最終更新:ID:Xs/i5nQpiw 2021年03月11日(木) 03:44:12履歴
(じょうとうぐう まゆみ/Joutougu Mayumi)
備考
- 杖刀偶
- 杖刀人(じょうとうにん、じょうとうじん)
- 埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣(5世紀〜6世紀ごろの物)に刻印されていた文字。古代における武官の役職の一つと考えられる。
この剣は大数の埴輪と共に出土している。
(参照:wikipedia:稲荷山古墳出土鉄剣)
- 埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣(5世紀〜6世紀ごろの物)に刻印されていた文字。古代における武官の役職の一つと考えられる。
- 偶
- 偶像。
崇拝の対象となる像を意味する。
杖刀偶磨弓は埴安神袿姫が作り出した偶像。 - 「人間の形に似せて作った物」を意味する。人形など。
- 偶像。
- 武官である杖刀人に似せて作った偶像 → 杖刀偶
- 杖刀人(じょうとうにん、じょうとうじん)
- 磨弓
- 磨
- 磨くこと。励むこと。
- 弓
- 矢を発射する道具。
- 磨弓のモデルとなった『埴輪武装男子立像』(見た目、参考の項を参照)は左手に弓を持ち、左手首には弓を使用する際に手を守るための鞆(とも)を装着している。
しかし、磨弓には弓と鞆(とも)がなく省略されており、その要素が名前にだけ残った可能性が考えられる。 - 弓矢は長らく武道の象徴として扱われてきた。(信長時代の徳川家康の異名である「海道一の弓取り」など)
- 「弓(武道)に励みまい進する」という意味?
- 本来持っている弓がない → 弓を磨滅させた → 磨弓 ?
- 磨
備考
- 杖刀
- 仕込み刀。刀を杖などの日用品に偽装したもの。
- 偶
- 土偶
- 「土の人形」を意味する。
縄文時代の(おそらく民間信仰に関連した)人形。
一方、埴輪は古墳時代に古墳上に並べるために作られたもので、最初は単なる筒状の円筒埴輪から始まり、後に人・馬・家などをモチーフとした形象埴輪が出現した。
- 「土の人形」を意味する。
- 土偶
- 磨弓
- 田中真弓
- 声優。ドラゴンボールのクリリン、天空の城ラピュタのパズー、ONE PIECEのルフィなどの役で知られる。
NHK教育テレビの幼児向け番組「おーい!はに丸」で、はに丸(埴輪の王子)の声を担当した。
Music Roomの「セラミックスの杖刀人」のコメントで、神主は「おーい!はに丸」が好きだったと書いている。
- 声優。ドラゴンボールのクリリン、天空の城ラピュタのパズー、ONE PIECEのルフィなどの役で知られる。
- 真弓常忠
- 古代史研究者。多数の古代史に関する本を著し、代表作「古代の鉄と神々」では諏訪神話や物部氏に関する研究を行った。
また、鬼形獣発表直前の2019年4月に亡くなるまで霊長園のモデルとなった大仙陵古墳と関連のある住吉大社の名誉宮司を勤めていた。
- 古代史研究者。多数の古代史に関する本を著し、代表作「古代の鉄と神々」では諏訪神話や物部氏に関する研究を行った。
- 田中真弓
- 埴輪
- 埴輪とは、古墳時代(3世紀後半〜6世紀後半)に作成された焼き物を指す。
一般的には人物や馬などの動物を象ったものがイメージされるが、建物や武具の形状をしたものや壷などの埴輪も多数存在する。- 多くは古墳時代の古墳から発掘され、これらは葬送儀礼に使用され配置されたと推測されている。
中国の兵馬俑の例のように武人や馬の埴輪は死者を守護するための軍勢を、建物の埴輪は埋葬者の死後の住処もしくは埋葬者の生前住んでいた住居を模したものと推察されているが、記録がないことから確証はない。
- 多くは古墳時代の古墳から発掘され、これらは葬送儀礼に使用され配置されたと推測されている。
- 埴輪とは、古墳時代(3世紀後半〜6世紀後半)に作成された焼き物を指す。
- ポーズ、刀、鎧、髪型
- 『埴輪武装男子立像』(国宝、東京国立博物館 蔵、群馬県太田市飯塚町出土)から。この像は『埴輪 挂甲(けいこう)の武人』と表記される場合もある。
- 髪型は像の兜の形状を模している。
- 『埴輪武装男子立像』(国宝、東京国立博物館 蔵、群馬県太田市飯塚町出土)から。この像は『埴輪 挂甲(けいこう)の武人』と表記される場合もある。
- 肌が赤い
- 埴輪の色から。
- 埴輪の多くが赤色(レンガ色)。
これは当時、主な埴輪に赤色の顔料を塗布していたことによる。
- 埴輪の多くが赤色(レンガ色)。
- 埴輪の色から。
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