東方紅魔郷のエキストラステージ(EXTRA STAGE 東方紅魔狂 〜 Sister of Scarlet)のボス曲(フランドール・スカーレットのテーマ)。

U.N.オーエン(ユナ・ナンシィ・オーエン)です。 分かる人だけ分かってください。 元ネタはかなり古いです(70年前くらい?) なんで、この名前かっていうと、 オーエンをアルファベット表記した方で考えて、 フランドールは「何者とも判らぬ者」とかけています。 フランドールの9枚目のスペルカードが、そのパロディになっています。 ―おまけ.txt
  • U.N.オーエン(U.N.Owen)
    • 『そして誰もいなくなった』(1939年11月アガサ・クリスティ著)の犯人が使った偽名。
      「Ulick Norman Owen」と「Una Nancy Owen」。
      (アルファベット表記でUnknown(何者とも判らぬ者、アンノウン)のもじり。
In Miss Brent's letter, though the signature of the surname
is a mere scrawl the Christian names are reasonably clear-Una Nancy -in
either case, you notice, the same initials. Ulick Norman OwenUna Nancy
Owen-each time, that is to say, U. N. Owen. Or by a slight stretch of
fancy, UNKNOWN!
―『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティ)
      • 誰が犯人かも分からないまま、島に集まった10人は童謡『10人のインディアン』を連想させる死に方で亡くなっていく。
        同時に、10体置いてあったインディアン人形が現在生きている人数を表すようになる。
        フランドールのスペルの殆どが『禁忌』なのはこの物語から来ているのかも知れない。
  • 彼女なのか?、U.N.オーエン(ユナ・ナンシィ・オーエン)です。
    • フランは女性。なので括弧内の読みも女性名側のU.N.オーエン。
      • 元ネタの「そして誰もいなくなった」の犯人、U.N.オーエン(偽名)の正体は最後に本人が自白するまで分からない。殺人鬼はあいつなのか?ってニュアンスか。
      • 蓬莱人形で唯一、同行や素性が語られていない正直者のうちの唯一の女の子が犯人なのか?と疑念を持っている?
      • アガサの見立て殺人だとすればこれが一つのトリックとなっているのかもしれないが・・
      • 実際にこの事件の犯人は女性などではなく、男性の元判事である。過去に殺人を犯した他の9人を、オーエンの名前でインディアン島に招待すると、巧妙なトリックで誰にも判らないまま殺していった。
フランドール・スカーレットのテーマです。
今回のもっともお気に入りです。いかにして悪魔っ娘を東洋風に
かつ、ミステリアスに表現できるかに挑戦した結果です。
ロリっぽいこのメロディは、今作品でもっとも私らしいメロディ
で、鍵盤弾くのが楽しかったです。
―東方紅魔郷 MusicRoom
東方紅魔郷は東方作品で6作品目です。
でも、殆どの方には紅魔郷がデビュー作となっています。
そこでデビュー作でいきなり意表を付く事が出来ないか、と考えた結果、
「東方というタイトルで東洋風な物を想像するだろうから、一作目は東洋風にならないようにしよう」
という思考に思い至りました。この曲はその結果でもあります。
この曲を聴くと結構不安になります。
個人的な感情というか幻覚ですが、
どこか不安定な音と繰り返される軽快なメロディ。
意図しない不気味さがこの曲にある。
たまにはこういう曲を作っても良いかもしれない。
なかなか今の能天気な幻想郷の連中には似合わないのが問題です。
―書籍東方文花帖 幻想の音覚

備考

登場

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