最終更新: greenland4 2008年12月09日(火) 12:17:42履歴
志苔館(しのりたて)は、北海道?函館市?に所在する中世城館跡。小林氏?によって築かれたとされる道南十二館?のひとつ。国の史跡?に指定されている。
1983年?から1985年?にかけて函館市教育委員会によって発掘調査?が行われた。
館跡は、自然地形を活かし、四方に土塁?と薬研?(やげん)または箱薬研状の空堀?が巡らされ、全体でほぼ長方形の形状を呈している。内部は東西約70-80メートル、南北約50-65メートルで、約4,100平方メートルの広さがあり、曲輪?の内部では掘立柱建物?跡や井戸?が確認されている。土塁の高さは、北側で約4.0-4.5メートル、南側で約1.0-1.5メートルであり、土塁の外側にあたる北側と西側には幅約5-10メートルの空堀が設けられ、最も深い所で約3.5メートルの深さをもつ。
発掘調査?では、15世紀?前半ごろを主体とする青磁?・白磁?・珠洲焼?・越前焼?・古瀬戸様式|古瀬戸?などの陶磁器?が出土している。これらの遺物?の年代は『新羅之記録?』に記された長禄?元年のコシャマインの戦い?における志苔館陥落の時期(1457年?)と矛盾しない。
館跡は、自然地形を活かし、四方に土塁?と薬研?(やげん)または箱薬研状の空堀?が巡らされ、全体でほぼ長方形の形状を呈している。内部は東西約70-80メートル、南北約50-65メートルで、約4,100平方メートルの広さがあり、曲輪?の内部では掘立柱建物?跡や井戸?が確認されている。土塁の高さは、北側で約4.0-4.5メートル、南側で約1.0-1.5メートルであり、土塁の外側にあたる北側と西側には幅約5-10メートルの空堀が設けられ、最も深い所で約3.5メートルの深さをもつ。
発掘調査?では、15世紀?前半ごろを主体とする青磁?・白磁?・珠洲焼?・越前焼?・古瀬戸様式|古瀬戸?などの陶磁器?が出土している。これらの遺物?の年代は『新羅之記録?』に記された長禄?元年のコシャマインの戦い?における志苔館陥落の時期(1457年?)と矛盾しない。
・[http://www.bunka.go.jp/bsys/index.asp 国指定文化財等データベース]
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