※ガンプラ(HG 1/144や旧HG 1/100)は天空の宣言以前の姿でオキツノカガミは装備されておらず、立体化は
METAL BUILD(外部:魂ウェブリンク)のみである(但し、刃は赤くアレンジされている)。
後に発売されたRG版にはオキツノカガミが付属しているが、MB同様ビームは赤っぽい色素をしている。
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ |
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開発系統 | オーブ(成長傾向:クリティカル重視型) |
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その他特殊系統 | ガンダム系・黒い機体(確認不可) |
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格闘武器 | オキツノカガミ ※左腕の槍状に伸ばした状態で使用 | 打撃 |
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射撃武器 | ランサーダート ※攻盾システム「トリケロス改」から三本発射 | 実弾 |
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ディフェンダー | 通常武器:格闘武器 |
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強襲 | ランサーダートを撃って割って入りアビリティ発動。 ミラージュコロイドで姿を消して相手の背後に回り込み、オキツノカガミで一突き ※トランザム組とは違いパイロットのバーストカットインなし |
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ビルドMS | TK2弾 VS4弾から追加されたコンプリートモード(機動戦士ガンダムSEED 外伝)のオールクリア報酬として獲得可能なCOMP版も存在 |
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証言 |
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特記事項 | 上記の通り、本ゲーム内の姿は天空の宣言後の姿で登場。 ガードモーションもビームシールド状態のオキツノカガミを使用する。 |
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アストレイシリーズの一機(詳しくは
赤い2号機と
青い3号機のページを参照)。
機体番号が示すように1号機にあたる(つまり「2号機は手元を離れる」のジンクスが踏襲されている)。
予備知識がない人は分からないと思うので記述しておくと「天」は「アマツ」と読み、この機体の「天」も「アマツ」と読む為、正式名称は「
アストレイゴールドフレームアマツミナ」となる。
「アマツ」の語源としては下記の「天空の宣言」やオーブの「金は高貴なるものの色」とされている設定などから、中国思想の「天」なのかもしれない。
元々はフレームの色以外はレッドフレームと同様の姿だったが、情報屋である
ケナフ・ルキーニのリークにより、ザフトのクルーゼ隊がヘリオポリスに攻撃を仕掛けた際に主任責任者の
ロンド・ギナ・サハク(ミナ様の双子の弟)が緊急的に起動させ、
デュエルガンダムのバズーカであるゲイ・ボルグを使用(P01(プロトゼロワン)・・・本機は地球軍の機体の武器が扱えるコネクターを内蔵しているため)し、脱出を図ったが右腕からエラーが発生し、止む無くパージして脱出した・・・という経緯がある。
ちなみにその右腕は
ロウが回収、後に本機と戦闘後にレッドフレームに移植されることになる。
その後、大気圏突入時にジャンク屋組合(ロウの組)を強襲するも自壊承知で出力全開の光雷球を受け(破損した右腕は以前パージした本機のものを移植した)、頭部を破損した所をホーム(ロウの母艦)のアームユニットでブッ飛ばされて一時退場した。
なんとか本国に帰還した際に(同じ頃
ストライクと
イージスの残骸も南太平洋上の小島で回収したチームが帰還)拾ってきた
