キョウカンロード★ 〜前編〜

キョウカンロード★ 〜前編〜


作者:そけ



「これでどうだ!文句のつけようが無いだろう!」
俺は闘技場のはるか遠方で高みの見物をしている男にそう叫ぶ。
「ぬはははは!いいぞ!見事だな!合格だ!」
その声は闘技場の中で息を荒げている俺に帰ってきた。
遠い場所から発せられている声だが、しっかりと聞こえてきた。

息を荒げる俺の前には幻獣と呼ばれている雷をまとった敵が倒れている。
俺は動かなくなったそいつを見下ろしながら熱を帯びたハンマーを腰に携える。
夜空を見上げると満天の星空がやけに輝いて見え、深く長い息を吐く。
俺の安堵と達成感ため息は闘技場を駆け抜ける夜風に持って行かれた。

「これで…夢を…掴んだのか」息を切らしながらそっと呟く。
夢を叶えられた。そう思うと大きく声を上げて体を反らせて叫びたくもなったが
遠方から、あの男に見られていると思うと、そうも出来ず…
小さくこぶしを握り自分の胸を軽く叩くことしか出来なかった。

ここはハンターのために建設された闘技場と呼ばれる施設。
そして、俺がたった今叶えた夢は…
「教官」と呼ばれる仕事に就ける事だ。
たったそれだけか、と腕利きハンターには笑いながら言われるだろうが
仮にそう言われても俺は大きく「そうだ」と胸を張って答えるだろう。

教官になるには道場と言われる所で色々指定されたクエストをこなさなくてはならない。
しかも、ある一定のポイントを稼がないと合格にはならない。
そして狩猟演習と闘技演習があり、狩猟演習は狩場で行う。
しかも、そのクエストのフィールドやアイテム全般は教官が設置したものになる。
例えば、ハチミツがいつも採取出きる場所にでもハチミツではなく、
投げナイフなどが設置されたりしている。
そして経費節減のためか、猫の救出隊も1回しか出動させられない。
つまり1回でも倒れれば、それでおしまいになる。
なんだか1回の失敗は許される方法もあるそうだが…
そして闘技演習は闘技場と呼ばれる大きな囲いの中で
モンスターと1対1でガチンコ勝負をする事になる。
そして両方の演習とも武器と防具は教官が用意したモノから選ぶ形になる。
それなりに「教官になる」と言う事は狭き門で過酷な物なのだ。
そんな俺は今まで何をしていたのかと言うと…

俺はハンターと世間で言われる仕事をずっとしてきた。
ハンターと呼ばれる仕事についたのは村の連中に強引に勧められて、だ。
村の中では体格もよく、当時、村の中で年の頃合を迎えた男。
今思えば、ただそれだけの話だったんだろう。
ただ、いたいけな少年だった俺は
村民にチヤホヤさせられ天命だと信じ、
年齢が二ケタになった頃にはこの仕事についていた。
このおかげで何回も死にかけ、五体を傷にさらしてきた。
そして死にかけるたびに若き日の自分の馬鹿さ加減を恨んだ。
仕事の内容は人畜に害を与えるそいつらを狩り、またそれで得る収入を食べる糧にし
てきた。
村のお抱えハンターで村から依頼があれば働く。
村を守るための雇われハンターでもなく、都合のいい村の生え抜きのハンターだっ
た。
伝説になれるわけでもなく、英雄にすらなれない。
シガナイと言う言葉の枠を越えられないハンターだった。
なぜ教官を目指したのか…初心を思い出そうとしていた、その時だった。

