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東方酔蝶華 〜 ロータスイーターたちの酔醒
「月刊コンプエース」にて連載中。1月号(2019年11月26日発売号)より連載開始。絵は水炊き。
「月刊コンプエース」にて連載中。1月号(2019年11月26日発売号)より連載開始。絵は水炊き。
- キャラクター
- 各話
- 第1話 酒飲みは宵越しの記憶を持たない 前編
- 第2話 酒飲みは宵越しの記憶を持たない 中編
- 第3話 酒飲みは宵越しの記憶を持たない 後編
- 第4話 驕れる者は赤毛の猿をも掴む 前編
- 第5話 驕れる者は赤毛の猿をも掴む 後編
- 第6話 酒のないところに妖怪立たず 前編
- 第7話 酒のないところに妖怪立たず 後編
- 第8話 徳利に口あり鍋に耳あり 前編
- 第9話 徳利に口あり鍋に耳あり 中編
- 第10話 徳利に口あり鍋に耳あり 後編
- 第11話 罪を憎んで客を憎まず 前編
- 第12話 罪を憎んで客を憎まず 後編
- 第13話 酒は鬼の美禄 前編
- 第14話 酒は鬼の美禄 中編
- 第15話 酒は鬼の美禄 後編
- 第16話 葷酒山門に入るを許さず 前編
- 第17話 葷酒山門に入るを許さず 後編
- 第18話 酔い醒めの水は甘露の味 前編
- 第19話 酔い醒めの水は甘露の味 後編
- 第20話 瓶の中の蛙 前編
- 第21話 瓶の中の蛙 中編
- 第22話 瓶の中の蛙 後編
- 第23話 有為転変は妖怪習い 前編
- 第24話 有為転変は妖怪習い 後編
- 第25話 触らぬ酒に祟りなし 前編
- 第26話 触らぬ酒に祟りなし 後編
- 第27話 鬼が豆鉄砲を喰らったよう 前編
- 第28話 鬼が豆鉄砲を喰らったよう 後編
- 第29話 山野の鬼火で煙草を呑む 前編
- 第30話 山野の鬼火で煙草を呑む 後編
- 第31話 餓鬼の花争い 前編
- 第32話 餓鬼の花争い 後編
- 第33話 蟹は甲羅に似せて穴を掘る 前編
- 第34話 蟹は甲羅に似せて穴を掘る 後編
- 第35話 忘憂の物、忘我の鬼 前編
- 第36話 忘憂の物、忘我の鬼 後編
- 第37話 商人と酔いどれは直ぐには立たぬ 前編
- 第38話 商人と酔いどれは直ぐには立たぬ 後編
- 第39話 瓢箪から小魔が出る 前編
- 第40話 瓢箪から小魔が出る 後編
- 第41話 木に縁りて鬼を求む 前編
- 第42話 木に縁りて鬼を求む 後編
- 第43話 燻る店には居られるが、睨む店には居られぬ 前編
- 第44話 燻る店には居られるが、睨む店には居られぬ 後編
- 第45話 明日舐める蜂蜜に今日から水を飲む 前編
- 第46話 明日舐める蜂蜜に今日から水を飲む 後編
- 第47話 酒は方円の器に随う 前編
- 第48話 酒は方円の器に随う 後編
- 第49話 酒を吸うても同罪 前編
- 第50話 酒を吸うても同罪 後編
- 第51話 天道様と米の酒は何処へも付いて回る 前編
- 第52話 天道様と米の酒は何処へも付いて回る 後編
- 第53話 運を待つは酒を待つに等し 前編
- 第54話 運を待つは酒を待つに等し 後編
- 第55話 大酒のない喧嘩はできぬ 前編
- 第56話 大酒のない喧嘩はできぬ 後編
- 第57話 酒を守りて、万方を遺る 前編
- 第58話 酒を守りて、万方を遺る 後編
- 第59話 酒は百薬の長 前編
- 第60話 酒は百薬の長 後編
- その他
- 奥野田美宵 (夢幻酒場『鯢呑亭』の看板娘)
- 博麗霊夢 (御神酒の守護者)
- 霧雨魔理沙 (魔法の森の密造酒)
- 伊吹萃香 (瓢箪枕の酒呑童子)
- 十六夜咲夜 (紅魔館のキッチンドリンカー)
- 魂魄妖夢 (生と死のハーフ&ハーフ)
- 二ッ岩マミゾウ (化け狸の誑かす酒徳利)
- 射命丸文(壁に耳ありカクテルパーティ)
- 小野塚小町(死神・イン・ジ・アフタヌーン)
- 八坂神奈子(山と湖の山廃仕込み)
- 東風谷早苗(風と奇跡の純米酒)
- 聖白蓮(不飲酒戒の僧侶)
- 河城にとり(頭の上のワンカップ)
- 摩多羅隠岐奈(秘匿された老酒{ラオチュウ})
- 駒草山如(賭場に咲く一輪の胴元)
- 星熊勇儀(語られる夢幻大吟醸)
- 天弓千亦(幻想郷市場の神)
- 飯綱丸龍(大胆不敵の大天狗)
- お燐(火焔猫燐)(死臭漂うマタタビ酒)
- 豊聡耳神子(天道の美祿)
- 物部布都(五色の酒杯)
- 孫美天(聖域の斉天大聖)
- 酒飲みは宵越しの記憶を持たない
- 意味:酒飲みは次の日に記憶を持ち越さない
- 「宵越し」とは「夜を越えて」という意味。
- ことわざ「江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ」のもじり
- 意味:江戸っ子はその日に稼いだ金(銭)はその日に使ってしまい、次の日には残さない。
良く解釈すれば「江戸っ子は気前よくお金を使っていた」、悪く解釈すれば「その日暮らしであることをやせ我慢していた」とされる。
- 意味:江戸っ子はその日に稼いだ金(銭)はその日に使ってしまい、次の日には残さない。
- 「博麗神社の巫女お立ち寄り所」のお札
- 「警察官立寄所」のステッカーから
