R407
国道407号
未走行陸上距離
57.8km起点・終点
路線図
重複区間
解説
国道407号(こくどう407ごう)とは、栃木県足利市から埼玉県入間市に至る一般国道である。埼玉県のほぼ中央部を南北に縦貫し混雑が激しいこの道は、関東平野の西端を走っている事もあり、
国道129号や国道16号と組み合わせ、神奈川県西部や多摩地域から埼玉県西部、群馬県方面に向かうルートとして利用されている。
沿線からは数字を取って「ヨンマルナナ」と呼ばれているほか、地域によっては八王子街道、日光街道などとも呼ばれている。
現在では国道407号として一括整備されているこの道も、埼玉県東松山市を境に歴史的な経緯が異なる。
北側では古くから中山道の近道的な存在という位置づけであり、熊谷から川越街道経由で江戸に向かう道を成していた。
現在では、関越自動車道東松山ICから北に伸びる熊谷東松山道路が並行しており、そちらが多く利用される。
ちなみに、熊谷東松山道路を経由し、国道407号妻沼バイパスと上武道路を経由した利用も多い。
これは、一般道の混雑が激しい東京近郊のみ高速道路を使用し、それ以外は一般道を利用して新潟県方面に抜けるのに
都合がよいコースとなっているためである。
一方、東松山市より南側では、江戸時代には八王子から日光へ向かう日光脇往還の一部を形成しており、
埼玉県鶴ヶ島市や日高市には杉並木が残る。明治以降には国の2等道路に指定され、八王子街道と呼ばれるようになった。
熊谷市までを含む埼玉県内の区間については、戦後しばらく埼玉県道熊谷入間線となっていたが、1982年に国道407号へと格上げされた。
埼玉県内でも特に渋滞が激しい道路であったが、現在ではバイパス工事が進み、鶴ヶ島市以南では並行する圏央道も開通している。
また、日高市旭ヶ丘から高萩交差点付近にかけて渋滞が多い。
2004年5月12日から11月26日まで群馬県太田市の東本町十字路から太田市役所前交差点の区間が東武鉄道伊勢崎線の高架化により
通行止めとされていたが、11月26日午前6時より暫定2車線として開通した。なお、この区間は2005年に暫定4車線となった。
バイパス
- 妻沼バイパス(熊谷市)
- 東松山バイパス(東松山市)
- 高坂バイパス(東松山市):一部開通
- 坂戸バイパス(坂戸市)
- 日高バイパス(日高市):一部開通
通称(別名)
主な峠
道の駅
- めぬま(埼玉県熊谷市)
リンク
Wikipedia 国道407号一方通行国道
走行レポート
2007年05月12日(土) 18:26:16 Modified by natasha_vega