ひゅうっと耳元で音がして、自分が棒のように意識薄く突っ立っていた事に気付く。

ため息を持っていった夜風がぼーっとしていた俺を現実に引き戻したようだった。
意識が戻ってきた俺はゆっくりと闘技場の出口を目指して歩き出す。
闘技場を出て、帰路につこうとアプノトスが引く車に乗ろうとすると
その車の前に満面の笑みでこっちを見ている男が立っている。
その男はクロオビと呼ばれる装備で全身を統一している。
この男こそ、さっきまで高みの見物をし、闘技演習を見守っていた男。
俗に「教官」と呼ばれている男だ。
「うむ!これで後輩が増えて嬉しい限りだな!ぬはははは!」
いつもの大声が俺の鼓膜を震えさせる。
「ありがとよ…じゃなかった、ありがとうございます」使い慣れない尊敬語を使う。

でないと、この豪快満面の笑み男のこぶしが俺の脳天に衝撃を与えることになるからだ。
「うむ!気分がいいので今日は我輩が車を運転していってやろう!」
なんて恩着せがましい言い方だと思いつつ俺は敬語で感謝を述べた。
車に乗り込もうとすると教官に「これを受け取れ!」と言って紙を渡された。
紙に書かれている内容は、さっきの闘技内容のポイント振り分けだ。
「これも受け取れ!」次は巾着を渡された。これにはコインが入っている。
道場では現金の受け渡しは無く、コインで全て報酬を払っている。
「おい!早く出るぞ!車に乗らないか〜」教官が眉をひそめながら言う。
「え…ちょ…はい」どこまで自分勝手なんだろうと腹も立ったが
どうもこの教官って人は憎めないなと静かに吹き出した。

車に乗ってから紙を見て俺はさっきと違った意味で吹き出した。
「幻獣を相手にたったこれだけのポイント?!」予想していたよりはるかに低いポイ
ント。
「ん?ちゃんと添削した結果だぞ!まさにギリギリ合格だな!」
俺� $O回復薬や秘薬は使いまくり、時間も闘技場にも関わらず15分もかかった。
闘技場まで運ばれてくるだけで敵の体力は減っている状態だし、
お互い逃げも隠れも出来ない場所で15分かかるなんて…
教官になる試験ではかなりギリギリだと言える。
ポイントにガッカリしながらコインの入った巾着を期待せずに覗く。
そして俺はまたもや違う意味で吹き出す事になる。
「これ…多すぎですって!古龍のコインが5枚って!」
中身は期待した以上の高価なコインが山盛りだった。
「ぬはははは!それは我輩の気まぐれ!祝いだと思え!ぬははは!」
祝い…そうか、俺もついに教官だもんな…
「あ、ありがとうございます…」
素直に敬語の感謝の言葉が出てくる。感謝の言葉と共に実感も溢れてくる。
さっき闘技場で感じた達成感は体中が燃え上がるような達成感だったが、
今は暖かな春風のような爽やかな達成感が俺の中を吹いている。

車はゴトゴト、ドンドン村へ向かって進んでいく。

すると急に車が止まった。不思議に思い車を降りて教官を見に行く。
教官が居ない。何処に行ったのかと辺りを見回すが、
辺りは村と闘技場と街を結ぶ整備された石畳の一本道と
ただ一面に見晴らしの良い草原が広がっているだけ。
草原を見渡していると近くの草むらから鋭い爪が飛んできた。
「くっ!」俺はその一撃をバックステップでかわす。危なかった。
次に青い体が出てくる。「ランポスか」そう言いながら背中の武器に手をかける。が

