R171

国道171号

完走 (2007/07/08)

2007/07/07 撮影


陸上距離

67.7km

起点・終点

  • 起点 京都市南区(京阪国道口交叉点=R1交点)
  • 終点 神戸市中央区(三宮東交叉点)

路線図


重複区間

  • 西宮市札場筋〜神戸市三宮東終点(14.9km):R2

解説

国道171号(こくどう171ごう)は、京都府京都市南区を起点とし兵庫県神戸市中央区を終点とする一般国道。
大阪府高槻市、茨木市、箕面市などを経由し、阪大坂下をはじめ大阪府池田市の複数箇所で国道176号線と交差し、
猪名川を渡って兵庫県伊丹市へ至り、西宮市を経て神戸市へ至る。兵庫県西宮市から神戸市までは国道2号線との重複区間である。
全線が国土交通省直轄指定区間である。 京阪神地域では、「イナイチ」と通称されている。

高槻市(八丁畷交差点:国道170号との交点)から池田市(新開橋交差点)に至る北摂地域の区間は国道170号とともに大阪外環状線を構成する。
ただし、1980年頃までは国道171号の該当区間にも「大阪外環状線」の名称板が表示されていたが、交通情報などではもっぱら国道170号を
「大阪外環状線」と称しており、国道171号を「大阪外環状線」と表示するのはごく一部の地図のみとなっている。

全区間を通して線形が良好であり、車線数も多いのでよく整備された国道だと思われがちだが、
茨木市畑田から東は、元来昭和初期に大阪府道・京都府道14号大阪高槻京都線と指定されていた区間である。
それより西の区間は、おおむね昭和40年代以降に整備されており、工事・供用時期は名神高速道路のほうが古い。
また、東の区間も名神高速道路の建設時に平行して再整備され、これらの区間は名神高速道路を縫うようにジグザグに通っている。

国道指定された当時は整備されている部類の路線であったが、茨木市畑田 - 高槻市井尻の区間は交通量の割に走行レーンが狭く、
右折用のポケットが設けられていない交差点やセパレート信号がない交差点も多い。

また中央分離帯がないために、道路沿いの店舗へ右折進入しようとする車も多い。
右折車が右側レーンに現れると後続車がどんどん左のレーンに移り、交差点を過ぎると左側レーンから右側レーンに移る、
という繰り返しが発生しているような状況で、不十分な整備状況のまま取り残された。
この区間を一定のペースを保って走行するのは難しく、流れに上手く追従できなければ大きなタイムロスになる。
常に自分の周囲を確認し、車線変更してくる他車を意識しなければ、最悪の場合人身事故につながる。

この区間は実質的に整備度で劣り、走行上の難度も結構高い。沿線で暮らす人々の間では、運転免許を取得して間もない初心者に対して
「イナイチをすんなり走れるようになったら一人前」という言葉がしばしばかけられる。
それを如実に示すように、若葉マークを付けた車が流れに追従できず「うずくまっている」ような場面が散見される。

この区間は道路沿いに事業所が多数立地しており、また「ファミレス街道」との俗称もあるほど商業施設が連なっていることから、
拡幅など改良工事が実施される見通しはほとんど無い。運転者それぞれの心掛けで、なんとか安全を保つよう特別留意すべき区間である。
なお、高槻市井尻に府道14号のバイパス路線が接続される予定である。

一方で箕面市から伊丹市にかけての区間は立体交差が続き、制限速度も60km/hで快適に走行できる
(ただし国道423号(いわゆる新御堂筋)と交差する萱野交差点は渋滞の名所)。
京都府内の区間も整備度がよいが、制限速度の50km/hを超えて走行する自動車があり、随所で速度違反の取り締まりが実施されている。
大山崎ジャンクションからアクセスできる京滋バイパス・国道478号・洛南連絡道路・第二京阪道路の供用開始以後は
各路線に交通が分散されるようになり、京都市南区での慢性的な渋滞は緩和された。

バイパス

  • 池田バイパス

通称(別名)

  • 西国街道
  • 大阪外環状線
  • イナイチ

主な峠


道の駅


リンク

Wikipedia 国道171号

走行レポート

http://blog.livedoor.jp/natasha_vega/archives/5047...
2007年07月29日(日) 19:38:05 Modified by natasha_vega




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