(不動明王など)、天部(毘沙門天、帝釈天、大黒天など)も全てが大日如来の化身としている。
    • 神仏習合が盛んだった時期には、本地垂迹説において日本神話の天照大神と同一視されていたこともあった。
      (参照:習合「垂迹大日如来」
    • かつては富士山信仰とも強いつながりあった。
      本地垂迹説において富士山の浅間大神(コノハナサクヤヒメのこと)の本地仏も大日如来とされた。
      ここから富士山頂には仏の世界があるという独特な富士山信仰が生まれた。*1*2(関連:浅間伊佐美
  • 大日如来の輝き
    • 大日如来は智慧の光明で、太陽のように世界を照らすとされる。


備考
  • 基本的に如来は菩薩などとは異なり、装飾品は一切身に着けず袈裟のみを着て、ヘアスタイルも螺髪(らほつ)と肉髻(にっけい)で統一されている。
    見た目には個性があまりなく大変似かよっており、印などの知識がなければどの如来かを見分けるのは一般人には困難であるほど。
    • 大日如来だけは例外であり、大変個性的な姿をしている。
      頭には宝冠と呼ばれる冠、首には瓔珞(ようらく)と呼ばれる金銀真珠などで作られた首飾り、手首には腕釧(わんせん)と呼ばれるブレスレット、上腕部には臂釧(ひせん)と呼ばれる装飾品、肩には条帛(じょうはく)と呼ばれるたすきのような装飾品、ヘアスタイルは長髪を結上げた宝髻(ほうけい)。
      これは、大日如来が仏の王者とも言える存在であることから、様々な装飾品で飾られるようになったためとも言われる。
      一方、如来とは異なり菩薩は様々な装飾品を身に付けている例がほとんどであるため、大日如来は菩薩に近い姿と言われることもある。

弾幕

このスペルカードは格闘ゲームでいう当身(あてみ)技、カウンター技の一種。使用後、一定時間内に相手からの攻撃などを受けると発動する。発動すると聖白蓮が強く輝き、聖白蓮を中心に前後〜上部の方位に計7発のレーザーが発射される。
  • 大日如来の智慧の光明のイメージ。
    • 大日如来は叡智(えいち)を極めた不動の存在であることから必ず坐像であらわされる。(他の如来とは異なり立像は基本的に存在しない)
      レーザーが下部に発射されないのはこのあたりを意識しているか。
      ただし、聖白蓮は発動中は立った姿で合掌をしている。

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