ブリッツガンダムの右腕を直接接続して修理(そのため、他の機体のパーツを装備した機体といえる)。
この状態では
右腕だけPS装甲が展開できるとされ、またミラージュコロイドによるステルスが使用可能となり、
右腕(ブリッツガンダムの部分)だけ消した状態で登場し、「右腕が無いと思わせて虚をつく」という使い方がなされたほか、
機体全体に纏わせて目視不可状態に出来るため、何の対策もない(当たり前だが)
レッドフレームを終始翻弄した。
また、この際に額に青いモノアイを装備した頭部(
モノアイセンサー)が新調され、それを取り付けられた他、機体装甲の白い部分を
黒く塗り替えた。
一般的にはこの状態を「
天(未完成)」と呼ばれている。
建設中の
海上民間宇宙港・ギガフロートを崩壊させるとともにレッドフレーム及びロウを抹殺すべく襲撃したが、地球連合よりギガフロートの護衛任務を引き受けていた劾の
スケイル装備のブルーフレームに阻止されるも、ギガフロートの中枢部に致命傷を与えた(が、重体状態のロウの協力もあって崩壊自体は阻止された)。
またこの時から外装が大きく変化したことから「
ゴールドフレーム天」と名称変更(ただし、上記の通り「未完成」ではあるが)した。
また、地球連合軍のビクトリア基地攻略作戦に
傭兵という形で参戦。
当該基地のマスドライバーの確保が目的でオーブ本国に手出しをさせないための介入だったが、
盟主王ムルタ・アズラエル(ブルーコスモスの盟主で実質、地球軍のトップ。
Gオーダー:「ブルーコスモスの暗躍」で右側に写っている背広の男性。後にVS4弾で
バトルパートナーに昇格)に裏切られ、本国は火の海にされ一部の難民がプラントに渡ることとなった。
結局本国とロンド姉弟の養父である
コトー・サハクを失う形となったが、ロンド姉弟の根城でもある建設途上の軌道エレベーター・
アメノミハシラにて機体をグレードアップ、
マガノイクタチ(禍之生太刀)を追加装備して機体自体も完成した。
完成した天は圧倒的な戦闘力で近隣に展開していたザフトの部隊を襲撃、
脱出ポッドすらも破壊するという悪逆非道の限りを尽くす。
その時、たまたま近くを新母艦「リ・ホーム」の試験航行をしていた際にザフトの救難信号をキャッチしたロウたちと遭遇し、交戦状態に入った。
その際にレッドフレームの愛刀であるガーベラ・ストレートを折り、ロウの思想を否定したが、ルキーニの情報リークで
アストレイ ブルーフレーム セカンドLが介入。
ブルーがレッドに投げ渡したタクティカルアームズで右腕を切断される。
(ときた版の漫画ではこの時にレッドを切ろうとした右腕が機能を停止(原因はブルーが介入する直前に出撃した
樹里のバクゥの攻撃で右腕が損傷したため)し、ロウが言ったように機械のゴールドそのものが戦闘を拒んだかのような展開となる。)
悪あがきでトリケロス改のレーザーライフルを左腕で操作して発砲するが
折れて宙を舞っていたガーベラ・ストレートの刃に偶然命中し、弾かれてしまった。
自身が否定したロウの思想を肯定するかのような結末にギナは発狂するも、
劾にトドメを刺されることになった。
ちなみにギナの中の人は
カミーユ・ビダン役でお馴染みの飛田さんで、劾は
ジェリド・メサ役の井上さんというある意味「
Zと真逆の結末」という小ネタがある。
(中の人ネタでカミーユがPになったのではと考察するコマンダーも…なおミナ様の中の人は
レコアである)
その後、ミナが指揮する
イズモ級1番艦イズモ(SEED本編に登場する
クサナギは3番艦)にギナの遺体とともに回収され、本機も復元されるが
通り魔・リジェネレイトガンダム(ZGMF−X11A)に当て逃げされて脚部が全損したため、再改修。
これらの経過を経て、現在の天ミナの姿になった。
天空の宣言ののち、更に追加装備の
オキツノカガミ(後述)が開発され、本ゲームにはこの形態が参戦している。
天と天ミナの違いはこの
つま先が鋭いか否かパッと見で分かりやすいところである
(SECシルエット公開時もここと腰のトツカノツルギの細い刀身から、BG6弾のSECである
ボロシア同様本機の姿を知る者には即バレであった)。
武装は他アストレイと同一の
イーゲルシュテルン(バルカン)に、
ブリッツの右腕の武装集合体を改造した「
トリケロス改」(
ビームライフル・
ビームサーベル・実弾の貫通特化型ロケット弾「
ランサーダート」・一応シールドの集合体)、