手にはあるはずの感触がまったく無い。それもそのはず、武器は車の中だ。
「しまった」と思った瞬間にもランポスが襲い掛ってくる。
その攻撃も側転でなんとかかわし急いで車の中のハンマーを手に取る。
「よし、これで戦える」そして、また車の外に出るがランポスの姿が無い。
草むらに身をひそめたかと思っていると一本道を村側に走っている。
道の先を見ると村から出てきたのか、小さな男の子が立っている。
「くそっ!」俺は全速力でランポスに向かって走り出す。
ランポスは男の子を射程距離に入れたのか飛び掛る体勢になっている。
「危ない!逃げろ!」男の子に大声で叫ぶが男の子には聞こえないようだ。
俺が叫べば密林中に広がるほどの大声なのに、何故だろう。そんな事を考えながらも
走る。
あと数歩でハンマーが届く位置まで来たのは、ランポスは男の子に飛びかかった後
だった。
動かない男の子をランポスが狩るのに失敗するはずもなく…
男の子の首にランポスの歯が食い込み鮮血が俺の目の前で上がった。
「このヤローっ!」ありったけの力を込めてハンマーを振り上げる。
ランポスは何かを潰されたような声を出して吹き飛び息絶えた。
俺はハンマーを地面に投げ捨て男の子に駆け寄る。
「大丈夫か?!今助けてやるからな!」回復薬を袋から出そうとするが入っていない。
「くそ!何で入ってないんだ、ちくしょう!」さっき闘技場で使い果たしたからだ。

頭は芯まで熱くなり、俺は気持ちのまま出てきた言葉を叫んだ。
「くっ…もう子供が命を落とすなんて嫌なんだよ!」そう叫んだ。
すると「ボク…大丈夫だよ」と男の子が冷静な声でそう言う。
喉笛を噛み切られているはずなのに、何があったのか。
そう思い男の子の顔を覗いて、その顔を見た俺は血の気が引いていく。
それは見た事のある顔で、もうこの世には居ないはずの顔だったからだ。
「ソルジ?!ソルジなのか?!な、何で…生きて…」俺は腰を抜かしてしまった。
「師匠…なんで助けてくれないんですか…」
「違う!俺は…俺は見捨てなんかしてない!全力で…」
「でも…結局は救えなかった…ボクを助けれなかった…」
俺はもう何も言えず「すまない…本当にすまない…」ただ謝るしか出来なかった。
「…もういいです…」そう言うと地面に落ちていたハンマーを男の子が拾う。
俺はどうする事も無く腰を抜かしたままの状態で「どうすれば許してくれる…」
そう言って男の子を見上げるしか出来なかった、すると男の子は俺の方を見て
「…許セル?…」そう言って冷たい目で俺の顔面に灼熱のハンマーを振り下ろした。


「うあっ!」ハンマーが俺の頭を砕こうとしたその瞬間。
自分の叫び声で目が見開き、飛び起きた俺は車内の天井で頭を打った。
目から火がでそうになった。俺をシャキッと起こすには十分な威力だった。
頭を押さえながら外を見ると日が昇っていた。
「夢か…嫌な夢だったな…最高な気分から一気に最低だ…」
またあいつが夢に出てきた…まだあいつは許してはくれないんだろうか…
俺の体は全身汗だくになった不快感と天井で打った頭の痛みを訴えている。
「…ハンマーで殴られるよりはマシだよな」そう言いながら車から出る。
闘技場から村まで俺と教官を運んだアプノトスは桶から水を飲んでいた。
一本道を歩いて、俺と教官を運んでくれたアプノトスを見て思う。
俺の進んでいる道…教官を目指す事は間違い無いんだろうか…
ジッとアプノトスを見ているとキレイな目で向こうも俺をジッと見ている。
アプノトスが答えを出してくれる事は無く、とにかく今は気分転換をしたくて仕方が
無い。
俺はアプノトスが飲んでいる樽の中の水を両手ですくって顔を洗った。
水に映った自分の顔を少し眺めてから最初に教官の所へ行く。

