最終更新: greenland4 2008年12月28日(日) 00:47:01履歴
アングリシスト(英:Anglicist)は、19世紀のイギリス帝国?において、イギリス?によるインド?の植民地化に際し、英語の絶対的優位を主張した一派。
マコーレーの覚書を受けたインド初代総督ウィリアム・キャヴェンディッシュ=ベンティンク?による1835年の総督令により、英語能力、またイギリス人と同じ価値観を身につけたインド人を育成して階層として生み出し、彼ら「色の黒いイギリス人」を通じてインド支配の貫徹とインドの「文明化」を図ろうとした。アングリシスト以外でイギリス東インド会社の姿勢を批判した勢力としては、自由貿易?論者、キリスト教福音主義者(クラッパム・セクト)や功利主義?者などがいた(脚注3)。なお、イギリス東インド会社は1858年、インド大反乱?勃発の責任を負うかたちでインド統治権をイギリス政府に譲渡し、1870年代の半ばには完全に解散した。
- イギリス東インド会社?
- 藤井毅『インド社会とカースト』山川出版社<世界史リブレット86>2007.12、ISBN 4-634-34860-8
- 辛島昇・前田専学・江島惠教ら監修『南アジアを知る事典』平凡社、1992.10、ISBN 4-582-12634-0
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