- コンビニや金融機関などに貼られる防犯目的のステッカー。
警察に申請の上、許可が下りれば原則無料で交付される。
- コンビニや金融機関などに貼られる防犯目的のステッカー。
- 「警察官立寄所」のステッカーから
- 驕れる者は赤毛の猿をも掴む
- 驕れる者は〜
- 『平家物語』の一節「驕れる者(人)も久しからず」から。
意味:今は繁栄し驕っている者も、その繁栄は永遠ではなくいつかは凋落する。
関連:琴符「諸行無常の琴の音」
- 『平家物語』の一節「驕れる者(人)も久しからず」から。
- ことわざ「溺れる者は藁をも掴む」のもじり
- 危機に瀕している者は、まるで頼りにならない物でもすがろうとしてしまう。
- 驕れる者は〜
- タルト・ソレイユ(太陽のタルト)
- フランスのお菓子の名称。リンゴを使ったタルト。
- ソレイユ(仏語:Soleil)
- 太陽を意味する単語。英語のソーラー(Solar)にあたる。
- リュンヌ(仏語:Lune)
- 月を意味する単語。英語のルナ(Luna)にあたる。
- 猩々(しょうじょう)
- 想像上の生物の名称。妖怪の一種とされることもある。
- 体は猿で人面を持ち人語を話す。また、酒を大変好む。
酒を好むことから、大酒飲みを比喩的に「猩々」と呼ぶ用例もある。
- 体は猿で人面を持ち人語を話す。また、酒を大変好む。
- 中国語でオラウータンを意味する。
- 能の演目『猩々』。また、この演目に使用される能面に「猩々」という面がある。
- 猩々と酒を酌み交わした男性に、猩々が酒が尽きることのない酒壺を与える物語。
伊吹萃香の伊吹瓢と共通項がある。
- 猩々と酒を酌み交わした男性に、猩々が酒が尽きることのない酒壺を与える物語。
- 猩々は東方鈴奈庵 第6話 珍獣の飼育資格 前編で言及されたことがある。
- 想像上の生物の名称。妖怪の一種とされることもある。
- 座敷わらし
- 東北地方の伝承に登場する妖怪。柳田國男の『遠野物語』に登場したことで、現在は全国区の知名度を誇る。
- 子供の姿をした妖怪で、座敷わらしの住む家は繁栄するとされる。
その一方、座敷わらしに去られるとその家は一転没落するとされる。
- 子供の姿をした妖怪で、座敷わらしの住む家は繁栄するとされる。
- 座敷わらしは東方鈴奈庵 第14話 人間に好かれる妖怪で言及されたことがある。
- 東北地方の伝承に登場する妖怪。柳田國男の『遠野物語』に登場したことで、現在は全国区の知名度を誇る。
- 酒のないところに妖怪立たず
- ことわざ「火のないところに煙は立たぬ」のもじり。
- 意味:火がなければ煙も立たないように、何かうわさが立つからには、その原因となる事実があるはずである。
- ことわざ「火のないところに煙は立たぬ」のもじり。
- 右党(うとう)
- 甘いもの好きで酒が飲めない人のこと。
- この場合は、酒に強い自分(文=天狗)からみれば霊夢(=人間)は下戸の「右党」に過ぎない、という皮肉を込めた表現。
- 逆に酒好きな人は「左党(さとう)」という。
- この表現は江戸時代の洒落が由来。
江戸時代の職人は通常、右手に槌(つち)を左手に鑿(のみ)を持って仕事をしてた。
そのため、業界用語として右手を「槌手(つちて)」左手を「鑿手(のみて)」と呼んでいた。
この「鑿手(のみて)」を洒落で「飲み手」と読み換え、酒好きを「左利き」と呼ぶようになり、それがさらに「左党」(左利きの集団)という表現に派生し、「左党」=酒飲みとして定着した。
「左党」から連想で対義語として「右党」という表現も生まれ、「右党」=酒が飲めない人とされた。
- この表現は江戸時代の洒落が由来。
- ちなみに、酒が飲めないと甘いものが好きになる、という傾向は実際に見られる現象。
例えば、戒律で飲酒が禁止されているイスラム圏では甘いもの好きの男性が非常に多く、歴史的に甘い菓子が大量に売り買いされ菓子文化が発達している。
また、環境的に飲酒が禁止される刑務所内で、元々は甘いものをあまり食べていなかったはずの人が刑務所に入ると甘いものを強く欲するようになる、という現象も存在する。
- 甘いもの好きで酒が飲めない人のこと。
- 酔蝶華
- 酔蝶花は風蝶草の別称。クレオメ。
- ロータスイーター
- Lotus eater
- 安逸を貪る怠け者。夢想家。
元の語源はギリシャ神話、ホメロスのオデュッセイアに登場するロトパゴス族から。ロトパゴスとはロートス食いの意で、彼ら島民の島の唯一の食べ物がロートスの木に成る実であり、その実を食べた者は夢見心地になってそれまでの目的や家族の事なども忘れ、島に住みたいと願うようになる。
ロートスの実を主食とするロトパゴス族はその効果でいつも夢見心地で安逸に暮らしている。 - 東方においては、ロータスは幻想郷を意味する場合があることから、「幻想郷を食べる者」という意味もあるか。
作中に登場する居酒屋『鯢呑亭』から、大国が小国を併合して呑みこむことを意味する言葉「鯨呑」を意識している可能性がある。
- 安逸を貪る怠け者。夢想家。
- Lotus eater
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貪る怠け者…許して…
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