教官の所へ行くと教官は酒場のイスに座って朝食を食べ終えていた。
「ぬ!やっとこさ起きたか!この寝ぼすけ!」笑顔で俺に言葉を投げかける。
「そう言うなら起こせばいいじぇねぇか!…起こしてくれればいいじゃないです
か!」
もういい加減敬語に言い直すのも疲れてきた。
「なにおぅ?!気分良く寝てる貴様をよく寝かせてやったこの教官心を判らんの
か?!」
教官を怒らせると得策ではない。なんせ鬼そのものになってしまう。
「いや、なんて言うか…あ、ありがとうございます!」
「ぬはははは!判ればいい!判れば!」…単純だな、と正直ため息が出そうだ。
上機嫌になった教官は続ける「よし!貴様も朝食を食え!我輩のおごりだ!」
「ありがてぇ!…じゃない、ありがとうございます!」これは嬉しい。
思った以上に空腹だった俺はがむしゃらに出された料理にかぶりつく。
それを教官は笑顔でそれを見ているかと思うと急に吠えた。
「うほん!ただ今より!真の教官最終試験を開始いたします!」そう言って立ち上が
ると、
木の棒を2本出して、1本は食事中の俺の机に叩きつけるように置いた。
俺は何が何だか判らないまま、食事を中断して棒を手に取った。
「な、なんだよ急に!」何が起こったか理解していない俺に教官は
「聞こえなかったか?最終試験を開始すると言ったんだ!」
「しょ、食事中に言う事かよ!」と言い返すが聞いていない教官は続ける。
「最終試験はその棒で我輩に1撃でも入れれば合格だ!頑張れよ!」
俺は口をモゴモゴさせながら棒を握り締める。最終試験…
つまりは教官を剣術で超えてみろって事なんだろうか。
力を入れたまま教官の間合いへとにじり寄る。
「うぬ…いい面構えになったじゃないか」「そいつぁどうも…」言葉もとがってく
る。
「言い忘れたが!今日中に1撃でも入られれば合格だ!」
なぜ言い直した?今日中?なんでそんな言い方をするのか…いやいや集中しろ、俺。

にらみ合いの時間が何分も続くが疑問は解消されない。
と、言うより棒に集中したいが気になって仕方ない状態が続く。
今日中に…道具を使っていいのか?このまま睨み合ったまま動かないのか?
色々と無い頭で、集中力を欠きながら、ずっと考えていると、
教官が突然叫んだ「あ!貴様の後ろに赤髪の美女が!」
まさか、と思ったが男のサガで振り返って見ると予想通り誰も居ない。「居るわけねぇ…」と言いかけて前を向くと
教官の持っていた木の棒が顔面めがけて目の前まで飛んできていた。
俺はとっさに顔だけ避けたが体勢が崩れてしまった。
「教官!やる…な…」そう俺が言いかけると、
酒場の扉を凄い勢いで開けて、弾丸の様に飛び出していった教官の後姿が見えた。
俺はこうなるまで気付かず、姑息な手にひかかって、
まったく集中する時間を逃がしてしまった自分が情けなくなった。
「くそ!そう言う意味で『今日中』かよ!」棒を片手に追いかける。