相手にパーツを接触させないと効果を発揮できない(天ミナでは射程が周辺空間と大幅に拡大し、直接触れなくても良くなった)が「相手のバッテリーから稼働エネルギーを奪える」という脅威の効果を持つ「
マガノイクタチ(禍之生太刀)」(バックパックの羽根状パーツ)、
先端をフェイズシフトすることで並の装甲なら容易に貫く代わりに、推進機を持たず射出後の慣性のみで操る為、熟練の技量が求められるワイヤー式の刺突武装「
マガノシラホコ(禍之生白矛)」までが「天」の武装、
「天ミナ」独自の武装が両腰に装備された細身の実体剣「
トツカノツルギ」(十束剣)2本、左腕のシールド用ラックに固定装備される鍵爪状の「
ツムハノタチ」、最後発の追加武装で実体剣とビームソード・シールドの機構(ワイヤーでビーム発振装置の基部を射出可)を持つ多機能武装「
オキツノカガミ」など、独自の武装が多数追加されている。
パイロットは
ロンド・ミナ・サハク。オーブの五大氏族の一つ、サハク家当主である。
弟の
ロンド・ギナ・サハクがある種の世界征服を目論んだが劾に殺されたため、当主の座と一緒に本機を受け継いだ。
ちなみにミナとギナは双子であるが、同じ遺伝子から作られたコーディネーターであり、ミナは女性・ギナは男性である。
元々はギナ同様「少数が多数を好きに支配するのが最良」(国あっての人。どちらかといえば貴族主義に近い)と考えていたが、ロウや劾などと出会ったことで考え方(人あっての国)を変え、後には
「他人に迷惑をかけず、また自己責任の範囲であれば、個人個人が自由に意思を決めて、その意志に従って生きること(意訳)」という「
天空の宣言」を発表することとなる。
また、その意志に従う人の守護神といったポジションになり、後に様々な人の支えとなっていく。
余談だが、オーブにおいて「金色のMS」とは
「一定以上の地位にいる要人が乗る特別な機体」という意味合いがある。
実際、DESTINY本編に搭乗した
アカツキも金色の機体で、最初はカガリが乗っていた。
後、
ネオ・ロアノーク(
ムウ・ラ・フラガに戻る)に預けられる。
(他の作品で言うと
ネオ・ジオンの一番偉い人の専用機である
サザビーや
その発展機とか
アクシズの宰相と
その専用機が近いか。)
それゆえに、ゴールドフレーム自体はサハク家の人間が搭乗することを前提に製造されたと思われる。
(もちろん
ストライクルージュのような例外もありすべてが金色と言うわけではない)
実際にもカラーリング通り、ギナ・ミナ問わず
事実上サハク家の私物となっている。
…のだが、意外と他のパイロットが搭乗したことも多い(勿論ミナ様が許可を出したうえで貸出した)機体でもあったりする。
その後、「天空の皇女」で
天ミナを改修し、
ラス・ウィンスレットと風花・アジャーに譲渡した後は天ミナの複製機である
ゴールドフレーム 天ミナCがミナの新たな機体として新造された。
こちらは両腕をプロトアストレイと同一規格の形状にした都合上、右腕部のPS装甲とトリケロス改は装備していないが、他の装備はおおむね原型機を踏襲している。
上位演出技:
アマツノカムダカラ
トリケロス改のブレードによるワンツーで浮かせた後、ポーズを取ると
スパロボ版のメイオウ攻撃「天」の文字が浮き出る演出が入る。
そこからマガノイクタチで相手の首を挟んで拘束。
最後にオキツノカガミを相手に突き刺し、相手の機体を天高く掲げ3回パイルバンカーを打ち込んで〆る。
トドメ演出はオキツノカガミを一振りしてからの決めポーズ。
オキツノカガミの行は
Gジェネオーバーワールドのオキツノカガミの攻撃モーションの再現といっても差し違えのないレベルで再現されており、本ゲームのミナ様のセリフもここからの引用(それ以外は天空の宣言の一節からの引用)が多い(SEC付帯Mのバースト台詞もトドメの一撃の所が出典)。
また、前半は優秀な可動範囲で格闘戦にも秀でた(設定上はプログラミングしてやれば武術すらほぼ完璧に扱える。
実際にプログラムをアップデートさせて剣術&居合術を扱えるようになった
レッドフレームが好例)アストレイの基本性能を見せ付けるような流麗な動きを見せてくれる。
間違っても「天」(ミナ)の
ゼオ○イマーとか言ってはいけない。
カムダカラとは日本書紀に登場する垂仁天皇の話から出てきた物で、新羅(朝鮮)から但馬国(兵庫県北部)に持ち込まれ、地元の人から尊ばれた神宝(カムダカラ)が由来。