酒場を出た教官は全速力で村の出口に向かって走り出している。
俺も全速力で必死に鬼の形相で追いかける。
教官は、すでに村を出て草の浅い草原の方に向かって凄い勢いで走っている。
必死に追いかけていると横っ腹が痛くなってくる。
「ちっ!食事をおごったのも、これ狙いか!」なんだか腹が立ってくる。
しかし痛いなんて言ってられない。これが最終試験なんだ。これが出来なければ今までの積み重ねや夢が潰える。
俺は痛さを叫び声で押さえ込みながら教官を追いかける。
しかし、走り続けるのも限界がある。息が切れて少し足が止まる。
すると教官も足を止めて一定の距離をとったままこっちを見ている。
回復すると、また必死に追いかけるが、教官も全速力で逃げる。
そして息が切れては止まる。そして教官もまた止まりこっちを見ている。
逃げ切りを狙ってるんじゃないのか?それとも挑発してるのか?
ここでまた疑問が出てくる。なぜ俺は息絶え絶えになるまで走っているのに、
教官も同じように走っているのに息一つ荒れてない様子なんだろうか?
「くっ!さすが教官…力の差を…見せ付けてるのか」そう思って
はるか先でこっちを見ている教官を見てみると、手に何やら袋を持っている。
目を細めてよく袋を見てみると袋に何か書いてある。
「何?…支給品用…強走剤…て、てめぇ!」教官は笑顔で親指を立ててこっちを見て
&g t; いる。
俺は切れた。精神の怒りを司る何かが切れて、怒りの力が走る力に変わった。
…が、追いつきそうも無い。全力で走ってバテて息切れをしては止まる。
そしてそれを見た教官も距離を置いて足を止める。この一連の流れがずっと続く。
朝から始まり太陽は一番高いところまで昇っていた。
俺は足が訴える痛みを押さえ込みながら日の暑さにも負けずに、ただ教官を追いかけ
る。
そして、太陽が高みから降りだそうとした時だった。
教官が手に持っていた袋を投げ捨てる。どうやら強走剤が切れたらしい。
チャンスだ、と思い足に力を入れ走り出したが、やはりなかなか追いつかない。
いや、正確には俺も腹が減り始めているので状況は悪化している。
長引けば長引くほど状況は悪くなっると気付くのも遅かった。
しかし諦める訳にはいかない。足が上がらなくなろうが教官に1撃入れるだけだ。
そして日は傾き草原が赤く染められようとし始めた時だった。
俺が深呼吸をして走り出した。その足はおぼつかず、蛇行しながら早歩きしている様
だ。
だが教官はもう逃げようとせず、フラフラしている俺を見ている。
あと2歩で届く、そう思った俺は教官に棒で切りかかる。
気合は十分なのに声も枯れてて出ない。
足も、もつれて、いつコケてもおかしくない体勢。だが気力だけで切りかかる。
そして俺の渾身の弱弱しい1撃はあっけなく避けられてしまう。
それどころか切りかかった手を捕まれ体勢を崩された俺は
教官に背負い、投げられ地面に叩きつけられた。
「ぬははは!なかなかやるじゃないか!しかぁし!このままだと失格も時間の問題だ
な!」
息も絶え絶えで全身にオモリを巻きつけられたようになった俺は動けない。
「おうおう!そのまま諦めて飛龍の餌にでもなるか!」教官の声が俺の心を再燃させ
た。
「くそっ…くそっ!」フラフラしながら棒を杖の代わりにして起き上がり、
足がガクガクなっているが、棒を持ち替えて再度教官に切りかかる。
力なく、ハエが止まるような遅い棒が当たるはずも無いはずだった。
だが、教官は微動だにせず、蚊に刺されるより非力な俺の渾身の一撃を受けてくれ
た。

「うぬん!これで真の合格と言える!最終試験合格、おめでとう!」
そう言うと教官はグッと俺を抱きしめた。
「へっ…この食わせ者教官め…やられたぜ…」俺は連日に続く闘技場の試験と、
炎天下の中、草原を一日中走りまくったせいかヒザから崩れ落ちた。
「これからはお前が教官と呼ばれる日が来るのだぞ!しっかりしないか!」
また昨夜とは違う充実した気分が俺を優しく包み込んでいく。
教官になるために、教官に認められると言う、認められる事の喜びなのか。
自分の出せる事を出し切ったと言う自己満足なのか。
どっちかは定かではないが、夢を掴んだと大きく実感が出来た。
「へっ…男に抱かれても嬉しくもなんともねぇぜ…離せ…あ」
疲れていたとは言え、失言だった。教官に、もろタメ口だ。
教官が怒りで震えてくるのが体を通じて伝わってくる。
「ぐぬぬぬぬ!調子に乗るな!この未熟者めぃ!」その声と同時に教官の鉄拳が俺の脳天を砕く。

俺は疲れと真の達成感。そして教官の熱い鉄拳のおかげで、体も意識も崩れ落ちて
いった。
2007年08月04日(土) 22:18:23 Modified by funnybunny




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